【ワンピース考察】月の古代都市の驚愕の正体とは?空島とミンク族の先祖?【地下都市】

ワンピース』の主人公・ルフィを筆頭に、Dの一族たちと関係が深いのが「月」。ONE PIECEではことあるごとに月が描写されてることは有名な話。もし覚えてない方は今一度読み直してみてください。

(ONE PIECE49巻 尾田栄一郎/集英社)

そしてワンピースで月といえば、神・エネルが辿り着いた謎の月の地下都市(古代都市)。現状、ワンピースでは本格的に描写されていないものの、扉絵シリーズが後にストーリーに絡んでくるのは有名な話。

つまり、いずれエネルが辿り着いた月の古代都市がワンピースに登場する可能性が高い。そこで今回ドル漫では「謎の月の地下都市(古代都市)の正体」について徹底的に考察していこうと思います。

今更ですが月の古代都市には衝撃の事実が隠されていたらしい。

【解説】エネルが到達した月の古代都市まとめ

まず月の古代都市(地下都市)について簡単におさらい。何故なら『ONE PIECE』本編では描写されておらず、いわゆる「扉絵」でしか月の古代都市は登場してないから。そのためハッキリとは覚えてない人も多そう。

詳細は【考察】エネルの能力&強さまとめなども参照してもらうとして、空島出身の神エネルはルフィに敗北した後、方舟マクシムに乗って目指したのが月でした。一見すると遁走にしか見えませんが、正確にはエネルは当初から月に行こうと目論んでいたため、ルフィたちとの戦いにそこまでこだわらなかったと解釈すべきか。

傷ついた表情のエネルが「還るんだ神の在るべき場所へ…さぁ行こうマクシム。夜に目映く浮かぶ、あの神の世界へ…」と目をランランと輝かせていたシーンは、ワンピース読者なら誰もが覚えているはず。

そしてエネルは月に到着した後、クレーターの中でボロボロになった小型のロボット兵を発見する。エネルが電撃を食らわせると電力が溜まったのか、ロボット兵は蘇生。しかし、そこに新たに別の宇宙海賊と思しき連中の襲来にあうものの、エネルは一蹴。

この過程でエネルが発見したのが、謎の「月の地下都市」でした。エネルが電撃を食らわせると様々な都市機能が回復し、そこに眠っていた無数の小型ロボット兵も電気を介して動く仕組みだったのか再び動き出す。

結果的にエネルは大量のロボット兵たちを従えた…という場面で扉絵シリーズは終わりを迎えました。シリーズ名も「エネルのスペース大作戦」とそのまんま。電気で動くことから、月の古代都市は非常に近未来的な都市だったと考察されます。

月の地下都市に隠された「謎の壁画」は何を意味する?

そして、月の地下都市でいかにも伏線臭がプンプンだったのが「壁画」。

(ONE PIECE48巻 尾田栄一郎/集英社)

例えば、この壁画だと「羽が生えた人間」「羽が生えた小人」らしきキャラクターが確認できます。さらに詳細に読み解くと右上の壁画を見る限りは、どうやら小人は「サイボーグ」であることが考察可能。

そのためエネルの両隣にいる謎の小人も「サイボーグ」である可能性が高い。実際に扉絵を読む限り、地球で謎の爺さんに設計されたサイボーグであることは確定的で、仲間を助けるために風船を使って月まで飛び立ってる。

(ONE PIECE49巻 尾田栄一郎/集英社)

別の壁画では羽が生えた人間と小人サイボーグが、涙を流しながらお互いを見合ってる状況が描写されております。どこか「別れのシーン」を彷彿とさせる悲しげな場面。

ただ何故か右下にはエビらしき海洋生物が描写されているため、場所は月ではない?そのため羽が生えた人間が地球に移住後、小型のロボット兵だけは月に帰還している光景を表しているのかも知れない。

非常に意味深。なんだか分かるようで分からないまま放置している読者も多そうですが、既に「壁画の真実」は判明しております。答えとまで表現すると大げさですが、少なくとも少年ジャンプ編集部は壁画の謎の答えをアナウンス済み。

【衝撃】空島の住民は「月から移住した人間」たちだった!

