コミックス発行部数が5億部に迫る人気漫画が『ワンピース』。現在は四皇のカイドウを撃破し、ワノ国編も完結。既にストーリーは最終章に突入しており、ワンピースの最終回は2025年から2026年前後に迎えると見られております。
そこで誰もが気になるのはやはり「ラスボスの正体」でありましょう。連載から早25年目に突入する『ワンピース』はこれまで多数の敵ボスキャラが登場したものの、結局誰が【最後のボス】なのかは意外と判然としていません。
そこで今回ドル漫では「ONE PIECEのラスボスは一体誰なのか?」について徹底考察してみようと思います。黒ひげがラスボス?シャンクスがラスボス?はたまた、あの敵キャラがラスボスなのか?
ちなみに海軍大佐コビーやウルージなど完全にネタ枠のキャラクターは今回除外してます。
黒ひげ説…ワンピースのラスボス候補
まず最初のラスボス候補は黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ)。四皇の一人にして、主人公のモンキー・D・ルフィと同じく最悪の世代の一人。
これまで黒ひげは白ひげ海賊団のポートガス・D・エースや白ひげなど強敵を次々となぎ倒し、王下七武海から最速で四皇にのし上がってきました。そして、既にワンピースでは「最悪の世代から海賊王が誕生する」という伏線が張られております。
これまでの戦績実力や強さを考慮すると、最悪の世代の中だと黒ひげが最終地点のラフテルに到達する可能性が最も高いように思えます。
ただし結論から書くと、「黒ひげはワンピースのラスボスではない」と思います。
何故なら、ラフテル自体が「ワンピースという物語の最終ゴール」ではないから。あくまでラフテルに到達してDの一族の歴史や系譜が判明するだけだから。またゴールド・ロジャーが入手できなかった「ワンピース(ひとつなぎの大秘宝)」が得られるだけ。
○同じ「Dの一族」である黒ひげはむしろ仲間に入る?
つまり、ラフテルの到着後に【新たなストーリー】がまた始まる可能性が高い。さしずめラフテル編といったところ。そこで空白の100年の歴史やDの一族の正体などが新たに判明する。ひとつなぎの大秘宝を入手しても、やはりそこで何かが起きるはず。
だから、その先のストーリーが必ず存在するはず。でも種族という点で、ルフィも黒ひげも実は同じDの一族。じゃあワンピース最終局面において、同じく【夜明け】を目指す運命を背負ったDの一族同士で黒ひげと戦うのか?
確かに黒ひげのキャラクター像は「典型的な悪役」には描かれているし、エースとの因縁も考えると十分ラスボス候補になる可能性はあります。それでも【ワンピースの最後の敵】として立ちはだかるかは、個人的にはやや微妙だと思っております。
Dの一族という共通点以外にも、黒ひげは青雉クザンと手を組むなど、最後のラスボスかと言われると「どこか小物臭」は残ります。
また昨日の敵は今日の友ではないですが、黒ひげもルフィも含めたDの一族の者同士が「更に大きい勢力のラスボス」に共同で立ち向かう構図が漫画的な王道展開にも思えます。
イム様説…ワンピースのラスボス候補
続いてのワンピースのラスボス候補はイム様。
イム様は五老星すらひざまずくほどの世界政府の頂点。聖地マリージョアの誰も座れないはずの「虚の王座」に唯一座ることができる裏世界の王。世界会議(レヴェリー)編で突如登場したものの、下手したらフツーの天竜人ですらイム様の存在を認知してないレベル。
海賊を取り締まる実質頂点が海軍大将でした。それに指示ができる五老星ですら逆らえない存在ということ踏まえると、「ワンピースのラスボスはイム様」の可能性が現時点では最も高いはずです。【自由】を追い求めるルフィにとって、イム様はまさに【束縛】を象徴するキャラ。
そう考えると、ラスボスとしてここまで相応しい敵もいないはず。
○イム様は黒ひげの命も狙う
またイム様はルフィ以外にも、黒ひげの命も狙っていることが判明しています。この描写からも黒ひげがラスボス候補として外れる可能性が高いことが伺えます。少なくとも、イム様は両者をギタギタにできる立場であることが暗に表現されている。
ただ『ワンピース』では左目の傷は仲間寄りのキャラに付けられてることが多い。ルフィとしらほし姫は「左目」が潰されてるのに対して、黒ひげは「右目」が潰されてる。この違いから【標的にする理由の違い】なども考察されています。
それでもイム様=不老不死説も既に考察していますが、かつてDの一族と対立した過去を想像すると「Dの一族の根絶やし」は狙っているはず。今後新たなラスボス候補が出てくる可能性も低いでしょうから、消去法的にイム様がラスボスの最右翼と導き出せそう。
赤髪のシャンクスがラスボスだった伏線とは?
