『ワンピース』の世界を真っ二つにするようにグルっと一周貫いてる大地が「レッドライン(赤い土の大陸)」と呼ばれるもの。
レッドラインは断崖絶壁のように海賊たちの前に立ちはだかり、もはやレッドラインの上部は雲がかかって見えないほど高い。手前にある海賊船がレゴのオモチャのように小さく見えるほど。
そこで今回ドル漫では「レッドライン(赤い土の大陸)」のヤバすぎる正体について徹底的に考察してみました。レッドラインは人工的に作られたものだった?またワンピース最終盤でレッドラインは壊されてしまう?
レッドラインとは?
まずは「レッドライン(赤い土の大陸)」についておさらい。
レッドラインとは地球をグルっとまるまる一周取り囲んでいる巨大な大地のこと。前述の画像を見ても分かるように、もはや「崖(がけ)」と言った方が適切。その岩の表面が赤色であることから、「赤い土の大陸」という別名で表現されることも。
レッドラインと直角で交わるのが、いわゆる「グランドライン(偉大なる航路)」。グランドラインは海王類が周囲に生息し、レッドラインも含めてまさに難攻不落の場所の代表格。そして、両者が交わる場所に「聖地マリージョア」と「リヴァースマウンテン(グランドラインの入り口)」が存在します。
マリージョア周辺には海軍本部も存在して天竜人を守るなど、ジェルマ66(ヴィンスモークファミリー)のように乗り越えようと思えば乗り越えられるようですが、レッドラインは基本的に物理的にも軍事的にも簡単に乗り越えることは不可能。
そのため『ワンピース』の世界は、このレッドラインとグランドラインが上下左右に地球をグルっと取り囲んでる状態。ちなみに、レッドライン以外の地理の詳細は、別記事の「ワンピースの世界観まとめ」をご参照下さい。
レッドラインの「一般的な意味」とは?
一方、本来の「レッドライン(Red Line)」の意味は何なのか?ちなみにレッドラインの英語名はまだ確定してるわけではないと思います。
結論から書くと、レッドラインは「超えてはいけないライン」と解釈するのが自然か。直訳すると「赤い線」と日本語に訳せそうですが、「赤≒危険」のイメージ。「危険な場所に入る境界線を指し示す線」と直感的に考えると良いと思います。
例えば、軍事情勢の境界線を表す時にレッドラインという言葉も使われるとか。あとは『ワンピース』の世界地図と実際の地球儀と重ね合わせるのであれば、レッドラインは「赤道」と意味しているのかも知れない。この考察が正しいなら名前や存在に意味はないのかも。
また現代では、レッドラインという言葉は「電車の路線」にも使われるそう。もちろん『ONE PIECE』の世界と連動させてるかどうかは不明ですが、レッドラインとは「どこかへ行くため道筋」を表している伏線の可能性も?
【成り立ち】レッドラインは「人工的」に作られた?
ただし、冷静に考えるとレッドライン(赤い土の大陸)という存在はいささか不自然。自然現象だけで地球をまるまる一周繋がる大地が形成されるものなのか?まるで植民地時代が長かったアフリカの国々の「直線的な国境線」のよう。
だから、レッドラインは明らかに「人工的な匂い」が漂います。
『進撃の巨人』の三重壁ではないですが、誰か意図的に作られた可能性もありそう。空島のヴァースを見ても分かるように、巨大な大地はまるごと動く前例は既にある。レッドラインも意図的に海底から隆起させることもできるのではないか?
そうでなきゃ、ワンピースの作者・尾田栄一郎が作った世界観としてはあまりに安直すぐる。でも結論から書くと、さすがにレッドラインの詳細な過去は不明です。人工的に作られたとする伏線も今の所ワンピースでは確認されません。
もし仮に自然現象で生まれていた場合、レッドラインを隔てて世界はかつて仲良く分断されていたのかも。例えば、東の海はDの一族、西の海は現世界貴族といった具合に住み分けられていた可能性もゼロではないか。レッドラインを乗り越えるカタチで、その東西で起きた戦争が空白の100年だったのか?
一方、レッドラインは『ワンピース』の最終回において大きな役割や展開に関わってくる可能性もありそう。
レッドラインは「不自由」の象徴?いずれ壊す?
