『ワンピース』のコミックス単行本は100巻にそろそろ突入しようとしてる。とりわけプロットがゴチゴチに固められてる漫画だけあって、『ワンピース』は伏線も多い。
例えば、扉絵一つとっても伏線が散りばめられていることもしばしば。しかし、どうやら作者・尾田栄一郎はいよいよ「ワンピースの全伏線」を回収しにやって来てるとのこと。
そこで今回ドル漫では「ワンピースの伏線&都市伝説一覧」をストーリー別・キャラクター別にまとめてみたいと思います。
ちなみに、記事は2万文字以上とめちゃんこ長いので注意。それぞれの詳細は別途記事もご覧ください。
東の海編の伏線
まずは「東の海(イーストブルー)編の伏線」を考察。基本的にストーリー順に伏線を紹介します。
○10人目の仲間の伏線
まずは「麦わらの仲間10人目」の伏線。
『ワンピース』1話目でルフィは「まずは仲間あつめだ。10人はほしいなぁ」と発言してる。その後、ゾロ→ナミ→ウソップ→サンジといった具合に仲間が増えており、麦わらの一味は現在9名の仲間(ルフィを含めると合計10名)が集ってる。
ちなみに、9人目の仲間はジンベエで確定してます。ジンベエはワノ国編でもまだ登場してませんが、一応ビッグマム編で正式に加入したことになってます。10人目の仲間と同時に参戦してくる?
麦わら大船団が既に結成されてるので今更人数にこだわる必要はあまりなさそうですが、ドル漫では10人目の仲間はビビと予想してます。少なくとも、麦わらの一味の10人目の仲間は伏線と考えられます。
○シモツキ村の伏線
東の海と言えば、やはり「シモツキ村」。
シモツキ村は、麦わらの一味・ゾロが生まれ育った村。シモツキ村にはくいな、コウシロウといったキャラクターもいました。何故か革命軍のエンポリオ・イワンコフと思しき墓もあったり、意外と伏線が多かった場所でした。
結論から書くと、シモツキ村はやはり「ワノ国」に繋がっておりました。シモツキも漢字に変換すると「霜月」。これはかつて光月家に仕えた大名家の名前。かつて霜月コウ三郎なる人物がワノ国を出国し、その後に東の海にシモツキ村を開墾した模様。
そのため、ゾロの剣の師匠であるコウシロウの正体も霜月家の末裔とほぼほぼ確定済みです。くいなが女性の割に強かった理由もワノ国出身者の血を引いていたからだった。
じゃあ、くいなもそこまで自分の性別に悲観する必要もなかったし、階段に落ちたぐらいで死ぬのってどうなんと思ったりもしますが、もしかすると日本風の名前の「フーシャ村」もワノ国出身者が開墾した可能性もありそうです。
○ナミの伏線
続いてはナミに関する伏線。
ナミといえば、かつて戦場で海軍兵士・ベルメールに拾われた過去がある。これが最初に明らかにされたのはワンピース9巻の話ですが、そろそろ100巻に迫ろうとする中、未だにナミの過去に関しては不明なまま。
ナミやノジコが巻き込まれた戦争とは一体どんな戦争だったのか?光月家が滅亡した時期とナミが生まれた時期がほぼ同じことに意味があるのか?ナミの明るい髪色や日本名の名前など、やはりワノ国との因果関係が強く推認できそう。
つまり、ナミの両親はワノ国生まれなのか?他にもナミは知識以外に肌感覚で天候を捉える能力を持つなど、『ワンピース』最終盤に至っても謎が解明されてない。まさに伏線だらけ。ちなみに、ウソップの伏線は後半に考察してます。
○オールブルーの伏線
続いては「オールブルーの伏線」を考察。
オールブルーとは「4つの海域(正確にはグランドラインを含む5つの海域?)に生息する全ての魚類が住んでる海」とのこと。麦わらの一味・サンジが最終的に目指す場所であり、全てのコックにとっての海の楽園。
オールブルーはサンジが登場した当初は盛んに取り上げられましたが、ストーリーが進捗するにつれて触れられる機会は減りました。それでも今後再登場しないとは考えにくい。もしかするとオールブルーは「すべての海域が繋がる伏線」だとしたら?
例えば、ひとつなぎの大秘宝の正体は「世界の海域を一つに繋げる」という意味と仮定すると、そこで鍵を握る存在が「レッドライン(赤い土の大陸)」。レッドラインを破壊してしまえば全ての海域は一つに繋がる。
サンジがヴィンスモークファミリー時代にかつてレッドラインを乗り越えて東の海にやってきたストーリーも合わせると、レッドライン(赤)とオールブルー(青)との関連性も匂わせます。
○シャンクスが東の海にいた理由
続いての伏線は「シャンクスが東の海に留まっていた理由」。
赤髪のシャンクスとは四皇の一人。しかしながら、シャンクスは13年前にフーシャ村に一年ほど滞在していた。そこで主人公・ルフィに麦わら帽子を渡すものの、あくまで東の海は最弱の海。
もちろん王下七武海だったミホークがフラッと東の海に立ち寄るなど一概に言えないものの、わざわざシャンクスが東の海に長期間滞在し続ける理由は乏しい。果たして、シャンクスの目的は何だったのか?
他にも本来は海賊の敵であるはずの五老星と密談したり、海軍大将に何故か一目を置かれていたり、更に言えば海賊のはずなのにラフテルを目指さない理由など、シャンクスは「伏線の宝庫」と言えそう。赤い髪色にも意味がありそう。
ちなみに、シャンクスに関する伏線などは別記事もご参照ください。何故か、シャンクスの誕生日はジュラキュール・ミホークと同じだったりします。二人がライバル関係にあった過去を考えると非常に意味深な伏線と言えそう。
○バギーの「巨万の富を記す地図」の伏線
続いては「バギーが持っていた地図」の伏線。
バギーはかつてロジャー海賊団時代に巨万の富が記された地図を発見するものの、シャンクスに声をかけられてビックリして海に地図を落としてしまう。一方、バギーは現在キャプテン・ジョンの財宝を探し出そうと試みてる。
そのためキャプテン・ジョンに関する財宝なのか。一方、マリンフォード頂上戦争時にシャンクスが「お前に渡したい宝の地図があるんだが?」と語っているため、既にバギーはその宝の地図を入手している可能性がありそう。
ちなみに、バギーの父親の正体は元ロックス海賊団のキャプテン・ジョンとドル漫では予想済み。他にもバギーとシャンクスの北極南極論争もワンピースの伏線とする説がネット上では根強く、もし興味があれば別記事もご参照ください。
○「グランドラインは楽園」に隠された伏線
続いては「グランドライン(偉大なる航路)が楽園と呼ばれてる説」の伏線。グランドラインは東の海では「海賊の墓場」と恐れられていたものの、一方で「グランドラインは楽園」と呼ぶ海賊たちも存在したと主張するのがゼフ。
当時は何気ない会話でほとんど覚えてるワンピース読者はいなかったと思いますが、これも立派な伏線でした。
何故なら、ワンピースの世界観・地理まとめも参照してもらうとして、グランドラインは前半の海と表現されることが多い。しかし、レッドラインで隔てられた後半の海は「新世界」と呼ばれ、そこは四皇が主に支配してる海域。
つまり、四皇が支配する新世界と比べると「グランドラインは相対的に楽園のような海域」だったという意味でした。画像は最悪の世代のウルージさんが、雷が大量に降り注いでる新世界の島々を見てブルってる場面。
他にも、東の海の伏線には「偉大なる航路でまた会おう」というクリーク海賊団所属のギンとの約束などもありますが、さすがにワンピース終盤で回収されるとは思えないので詳細は割愛します。
グランドライン編の伏線
続いて「グランドライン編」の伏線を考察。双子岬編から時系列を追って伏線を列挙していきます。
○ヒルルクが見た桜があった「遠い西の国」とは?