最後は赤髪のシャンクスがラスボスだったパターンを考察します。
黒ひげと同じく四皇の一角を担う赤髪海賊団の大頭。ワンピース1話目から登場し、主人公・ルフィが最も憧れるキャラクター。「どんな理由があろうと友達を傷つける奴は許さない」という名言を残すなど、ワンピース随一の善人キャラと見られています。
でも、だからこそ逆に赤髪のシャンクスは裏切り者の黒幕説というネタも昔から考察されています。実際、シャンクスは五老星と極秘で会談するなど、最近の言動は露骨に怪しい。冷静に振り返ると、シャンクスの怖すぎる描写も多かったりします。
海軍大将・赤犬サカズキと対峙してまでマリンフォード頂上戦争を沈静化させるなど、敢えて言うと海賊寄りでも天竜人寄りでもない「中立の立場」にも思えます。ただ現状だとさまざまな要素から、赤髪のシャンクスが少なくとも敵である可能性が高そう。
既にドル漫ではワンピース1話目・1巻目にラスボスが登場してた説も考察しているわけですが、赤髪のシャンクスであればその条件が立派に満たされる点も大きいはず。
○ラスボスの伏線は25巻の「親方」にあり?
じゃあ赤髪のシャンクスがボスである伏線は一体何なのか?
その根拠が「コミックス25巻表紙の親方」になります。この25巻は新四皇を予言した表紙だったわけですが、真ん中の白ヤギや【右上の親方】の謎が未だに解明されていません。でも、実はこの親方こそがシャンクス≒ボス説を物語っている。
何故なら、親方は英語で「Boss」だから。
親方の位置が何故シャンクスの右隣だったかというと、まさにシャンクスが「そのまんまボス」だから。しかも親方はサムズアップしています。これはグッジョブという意味などではなく、親指の先にいるシャンクスを指差して「コイツがボスでっせ」と暗に伝えている。
この親方はキャプテン・ジョンのお宝を探している最中に一瞬出会ったキャラクターなんですが、本来ならバギーの隣に親方を描けばいい。でも何故それをしなかったのか?それはバギーが『ONE PIECE』のボスではないから。
○他の四皇はシャンクスがラスボスだと知って驚いている?
そこで他の四皇の表情を見ると、バギーは「なんだってーーー?」と口を開けて驚いているように見えます。下の黒ひげとルフィは同じように口を開けており、この両名は「シャンクスが敵だったなんて許せない!」と怒りの雄叫びを上げている表情にも見えます。
でも何故、シャンクスだけが「穏やかな表情」を浮かべていたのかというと、ラスボスとして全てお見通しだったからではないか?
もちろんシャンクスは五老星にすら敬語を使っていたことから、「イム様>>>五老星>>>シャンクス」という関係性が読み取れるため、実際問題として最後のラスボスだったかはやや微妙なところではあります。それでもシャンクスが終盤の敵ボスである可能性は高いか。
つまりシャンクスとイム様は手を組んでいる可能性がある?
コメント
dの一族というだけで黒ひげと手を組むのはちょっと厳しいのではないでしょうか、ルフィの大切な人物の一人であるエースが処刑された原因ですしルフィと黒ひげは海賊王になるという目標こそ同じであれど、食べ物の好みから敵に対する対応など全て正反対というキャラ設定ですし。ただイム様ラスボス説はかなり可能性があると思います
黒ひげは最悪の世代じゃなかった
気がする……
黒ひげは最悪の世代だよ
ギア5のルフィは白、シャンクスは赤で
戦ったら『源氏と平氏』になる
戦いと結果は源氏がかったので白の
ルフィがシャンクスに勝つ
この先のストーリーの軸
・古代兵器と新パシフィスタを使って政府が何をするか
・政府以外に古代兵器を使う勢力は出てくるのか
・革命軍はどこで誰と戦うのか
・ラフテルにたどり着くのがゴールなのか
・オペオペ、ジュエリー・ボニーあたりと五老星イム様の不老不死の件
世界政府の闇の秘密=ワンピースだろうから
ワンピースを見つける→世界政府と海賊・革命軍みんなで戦う→生き残った海賊同士で海賊王を決めるっていうNARUTOパターンな気がする
黒ひげはラフテルに行く時点でのボスで、イム様は事実上のラスボスだろうけど、最後の敵はシャンクスな気がする
ラスボスは?というと違うかもしれないが、ルフィの最大のライバルは間違いなく黒髭。
ジャヤでのチェリーパイのくだりから二人は相容れないライバルとしての位置づけながら、二人共海賊王を目指している。考え方や手段が全く異なり海賊王の理想像も異なるが同じ夢を追いかけている姿が見てて面白いし憧れる。
この二人に比べると白髭、シャンクス、カイドウ、リンリンは持っている夢が小さそう、だから四皇時代から頭抜けることも出来ずに今に至るわけで‥
じいっじゅじゅうkl