では、さっそく結論か解説。月の壁画が何を意味してるのかというと、実は「月の住民は後の空島の住民」であることを物語っております。もっと分かりやすく言えば、空島の住人たちは月から移住した人間の子孫たちってこと。

(ONE PIECE DOORS2巻 尾田栄一郎/集英社)

先日発売された『ONE PIECE DOORS』を確認すると、既に空島と月の壁画を対比させてほぼ答えのような情報が描写されております。コニスの頭から出た角やアッパーヤード(神の島)の先住民・シャンディアの被り物などが、月の壁画と見事に酷似。

まさに「空島の住民=月の民」であるという何よりの証拠。

そう考えると、ノックアップストリームによって空島に突き上げられたシャンディアの人間たちも、実は空島の住民(月の民)だったことが分かります。何故なら、空島の住人たちのように背中に羽が生えてたから。

おそらく一番初めに生まれた空島のビルカに住んでいたものの、何かしらの経緯があってシャンディアの人間は地上に降りた。だからシャンディアの大地は空島に飛び上がったものの、結果的に「シャンディアの人間は空島に戻ってきただけ」と考察できます。

つまり長年に渡るスカイピアとシャンディアの戦いも、実は「空の者同士(月の民の子孫同士)」の内紛であったと解釈することが可能。本来は月の移民たちが同じ場所で再び暮らすようになっただけにも関わらず、数百年にわたる期間が空いたことでお互い誰も気付いてなかった。

今から振り返ると、さらなる悲劇が隠されていた。

○エネルは「本当の故郷(月)」に戻りたかった

でも、まだまだコレだけでは疑わしいと思ってる方もいそうですが、最大の根拠が「月の都市名」にあります。

実は前述の壁画画像に既にネタバレされてるんですが、月の古代都市の名前はまさかの「ビルカ」。どっかで聞いたことがある名前と気付いた方はワンピースマニア。そう。エネルが生まれ育った空島の名前。

つまり、月から移住してきた人間はまず最初に空島・ビルカを根城にしたと考察されます。いろんなワンピース考察サイトでは天竜人が月の民であるとする向きもありましたが、少なくとも「空島の先祖が月の民」であることはほぼ確定的。

(ONE PIECE26巻 尾田栄一郎/集英社)

例えば、「ヘソ」という空島特有のアイサツがありましたが、この特徴的なアイサツも「月の言語独特の名残」であると考察すれば非常に合点がいくのではないか。主人公・ルフィも当初は困惑しておりましたが、そりゃ意味不明なのも当たり前。

「空を飛ぶ」という概念がなかった空島に、何故方舟のマクシムを造船する技術があったのか?空島ビルカには「月から地球にやって来た飛行船」の技術が継承されており、そこには「月から渡ってきた歴史書物」も隠されていた可能性。

その書物にたまたま出会ったエネルは、自らの歴史と過去を知って月を目指すことを決意した。「神の在るべき場所へ還るんだ」と発言していましたが、まさに月の子孫であるエネルにとって「月に行くことは本当の故郷に帰る」ことそのものだった。

あくまでエネルにとっては「偽物の故郷」としか思えなかったのかも。ただしエネルによって空島のビルカは破壊されているため、今後ワンピースで「月の民と空島の歴史」に関する詳細が明らかになる可能性は低い?

ミンク族の電撃は「月の住民」である名残?

まだまだ月の地下都市の謎があります。

やはり月の地下都市は「電気」で動いていたこと。まさに近代国家そのもの。エネルの「ゴロゴロの実」でようやく全て起動するレベルであったことから、月の地下都市が機能していた時代は相当量の電気が必要になっていたはず。

(ONE PIECE82巻 尾田栄一郎/集英社)

そこで思い出されるのが、やはり「ミンク族」の存在。老いも若きも全てのミンク族は「電撃」を操ることができました。そして、スーロン(月の獅子)と呼ばれる覚醒技も併せ持つことで知られる戦獣民族。

そのためミンク族は「月との関連性」を非常に匂わせる存在。

改めて扉絵シリーズを振り返ってみると、エネルを襲った宇宙海賊たちは何故か動物の姿ばかり。そのためミンク族も月の住民であった可能性があり、少なくともミンク族はいわゆる「地球外生命体」であった可能性が高い。

○ミンク族は月の民の奴隷だった?

ただミンク族が自発的に大量に電気を作ったのか?

おそらく答えはNO。何故なら、現在地球では聖地マリージョアの地下で働かされている奴隷たち然り、やはり月の世界でも同様に大きな集団(コロニー)を形成すれば、そこには「階級」や「ランク」が生まれた可能性が高いと予想される。

そのため電気を生む性質に目をつけられたミンク族は「月の住民たちの奴隷」として半強制的に大量の電気を生成させられていたのではないか?と考察されます。シャンディアや壁画に描写されていた獣の被り物も、実は「ミンク族の亡骸」であった可能性が高そう。

○月の住民たちはミンク族を追って地球にやって来た?

だからこの「ミンク族」の存在こそが、月の古代都市が荒廃した歴史に関係してる。つまり、何故月の住民たちが地球に移住せざるを得なくなったのか?という事実にぶち当たる。

結論からサクッと書くと、天竜人とフィッシャー・タイガーの間で起きた因縁のように、おそらく当時月の奴隷だったミンク族を地球に逃した「誰か」がいた結果、大量の電力を産むミンク族たちが月から消えてしまった。

もちろん電気がない以上、月の地下都市も自然消滅せざるを得なくなったという流れ。

実際、月の壁画には「資源不足で青色の星へ飛ぶ」と解説されてる。まさに資源とは「ミンク族の電気」そのもの。そして、月の民たちはミンク族を追うように地球に向かった可能性がありそう。

○月の住民は1000年前に空島で暮らすようになる?

