【ワンピース】ミンク族の正体とは?スーロン(月の獅子)とは?【考察まとめ】

『ワンピース』は面白い漫画として有名。

(ONE PIECE80巻 尾田栄一郎/集英社)

そこで今回ドル漫で取り上げるのは「ミンク族」。戦獣民族という名前からも分かるように、かなり戦闘力が高い民族。女性から老人まですべからく強いのが特徴。

果たして「ミンク族の正体」とは一体何者なのか?など筆者ドルジ露瓶尊が徹底的に考察していこうと思います。

【解説】ミンク族とは?

まずミンク族とは一体何者なのかを解説。

ミンク族の特徴は、やはり動物に近い見た目。冒頭画像のキャロットは「ウサギ」、ワンダは「犬」といった具合に、ミンク族には様々な動物をモチーフとしてキャラクターが存在するらしい。

ただし動物ゾオン系悪魔の実の能力者などではなく、ミンク族はナチュラルにこういった出で立ち。悪魔の実能力者と違って、ミンク族は変身が解かれたり、見た目が様々に変化することは基本的にありません。そのため海水に浸かっても問題ナッシング。

ミンク族の故郷はゾウの背中にある「モコモ公国」

(ONE PIECE80巻 尾田栄一郎/集英社)

まずミンク族たちが根城にしている国がズシーニャ(巨大な象)の背中にあるモコモ公国。このモコモ公国は1000年以上の歴史があり、ワンピースでは有名な空白の100年間の以前から存在する国らしい。

モコモ公国は、ズシーニャの背中の中心部分のクラウ都に存在する一部の国?ここらへんの設定を細かく作りすぎて分かりづらいものの、とにかくミンク族の故郷はズシーニャの背中全般になります。

○モコモ公国を統治する二人のミンク族

このモコモ公国には二人の王様が存在し、国を統治してる。

それが昼の王である「イヌアラシ公爵」夜の王である「ネコマムシの旦那」。一応、正式なモコモ公国の王様はイヌアラシらしいんですが、元々親友だった二人は「あること」をキッカケにいがみ合いが続いた。

そのため太陽が昇る朝6時から夕方6時までイヌアラシが活動し、それ以外はネコマムシが活動するようになった。主にネコマムシ側は夜行性動物をモチーフとしたミンク族が在籍してる模様。

ただ四皇・カイドウの部下であるジャックにモコモ公国が破壊され、イヌアラシもネコマムシもどっちもフルボッコされてしまいます。しかしその後、ズシーニャにやって来たルフィたちに救出されて大団円…と思いきやNO。二人の中は亡国状態の中でもバチバチエレキテる。

ただイヌアラシとネコマムシの争いを止めたのが、ワノ国の侍・錦えもんといった光月一族たちの御一行。何故ならミンク族と光月一族との間には深い物語が存在した。

○ミンク族の使命はポーネグリフを守ること

結論から書いてしまうと、ミンク族たちの目的は「ロードポーネグリフを守る」こと。

『ワンピース』の最終地点であり最後の島である「ラフテル」に繋がるための巨大な石碑。このロードポーネグリフを作ったのが、実は光月一族。詳しくは【ワンピース】光月モモの助の正体まとめといった考察記事も合わせて読んでみて下さい。

お互いの先祖たちはロードポーネグリフを守ることを約束。そして現在になっても約束が守られ続けており、まさにミンク族たちが常にズシーニャの背中に住み続ける理由もロードポーネグリフにある。

ちなみに時系列的には光月一族がロードポーネグリフを作ったのが800年前ですから、ズシーニャのモコモ公国が建国されたのはそれより遥か昔。つまり立場的には光月一族が先住民族であり戦獣民族であるミンク族に頼み込んだんだと推察されます。

ただ光月一族とミンク族が一体いつ知り合ったのか、モモの助はズシーニャの声が聞こえる理由など謎も多いまま。

ミンク族は希少な種族なのか?