結論から書くと、レッドラインは『ワンピース』終盤で破壊される可能性がネット上では随分前から言われております。つい最近、ラフテルの存在が明らかになってビンクスの酒の謎もどうやら今後ワンピースで強く関わってきそうな雰囲気。
レッドラインは地図上で見ると「単なる線」に過ぎませんが、前述のように実際のレッドラインはそびえ立つ大きな崖でした。これは「巨大な壁」と言い換えることが可能。そして人類にとっての壁とは、まさに「不自由の象徴」そのもの。
現実世界でもベルリンの壁、トランプ大統領が建設を目論むメキシコ国境沿いの壁、イスラエルにおける分離壁など、まさに壁とは「分断の象徴」。思想の分断、人種の分断、往来の自由の侵害etc。
一方、『ワンピース』の主人公・ルフィは「自由」を求めて海賊王を目指してる青年でした。つまり、ワンピースの最終回では「不自由の象徴」であるレッドラインをぶっ壊すのではないか?むしろレッドラインは最初から壊されるために存在していた?
例えば、ゴールド・ロジャーがラフテル到達後に知ったとされる「思わず笑った壮大な計画(笑い話)」とは、まさにレッドライン(不自由な壁)の破壊にある?ロジャーもルフィと同様に、レッドラインを筆頭に自由に航行できない世界に不満を抱いていた可能性もある。
○レッドラインは何故「土」でできている?
「赤い土の大陸」という異名も考えてみると、何故か岩ではなく「土」という言葉が使われていました。土ではすぐ壊せそうなイメージも与える。土は誰が考えても「水」に弱そう。単なる砂利道とアスファルトで舗装された道路とでは、どっちが水害に強いかは一目瞭然でしょう。
つまり、レッドラインは意図的に「土」を盛って作られたことを意味してる?レッドラインそのものが「巨大なヴァースの塊」としたら?レッドラインならぬ、まさに「レッドヴァース」だった?リヴァースマウンテンも実は「レッドヴァースマウンテン」を短縮化した言葉だったのかも知れない。
またグランドライン(偉大なる航路)の周辺には、何故か海王類がウヨウヨと存在しております。これはグランドラインを守るため?何故、海王類の声は魚人や人魚に聞こえず、Dの一族の一部にだけ聞こえるのか?そう考えると、グランドラインの方が実は人工的な匂いが強い。
古代兵器ポセイドンで海王類を意図的に操れることは周知の事実。意図的にカームベルトに棲息するように命令することもできそう。
だから、それと直角で交わるレッドライン(赤い土の大陸)も『ワンピース』のストーリー根幹に関わってくる装置であることは確定的か?前述のように「どこかへ導く道」と由来を解釈した場合、レッドラインは月に飛び立つための滑走路がその地表?
コメント
僕と考えが近い方がいらっしゃったので思わずコメント送らせてもらいました!
僕はワンピースの正体がレッドラインで、レッドライン自体が黄金じゃないかと思ってます。ジョイボーイは月から地球を見た時に黄金の光の反射で地球が麦わら帽子を被ったみたいに見えて、麦わら帽子を被って黄金を取りに月から地球に来たかと。笑い話はワンピースがレッドライン全部が黄金という事か、ジョイボーイが黄金目当てで地球に来たという事のどっちかじゃないかと思ってます。ちなみにラフテルは北極か南極のどっちかで、シャンクスとバギーの言い合いや、凍った麦わら帽子も説明できます。地球は丸いから4つのポーネグリフを結んだ場所は二ヶ所できるから両方意味のある場所かも。ルフィとロジャーが言った共通の事は、レッドラインを壊して世界の海を「ひとつなぎ」にする事だと思います。元々は海はひとつなぎでオールブルーだったけど、レッドラインがおそらく作られて、世界が二分(地位的な)されその半分に住んでたのがDの一族。これも月から見たジョイボーイによってDとつけられた?ジョイボーイはDの一族に味方して、空白の百年の間に世界をひとつなぎにする戦争を起こした。古代兵器はレッドラインを壊す為のもの。漫画ワンピースは世界をひとつなぎにする物語だと思ってます!
長々コメントすみません。いろんな考察見てもあまり自分と近い人がいなかったんで、テンション上がってコメントしてしまいました。これからもサイト運営頑張ってください!
サンジがオールブルーをうみだす為にレッドラインの聖地マリージョア辺りを壊すと思います。