【ワンピース】Dの一族とは?Dの意味とは?Dの意志とは?【ONE PIECE】

日本で一番売れてるおすすめのバトル漫画と言えば、尾田栄一郎の『ONE PIECE(ワンピース)』。主人公・ルフィがひとつなぎの大秘宝(ワンピース)を巡る冒険活劇。

(ONE PIECE magazine vol3 集英社)

このワンピースで重要な働きをするのが「ミドルネームにD」を持つキャラクター。

主人公のモンキー・D・ルフィを筆頭に、ONE PIECE作中では「Dの一族」や「Dの意志」といったワードで表現されてる。明らかにストーリーの核心部分に触れる存在が「D」というキーワード。ワンピースファンの読者の好奇心をくすぐっています。

そこで今回ドル漫では「Dの一族」や「Dの遺志」に関して徹底的に考察してみました。果たしてミドルネームの「D」に一体どんな意味があるのか?また『ONE PIECE』の今後の展開にどんな影響を与えるのか?

Dの一族は誰がいる?Dの名前を持つキャラ一覧

まずはミドルネームに「D」を持つキャラクターがどれだけいるのか、簡単にまとめてみたいと思います。

(ONE PIECE magazine vol3 集英社)

現時点でDの一族と呼ばれるキャラクターは合計9名います。

○ルフィの家系にDの一族が多い

例えば、Dの一族の最たる例が主人公の「モンキー・D・ルフィ」。

そしてルフィの父であり、革命軍総司令官でもある「モンキー・D・ドラゴン」もDの一族。ルフィの祖父であり、ドラゴンの父にあたる「モンキー・D・ガープ」なども当然にしてDのミドルネームを持ちます。

そしてルフィの義兄である「ポートガス・D・エース」もDの一族。エースの父であり海賊王の「ゴール・D・ロジャー」が同じDのミドルネームを持ちます。また海賊王ロジャーの妻である「ポートガス・D・ルージュ」もDのミドルネーム。エースを胎内で20ヶ月近く身ごもり続けたという脅威の女性。

ただルージュは結婚したからDのミドルネームを付けたのか、元々Dのミドルネームを持っていたのかは不明。既にルージュは死亡しており、今後ワンピースでどういった説明がなされるかは不明。

そのためワンピースの重要なキャラクター構成は、ざっくり言ってしまえば「Dの一族同士がたまたま知り合った」みたいな流れ。

○マイナーどころのDの一族

他にも黒ひげ海賊団の船長である「マーシャル・D・ティーチ」もDの一族。

王下七武海であり、麦わらの一味ではありませんがルフィの仲間でもある「トラファルガー・D・ワーテル・ロー」。故人も何人か中には含みますが、『ONE PIECE』の中で主に活躍するメインキャラクターがDの名前を持つらしい。

(ONE PIECE41巻 集英社)

ちなみにマイナーどころでは「ハグワール・D・サウロ」という元海軍本部中将もDの一族。すぐ思い出せないワンピース読者もいそうですが、かつてニコ・ロビンを救出した巨人族の男。

ここらへんは『ワンピース』のストーリーの核心部分に迫りそうな「オハラ」やニコ・ロビンに関与するキャラなので、いずれDの一族の謎が解明される時にハグワール・D・サウロは再登場するのか。

Dの一族は天竜人の天敵

では彼ら「Dの一族」とは一体何者なのかというと、現時点で『ONE PIECE』内で詳細に語られてはいません。

(ONE PIECE magazine vol3 集英社)

ただ「Dの一族」はこれまでのワンピースのキャラクターの発言から考察すると、世界政府を根本からひっくり返してしまうような存在であることは間違いない。

例えば、最高権力を握る五老星はDの一族を警戒し、元天竜人のロシナンテは「神の天敵」などと表現してる。天竜人が住まう聖地マリージョアでは「行儀の悪い子供は『ディー』に食べられる」と幼い頃から教えられている。

ドフラミンゴも「Dの一族は歴史のそこでくすぶり続けている」と言っていることからも、Dの一族は世界政府にとって仇なす天敵であることはほぼ間違いないと考察されます。とりわけ老人のキャラクターは「Dの意志」というワードを使うなど、Dの一族に関する情報を深く知っている様子。

言うまでもなく、世界の歴史は天竜人が爆誕した歴史そのもの。つまり世界貴族である天竜人がここまでDの一族を忌み嫌う理由は、やはり「空白の100年」で何かしらの衝突や戦争が両者の間で発生したからだと考察するのが自然。

【解説】Dの意味は「Dawn(夜明け)」の頭文字?

じゃあ「D」の意味とは何なのか?

そこで『ONE PIECE』の1話目を振り返ってみましょう。実は1話目の時点でDの一族に関する衝撃的な伏線が隠されていました。

(ONE PIECE1話目 タイトル 集英社)

そこで注目したいのが1話目のタイトル「ROMANCE DAWN(冒険の夜明け)」。

結論からサクッと書くと、Dの意味は「Dawn(夜明け)」の頭文字ではないかということ。

実際、ミンク族のペドロはルフィたちのことを「世界の夜明けに導くモノ」と散々表現してる。もし天竜人に支配された世界を「暗く荒んだ夜」と位置付けると、そんな暗い世の中から明るい開放された世界が「明るい朝」に例えることが可能。

つまり「D(Dawn)の一族」とは天竜人たちを倒す者達と解釈できる。『ONE PIECE』のストーリー内容も考え合わせると様々な点で合点がいくと思います。ドル漫ではDの意味は「Dawnの頭文字説」の可能性が高いと考察してみる。

Dの意味は「半月のカタチ」を現している?

