【ワンピース考察】ロッキーポート事件とはなんぞや?

少年ジャンプで連載中の『ワンピース』は非常に設定や伏線などが多い。キャラクターや世界観など非常に情報量が多いため、内容を面白いと感じてても意外と覚えてないことも少なくない。

そこで今回ドル漫で取り上げるのが「ロッキーポート事件」なるもの。思い出せそうで全く思い出せないワンピースの典型例かも知れない。これまでの情報をまとめつつ、ロッキーポート事件の真相を予想を込めて考察してこうと思います。

【解説まとめ】ロッキーポート事件とは?

(ONE PIECE70巻 尾田栄一郎/集英社)

ロッキーポート事件とは、最悪の世代でありDの一族でもあるトラファルガ・D・ローが首謀した事件のこと。じゃあ、ロッキーポート事件がどんな事件だったのかというと、現時点のワンピースでは詳細は不明。

でもそこで終わっても面白くないので、現状ワンピース内で判明してる情報から筆者ドルジ露瓶尊の考察力を駆使して「ロッキーポート事件」の輪郭に迫っていこうと思います。

○ローが七武海に入るために起こした事件なのか?

そこでローで思い出される情報があります。

(ONE PIECE67巻 尾田栄一郎/集英社)

その情報とはスモーカー中将率いる海軍たちによると「ローは海賊の心臓を100個本部に届けた狂気の男」という情報。

ローは四皇カイドウやドフラミンゴ打倒のため王下七武海メンバーに入ろうと、同じ仲間といったら語弊がありますが、他の海賊たちの心臓を集めて海軍に売り渡した。その功績が認められてローは無事七武海入りに成功したことはワンピースマニアでは有名な話。

そのためネット上では「心臓100個事件=ロッキーポート事件」と絡めて考察しているサイトも存在します。確かに今の所ワンピースでは目ぼしい情報もないため、この出来事をロッキーポート事件に絡めてしまったとしても仕方がないでしょう。

ローが新世界に入る前に起こした事件?

ただ結論から書くと、「ロッキーポート事件とローの海賊心臓100個事件は無関係である」とドル漫では考察してみる。

何故ならロッキーポート事件がそれであれば、G5の海賊たちは「ロッキーポート事件」の名前を持ち出すはずだから。もし両者に関連性があるのであれば、ロッキーポートの名前を出して恐怖感を煽るのが一番手っ取り早い。

作者・尾田栄一郎がそれをしてない時点で、両者の関連性は薄そう。そもそも海軍にとってロッキーポート事件は汚点のように語られているにも関わらず、その出来事がロー王下七武海メンバー入りの決め手となるとは考えにくい。

一応おさらいしておくと、ロッキーポート事件が起きたのは、マリンフォード頂上戦争後から主人公・ルフィといった麦わらの一味が再びシャボンディ諸島に再集結するまでの2年の間に起きたとされる。その間、ローは新世界には行かず、ずっと偉大なる航路前半に留まり続けていた。

そのためロッキーポート事件の舞台は「新世界以前の国」で起きたと考察されます。もっと考察するなら、新世界以前に存在するであろう「ロッキーポートと呼ばれる街」で何か大きな事件をローが引き起こした可能性が高そう。

ロッキーポート事件は落とし前戦争に関連する?

マリンフォード頂上戦争以後に起きたロッキーポート事件と並んで語られているのが、「落とし前戦争」と呼ばれるもの。

最悪の世代でもある四皇・黒ひげティーチ白ひげ海賊団の元メンバー・マルコが壮絶な戦いを繰り広げた事件。結果的にティーチが勝利し、大敗北を喫したマルコは消息不明…ということが現在ワンピースで判明。

ただマルコは今後再登場する可能性が高く、「ワノ国編」で活躍すると見られてる。ワノ国は桃太郎の世界観と絡めて考察されることが多いんですが、両者の事件が関連してるとは思わないものの、いずれロッキーポート事件も真相が明らかにされる可能性は高そう。

海軍コビーがロッキーポート事件の立役者だった?

そこで『ワンピース』最新話を読むと、どうやら再びロッキーポート事件の名前が取り沙汰されておりました。

(ONE PIECE903話 尾田栄一郎/集英社)

結論から書くと、いつの間にか海軍として板がついてしまったコビーがロッキーポートの事件の立役者だったと言われてる。

既にコビーの階級は大佐まで上り詰めており、おそらくロッキーポート事件の功績が認められてそこまで昇進したと考えられます。逆に考察すれば、ロッキーポート事件は世界にとっても非常に大きな事件であった可能性が高い。

(ONE PIECE903話 尾田栄一郎/集英社)

実際、ドレスローザにいたキュロス曰く、「ロッキーポート事件で市民を守った英雄」と称賛してコビーの名前は世界中に知れ渡ってることが伺えます。キュロスも人形化してても、世界情勢はくまなくチェックしていた模様。

しかもキュロスはその後、「豪傑かと思いきや好青年だな」とコビーを評価していることから、ロッキーポート事件はそれだけ大規模な戦闘が勃発していた可能性が高いと考察されます。

【考察まとめ】ロッキーポート事件の真相とは?

つまり一言でまとめると、ロッキーポート事件の真相とは「トラファルガー・ロー VS コビー大佐」の戦いであったと結論付けられそう。コビーはロッキーポート事件で「英雄」として名を挙げ、ローはロッキーポート事件で「海賊」として更に名を挙げた。

更に考察するなら、ローが船長を務めるハートの海賊団が引き起こした事件であり、結果的に二人の勝負はコビーが勝利した結末は間違いないか。大規模な戦闘であればミンク族なども関係してくるか。

もしかすると、ローとコビーが助け合って「別の第三者の敵」と戦った可能性も考察したんですが、それだとローがロッキーポート事件の首謀者扱いされる理由が分からない。何故なら、首謀者の意味は「悪事を率先的に働くひとのこと」を指すから。

じゃあロッキーポート事件みたいなものを起こしたローを七武海に入れるんかよ、という疑問は残ります。またマリンフォードではルフィの命を救うなど、ローは海軍にとって嫌らしいことばっかしてる。それにも関わらず何で?という疑問は解消されない。

ただそれまでの全ての禊を含めて、ローは「海賊100人の心臓」を海軍にプレゼントして何とか七武海メンバー入りに成功した…という流れで考えれば、全ての辻褄が合うのではないかと筆者ドルジ露瓶尊は考えます。

今後、コビーやローがワノ国編で相まみえる可能性は高く、そこでは前述の落とし前戦争で敗北したマルコなども再登場することは確実。いずれワンピースではロッキーポート事件の真相が語られる可能性は高いでしょう。