だからミンク族は種族的に希少なイメージがある。巨大なズシーニャの背中で暮らしているため、外界の世界へ飛び出つミンク族は少なそう。ただ意外とミンク族は希少ではない…というちょっとした余談。

(ONE PIECE51巻 尾田栄一郎/集英社)

その理由がシャボンディ諸島で判明した「人類売買リスト」から読み取れます。

巨人族は5000万ベリー、人魚族は7000万ベリーとかなり高額で売り買いされてるのに対して、ミンク族はわずか70万ベリー。魚人族ですら100万ベリーってことを考えたら、もはやミンク族は人間と大差ない。

この売買リストでは珍種ほど価格が割高に設定されてるため、ミンク族は何の希少性もないことが分かります。『ワンピース』の世界の中では手長族や足長族と同じぐらいに意外とありふれてる種族らしい。

確かにビッグマム海賊団のメンバーであるペコムズもミンク族であり、王下七武海のトラファルガー・ローの部下のシロクマもミンク族。割りとワンピースの世界を探せばミンク族が多いのかも知れない。

ミンク族はめちゃんこ強いぜヒャッハー

冒頭でも書いたように、ミンク族はとにかくめちゃんこ強いんです。魚人族も目じゃないほどに、フィジカル最強。

そのためワンピースの作中ではフィジカルの強さが際立ちますが、実は「赤子さえ護身の術」をミンク族は持っている。そのためモコモ公国は滅ぼされたとはいえ、四皇・カイドウの部下であるジャックも当初は苦戦を強いられていました。

○ミンク族は電撃を使用可能

(ONE PIECE81巻 尾田栄一郎/集英社)

じゃあミンク族の特有の護身術が何なのかというと、まさかの「電撃」が使用できる。老人のミンク族から幼児のミンク族まで「バチバチ」「パチパチ」と手の平で電気系の技を発生させてることが画像から分かります。

フィジカルで優れてる上にゴロゴロの実のエネルや『HUNTERxHUNTER』のキルアのような必殺技を繰り出せれば、そりゃミンク族は最強でしょう。

ただし前述のペコムズたちが電気系統の必殺技を使った場面は見たことがありませんが、もしかすると悪魔の実を食べると電撃は使用できなくなる可能性もありそう。そこらへんは今後ワンピースで明らかになるか。

○ミンク族の最強の奥手が「スーロン(月の獅子)」

(ONE PIECE888話 尾田栄一郎/集英社)

そしてミンク族最強の武器がやはり「スーロン(月の獅子)」と呼ばれる覚醒技。更に身体能力が強化される。冒頭でゾオン系能力者との違いを簡単に考察しましたが、厳密にはミンク族はスーロン化にのみ変身します。

画像はウサギのキャロットも、どこか身長が伸びて妖艶な雰囲気を漂わせます。まだカラー版が発売されてないので不明ですが、どうやらスーロン化が進むと「白髪(銀髪)」に変わり、目も赤くなる模様。

スーロン化したキャロットは空中を浮遊し、前述の電撃攻撃を敵に炸裂させるなどビッグマム編では大活躍を見せます。まだ『ONE PIECE』内で明らかになっていないものの、「六式」の月歩の強化版みたいなもんか。

このスーロン(月の獅子)の発動条件は「満月を見る」ことだけ。月の周期や空模様によっても強さが変わるため、月が出てる面積によって覚醒状態に影響を与えるらしい。ただし副作用も強い。

○スーロン(月の獅子)は両刃の剣だから要注意

ただ狼男のように性格が凶暴化するため我を忘れてしまうことが多く、一人前のミンク族じゃないとスーロン化するのは危険。ミンク族がスーロンを解除するのは「月を見るの止める」だけ。

つまり未熟なミンク族がスーロンを発動させると、自分で止めようがないため一晩で戦い疲れてお亡くなりになるケースもあるため注意が必要。前述のペコムズが常にグラサンをかけているのも、もしかすると突発的なスーロン化を防ぐための一環なのかも知れない。

ただローの部下のシロクマのミンク族はノーグラサンのため、そこまで詳しく突き詰めて作者・尾田栄一郎は考えていないかも。

だから冒頭でゾオン系能力者との違いを簡単に考察しましたが、こんな覚醒技が使えるミンク族はやはり反則的。海水に入れないなど動物ゾオン系能力が意外としょぼいことも分かります(笑)

ミンク族の正体は「月の先住民族」だった?

