【ワンピース】覇気の「正体」とは?武装色・見聞色・覇王色 それぞれの覇気を徹底解説!【画像あり】

ワンピース(ONE PIECE)』の後半(新世界編)以降に追加された設定が「覇気(はき)」と呼ばれるもの。

(ONE PIECE61巻 尾田栄一郎/集英社)

例えば、画像のシーンだとレイリーが覇王色の覇気を発揮して巨大な怪物をいとも簡単に失神させている場面。

そこで今回ドル漫では「覇気」について改めて徹底的に考察してみました。ワンピースに興味がある方はぜひチェックしてみてください。

【解説まとめ】覇気とは?【ワンピース】

まずは「覇気(はき)」とはそもそも何なのかを解説。

覇気とは、ワンピース作中の言葉を借りるなら「全ての人間に潜在する力」のこと。ただ当たり前に存在しているがゆえに、平凡な人間だと体内に秘めた覇気なるものを意識的に感じることはできず、覇気のパワーを引き出すことはできない。

覇気はいわゆる「必殺技」の類い。例えば、『ハンターハンター』でいうオーラ。『NARUTO』でいうチャクラみたいなもんに置き換えて「覇気」を考えれば分かりやすいかも知れない。

覇気の使い手は一応少ないとされているものの、海軍だと中将以上のキャラクターは全て覇気を使えます。さすがにワンピース後半になってることもあって、現状のストーリーでは強者だと誰もが覇気を使えると考えていいと思います。

○覇気はワンピースでそこまで活躍しない?

でも、覇気は意外とそこまでバトルに付加価値はもたらしません。あくまでレイリー曰く、覇気とは「自分の力を信じる力」であったり、「自分の能力を疑わない強さ」と定義されてるから。

そのため最初は大げさに登場したものの、覇気は「悪魔の実の力」を補助的にサポート、もしくは悪魔の実の能力に対抗するための後付け的な設定に近い。例えば「覚醒」と比較すると、この覇気はそこまで応用性は低いかも…とドル漫では考えております。

(ONE PIECE61巻 尾田栄一郎/集英社)

そして、この覇気は「見聞色の覇気」「武装色の覇気」「覇王色の覇気」の合計3種類が存在します。そこで続いてはそれぞれの覇気の能力や強さについて、筆者ドルジ露瓶尊が考察していきましょう。

見聞色の覇気とは?【ONE PIECE考察】

まず最初は「見聞色の覇気」。見聞色の読み方は「けんぶんしょく」。麦わらの一味だとサンジが得意な覇気。

(ONE PIECE61巻 尾田栄一郎/集英社)

簡単に説明すると、見聞色の覇気は「気配などを察知する力」のこと。

例えばバトルシーンだと視界に入らない角度からの攻撃を避けたり、相手の次の一手が読めることに使われる。またカタクリという海賊は見聞色の覇気を極めすぎて「数秒先の未来も予知」できてしまうほど。

厳密には「知識」といった意味で使われることが多いものの、見聞には「見たり聞いたりすること」という文字通りの意味もあるので、まさに言葉のニュアンス通りの覇気と考えたらいいと思います。

○防御のための覇気

基本的に、見聞色の覇気は「防御のための力」と考えると良さそう。

例えば、CP9が体得していた六式の「紙絵」や空島の住民たちが使っていた「心綱(マントラ)」といった避ける技も、全て見聞色の覇気の一種。ベースが一緒の能力のくせに、みんな好き勝手にオリジナリティあふれる技名を付けすぎやん…と思ったのは内緒。

ただ見聞色の覇気は「相手の感情を読み取る繊細な能力」でもあるため、非常に高い集中力が必要になるらしい。そのため使い手の精神状態や体力の消耗度に左右されやすく、言うても無敵感は薄め。

武装色の覇気とは?【ONE PIECE考察】

続いての覇気は「武装色の覇気」。武装色の読み方は「ぶそうしょく」。

(ONE PIECE61巻 尾田栄一郎/集英社)

武装色の覇気の最大の特徴が「自然ロギア系の能力者相手でも攻撃できる」こと。

武装色の覇気は「肉体を硬化」させる能力。「見えない鎧を着るイメージ」で肉体を強化させれば、その武装色の覇気をまとった部位が黒く変色するのが特徴。ちなみに海軍大将・黄猿との一戦で、レイリーの右足が黒色に変色してないのは内緒(笑)

正直、武装色の覇気で肉体を強化・硬化させることと、普通では攻撃が当たらない自然ロギア系の能力者の実体を捉えることがどう繋がっているのか感覚的に理解できませんが、とにかく武装色の覇気ならどんな相手でも物理攻撃を与えることが可能になる。

レイリーも言ってるように、バトルにおいて最も活躍する覇気が武装色の覇気。防御に特化させる能力として最初は紹介されてるものの、基本的に武装色の覇気は「攻撃のための覇気」と考えてください。

