日本一面白い漫画が『ONE PIECE』。集英社が世界に誇る人気バトル漫画。いずれハリウッドで実写映画化も予定されているとのこと。
『ワンピース』は敵キャラなど含めて、やはり魅力的なキャラクターが盛り沢山。画像は「麦わらの一味」と呼ばれる仲間。主人公・ルフィを除くと、現在麦わらの一味はサンジ、ゾロ、ウソップ、フランキー、チョッパー、ナミなど合計8名。
ただ『ワンピース』では将来的に麦わらの一味に加入するかも知れない「10人」の仲間が加入すると言われてる。
そこで今回ドル漫では「麦わらの一味の9人目の仲間の正体」を徹底考察してみたいと思います。ちなみに当初2017年時点で執筆した記事なんですが、ようやく9人目の仲間が完全判明したため、これまでネット上で噂されてた考察も振り返りながら読んでみてください。
麦わらの仲間が10人まで増える伏線
まずは「麦わらの一味が10人まで増える」根拠を考察しようと思います。いわゆる伏線。
その伏線とは『ONE PIECE』1話目のルフィの「10人はほしいなぁ」という発言。17歳になったルフィが初めて航海に出た直後、今後の仲間集めに際して独り言をつぶやいてる場面。もちろん普通の漫画であれば聞き流していい情報。
ただし、作者・尾田栄一郎はワンピース初期から様々な伏線を散りばめてる漫画家。扉絵一つにしても重大な伏線をポンポンと気軽に盛り込んじゃうような人。あえて「10人」という具体的な数字を表記した以上、そこには具体的なプランやプロットがあったと考えて良い。
ちなみに仲間という意味では9人目ですが、ルフィを含めた場合は「麦わらの10人目のメンバー」にあたる。だから当初記事では「10人目のメンバー」として考察してましたが分かりづらいという指摘をもらって変えてみました。
麦わらの仲間に入る法則性は「数字」にあり?
続いては麦わらの一味に入った仲間たちの「とある特徴」や「法則性」を考察。
結論から書くと、これまで麦わらの一味に加入した仲間は「数字」に関係してると言われてます。残念ながら電子コミック版『ワンピース』59巻にはSBSが掲載されてなかったため画像は割愛させてもらいますが、そこで読者が指摘し、作者・尾田栄一郎(おだっち)も暗に正しいことを匂わせてます。
例えば、『名探偵コナン』の黒の組織たちのコードネームにも法則性や意味が込められてるっぽいですが、漫画家さんの立場で考えるとこういった遊びの要素は漫画制作する上でちょっとしたモチベーションにも繋がっているのかも知れない。
例えば、麦わらの一味傘下のバトルロメオやキャベンディッシュなどと親子盃を交わす描写では、それぞれのキャラクターに「数字」が表記されてる。さすがに同場面の順番はそこまで大事とは思いませんが、これまで仲間に入った麦わらの一味のメンバーに数字が隠されております。
例えば、悪魔の実の能力者に限ってを見ると、主人公のルフィは「ゴムゴム(5656)の実」。チョッパーは「ヒトヒト(110110)の実」。ロビンは「ハナハナ(8787)の実」。ブルックは「ヨミヨミ(4343)の実」といった具合で能力名に数字が隠されてる。
○非能力者の仲間は「人名」に数字
一方、麦わらの一味には悪魔の実を食べてない仲間もたくさんおります。もちろん非能力者にも数字が隠されてる。それがシンプルに「人名」そのもの。
例えばナミだったら「73」。サンジだったら「32」。ニコ・ロビンは能力者ですが「25」。ゾロはゼロ(0)を意味してる可能性もありますが、ゾロは数字が連続する意味の「ゾロの目」が由来とドル漫では考察してみる。
でも、「の目」は邪魔じゃね?