まずは「ドラム王国編」の伏線。
ドラム王国編ではチョッパーが麦わらの一味に加入しますが、その恩人がヤブ医者のヒルルク。医者としての腕前はポンコツでしたが、人を助けたい心意気だけは誰にも負けないヤブ医者。そして、かつて大病を患ったヒルルクを救ったのが「謎の桜」。
この桜を見てヒルルクはどういうわけか病が根治した。桜といえばワノ国(日本)が想起されますが、少なくとも「西の国」とあるためワノ国ではなさそう。でも本当に病気を治療する桜だったとしたら再登場する可能性はありそう。
果たして、ヒルルクが見た桜の正体とは?
○黒ひげがドラム王国を襲撃した理由
同じくドラム王国編の伏線といえば、黒ひげ海賊団。
ドラム王国を支配していた国王がワポルですが、黒ひげ海賊団の襲来で国を追い出されてしまう。でも、何故黒ひげ海賊団はドラム王国を狙ったのか?未だに黒ひげの狙いは明らかにされてませんが、ストーリー上意味がないはずがない。
結論から言うと、おそらく黒ひげは「ドラム王国の医療知識」を得ようとしたのかも知れない。ドラム王国には多数の有能な医者がいました。後に黒ひげ海賊団は悪魔の実の仕組みを解明していた事実からほぼ間違いないか。
アラバスタ編の伏線
続いてはアラバスタ王国編と空島編の伏線を考察していこうと思います。
○ネフェルタリ家の歴史に関する伏線
まずは「ネフェルタリ家の歴史」に関する伏線。ネフェルタリ家はかつて創造主(天竜人)として世界政府を作り上げた世界貴族の一つ。ただネフェルタリ家は最終的に天竜人の道は選ばず、一度も聖地マリージョアには住むことはなかった。
でも逆に言うと、アラバスタ王国は空白の100年以前から存在したということ。つまり、ネフェルタリ家の歴史そのものは「900年以上の歴史がある」はず。それにも関わらず、現国王のコブラで12代目という数字はいささか少ない。
例えば、300年ほど続いた江戸時代を支配していた徳川家で最後は15代(徳川慶喜)まで続いた。『ワンピース』の世界の平均寿命が100歳と仮定しても、生まれてから死ぬまでずっと王で居続けることは不可能。コブラですら既に死にかけ。
おそらく初期設定のミスの可能性も高いですが、もしかするとアラバスタ王国はネフェルタリ家以外にも別の王族が支配した時代もあった?
また「ニコ・ロビンが怒った理由」も伏線と言われてます。「ネフェルタリ家は古代兵器プルトンを守る側」とするコブラに対して、ニコ・ロビンが「笑わせないで」と睨み返す。じゃあ何故ロビンは怒ったのか?
例えば、ネフェルタリ家がくさっても世界貴族側だったことを考えると、「古代兵器を使う側」だったのではないか?古代兵器はかつて世界貴族が利用していた殺戮兵器だったからこそロビンは激怒した?もしくは「奪った側」だとしたら、もともと古代兵器を所持していたのは世界貴族と対峙した側だった?
○天暦と海円歴の関係性とは?
続いては「ワンピースの暦」に関する伏線。
天暦とはワンピースで使用されてる暦の一つ。画像ではニコ・ロビンがアラバスタ王国に隠されたポーネグリフを読む際に(実際には古代兵器プルトンのことが書かれてる)、「天暦(てんれき)」と呼ばれる暦を使ってる。じゃあ、ワンピースで現在使われてる暦が天暦なのか?
ただし、現在ワンピースの世界で使われてる暦は「海円歴(かいえんれき)」。はじめて登場したのはノーランドの日記や過去だと思いますが、そこから推察するとおよそ1500年ほど前から海円歴が使用されてることが分かります。
逆に言うと、天暦が使われていた時代はかなり昔と推察されます。少なくとも、空白の100年よりも更に昔。そのためアラバスタ王国の歴史も相当古いことが改めて分かります。
だったら、ネフェルタリ家が12代しか続いてない国王の存在が改めて気になるところですが、本来は「天暦」と「海円歴」は逆でもおかしくない。何故なら、天暦の名前はそれこそ天竜人関連の暦を彷彿とさせる暦だから。
天竜人は本当に800年前に天竜人と名乗りだしたのか?1500年前に一体何が起きたのか?空白の100年以前の世界が関わってくるとしたら、ズニーシャやミンク族の存在も絡んでくる伏線と言えそうです。
空島編の伏線
続いては「空島編の伏線」を考察しようと思います。
○エネルとガン・フォールだけ羽が生えてない理由
まずは「背中の羽」に関する伏線。
ウルージさんを筆頭に空島の住民たちは、みんな何故か背中に羽が生えてる。もちろん衣装の可能性もありますが、空島の神であるガン・フォールには羽が生えてない。後にガン・フォールを神の座から引きずり下ろしたエネルにも羽が生えてなかった。
じゃあ、「羽が生えてる生えてないの違い」は一体どこから出てくるのか。羽の有無を意味もなく描き分けるはずがないので、確実に何らかの伏線。ガン・フォールはもともと青海人だった?逆に元シャンドラの住民たちは空島から下界に降りた?
