おすすめバトル漫画の『ワンピース(ONE PIECE)』で強い敵キャラと言えば、例えば海軍大将などが候補として挙げられると思います。ただワンピースにはまだまだ強い敵キャラクターは存在します。
その最右翼といえば、やはり「マゼラン」でありましょう。もはやマゼラン最強説がネット上では確認されるほど。ルフィと比べてもめちゃくちゃデカい。ボン・クレーも「マ…マゼラン~!」とガクブル状態。
そこで今回ドル漫では「マゼランの強さや正体」を徹底的に考察してみようと思います。果たしてどこまでマゼランは強いんでしょうか?
【解説まとめ】マゼランの正体とは?【インペルダウン】
まずマゼランの正体について解説していこうと思います。現在マゼランは何をしているのかなど改めて復習してください。
マゼランとはインペルダウンの監獄署長。常に黒いマントと黒い羽を着用し、黒いヒゲを蓄えているコワモテの男。マゼランの人種は不明ですが、どうやら生まれ持って牛のような角を頭に生やしているのも特徴。
結論から書くと、マゼランは非常に強い。そのため懸賞金が億超えの凶悪な囚人たちのみが入るインペルダウンの署長を長年勤めていたのもむべなるかな。
マゼランは後に黒ひげ海賊団に入ることとなる看守長シリュウと共に、ずっとインペルダウンを守っていた。囚人たちに脱獄や反乱を起こさせず、まさにインペルダウンを鉄壁の城塞と呼ばれていたのも二人の強さがあってこそだと言えましょう。
しかし、囚人を好き勝手に殺してしまうシリュウのあまりに横暴さに業を煮やして、最終的にシリュウを牢屋にブチ込んだことも。そのためマゼランは非常に「正義感が強い男」であることが伺えます。
○ただ現在は脱獄の責任を負って「副署長」に降格済み
ただマゼランは不運なことに、何故かインペルダウンの脱獄劇に頻繁に遭遇してしまう。
例えば、22年前の副署長時には金獅子のシキが脱走し、2年前には麦わらの一味・ルフィたちにインペルダウンに侵入され、その後は革命軍メンバーのエンポリオ・イワンコフや元王下七武海のクロコダイルなど大量の囚人に脱獄されてしまう。
また黒ひげ・ティーチにLEVEL6の最凶囚人たちが解き放たれるなど、その後インペルダウンは散々たる結果に見舞われました。
そのためマゼランは圧倒的な武力と統率力でインペルダウンを率いていたものの、現在は「副署長」まで降格済み。右下にチョコっと写っているハンニャバルが現在は代わりに監獄署長に昇格しております。
ただ世界政府など上から命令が下されたというより、マゼランが自責の念から自ら署長の座を退いた感じ。そこからもマゼランは責任感と正義感が強い男であることが読み取れます。
あとマゼランの左目には「大きな傷」が確認できます。ルフィ脱獄後、マゼランはボン・クレーと対峙しましたが、おそらくその時に付いたのか。そうだとするとボン・クレーやるやん。
ちなみに現在のボン・クレーはインペルダウンで脱走し、エンポリオ・イワンコフの後釜についている模様。インペルダウンが相変わらずカオス状態であることに違いはなさそうです(笑)
○現在マゼランは元七武海ドフラミンゴを監視中
現在副署長まで降格したマゼランは、ルフィに撃破されたドフラミンゴをインペルダウン最下層(レベル6)で監視している最中。相変わらず、マゼランの強さは周囲から絶大なる信頼を得ている模様。
だから今後マゼランは再びワンピースで再登場する可能性はあり。もちろんインペルダウンを守るという制約は相変わらずあるものの、やはり「ドフラミンゴの存在」が鍵になりそう。何故ならドフラミンゴは聖地マリージョアの謎を知っており、イム様に狙われてる?
