【ワンピース考察】傳ジローの「正体」が狂死郎と判明!丑三つ小僧説は?モデルは鼠小僧次郎吉?愛染明王?大河内傳次郎?【能力強さ悪魔の実】【居眠りの理由】【でんじろう・でんじろー】

どんどんと混沌さを深めていくワノ国編四皇最強のカイドウの正体が龍と判明するなど、ますますワンピースが盛り上がっております。

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(ONE PIECE960話 尾田栄一郎/集英社)

そこで今回ドル漫では「傳ジロー(でんじろー)の正体&能力強さ」を徹底的に考察していこうと思います。

傅ジローは最後まで正体不明の赤鞘九人男の一人でした。まさにワノ国の登場人物を混乱させていたとも言えるキャラクターでしたが、この度ワノ国過去編でようやく傳ジローの正体が完全判明しました。傳ジローは出し惜しみに出し惜しみを重ねただけあって今後めちゃんこ跳ねそう。

傳ジローは赤鞘九人男の最強剣士?

まず傳ジローについて現在判明してる情報をおさらいしたいと思います。

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(ONE PIECE921話 尾田栄一郎/集英社)

傳ジローとは「赤鞘九人男」の一人。名前の読み方は「でんじろー(でんじろう)」。声優は不明ですが、後述する正体を考えると「岸尾だいすけ」。画像右端のシルエットの男が傳ジロー。髪型が非常に特徴的ですが、傳ジローは地味に耳も尖ってるのも印象的です。

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ちなみに、赤鞘九人男(あかざやくにんおとこ)とはワノ国将軍・スキヤキの跡取りだった光月おでんに仕えていた9名の部下のこと。傳ジロー以外にはお菊河松、イヌアラシやネコマムシたちがいた。赤鞘九人男の詳細は別途記事もご参照ください。

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(ONE PIECE960話 尾田栄一郎/集英社)

そして、「10代の頃」の傳ジローのご尊顔(素顔)も判明。どうやら若かりし頃から赤鞘九人男時代と変わらない髪型だったことが分かります。また最近になって本名が判明したコウシロウ(霜月コウ四郎)のような丸メガネもかけていた模様。

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(ONE PIECE922話 尾田栄一郎/集英社)

一方、傳ジローは一見するとヒョロヒョロに見えますが、その後成長した傳ジローはかつてアシュラ童子と共に最強カイドウと立ち向かったとされるエピソードも。ワノ国過去編でこの描写は確認できてませんが、カイドウは現在もなお二人の強さを評価するなど実力は本物。

○モデルは時代劇俳優の大河内傳次郎?

続いては傳ジローの「モデル」を考察。ワノ国は日本がモチーフだけあって、傳ジローのモデルもやはり時代劇に関連する人物でした。

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(大河内傳次郎)

コメント欄で教えてもらいましたが、かつて戦前に活躍した時代劇スターの「大河内傳次郎(おおこうちでんじろう)」が一つのモデルだったと考察できそう。

実際、大河内傳次郎は傳ジローと同じく丸メガネをかけ、名前もまさに同じ。丹下左膳という剣士の役が有名な俳優だったそうですが、傳ジローが強い理由も丹下左膳から来てるか。他にも傳ジローのモデルは複数いるみたいなんですが、それは後述。

そして、若かりし頃の傳ジローは盗みや寸借詐欺を働くなど悪ガキ。どれもがお金絡みだけあって、かなり「お金好き」の性格が伺えます。また傳ジローは両親がいない孤児でした。そのため傳ジローは錦えもんたちと同様に、「大人嫌いの子供」だった模様。

ただし、当時18歳だった光月おでんよりも傳ジローたちは4歳5歳下だったため、おでんは父親代わりというより兄貴分に近かったか。傳ジローは錦えもんたちと違って、トキトキの実でタイムスリップしてはおらずワノ国にそのまま残った。

そのため傳ジローの現在は年相応に老けており、年齢は50歳前後と考察できそう。

○傳ジローの傳は「伝」の旧字体

ちなみに、傳ジローの傳は「伝(でん)」の旧字体になります。伝は儒教の五経や六経に関する言葉でもあるため、もし未だに傳ジローがしゃかりきに強い場合、武装色の覇気(流桜)の使い手や武術の天才の可能性も匂わせます。

一方、当初ドル漫では「傅(ふ)」と表記してたんですが、傳ジローの「傳」とは微妙に異なります。本当に漫画コミックの文字(ふりがな)は小さいから見えづらい。伝ジローでええやんけと思ったのは内緒ですが、この理由は前述のモデルが関係してた。

ちなみに、「傅(ふ)」は「子供のおもり役」を意味する漢字。そのため筆者ドルジは傳ジローの正体を光月日和を影で育てていた人物かも?と考察してた時期もありましたが、既にその役割は河松だったことが判明済み。