また一方では、インターネット上ではDとは「月」を意味しているのではないかという考察も散見される。確かにDのカタチだけを見ると「半月」のデザインを現しているように見えなくはない。

(ONE PIECE4巻 集英社)

実際、ワンピースの作中で「月が出てくる描写」が非常に多い。

扉絵やさりげないシーンでも「月」が描写されており、例えば麦わらの一味に加入する前のフランキーの家にも「三日月マーク」がありました。何故か『ワンピース』は海賊の漫画であるにも関わらず、「月」や「空」に関する描写も目立ちます。

(ONE PIECE32巻 集英社)

『ONE PIECE』の読者であれば誰もが思い付くシーンだと、最強エネルがルフィに倒されるものの、最後は巨大な満月に向かうラストが記憶に鮮明に残っているはず。エネルの「さあ行こう。あの神の世界へ」というセリフも何とも今となっては意味深で印象的に思えます。

(ONE PIECE49巻 集英社)

実際にエネルは最終的に月まで到達しており、この壁画らしきものも実に怪しい。月の民が何かしらの理由で地球へ渡った瞬間を指し示してるように思える。少なくともエネルが地球から月に到達した事実は非常に重い。

Dを恐れる天竜人は「月の民」説

『ワンピース』は海賊漫画であるにも関わらず、何故ここまで異常なほど「月」に関する描写は多いのか?

芸の細かい作者・尾田栄一郎の性格を考えると、そこにDの意味や伏線が隠されていることは間違いない。そこで「Dの一族」に関して考察を飛躍させると、更に面白いものが見えてくる。

結論から書くと、実はDの一族を恐れる天竜人は「地球人ではなく月の民」なのではないかという説。最初かなり突拍子がない考察ではあると思ったんですが、前述のように既にエネルは月に到達済み。不可能でない。

また実は月の民説を裏付ける根拠も存在します。

(ONE PIECE51巻 集英社)

例えば、天竜人が何故か「宇宙服」のようなコスチュームを着用しているのが好例。常々疑問だったのは自分だけではないと思いますが、もし天竜人が月の世界からやって来たと仮定すると「宇宙服」の意味には誰もが合点がいくはず。

かつてロシナンテはDの一族を「神の天敵」と表現した。一方、エネルは月を「神の世界」と表現してる。まさに「月の民こそが神」であると自白してるようなもん。神とはDの一族を恐れる天竜人。

「Dの意志」とは自由を求める支配からの開放

(ONE PIECE51巻 集英社)

かつて800年前に「世界政府」を樹立させたのが20名の王様。この王様の末裔たちが世界の創造主である「天竜人」として、現在も世界を裏から支配してる。そこから歴史を遡るといわゆる「空白の100年」と呼ばれる禁忌の歴史がある。

だから900年以上前に地球にやってきた「月の民」が天竜人であり、その空白の100年間で世界の覇権争いを行っていた。一体天竜人たちは誰と戦っていたのか?それこそが「Dの一族」と呼ばれるものたちなのではないか?

この明確な対立構造で『ONE PIECE』を解釈すれば、月の民である天竜人が地球に闇をもたらした侵略者であり、Dの一族であるヒーローたちが地球に光を取り戻すことこそが『ONE PIECE』のストーリーの根幹

まさにDの意志とやらはさしずめ「支配からの開放」であり、まさにDの意志とは人類にとってのロマンスドーンであると解釈可能。「ひとつなぎ(の財宝)」という表現も「天竜人によって壊された人類同士の連帯を復活させる」という意味合いも込められているのかも知れない。

Dの一族とミンク族に関連性あり?

ただ我ながら「天竜人=月の民説」は最近やや微妙な感じもしてます。

何故なら後の天竜人となる王様は、900年以上前から存在していた普通の貴族だから。いきなりそれらを月からやって来た侵略者と結び付けるのは無理があり、あくまでDの一族を天敵と畏怖する理由は単なる空白の100年における戦争が原因でしょう。

そのため最近になってさすがに天竜人=月の民説はやや自信がなくなりました。

でもワンピースの中でここまで執拗に「月の描写」が描かれるのには絶対理由がある。そこで現状一番可能性が高いのは「月の民=ミンク族」説とドル漫では考察。実際、エネルが接触した月の民は動物人間が多く、ミンク族が電撃を使える点でも共通。

考えてみると、ミンク族と親交が深いとされる光月一族にも「月」の文字が入ってる。

そして光月一族が作った「ポーネグリフ(歴史の本文)」は地球上の武器を使っても一切破壊できないとされる石。このポーネグリフが月の科学力や鉱物で作られていると仮定したら納得いく部分も多いのではないか?

Dの一族は月の民を助けた貴族の末裔?

さらに予想しておくと、Dの一族が支配していた大国こそが「最終地点ラフテル」であるとドル漫では考察してる。つまり、Dの一族とはミンク族をラフテルで匿うなど、他の地球外生命体を現天竜人たちから守った王族たちなのではないか?と結論付けてみる。

結果的にDの一族は滅ぼされてしまったものの、ミンク族たちはお礼とばかりに月の科学技術を使ってポーネグリフを光月一族と共同制作して後世に託した。もしかすると悪魔の実の正体も月由来である説も捨てきれない。

そこらへんがワンピース最終回付近では、Dの一族やDの意志の謎と共に解明されていくのではにか?

少なくとも、かつて「Dの一族と後の天竜人となる王様」が壮絶な戦いを繰り広げた可能性は非常に高いとドル漫では考察しております。でなきゃ、天竜人がDの一族を畏怖する必要性がないですから。