ただ「ゾロが片目になった理由」でも考察済みですが、ゾロは面と向かって左目が失明してる。「ゾロの目」という単語も向かって左に目があることから、現在最新のゾロの「目が失われた状態」を指し示してる可能性もありそう。
麦わらの一味でもウソップとフランキー(カティ・フラム)はやや微妙なんですが、フランキーはウォーターセブン(7)に住んでいたので数字がギリ隠されてるか。少なくとも、『ワンピース』の仲間には「数字」が関連してる可能性が高い。興味があれば別記事の麦わらの一味(麦わら大船団)の記事もご参照ください。
ネット上で流布されてる9人目の仲間候補を考察
そこで「数字の法則」を元にネット上で流布されていた9人目の仲間(さらには10人目の仲間)を改めておさらいしておきたいと思います。
例えば、ルフィと同じ最悪の世代の「ウルージ」。まだウルージの能力の詳細は明らかになっていないものの、筋肉増強する悪魔の実。そこから「ニクニク(2929)の実」の能力者と仮定すると、数字の法則性と合致。麦わらの一味の仲間に加入する余地はあり。
ただし、ウルージの悪魔の実はカウンター的な能力に近い。一般的にニクニクと聞いて普通想起されるのは「食べるお肉」だと思うので、麦わらの9人目の仲間とは考えにくい。
そもそも王下七武海であり革命軍の一人だったバーソロミュー・くまの悪魔の実が「ニキュニキュの実」。既に存在する能力名を被せてくるとは考えにくい。そういう意味でサボが革命軍を抜けて麦わらの一味に加入する可能性も低そう。
逆に言うと、バーソロミュー・くまが10人目の仲間である可能性も浮上しますが、聖地マリージョアで天竜人の奴隷化するなど実質的には死亡してる状態。ワンピースのストーリーの流れを考えたら、くまはドラゴンなど革命軍に再び出戻りする可能性の方が高いでしょう。
他にも海軍大将の藤虎・イッショウの悪魔の実が時空を操ってるから「ジクジク(2929)の実」と見る人もいましたが、藤虎の能力名は「ズシズシ」であることが既に判明。数字の法則性で考察する限り、藤虎が麦わらの一味に入る可能性は低そう。
9人目の仲間の正体は「ジンベエ」だった件
ということで本題。麦わらの一味・9人目の仲間の正体を考察したいと思います。
結論から書いてしまうと、麦わらの9人目の仲間の正体は「海峡のジンベエ」でした。
ビッグマム(シャーロット・リンリン)との一戦後、ジンベエは麦わらのルフィを逃すために自ら犠牲となる形でビッグマムと対峙。「必ず来い!死んでも死ぬなよ!」と最後に言い放ったルフィたちはワノ国まで無事逃げおおせるものの、現在までジンベエとは音信不通の状態。
当初ドル漫では「ジンベエは死亡フラグがピンコ立ち」「これまで魚人島編などジンベエとはずっと行動を共にするなど新鮮味がない」「そもそも9人目の仲間なら何故登場しない?」などと考察してましたが、どうやらルフィの言葉をそのまま受け取って良かったっぽい。
でも最近発売されたビブルカードにジンベエの詳細に「麦わらの一味(操舵手)」とハッキリと明記されてる。
画像だと見えませんが、ジンベエのページ右上には「10」の文字も記載されてる。だからルフィを含めて10人目のメンバーと表記してもいいと思いますが、ジンベエが9人目の仲間で確定。麦わらの一味のメンバーであることを意味する背景色も赤色。疑いようがない。
じゃあ、ジンベエに「数字の法則」が関連してたのかと言うと、ジンベエの能力(正確には魚人空手)には「五千枚瓦正拳」や「七千枚瓦回し蹴り」といった必殺技がありました。ビッグマムを吹き飛ばすほどの威力。ここに5000や7000など一応数字の要素はあるっちゃある。
ちなみに「10人目の仲間(11人目のメンバー)」については別記事もご参照ください。
コメント
そもそもロビン能力者だしな
ビビの事忘れてね?
そもそも仲間は九人目やろ。
ルフィは船長であってゾロからが一人目の仲間だぞ。
ジンベエのビブルカードの数字も10番目でしたが、
「ルフィを含めた10人目のメンバー」として記事を作ってました。
ただ「仲間」という視点で考えると確かに分かりづらかったですね^^;
ということで記事を一から作り直しました。
麦わらの10人目の仲間については別記事をご参照ください。