もちろんエネルには本来は羽が生えてる背中部分に謎の車輪が埋め込まれており、ガン・フォールも羽を隠してるだけの可能性もある。だから最大の伏線は「そもそも空島の住民は何故羽が生えてるのか?」にありそう。
他にも空島編前後の細かい伏線には、最凶の噛ませ犬・ベラミーが言っていた「エメラルドの都」や猿山連合軍たちが現在目指す「夢幻郷ナクロウ」といった謎の場所も未回収の伏線と言えそうです。
○クラバウターマンの伏線
続いての伏線は「クラバウターマン」。
クラバウターマンとは手に木槌を持ち、船乗りのレインコートを羽織ってるのが特徴。ゴーイングメリー号はクラバウターマンによって修繕され、空島を脱出するまでなんとか持ちこたえることができた。
画像はウォーターセブン編のフランキーですが、クラバウターマンとは「愛用された船に宿る妖精(船の化身)」とのこと。最終的にゴーイングメリー号は燃やされて焼失したものの、いずれ再登場させないならクラバウターマンは描写しないでしょう。
ちなみに、現在麦わらの一味の海賊船・サウザンドサニー号は宝樹アダムによって造船されてる。アダムの硬度はめちゃんこ硬いため大砲でも壊れないとか。だからクラバウターマンが再登場するとしたら、サウザンドサニー号に何かがあった時か。
つまり、クラバウターマンは宝樹アダムと陽樹イブの正体とも絡んでくる伏線かも知れない。
また同じく宝樹アダムで造船された船と言えば、ロジャー海賊団のオーロ・ジャクソン号。この海賊船の甲板には謎の巨大な卵が乗ってましたが、これも未だに未回収の重大な伏線と考察できそう。さらなる詳細は別記事もご参照ください。
○黄金都市シャンドラの伏線
続いては「黄金都市シャンドラ」の伏線。
空島には大量の金銀財宝が隠されていましたが、これらは全てかつて地上に存在したシャンドラと呼ばれる黄金都市にあったものでした。だから、空島のポーネグリフも元々はシャンドラにあったものだった。
一方、シャンドラは400年前に空島に飛ばされてきたわけですが、当時から大きく衰退していたことから実際に栄えていた時代は更に大昔と予想できそう。例えば、前述の天暦時代も考えられますが、ポーネグリフを守るために滅亡したそう。
じゃあ、シャンドラを攻め入った勢力は誰なのか?シャンドラのポーネグリフに残されていた古代兵器ポセイドンと関係あるのか?他にも黄金都市・シャンドラの伏線は他にも考えてるネタもあるので、いずれYouTubeを始める際にでも考察したいと思います。
○月の都市ビルカと空島ビルカの関係性
そして、空島の最大の伏線が「月との関連性」。
空島編終盤でルフィに敗北したエネルがマクシムと呼ばれる飛空艇で「月を目指したシーン」が印象的だったと思います。『ワンピース』本編では描かれてませんが、扉絵シリーズでその後エネルが月に最終的に辿り着いてる。
ここで判明したのが「月の都市ビルカ」の存在。既に廃墟と化した都市ですが、エネルの電撃で街の機能が動くなど『ワンピース』の世界では異質の近未来感が全開。そして、空島にもビルカと呼ばれる島があった。
さらなる詳細は月の古代都市に関する考察をご覧ください。
エースと黒ひげが衝突したバナロ島の決闘を筆頭に、扉絵シリーズは本編にのちのち関わってくる伏線が多いため、エネルと月の古代都市もいずれ登場するに違いない。謎の宇宙海賊の存在含めて、ワンピースの最終回に関わってくるレベルの伏線か。
ウォーターセブン編の伏線
続いてはマリンフォード頂上戦争までの伏線を考察。
○デービーバックファイトの伏線
空島編後に登場したのが「デービーバックファイト」。
デービーバックファイトとは、お互いの海賊団の船員を賭けて戦う勝負。麦わらの一味とフォクシー海賊団とメンバーの入れ替えを掛けた戦いがロングリングロングランドで行われました。このデービーバックファイトが生まれたのが海賊たちの楽園「海賊島」。
おそらく大半のワンピース読者はスルーしてたと思いますが、これも実は伏線でした。
結論から書くと、デービーバックファイトは「ロックス・D・ジーベック」を登場させるための伏線でした。ロックスはかつて最強をほしいままにした海賊。このロックスが生まれたのが海賊島・ハチノス。そして、ロックスの息子は黒ひげの可能性が高い。
唐突に始まったシリーズで違和感がありましたが、実はワンピース終盤に繋がる伏線が隠されておりました。
○司法の島・エニエスロビーの伏線
続いては「ウォーターセブン(W7)編」の伏線。
例えば、CP9と本格的なバトルが勃発した司法の島「エニエス・ロビー」。この周辺には巨大な穴が空いていた理由も謎が多い。人為的に空けたのか、もともと自然に空いていたものなのか。またエニエス・ロビーと繋がる巨大な「正義の門」はいつ作られたのか?誰が作ったのか?
他にもW7編の伏線と言えば、フランキーが所有していた「古代兵器プルトンの製図」。
何故、アラバスタ王国に秘蔵されてるプルトンの秘密をトムが所有していたのか?ロジャー海賊団の海賊船を造船したことと関係がある?フランキーがプルトンの製図を燃やして今後の展開に支障は出ないのか?
またフランキーの「どこぞのろくでもねぇ海賊」とする両親の秘密やカティ・フラムという本名も伏線と言えそう。
○「ある巨大な王国」の伏線
そして、ウォーターセブン編ではニコ・ロビンの回想シーンがありました。
ニコ・ロビンはオハラ出身。そこでは考古学者たちが日夜ポーネグリフの解明に励んでいた。そして、考古学の権威・クローバー博士が最終的に「とある巨大な王国」の存在に気付いてしまう。結果、五老星たちに殺されてしまった。
当初ドル漫ではラフテルと予想してましたが、現時点ではDの一族たちが治めた国家と考えられそう。ロビンの過去編ではDの一族だったサウロが青雉・クザンに氷漬けにされてる。ネットでは生存説も流れてますが、さすがに素直に死亡したと考えるべきでしょう。
スリラーバーク編の伏線まとめ
続いては「スリラーバーク編」の伏線。
スリラーバークとは、ゲッコー・モリアが支配していた巨大な海賊船。そこには氷漬けにされていた古代巨人族のオーズがいましたが、このオーズは500年前に凍ったとされる氷の国とは?ちなみに、オーズの名前の由来は北欧神話の神がモデルのはず。
またスリラーバークがさまよっていた「魔の三角地帯(フロリアン・トライアングル)」ですが、ここには毎年100隻もの海賊船を沈める謎の巨大生物もおりました。「怪奇の海を抜け出した強運の一味」と表現されるなど、いかにも伏線の匂い。
ただし、ブルックと関連が深いルンバー海賊団の船長・ヨーキの存在も改めてどこまで掘り下げられるかは疑問か。
一方、モリアは現在黒ひげ海賊団に強制的に加入(同行)させられてる状態。愛しの部下・アブサロムが黒ひげに殺されており、遁走することが多かったモリアが一矢報いる展開も割と大きな伏線かも知れない。
○リューマの正体はゾロの先祖か?
またゲッコー・モリアとカイドウの関係性は、既にワノ国編である程度判明してます。二人はワノ国で戦ったもののモリアは敗走。この流れでリューマの遺体はワノ国・鈴後から持ち去ったことが分かってます。
そのためリューマ(霜月リューマ)の正体もある程度判明済みです。
リューマは数百年前にワノ国に実在した伝説の侍。かつてワノ国に襲来した竜を斬り殺したとされ、未だに伝説として語り継がれてる。これは黒炭オロチに支配された後でも、未だにリューマは刀神様と崇められてる。悪の黒炭家にしてリューマには尊崇の念を抱いてる可能性が大。
今後ワンピースで再登場するかどうかは不明ですが、リューマの正体はおそらくゾロの祖先。またかつてワノ国に襲来した竜は一体誰の差し金だったのか?現在の世界で竜の存在がいない(未確認だけ?)理由なども伏線と考えられそう。
○ビンクスの酒の伏線
続いては「ビンクスの酒」の伏線。
ビンクスの酒とは、かつて海賊たちが上陸前に好んで歌っていた歌のこと。ブルックが登場した際に初めて登場し、ロジャー海賊団がラフテルに到達する際にも歌われるなど重大シーンで使われてることから伏線の匂いがビンビコ丸。
一方、ビンクスの酒は現在ほとんど歌われることはない。いつ歌われ始めて、いつ歌われることがなくなったのか?これも非常に意味深。ドル漫では「ビンクス≒かつてラフテルに到達した海賊の名前」などと予想してるので別途記事もご参照ください。
他にもブルックが海賊になる以前に務めていた「とある王国の護衛船団」の謎もあります。ブルックは麦わらの一味ですが、まだまだ過去が判明していない。いずれ黒ひげを倒せる唯一のキャラクターともされ、ナミと同様に伏線は多いキャラクター。
シャボンディ諸島の伏線一覧
続いては「シャボンディ諸島」の伏線をまとめてみたいと思います。
まずシルバーズ・レイリーが人魚のレイミーから爆弾付きの首輪を外せた理由は「武装色の覇気(流桜)」を応用していたからでした。外に出す覇気を使えば物体の内部まで破壊することが可能。これはワノ国編で回収された伏線でした。
一方、シャッキー(シャクヤク)の正体は不明な点も多い。ロックス海賊団の一員だったとも言われてますが、このままシャボンディ諸島に留まってるとは考えにくく、今後明らかにされる未回収の伏線の一つ。
他にも兵器パシフィスタがバーソロミュー・くまをベースに作られてる理由や、「おれは死なねぇぜ…相棒」というロジャーの最後の言葉なども未回収の伏線とされます。ただ後者は「自分が成し遂げられなかった夢を後輩の海賊が受け継ぐ」といった意味合い程度に過ぎないか。
またシャボンディ諸島で初登場した「最悪の世代(超新星)」たちの悪魔の実など謎が多い。キッドやローなどワノ国編で活躍することはほぼ確定してますが、ボニーの正体も伏線が多く、次期海賊王が最悪の世代から生まれる説などの未回収の伏線もあります。
当初いつ活躍するか不明な集団でしたが、『ワンピース』終盤で最悪の世代が活躍する気配がビンビン。
マリンフォード頂上戦争編までの伏線
続いては「マリンフォード頂上戦争」までの伏線を考察。
○女ヶ島に隠された伏線
まずは女ヶ島の伏線。
女ヶ島は元七武海のボア・ハンコックが治める男子禁制の島。あくまでマリンフォード頂上戦争を始めるスタート地点に過ぎず伏線は多くありませんが、女ヶ島は司法のエニエス・ロビーと同じく何故かカームベルトに存在する稀有な場所。この理由は?