そのため現状のワンピースでは、もはや「覇気=武装色の覇気」と考えてもいいはず。

○武装色の覇気は「武器」や「アイテム」にまとうことも可能

この武装色の覇気を取り入れた一番有名な必殺技がルフィの「ギア4」。武装色の覇気で様々な部位を強化することで、ルフィが軽くバケモノ化しちゃってる必殺技。覇気の中では最も使い勝手に優れる。

そして、武装色の覇気はカタナといった「武器」にもまとうことが可能。刀に武装色の覇気をまとえば「黒刀」になり、刃こぼれすることも激減。そのため麦わらの一味ではゾロが得意なのもむべなるかな。

海軍中将・ヴェルゴなどは竹筒みたいな武器を武装色の覇気で強化させており、もしかすると今後は「銃やピストル」で武装化させた弾を使うキャラも現れそう。具体的には赤髪海賊団のベン・ベックマンあたりかなぁ…とドル漫では予想してみる。

ハンターハンターで言うところの「周」みたいな使い方も武装色の覇気は可能な点も魅力。

覇気にも習熟度や練度・ランクが存在する

じゃあ、武装色の覇気をまとった拳同士で殴り合ったらどうなるのか?

(ONE PIECE883話 尾田栄一郎/集英社)

結論から書くと、普通の殴り合いと一緒で「武装色の覇気にも強弱」が存在。ルフィvsカタクリ戦でのシーンが有名ですが、武装色の覇気の強さで下回っていたルフィが「イテテ」と拳が痺れてる場面。カタクリも「武装色にも上がいる」とドヤ顔してます。

つまり先程の見聞色の覇気も含めて、覇気の強さは使い手側の「習熟度」や「練度」によって変わってくるということ。フィジカルの強さによって攻撃力が変わるように、覇気の強さによって攻撃力も変わってくる。

○武装色の覇気体得≠自然ロギア系打破

そのため海軍大将などは全員自然ロギア系と見られていますが、武装色の覇気を体得したからと言って、即座に海軍大将に勝てる可能性が高まるわけではないとドル漫では考察します。下手するともし能力者の強さと歴然たる差があれば、武装色の覇気ではきっと実体を捉えることは難しいか。

だから悪魔の実と同じで、覇気もそれ自体がそこまで万能に使えるかというと、答えはNO。

ただ逆に考察すると、覇気は鍛えて強化することが可能。見聞色の覇気も極めることで先読みできる未来の長さも変化し、武装色の覇気を極めれば相手に与えるダメージ量も変わってくる。

一方、まったく鍛えることができない覇気が最後に解説する「覇王色の覇気」になります。

覇王色の覇気とは?【ONE PIECE考察】

最後は覇王色の覇気を解説して記事を終わります。ちなみに覇王色の読み方は「はおうしょく」。

(ONE PIECE61巻 尾田栄一郎/集英社)

冒頭で少し触れましたが、覇王色の覇気は「相手を威圧して気絶」させることが特徴。シャンクスと白ひげが覇王色の覇気をぶつけ合った場面では、その勢いで空の雲が真っ二つに割れたほど。

覇気の中でも特殊な覇気と位置付けられ、数百万人に一人しか体得できないとされてる。そのため現在覇王色の覇気が使用できるのは、ワンピースのキャラクターでもわずか9名。

例えば、主人公・ルフィ。レイリー、赤髪のシャンクス、白ひげ。王下七武海だとボア・ハンコックとドフラミンゴ。四皇だとビッグマムなどがおり、作中の言葉を借りるのであれば「王の資質」を持つものだけが許される覇気。

そのため覇王色の覇気だけは、覇気の中でも唯一鍛えることは不可能。まさに生まれ持った資質によって強弱が変わってくる。この覇気をハンターハンターで例えるなら「特質系能力者」的な立ち位置か。

○意外と微妙な覇気が「覇王色の覇気」

ただ覇王色の覇気は、実は一番微妙っちゃ微妙な覇気。

何故なら、あくまでザコ敵を一掃できるだけだから。そこそこ強い相手に覇王色の覇気を使っても、ちょっと恐れおののくだけ。そのため覇王色の覇気はバトル面で何か使えるような覇気ではなく、実際バトルで有効的に使用された場面は皆無に近い。

だから覇王色の覇気の役目としては、「こいつすっげぇ強いぜ」と暗に伝える意味や価値以上のものはなさそう。せめてDの一族だけ使える覇気とかならまだしも、今の処はあっても無くても一緒。

正直、覇王色の覇気は使い勝手は良くない。ただワンピース作者・尾田栄一郎のことですから、覇王色の覇気には重要な役割がある可能性も高い。

実際、シャンクスと白ひげのクダリ然り、何かしらバトルに使えそうな描写も今のところゼロではない。そのためドル漫ではルフィの「ギア6」に覇王色の覇気が組み込まれるのではないかと考察済み。

ちなみに現在覇王色の覇気が使用できるキャラは意外と多く、【ワンピース考察】覇王色の覇気が使えるキャラクター一覧まとめも参照。