つまりミンク族と「月」は非常に因果関係がある模様。既に【ワンピース】Dの一族とは?Dの意味とは?といった記事で考察していますが、『ワンピース』ではたびたび満月のシーンが登場しており、「月」は非常に重要なキーワード。

そこで思い出されるのがエネルが月に飛び立った後の扉絵のストーリー。実は『ワンピース』の扉絵には伏線がたくさん隠されており、少なくとも連続した扉絵はその後のストーリーにも連動することが大半。

出し惜しみしても仕方ないので結論から書くと、主人公・ルフィに敗北後に遁走したエネルは「月の古代都市」を発見する。そこで様々な生物や宇宙海賊たちと遭遇するんですが、これが見事にミンク族の出で立ち。

(ONE PIECE46巻 尾田栄一郎/集英社)

こちらが月へやって来た宇宙海賊たちの風貌が、まさにミンク族そのもの。完全に動物をモチーフとしたキャラクター。左はクマか犬。右は完全なキツネ。しかもドル漫の考察の真実性を深めてくれるのが、月の都市機能。

月の古代都市はエネルがゴロゴロの実を発動して攻撃されると、都市機能が電気の力を借りて完全に復活する。当初は月の古代都市が電気を使っていた最先端っぷりに驚いたものの、今思い出して欲しいのは先程の「ミンク族の必殺技」。

まさにミンク族は電撃系統の技を使っていましたよね?

○ミンク族はかつて月を支配していた民族?

つまり、ミンク族と月の古代都市とは明らかに因果関係があるとドル漫では考察。

もしミンク族が元々は「月の民」と仮定した場合。ミンク族が1000年以上前にやってきた地球外生命体だと仮定した場合。何故ミンク族が満月を見てスーロン(月の獅子)化する理由も自ずと見えてくるのではないか?

答えはシンプル。さっそく結論を書くと、何故なら「月がミンク族にとっての故郷」だから。ミンク族たちは故郷である月を見て気分が高揚する。スーロン(月の獅子)とは、さしずめミンク族の本来の姿。

「Dの一族」のワンピース考察記事でも触れましたが、かつて月から900年以上前に地球にやってきた存在が確実にいる。当初は天竜人(世界貴族)のみが月の民と予想していましたが、他にもミンク族なども月から移住していた可能性がありそうです。

ただミンク族が自分自身の体質を都市機能に活かそうとするとは考えにくく、もしかすると天竜人の祖先によって動力源としてミンク族が労働を強いられていた可能性があるのではないかとドル漫では考察してみる。

ミンクは外来種として有名

また「ミンク族」という名前もドル漫の「月の民説」を裏付ける根拠の一つ。

何故なら、現実世界のミンクとは「外来種」として有名な動物らしい。一般的に高級毛皮に使われる動物というイメージがありますが、世界各地ではわりとミンクは外来種(害獣)として煙たがられている模様。

つまり『ワンピース』でいう外来種とは地球外生命体。まさにミンク族は月からやって来た侵略者もどきなのではないかとコス厚されます。まさに「ミンク族」という名前そのものが「月の民」であること真っ先に何より伏線として指し示してるのではないか?とドル漫で考察してみる。

スーロン(月の獅子)の語源や由来は?

ちなみにスーロンの由来や語源は明らかにされていませんが、最後は筆者ドルジ露瓶尊が独自に考察して記事を終わります。このスーロンの由来が事実であれば、やはりミンク族が月の住民であることを裏付ける伏線になっていたりします。

結論から書くと、スーロン(月の獅子)の由来は、かつて存在した九龍(クーロン)という香港の都市。やはりスーロンとクーロンの響きがまさに酷似。また「龍虎」という言葉もあるように、漢字のニュアンス的にもまさに対をなす言葉。

九龍は香港の都市として有名ですが、香港は元々イギリスの植民地も有名です。地球と月が征服する・されるという植民地の関係性で考えれば、まさにスーロン化できるミンク族もそういった延長線上で考察できるのではないか。