また王下七武海制度が撤廃された後、ボア・ハンコックは海軍大佐・コビーに包囲されてる状態。ハンコックとコビーが戦うことがあるのか?ワンピースの作者・尾田栄一郎もハンコックを「今後最終回を視野に入れた展開の鍵を握る一人」と発言してるため、彼女の存在そのものが伏線と言えそう。
○インペルダウンに隠された伏線
続いては「インペルダウン」の伏線。
インペルダウンとは世界最大級の海中監獄。この署長を務めていたのがマゼラン。ドクドクの実の能力者でルフィは瀕死の状態まで追い詰められました。最終的に革命軍のイワンコフに救出され、その後、ジンベエたちと共に脱獄したシーンは有名。
ここでルフィが一時的に避難していた場所が「LEVEL5.5」。インペルダウンの階層と階層の間に作られた謎の空間。当初誰が作ったのかイワンコフすら知りませんでしたが、ここも伏線の一つでした。
結論から書くと、このニューカマーランドを作ったのが革命軍軍隊長のモーリー。オシオシの実と呼ばれる超人パラミシア系悪魔の実を利用し、かなり昔に床下に特殊な空間を作ったそう。ニューカマーランドという別名も伏線。ただし、イワンコフはこの事実を知らない模様。
ただモーリーは巨人族のためどうやってインペルダウンに侵入し、脱獄したのかは興味深いところ。現状だとインペルダウンを脱獄したのはルフィたち以前は、金獅子のシキだけでしたからモーリーの侵入そのものすら気付かれてなかった様子。
またインペルダウンにはポーネグリフに使われてる古代文字が刻まれており、実は世界政府や海軍ではなく、Dの一族たちが作った建築物とも噂されてる。他にもダグラス・バレットを筆頭に、黒ひげ海賊団に入らなかった凶悪脱獄囚たちの行方も伏線か。
○「ルフィの夢の果て」とはラフテルのこと?
続いてはマリンフォード頂上戦争中の伏線を考察。
まずはポートガス・D・エースが死に際に残した「ルフィの夢の果て」という言葉。「ロジャー船長と同じことを言った」とするシャンクスの発言も然り、おそらく夢とはラフテルのこと。ロジャーですら成し遂げられなかったラフテル後の展開とは、まさに最終回後の展開を予期させる伏線。
そして、センゴクたちが恐れる世界を巻き込む巨大な戦とは、ラフテル、Dの一族、空白の100年に関することでしょう。ロジャーから全て知らされていた白ひげの口から「ひとつなぎの大秘宝は実在する」と暴露されましたが、これも一つの伏線。
他にも700年ぐらい前から未だに建設が続く「テキーラウルフ」と呼ばれる巨大な橋の正体や、赤髪海賊団と百獣海賊団の小競り合いはどう回避されたのかなども気になる伏線。赤髪海賊団はキッド海賊団をフルボッコしており、本当に武力衝突はなかったのか?
ちなみに、海軍大将の黄猿たちが張った透明バリアですが、おそらく武装色の覇気を応用した流桜と考えられます。前述のレイリーが首輪を外した伏線と同じ。
また当時海軍大将の赤犬サカズキに歯向かうなど、コビーの正体も伏線だらけと言えそう。次々と倒れる海兵たちの心の声が聞こえるなどDの一族っぽい要素も匂わせ、既に海軍大佐まで昇格し、機密特殊部隊・SWORDのメンバーであることも判明。
前述のようにボア・ハンコックと直接対峙するなど、コビーは順調に重要キャラクターとして成長を遂げてる。もっと何かしら別の伏線を背負わされてる可能性もありそうです。
新世界編以降の伏線
続いては「新世界編の伏線」を考察していこうと思います。
○ゾロの左目に傷がついてる理由
まずは再び「シャボンディ諸島」の伏線から考察。
マリンフォード頂上戦争から2年後、麦わらの一味はシャボンディ諸島に再び集結する。各々のメンバーは衣装などが一新されたものの、ゾロだけは何故か左目が傷ついて潰れた状態でした。いわゆる隻眼の剣士と化した。
未だにゾロの左目が傷ついた理由や傷つけた人物の正体は不明。麦わらの一味がその傷に一向に触れようとしないのが不気味ですが、おそらく現状だとミホークの可能性が一番高そう。
何故なら、シャボンディ諸島に来る直前までゾロはミホークの下で修行していたから。ルフィたちがやはり話題にしないこと含めて、実際問題どこまで伏線と呼べるか微妙ですがゾロの目が開眼する説も根強いです。
ちなみに「左目の傷の伏線」もご参照ください。どうやら『ワンピース』のキャラクターは仲間に近い立場ほど左側に傷を負ってる模様。
魚人島編の伏線
続いては「魚人島編」の伏線を考察。
○人魚姫に謝罪したジョイボーイとは?
やはり魚人島編の伏線と言えば、「ジョイボーイ」の存在。ポーネグリフに書かれていた謎の人物。空白の100年の時代に生きたとされ、何故か当時の人魚姫に謎の謝罪文を送ったことが注目されています。
このジョイボーイの正体はラフテルに到達したロジャーにして、「お前と同じ時代に生きたかった」と言わしめる。一方、光月おでんは「再びジョイボーイが現れた際には…」と語るなど、どうやら特定の人物を指す言葉ではない?
他にも魚人島には「約束の舟のノア」など意味深な要素も多く、ノアは「来たるべき日」に備えてリュウグウ王国はずっと守り続けていたとされます。ジョイボーイとの関連性を疑わざるを得ません。
○ルフィが魚人島を破壊するというシャーリーの予言
一方、魚人島には細木数子ばりの占い師・シャーリーがおりました。幼少の時点で後の古代兵器ポセイドンとなるしらほし姫の誕生を予期するなど、驚異的な未来予知の能力を生まれ持ってる。
このシャーリーはストーリー序盤で「ルフィたちが魚人島を滅ぼす」と予言していた。結果的にルフィたちが魚人島を滅ぼすことなく、ホーディ一味を撃破した。しかしながら、ケイミーも「一年後かも知れない…まだ外れたって証拠はない」と不安がってる。
まさにこれぞ伏線的な描写。例えば、ルフィがジョイボーイとして古代兵器を得ようとするために再び魚人島に舞い戻ってきた際、その集大成として魚人島が破壊されるに違いない。ジョイボーイが人魚姫との約束を守れなかった理由もそこで明らかにされるか。
パンクハザード編の伏線
続いては「パンクハザード編」の伏線。
まず既に回収された伏線を確認しておくと、赤鞘九人男の錦えもんが「ドラゴン」を恨んでいた理由。このドラゴンは天才科学者・ベガパンクが血統因子を利用して生み出した生物ペットだったんですが、錦えもんは「龍に変身したカイドウ」とダブらせておりました。
錦えもんが仕えていたワノ国の大名だった光月おでんはカイドウに処刑されており、これは光月家に起きた顛末と関係していた伏線でした。他にもワノ国で判明したカイドウの悪魔の実を考察する上でも重要な伏線でした。
○パンクハザード島では何が研究されていた?