ドフラミンゴがこのままインペルダウンで幽閉され続けるとは思えず、実際既に四皇・カイドウの部下ジャックがドフラミンゴを取り戻そうと海軍に立ち向かってる。ドフラミンゴに近しい仲間がインペルダウンを再び襲撃する可能性はゼロではない。
ルフィとの対決も中途半端なまま終わってる以上、もはや「マゼランは再び登場する」とドル漫では断言しておきます。ボン・クレーがインペルダウンに残ったのも、何かストーリー上で大きな意味がありそう。
マゼランの悪魔の実は副作用が強すぎてトイレ必須
マゼランのことを散々強い強いと言ってますが、じゃあマゼランの悪魔の実は一体何なのか?
結論から書くと、マゼランの悪魔の実は「ドクドクの実」。
超人パラミシア系悪魔の実に該当し、非常に強力な毒を扱う能力。詳細な必殺技は後述しますが、もはやマゼランの全身がドク化してる状態。やはりドクを扱う以上、自分の体もドク化しないとまともに扱えない。マゼランは一周回って、毒が好物。
ただマゼランの消化器官では毒を完全に消化しきれないため、ほぼ日中は下痢状態を強いられることも。そのためマゼランの一日の大半はトイレに入ってるらしい(笑)
じゃあ、いつドクドクの実を食べたのかというと、実はマゼランはかなり幼少期に悪魔の実を食べていた様子。
画像は大好きな花に水をやろうとしたものの、自身の体からドクが垂れて花が枯れちゃうという悲しすぎる瞬間。花を枯らして涙するぐらいなので、マゼランの性根は実はすごく優しい男の子。
左のテンションが高いハンニャバルとの対比が草。ただマゼランは悪魔の実のせいで、人生の大半はトイレに入ってる可能性が高そう。そりゃ、まともに友達も作れないし、そりゃ性格も多少屈折しても仕方ない。
ちなみに、子供時代のマゼランのTシャツの絵柄が「三首のヒドラ」。実はマゼランの必殺技に関係してきます。
マゼランの「ドクドクの実」の必殺技一覧【画像あり】
ってことで、マゼランの悪魔の実の必殺技一覧をまとめてみました。これまでドル漫では「ギア4」の考察記事も必殺技を画像付きでまとめてきたので、マゼランのドクドクの実も画像付きで紹介していこうと思います。
○クロロボール(毒ガス弾)…マゼランの悪魔の実
まず最初のマゼランの必殺技が「クロロボール(毒ガス弾)」。
マゼランが口の中でクチャクチャと毒を粘らせた後、風船ガムを膨らませるようなノリでドクをプクーっと膨らませる。そして、そのまま相手に飛ばす。クロロボールの中身は引火性が強いガス(催涙くしゃみガス)が含まれてる。
マゼランが口の中でクチャクチャしてる間に催涙ガスを混入してるに違いない。引火性が強いことから、画像では直後にクロロボールが大爆発を起こす。だから結構厄介な技。
○毒・雲(ドクグモ)…マゼランの悪魔の実
続いてのマゼランの必殺技は「毒・雲(ドクグモ)」。
やはりマゼランの口から出した霧状の毒ガスで相手の動きを止める技。霧そのものが蜘蛛に見えることから、どうやら雲(霧)と蜘蛛がかけ合わさったような技名。
つまるところ、単なる口臭であることは内緒。実際、マゼランの口臭は普段から相当ヤバいので近付くのは危険。他にも似たような技には、口からドクの塊を飛ばす「毒フグ」という技があります。
○ヒドラ(毒竜)…マゼランの悪魔の実
続いてのマゼランの必殺技は「ヒドラ(毒竜)」。その名の通り、マゼランの体内から大量に作り出される毒を、そのまま巨大な三つ首のドラゴンのように操る技。
前述のようにマゼランは幼少期にヒドラ(三つ首ドラゴン)が大好きだったようですから、そこらへんの思い出が反映されている必殺技。だからマゼランにとってヒドラが一番扱いやすい必殺技なのかも知れない。
このヒドラのドクは非常に強力。ボン・クレーもヒドラを前にして思わず「ヒドラのドクは麻痺性の神経毒で全身に死ぬ程の痛みが回ってやがて死ぬのよぉ」とパニック状態に陥るのも納得。