じゃあ、いつ月の住民たちは空島を根城にするようになったのか?ワンピースには「空白の100年」といった大きな謎もありますが、これもミンク族の動向を考えると、ある程度まで月の民が地球に移住したタイミングが読み取れます。

結論から書くと、月の住民たちはちょうど1000年前に地球にやって来たと考察されます。

何故なら、ズニーシャの背中でミンク族が暮らすようになった時期がちょうど1000年前だから。ミンク族が月から地球に逃げ込んだ時期にズニーシャの背中に街を作ったとすれば、まさに自然な流れ。

800年前にミンク族と仲が良かった光月一族がポーネグリフを作っていることから、この間に両者の接点が生まれたと考察できます。400年ほど前に空島に飛び上がったシャンディアの存在も考えれば、それ以前の大昔に月の住民が空島にやって来たのはほぼ確実でしょう。

だから空島の住民たちの羽が小さくなったのも、きっと地球に移住後に「退化」したと考察するのが自然でありましょう。

○エネルは本当に「空島の出身」なのか?

ただし、気になるのはエネルの背中には羽がないこと。

あくまで空島の住民たちは退化してるものの、しっかり背中には羽が残ったまま。例えば、空島出身のウルージさんですら背中にちゃんと羽が生えたまま残ってる。でも、エネルは太鼓のようなものを背負ってるだけ。ちなみに電気を太鼓に具現化してるっぽい。

じゃあ、何故エネルだけ羽が生えてないのかを考察すれば、やはり「月の血」を引いてない可能性がありそう。

だから「月という故郷に戻った」と先ほどは考察してみたものの、実はエネルは月の住民の子孫ではない可能性もありそう。そう考察すれば、曲がりなりにも生まれ育った故郷のビルカを木っ端微塵に破壊した容赦なさにも説明が付く。

今後、そのことが「エネルとイム様の結託」という可能性に繋がるか。

【空島】月の古代都市で開発された技術一覧まとめ

最後は月の古代都市が持っていたであろう「最先端テクノロジー」を解説して終わろうと思います。

(ONE PIECE30巻 尾田栄一郎/集英社)

例えば、エネルが月までやって来た方舟マクシムも月の地下都市で開発された最先端技術を応用していることは確実。前述の月の謎の壁画を見れば一目瞭然。また空島にはマクシム以外に飛空船らしきアイテムも存在してない。じゃあ、エネルはどうやって一から作ったのか?

ただ方舟のマクシムはエネル用だけあって、言ってもサイズが小さい。これでは月の地下都市の住民全員が乗れるほどのサイズ感はない。でも、地球にはめちゃくちゃ巨大な船がありましたよね?

そう、魚人島に隠されていた方舟ノア。おそらく月の住民たちは方舟ノアに乗って地球に移住した可能性。実際、ノアは「現代の科学力で解明できない技術が搭載」されており、この触れ込みがまさに月の技術を彷彿とさせる。ちなみに、ドル漫では方舟ノアは古代兵器プルトンと考察しております。

そして、世界一の科学技術力を持つベガパンクも空島の住民…もとい月の子孫である可能性が高そう。

未だにベガパンクのルックスは明らかになっておりませんが、既に空島の住民のように「頭に角が生えている」ことは判明済み。そのためベガパンクは頭脳が優秀というよりも、空島に継承されていた「月の技術」を応用しているだけなのかも?

そう考察すれば、ベガパンクだけが500年以上先まで実現できないであろう先端技術の構想やアイデアを持っていることにも合点がいきます。

○ポーネグリフや海楼石も月の技術に関係?

まだまだ月由来のエグい最先端テクノロジーが存在します。

その代表格が「ポーネグリフ」。ワノ国の光月一族が彫り込んだとされますが、ポーネグリフの素材は海軍ですら壊せないほど固い。

そのためポーネグリフは元々は月に存在した素材か、はたまた月の古代都市で生成された物質である可能性が考察できます。実際、『ONE PIECE DOORS』でもポーネグリフの存在が月の古代都市と絡めて言及されてることからも明白か。

また地球の科学力では説明できないアイテムだと、他にも「海楼石」も好例。悪魔の実を無害化する謎の石。どうやら空島の雲と同じ成分が海楼石にも入っているらしく、ますます月の地下都市との因果関係を匂わせる。

もともと空島なるものは地球に存在しなかった場合、下手すると月の住民たちが「空島そのものを作った」という可能性すらありそう。そう突き詰めて考察すると、悪魔の実を生成する宝樹アダムなども実は月から持ってきたものだった?

ほかだと空島の人間が使っていた貝のダイアルも実は月のテクノロジーだった可能性がありそう。