そして、他にもパンクハザード島が伏線が意外と満載。
例えば、パンクハザード島の研究所の看板には「カイドウを彷彿とさせるマーク」が描かれておりました。前述のように、ベガパンクは何故か「竜」をゼロから生み出しておりました。ここにカイドウの存在は関係してないのか?
更にはパンクハザードの研究所では、光月モモの助は「ベガパンクが開発した失敗した悪魔の実」を食べて以降、小型の龍に変身するようになった。
一方、パンクハザード島ではシーザーが抽出したSADを生産し、それがドレスローザでSMILE(人造悪魔の実)の原材料の液体になっていた。もしベガパンク曰く、それが「失敗した悪魔の実」であればモモの助の姿はずっと龍の状態のはず。
だからカイドウは自ら進んでなのか、もしくは望まざるカタチなのか不明ですが、パンクハザード島で「カイドウが人体実験されていた過去」が少なくとも読み取れそう。またカイドウの悪魔の実が動物ゾオン系古代種のリュウリュウの実のベースにもなってるとドル漫では予想してます。
○オペオペの実の「不老不術」はかつて誰に行われたのか?
続いては「ドレスローザ編」の伏線。
ドレスローザ編ではドフラミンゴとトラファルガー・ローの過去が判明しました。そこで不治の病に罹患したローはオペオペの実を食べ、この能力を使って自ら手術して事なきを得た。一方、ドフラミンゴは永遠の命を得るためにオペオペの実を血眼になって探してた。
何故なら、オペオペの実は「不老不術」と呼ばれる能力があり、自身の命と引き換えに誰か一人だけを「不死身の肉体」に変えられるという都市伝説がある。ドフラミンゴは部下に食べさせて、そいつに不老不術させようと試みたものの結果的に失敗に終わる。
永遠の命が得られるという噂が流れてる以上、既に「過去において誰かが不老不術を行った」という裏返し。つまり、現時点で永遠の命を得た誰かがいるということ。それは一体誰なのか?そして、ローはいつ誰に不老不術を行うのか?
またローが七武海に入るキッカケであり、コビーが海軍の英雄と呼ばれるキッカケともなったロッキーポート事件の詳細もまだ未解明の伏線だったりします。
ホールケーキアイランド編の伏線
続いてはホールケーキアイランド編の伏線。ホールケーキアイランドとはビッグマム海賊団が支配してる島。その周辺の海域はトットランド(万国)と呼ばれてます。
○プリンの「第三の目」は開眼するのか?
まずは「シャーロット・プリン」に関する伏線。
プリンはビッグマム家の35女。おデコに目が生えてる三つ目族のハーフ。一見すると美少女ですが、性格は屈折気味の性悪。三つ目族は希少な種族とされ、ビッグマムいわく、「第三の目は真の開眼」するとのこと。
既にプリンの第三の目は見開いてるため、真の開眼とは「何かしらの能力」と予想されます。現在ビッグマムはワノ国でカイドウとタッグを組んだ状態。そのためプリンが再登場する可能性は高く、いずれ第三の目が開眼する伏線はいずれ解明されそう。
○カタクリのギザギザ歯の伏線
続いては「カタクリ」の伏線。
カタクリはビッグマム家の次男。『ワンピース』初の懸賞金10億ベリー超えの男。ルフィと壮絶な戦いを繰り広げたことが印象的ですが、一方で謎も多い。
例えば、カタクリはダイフクやオーブンと同じく「三つ子」にも関わらず、何故か一人だけ口が大きく裂けてる。しかも普通の歯ではなく、野獣のような牙が生えてる。またモチモチの実で「ワノ国風の建物」を作ったことも。まさに伏線の匂いがビンビン。
前述のようにビッグマムはカイドウとタッグを組んでるため、カタクリはワノ国で再登場する可能性は高そうです。
○ビッグマムはマザー・カルメルを殺したのか?
続いては「ビッグマム(シャーロット・リンリン)」に関する伏線。
ビッグマムはシャンクスたちと同じく四皇の一人。身長は9メートル近い巨漢BBA。わずか5歳にして巨人族の子供と同じサイズ感だった。でも両親の身長は一般的な人間サイズ。一方、現在の身長を考えると巨人族とまでは言えない。
またビッグマムの悪魔の実(ソルソルの実)は、元々は育ての親であるマザー・カルメルが所有していたものとされます。詳しい描写は一切描かれてないものの、どうやらビッグマムが自身の手で殺めた可能性が高い。
ただ現在もなおビッグマムはマザーの写真を持ち歩くほど愛してやまない。果たしてビッグマムの過去に一体何が起きたのか?それを知った時にビッグマムはどう反応するのか?
○ジェルマ66やジンベエの「その後」はどうなった?
続いては「ジェルマ66(ヴィンスモークファミリー)」に関する伏線。
実は、サンジの正体はヴィンスモークファミリーの息子でした。この伏線も実は『ワンピース』の扉絵で描写されていたのは内緒ですが、ビッグマム編ではプリンとサンジの政略結婚がストーリーの根幹にあった。ただし、結果的に破談を迎えてしまう。
そして、ヴィンスモークファミリーはビッグマム海賊団との間で全面抗争が勃発。サンジを逃がすために協力するなど家族愛が見られた一方、多勢に無勢。ヴィンスモークファミリーは窮地に陥った直後の展開は深く描かれてませんでした。
そのためヴィンスモークファミリーの「その後」が気になった読者も多そうですが、ネタバレしておくと一応は無事逃げおおせてます。しかしながら、国を持たないヴィンスモークファミリーはどこに逃げたのか?再び登場しないのか?
またヴィンスモーク・ジャッジはベガパンクと元研究仲間だった。数々の兵器はワノ国編で活躍しないのか?ジェルマは生物の巨大化技術を既に保持してる?といった都市伝説もあります。
同じく「その後」が気になる存在がジンベエ。
ルフィを逃がすためにビッグマム海賊団と直接対峙して殿を務め、前述のように麦わらの一味に加入した。それにも関わらず、ワノ国編後半でも未だに登場せず。ビッグマム海賊団がダメージを負った痕跡などはなく、謎だらけ。
聖地マリージョアの伏線
続いては聖地マリージョアに関する伏線を考察します。
○レッドラインの伏線
聖地マリージョアとは天竜人(世界貴族)が優雅に暮らす場所。世界を取り囲むレッドライン上に存在し、リヴァースマウンテンのちょうど真裏にあります。
一方、レッドラインの存在も謎が多い。レッドラインは何故地球を取り囲むように存在するのか?誰かが意図的に作った人工物なのではないか?聖地マリージョア以外に誰も本当に住んでいないのか?天竜人は何故レッドライン上部を根城にすることを選択したのか?