こんな強力かつ巨大なヒドラを自在に操作して攻撃されたら、まさに太刀打ちしようがない。
○ベノムロード(毒の道)…マゼランの悪魔の実
しかも、このヒドラを応用した必殺技の「ベノムロード(毒の道)」は更に強力。
ヒドラの中に入って、その中をマゼランが自由自在に高速で移動できる技。さながらウォータースライダーのようなノリ。一見するとショボそうに思えますが、もちろんヒドラは触れるだけで当然アウト。
まさに地雷をあちこちに仕掛けられてるような感じ。しかもヒドラの道は上下左右、どの方向にでも作ることが可能。つまりどこに逃げようとも、マゼランが瞬間移動で付いてくるようなもん。
実はドクドクの実を一番効果的に使っている必殺技が、このベノムロードかも知れません。
○地獄の審判(ベノムデーモン)…マゼランの悪魔の実
最後のマゼランの必殺技が「地獄の審判」。「毒の巨兵(ベノムデーモン)」という正式名称からも分かるように、巨大なドクのドクロ型の巨人を操作する技。マゼランの動きに呼応している模様。
先程のヒドラよりも更に毒が強力。ベノムデーモンが触れた場所から、岩やコンクリートなど無機物であってもドクがどんどん感染していくように広がっていく。これに触れて許されるのは、まさにマゼランのみのチート技。
ちなみにドクが広がっていく性質から、マゼランの悪魔の実は「覚醒」してると見る考察記事もネットでは拝見されます。ただ覚醒は広範囲に影響するため、この程度の強さだとマゼランはまだ覚醒してないと考察できそう。
「覚醒したキャラクター一覧まとめ」なども後でご参照。
【考察議論】マゼランは結局最強なのか?
ってことで、最後は「マゼランが本当に最強なのか」を徹底的に考察して今回の記事を締めくくりたいと思います。
結論から書くと、マゼランはワンピースの中でも最強クラスに強いと考察できます。
何故なら、マゼランに触れるだけでドクに感染してしまうから。また手足も当然ドクのため殴った箇所がコンクリートでも溶かすことも可能。超人パラミシア系ではあるものの、マゼランの実質的な強さは自然ロギア系に近い。
もちろんマゼランのバトル描写を見てる限り、巨大ではあるもののそこまで身体能力は強くはないと評価できそう。それでもシンプルに肉弾戦でマゼランと勝負しようとすると、かなり苦戦を強いられることは間違いない。
しかもマゼランはヒドラやベノムロードなどを駆使して、離れた場所からでも相手を攻撃することが可能。まさに近接中距離遠距離でのバトルも様々に対応できるので、マゼランの強さはあらゆる点でスキがない。
○最強マゼランも「毒対策」を講じられるとヤバい?
ただ最強とも思えるマゼランにも「穴」があります。
何故ならマゼランの強みを逆に考察すれば、あくまで脅威は「ドクのみ」になるから。そのためもし相手に「毒の対策」を取られてしまうと、意外とマゼランは行き詰まる展開が増えるはず。
実際、既にルフィはマゼランのドクの抗体を持ってる。もしルフィと再戦すれば、マゼランが再び優位に立てるかは疑問。またルフィを更に上回るのが「ジェルマ66」のレイジュ。もはや完全な毒耐性を持っており、毒への対応が可能であることは明白。
また「悪魔の実強さランキング」でも徹底的に考察しておりますが、マゼランの毒液って所詮は「液体」。例えば毒液も凍らせたり蒸発させられたりすれば、毒の効果ってほとんどなくなりそう。
そのためマゼランは最強クラスではあるものの、意外と強さにはクセがあるためサクッと負けるときはサクッと負けそう。一つの弱点を付かれると為す術がなくなる、さながら神エネルの劣化版みたいなところ。
「鬼滅の刃最強ランキング」でも毒系キャラの強さを評価してるんですが、結局、「毒ってどこまで強いの?」ってのが割と分かりづらい。もしドクで全部倒せちゃうなら、他の要素何も要らんやんって話ですから。
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