そして、前述のようにレッドラインが破壊されるようなことがあれば、全世界で5つに隔てられてる海域が全て繋がる。
○聖地マリージョアに眠る巨大な麦わら帽子とは?
続いての伏線は「巨大な麦わら帽子」の存在。
聖地マリージョアの地下の奥深くには五老星ですら立ち入ることができない「謎の部屋や空間」が存在するそう。そこには重厚な巨大扉がいくつもあって、その中の一つに巨大な麦わら帽子が守られている。しかも、何故か冷凍保存されてる。
もちろん麦わら帽子と言えば、『ワンピース』の主人公・ルフィを象徴するアイテム。このルフィはシャンクスから手渡され、それ以前は海賊王のゴールド・ロジャーが所有しておりました。
だからロジャーの意志を継ぐという意味以外に、どうやら麦わら帽子は『ONE PIECE』のストーリーを語る上で欠かせないアイテムだった。まさにDからDに受け継がれたことに大きな意味がありそう。麦わら帽子がどう最終回に繋がるのか?
○【灯とは?】イム様の伏線
そして、聖地マリージョアを支配する存在が「イム様」。天竜人のトップである五老星ですらひざまずいて対応するレベルの存在。だから本来は天竜人ですら座れないはずの「虚ろの玉座」にイム様は唯一座れる。まさに真の世界の王。
これまで五老星が海軍に出していた命令の大部分はイム様発信のもの。普段は誰とも会わない生活をしているのか、おそらく五老星以外はイム様の存在すら知らない模様。現在イム様はルフィ、しらほし姫、黒ひげにターゲットを絞ってる模様。
果たしてイム様の正体とは?イム様はワンピースのラスボスなのか?何故、イム様は一見すると関連性がなさそうな「ルフィ」「しらほし姫」「黒ひげ」を狙うのか?
○アラバスタ王国で起きた事件とは?
この聖地マリージョア編では「世界会議(レヴェリー)」が四年に一度開催されておりました。そこで王下七武海制度の撤廃が正式についに決定。バギーやボア・ハンコック、ミホークといったメンバーが次々と特権を剥奪され、海軍に追われる身となった。
そんな簡単に王下七武海を潰せるなら最初からやっとけよって感じもしますが、世界会議が終わった直後に海軍中将・ガープの口から語られた伏線が「アラバスタ王国で勃発した事件」。
どうやらガープ曰く、世界会議解散後にアラバスタ王国内で何らかの事件が勃発し、現在は海軍が全力でその解決に動いてるとのこと。そして、ガープはしらほし姫に対して「人間たちを恐れんでくれ」と説得。相当きな臭い匂いしかしない。
改めて確認しておくと、アラバスタ王国は世界貴族(天竜人)に成り上がった20の王国の中で、そこを支配するネフェルタリ家は天竜人の座を唯一降りた一族。つまり、事件の差し金は天竜人側の人物の可能性が?CP0?古代兵器プルトンとの関連は?
またかつて麦わらの一味に在籍していたビビが王女を務める。当初はクロコダイルの謀略で政変が起きましたが、ルフィたちのおかげで治まったはず。現在動向が不明なクロコダイルが、再びアラバスタで暗躍してる可能性はないのか?
○サボ死亡説はガチか?
続いての伏線は「サボ≒死亡説」。
革命軍は天竜人に直々に喧嘩を売りに聖地マリージョアに潜り込む。一方、サボはかつての元仲間だったバーソロミュー・くまが天竜人に奴隷扱いされてる光景を目の当たりにする。これに怒り心頭に発しないはずがない。
明確な描写は描かれてませんが、サボは藤虎・イッショウとの間に戦闘が勃発して死亡したと報じたのが世界経済新聞社社長のモルガンズ。ビッグマムなど裏社会の人物とも懇意にしてるマスコミの鑑。ちなみに、トリトリの実の能力者だったことが判明してます。
実際、「血さえ流れんだなら平和と呼ぶが…」というガープの言葉を信じる限り、包帯ぐるぐる状態の藤虎イッショウの姿を見る限り、サボとは壮絶な戦いが行われたことは明白そのもの。ドラゴンたちもサボ死亡の一報にうろたえるなどガチっぽい。
果たして、本当にサボは死亡したのか?一度目のように結局生存してたパターンはないのか?せっかくメラメラの実を獲得したのに意味がなかった?しかも、何故かサボの死亡は世界政府の方から圧力をかけて事件をもみ消そうとしてる。別に報じてもいいのでは?
ワノ国編までの伏線
続いては「ワノ国編」までの伏線を考察。
○ミンク族の正体とは?
まずはミンク族に関する伏線。
ワノ国編が始まる直前、ルフィたちはまずズニーシャと呼ばれる巨大なゾウに向かった。その背中にはモコモ公国と呼ばれるミンク族だけが暮らす国があった。
何故なら、ミンク族は光月家と800年以上前から懇意にしていた間柄だった。そこでワノ国の開国を目指す赤鞘九人男たちは、ミンク族が住まうズニーシャに向かう。しかしながら、ミンク族は謎が多い。見た目が動物ながら何故人語を話すことができるのか?
そして、ミンク族は老いも若きも「電撃」を体内で発生させることが可能。月の古代都市にあった壁画にはミンク族らしき生き物が描写されており、ミンク族は月を見ると覚醒して身体能力が強化される。月の古代都市も電撃で街の機能が動いた。
果たして、ミンク族が光月家と親密な関係に至った理由や時期とは?
○ズニーシャの伏線
続いてはズニーシャに関する伏線。
ズニーシャも非常に謎が多い。まずとにかく巨躯。体長は20kmに及び、体高に至ってはその数倍。何故ここまで巨大なのか?地球上に存在していい生物なのか?またズニーシャは1000年以上もずっと海の上をさまよい歩き続けてる。
この理由はかつて1000年前にズニーシャが「とある罪を犯したから」だとされます。果たして、ズニーシャが犯した罪とは?何故、海の上を歩かされ続けるのか?またかつてズニーシャは誰に飼われていたのか?
○【サンジ】レイドスーツの透明化能力
続いては「サンジのレイドスーツ」の伏線。
サンジはビッグマム編後にヴィンスモークファミリーが開発したレイドスーツを1個所有していた。ステルスブラックを名乗るスーツの能力が「透明化」。ドレークとページワン戦で一度披露されたものの、それ以来ご無沙汰状態。でも透明化の能力はやはり強力。
例えば、スケスケの実を奪った黒ひげ海賊団のシリュウとサンジとの戦いはあるのかなど、ナミやロビンたちの覗き目的だけで登場したとは考えにくく、やはり百獣海賊団との一戦で再登場しそう。
○傳ジローや光月日和など既に判明した伏線
続いてはワノ国編で既に判明した伏線をチェックしたいと思います。ストーリーは現在進行系のためアニメ派などはネタバレ注意です。
まずは光月日和の正体は小紫でした。兄・モモの助と違ってトキトキの実でタイムスリップせず、花魁として復讐の機会を狙っていた。日和を裏で支えていた存在が狂死郎こと傳ジロー。オロチとカイドウの復讐心で心が荒み、顔付きが変わってしまった。
そして、赤鞘九人男の裏切り者の正体はカン十郎だったことも判明。黒炭家の血を引いており、おでんたちと遭遇した当時から裏でオロチに情報を流し続けていた。白ひげ海賊団のイゾウの正体もお菊の兄であり、ワノ国出身者だったことも回収されてます。
他にも百獣海賊団に入ったと思われたディエス・ドレークの正体も海軍の機密特殊部隊SWORDのリーダーだと判明。どうやらカイドウを内偵捜査しており、この過程でCP0の暗躍っぷりにも目をつけた様子。ドレーク vs ロブ・ルッチの戦いもあるか。
ちなみに、ワノ国編全般に関する考察は別記事もご覧ください。既にスナッチ(捨名知)の掛け声の意味やワノ国の正規の入国方法など解説済みです。鬼ヶ島に向かうまでの集合場所は二転三転しましたが、そこらへんも考察してます。
ワンピースの最終回は宇宙海賊編が始まる?
続いては「ワンピースの最終回」に関する伏線を考察したいと思います。最終回の時期もよく考察されますが、その詳細も含めて後で別記事もご参照ください。
ドル漫では『ワンピース』の最終回は黒ひげが次期海賊王に成り上がった後、「ルフィ一派 vs 黒ひげ一派 vs 新生海軍」という三つ巴の構図が新たに勃発。そして、ルフィが最終的に黒ひげを打倒し…という展開。結果的に自由を選ぶルフィは海賊王にならなさそう。
ここにイム様もどう絡んでくるのか、カイドウやビッグマムはどう動くのかなど興味は尽きませんが、ネット上ではワンピースの最終回は「宇宙に行く説」を予想する声も少なくありません。要はルフィが宇宙海賊を目指すシーンで完結する。
実際、宇宙海賊編を予期する伏線もなくはない。
例えば、とある扉絵ではルフィたちが月に向かう鉄道列車に乗ってるシーンが描写されてる。さながら『銀河鉄道999』。言わずと知れた1980年前後に放映されたSFCアニメですが、ワンピースの作者・尾田栄一郎の幼少期とドンピシャ。
前述のように、月の古代都市には既に宇宙海賊と思しきキャラクターが既に存在してる。だから、『ワンピース』の舞台が宇宙に移すという説は荒唐無稽そのものに見えて、意外とそうでもなさそう。少なくとも、画像を見る限りは『銀河鉄道999』の影響は受けてることは間違いない。
実はこれら以外にも宇宙海賊編の伏線は存在するんですが、それは機会があればまた詳しく考察したいと思います。
キャラクター関連の伏線
続いては「各々のキャラクターに隠された伏線」を考察しようと思います。
ちなみに今記事のボリュームが膨らみすぎたため、「ウソップの嘘の伏線一覧」は別記事にまとめたので後でご参照ください。ウソップが初登場時に付いたウソがストーリー終盤以降の展開まで予期していた模様。
○黒ひげの伏線
まずは「黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ)」に関する伏線。
黒ひげの最大級の伏線と言えば、やはり悪魔の実。今のところケルベロス説の信憑性が高そうですが、未だに詳細は不明。
他にもモルガンの「最悪の世代から海賊王が誕生する」という伏線も黒ひげが最有力候補に挙げられそう。そして、イム様に命を狙われる理由や何故ワポルを最初に襲った理由など伏線が多い。
一方、黒ひげの根城は海賊島ハチノス。前述のように海賊島はデービーバックファイトが生まれた発祥の地ですが、かつてロックス・D・ジーベックが根城にしていた場所でもある。つまり、黒ひげとロックスは親子関係にあると推認できます。
他にも「黒ひげは人の倍の人生を歩んでる」というエースの言葉の伏線も既に判明してるため、さらなる詳細は別記事をご覧ください。
○青キジ・クザンの目的とは?
続いては「元海軍大将・青雉(クザン)」の伏線を考察。
青雉クザンは海軍大将を辞めた後、何故か黒ひげと手を組んでる。本来は海賊と海軍は水と油の関係性。いくら海軍を辞めたとは言っても、黒ひげと手を組むメリットはないはず。クザンはロビンを救うなど、曲がりなりにも正義を掲げた元海軍。
果たして、青雉クザンの目的とは?
○緑牛の伏線
続いては「海軍大将・緑牛(りょくぎゅう)」の伏線を考察。
緑牛は青雉クザンたちが抜けた後に加入した新生海軍大将。しかしながら、未だに緑牛はご尊顔すら不明。もちろん能力も不明。いつ『ワンピース』で登場してくるのか?またどうストーリーに絡んでくるのか?存在そのものが伏線。
ちなみに、藤虎イッショウの悪魔の実の名前は「ズシズシの実」と判明してます。個人的に後付け感満載でしたが、実は伏線として能力発動時に「ズシッ」といった効果音が使われておりました。
○ルフィの母親の伏線
続いては「ルフィの母親の正体」に関する伏線。
ルフィの母親の正体は未だに不明ですが、父親は革命軍のリーダー。祖父は海軍の英雄。海賊王ロジャーの息子・エースの母親が明らかにされてる以上、当然主人公のルフィの母親の正体もいずれ判明するはず。
父親のドラゴンと祖父のガープがDの一族でしたから、ルフィの母親も当然…と予想は膨らみます。また最近になって黒ひげの母親の存在が判明するなど、ルフィの母親もいずれ登場しそう。
○くまの目的とは?ボニーとの関係性は?
続いては「ジュエリー・ボニーとバーソロミュー・くまの関係性」。
バーソロミュー・くまは元七武海にして、元革命軍の幹部。そして、ソルベ王国の元国王であることも判明。一方、くまの幼少期は二宮尊徳ばりに苦労してる節も読み取れる。
くまは現在聖地マリージョアで意思を持たないサイボーグとして、天竜人たちにこき使われてる最中。くまをベースに人間兵器パシフィスタが製造されるなど、何故くまは破滅とも表現できる道を進んで歩んだのか?くまの目的など、まさに謎と伏線のオンパレード。
またサイボーグ化したバーソロミュー・くまを救出しに聖地マリージョアに潜り込んだのが、最悪の世代のジュエリー・ボニー。赤犬とのやり取りといった伏線もあわせて考えると、どうやらボニーもソルベ王国の出身っぽい。
かつてマリンフォード頂上戦争でくまの姿を見てボニーが涙していた理由は「二人の関係性が親子だから」と考察できそう。ワノ国編以降、実質死亡済みのくまとボニーはどう絡んでくるのか?ストーリー上、それがどういう意味をもたらすのか?
○ドラゴンの悪魔の実は?
続いては「革命軍リーダー・ドラゴン」の伏線。
ドラゴンの伏線と言えば、悪魔の実。どういった能力を持つのか。ネット上では古くから「風を操る嵐の能力」と予想されてる。そういえば『ワンピース』はそろそろ活動休止予定の嵐をコラボしてましたが、何となく伏線の匂いもしなくはない。
また革命軍の「最終的な目的」もいまいち不明。天竜人を全滅させたら終わりなのか。聖地マリージョアに仰々しく乗り込んだものの、最終的にサボが殺されて終わったことも考えるとドラゴンの目的が成功してるようには思えない。
一方、父親の海軍中将・ガープが「ドラゴン(竜)」と命名したことにも、どうやら大きな伏線が隠されてるっぽい。ガープがこの世で最も嫌いな存在が天竜人。あとは言うまでもないでしょう。革命軍が本格的に活躍する日は?
○ベガパンクは敵か味方か?
続いては「ベガパンク」の伏線。
ベガパンクとは世界最高の天才科学者。海軍お抱えとして日夜兵器を開発してるものの、元々はヴィンスモークパパと同じ研究所で働いていた科学者。その後、半ばベガパンクは半強制的に海軍の研究所で働かされてる。兵器を量産するなど貢献度は高いものの、ベガパンクの心中はいかに?
かつてパンクハザード島で働いていた時代も、あまりに非人道的なシーザーと対立するなどベガパンクは味方の側面も匂わせる。また藤虎イッショウの口から判明した特殊科学班「SSG」の存在も、ベガパンクに関する伏線の匂いがぷんぷん。
果たしてベガパンクの正体とは?
○エドワード・ウィーブルは白ひげの息子か?
続いては「エドワード・ウィーブル」の伏線。
エドワード・ウィーブルは元七武海の海賊。母親のミス・バッキンと常に行動するなどマザコン男。ただし、実力は七武海の中でも最強クラスとされます。何故なら、エドワード・ウィーブルは白ひげ(エドワード・ニューゲート)の実の息子とされるから。
白ひげとは似ても似つかぬアホすぎる言動が目立つため血縁関係があるか疑わしいものの、海軍大将・黄猿いわく、ウィーブルの実力は若かりし頃の白ひげに匹敵。果たして、ミス・バッキンと白ひげの過去に一体何があったのか?ウィーブルは今後どうストーリーに絡んでくるのか?
その他のワンピースの伏線
続いてはワンピースのストーリーに大きく絡んでくる伏線を考察したいと思います。
○ワンピースの懸賞金はどこまではね上がる?
まずは「懸賞金ランキングの更新」。既にドル漫ではワンピースの全キャラの懸賞金を考察してますが、現状だと海賊王のゴールド・ロジャーの55億ベリーが最高額。それに次いで高い数字が白ひげ(エドワード・ニューゲート)の50億。
一方、カイドウやビッグマム、シャンクスといった現四皇の懸賞金は40億ベリー台に留まります。ただし、カイドウとビッグマムがタッグを組んだことでロジャーたちの懸賞金を上回ると予想するのが海軍中将のブランニュー。まさに伏線。
じゃあ、一体どこまで『ワンピース』の懸賞金額は更新するのか?高額化するのか?ルフィや麦わらの一味も相対的に懸賞金額は低いので、もしラフテルを目指すのであればどこまで金額が伸びるのかも興味深い伏線と言えそう。
○悪魔の実の正体や伝達方法とは?
続いては「悪魔の実」に関する伏線を考察。
悪魔の実は食べることで、さまざまな能力が付与される謎の果物。この果物の中には悪魔の魂が入ってるとされ、副作用として水の中で泳げなくなってしまう。一方、能力者が死ねば別の場所に再び悪魔の実がどこかに現れるなど謎が多い。
既にドル漫では悪魔の実の正体をほぼほぼ言い当ててると思いますが、悪魔の魂とはかつて生存していたDの一族説もあります。また悪魔の実が覚醒したキャラクターや自然ロギア系悪魔の実は覚醒するのかも疑問。
例えば、トリトリの実の最後の能力者やゴムゴムの実のギア5はあるのか動物ゾオン系古代種の謎など、悪魔の実に関して派生する伏線も少なくない。
○ラフテルの正体とは?空白の100年とは?
続いては「ラフテルや空白の100年」の伏線。前述のワンピースの最終回にも関わってくる。
ラフテルとは、ルフィを含めた全ての海賊たちが目指す最終地点。どうやらクローバー博士が言っていた巨大な王国とは別っぽいですが、ロジャー海賊団のみ辿り着いた謎の島。ラフテルの意味は「Laugh Tale」と判明済み。
ただし、それ以外の謎はほとんど判明してません。ラフテルに到達したら分かるそうですが、「空白の100年」に一体何があったのかなどは不明なまま。それでも天竜人がひた隠しにする「過去の歴史」に迫る重大事実が何かしらに記されてるに違いない。
そのためラフテルと空白の100年には密接な関係があるはず。逆に言うと、ラフテルの謎が明らかにされる際、同時に空白の100年の秘密も分かりそう。時間軸を考えると、700年前から建設が続く巨大な橋・テキーラウルフの存在も気になるところ。
○ひとつなぎの大秘宝の伏線
続いては「ひとつなぎの大秘宝(ONE PIECE)」の伏線
「ひとつなぎの大秘宝」とは、ラフテルに隠されてる謎のお宝のこと。
漫画タイトルと同名の宝ですから、もはや伏線しかないと言ってもいいでしょう。あくまで由来はロジャーのお宝の総称とされますが、やはりそんな単純な話ではありません。ロジャーも実際に獲得に動いたものの、どうやらタイミングや時期が鍵を握るそう。
またビンクスの酒もひとつなぎの大秘宝と絡んできそう。前述のようにかつて海賊たちが上陸前に唄っていた歌ですが、ビンクスの酒の歌詞を読み解く限り、どうやらロジャーが辿ってきた軌跡をそのまま歌に落とし込んでる模様。
つまり、ラフテルやひとつなぎの大秘宝と繋がりが深い歌だった。いずれワンピース読者がひっくり返る伏線と判明するに違いない。
○Dの意志とは?ポーネグリフを何故作ったのか?
続いては「Dの一族」の伏線。
Dの一族とは、ミドルネームにDを持つキャラクターのこと。『ワンピース』の主人公・ルフィを筆頭に重要人物ばかり。そして、天竜人が最も恐れる存在。Dの一族が空白の100年と密接に関わってくることはほぼ確定的。
また「世界の夜明け」というペドロの発言などもあわせて考えると、どうやらDの一族はミンク族や光月家とも関係が深そう。夜明けは英語で「Dawn」。果たして、Dの意味とは?Dの意志とは?何故、Dの一族の背景には月が多く描かれるのか?
空白の100年との関連性も考えると、やはりポーネグリフはDの一族が光月家に作らせたものだったのか?何故、Dの一族はポーネグリフと作らなければいけなかったのか?どうやって世界各地にバラ撒いたのか?Dの意味やDの一族には誰がいるのか以外にも、Dの一族に付随してくる伏線も多い。
○古代兵器の伏線
続いては「古代兵器」の伏線。
古代兵器は、かつて存在した人類を破滅させるほど凶悪な兵器のこと。海軍も古代兵器の入手を目論むほど。古代兵器は「ポセイドン」「プルトン」「ウラヌス」の3種類存在します。
現在判明してるのは古代兵器ポセイドン(人魚姫)のみ。古代兵器プルトンは設計図があったことは判明してますが、既にフランキーが焼却済み。古代兵器ウラヌスに至っては情報が皆無。
ただ古代兵器ポセイドンのことを考えると、必ずしも「いかにも兵器」とは限らない。少なくともプルトンは巨大戦艦と判明してますが、ウラヌスに限っては同じく生き物や天候・地形など幅広い定義が考えられそう。
コメント
インペルダウンのニューカマーランドを作ったのは先代モグモグの実の能力者じゃなかったでしたっけ…。
SBSで先生が答えてたような
黒ひげが悪魔の実の伝達条件を解明した?
どこにそんな描写ある?
適当な事を事実として書いたらあきませんよ
「黒ひげが」というよりも、正確には「黒ひげ海賊団のドクQ」ですね。
現時点ではあくまで「状況証拠」でしかありませんが、
少なくとも黒ひげが悪魔の実の伝達条件を理解してなかったら、
マリンフォードで白ひげのグラグラの実は盗めてないと思います。
◆黒ひげ海賊団メンバー一覧
https://d-manga.net/OP-Black-Beard-pirates-member
◆悪魔の実の正体まとめ
https://d-manga.net/onepiece-akuma-no-mi
なども合わせて御覧ください。
普通に参考になりました
ありがとうございます感謝感謝です
YouTubeだとワンピースの考察チャンネルは妄想ばかりも多いなか
大変わかりやすく参考になる考察ばかりでした
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