また最近になって、傳ジローのモデルは科学者の「でんじろう」と予想するコメントも頂きました。確かに若かりし頃の傳ジローの姿を見る限り、かつての平賀源内のごとく何か開発できる能力もあるのかも。

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傳ジローの正体は人斬り鎌ぞうではない

ということで本題。「傳ジローの正体」を考察していこうと思います。既に正体が完全に判明したんですが、それ以前に予想されていた説や考察も振り返りながら傳ジローのキャラクターを深堀りしていけたらいいなと思います。

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(ONE PIECE926話 尾田栄一郎/集英社)

まずは「人斬り鎌ぞう」説。人斬り鎌ぞうとは、ワノ国編の初っ端に登場した人相書きの男。花の都で暴れていた謎の鎌使い。傳ジローのシルエットの髪型とそっくりですが、人相書きの「笑顔の描写」もどことなく味方キャラを彷彿とさせます。

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(ONE PIECE937話 尾田栄一郎/集英社)

でも残念ながら、人斬り鎌ぞうの正体は最悪の世代のキラーでした。

キラーとはユースタス・キッドのマブダチ兼キッド海賊団の戦闘員(ほぼ副船長)。ただカイドウに捕らえられた後、SMILE(人造悪魔の実)を半強制的に食べさせられたものの、キラーは悪魔の実の能力は発動することなく、「常に笑う」という副作用だけが残ってしまう。

その後、キラーは最終的にゾロとの戦いにあっさりと敗北し、百獣海賊団クイーンに捉えられて兎丼で拷問をかけられるもののなんやかんやで脱出し、キッドと共にワノ国で再び仲間を再集結させてる最中。ちなみに、キラーが人斬り鎌ぞうとして黒炭オロチに寝返った理由はキッドを守るためか。

つまり、「傳ジローの正体=人斬り鎌ぞう説」は結果的に完全なるミスリード。やはり人斬り鎌ぞうは光月日和に手をかけようとするなど、もし人斬り鎌ぞうが傳ジローであれば光月家の娘を斬り殺そうとするはずがない。逆に光月日和も傳ジローと相見えた時に気付くはず。

花のヒョウ五郎の風貌が随分と昔と変わってましたが、十年一昔とはよく言ったもんで傳ジローの今の見た目はかなり変わってそう…という当初の予想は当たってました。現在の傳ジローは過去と比べて全く違ってました。

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傳ジローの正体はトの康?

続いて「傳ジロー≒トの康」説を考察。

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(ONE PIECE938話 尾田栄一郎/集英社)

トの康とは、えびす町にいた笑顔を絶やさないナゾのオッサン。頭頂部からひょっこりと飛び出た髪の毛が傳ジローの特徴的な髪型を彷彿。傳ジローの現在の年齢も合わせて考えると、確かにトの康との類似点が多かったかも知れない。

また将棋の「歩(ふ)」と「ト(と金)」との関連性を考察してくれた面白いコメントもいただきました。将棋の「歩(ふ)」は裏返す「と金」に進化する。傳ジローの漢字名が「傅(歩)」だった場合、トの康は「と金」。まさに表裏一体。

正直もうこれ完全に答えやん?と思ったんですが、結論からネタバレしておくと、トの康の正体はワノ国・白舞を支配した元大名の「霜月康イエ」でした。しかも現在トの康はワノ国編で早々に死亡するなど、傳ジローの正体候補としても早々に消えた説でした。

傳ジローの正体は北の墓場のオバケだった?

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(ONE PIECE925話 尾田栄一郎/集英社)

他にも「傳ジローの正体≒北の墓場のオバケ」説もありました。

北の墓場のオバケとは、鈴後地域に存在する墓場にオバケが頻繁に登場するという謎の幽霊。昔から北の墓場にいたわけではなく、最近になって謎のオバケは現れたそう。もちろんワノ国にとって最近起きたことと言えば?

そう、錦えもんたちが光月トキのトキトキの実で20年前からタイムスリップしてきたこと。傳ジローは光月トキの意向を知っていたはずですから、北の墓場に潜伏していた傳ジローが動き出したという何よりの証拠だった?

ただし、結論から書くと北のオバケの正体は「牛鬼丸(オニ丸)と予想。

「オニ丸」とは狛狐の妖怪。かつて鈴後の大名・霜月牛マルに仕えており、黒ひげ海賊団カタリーナ・デボンのように様々に変身可能。狐火と似た「鬼火(おにび)」がモデルと考察できるため、そのオニ丸がオバケとして認識されただけでしょう。

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傳ジローの正体は「丑三つ小僧」だった!

続いては「傳ジロー≒丑三つ小僧」説。結論から書くと、傳ジローの正体は丑三つ小僧と筆者ドルジは考察しております。

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(ONE PIECE973話 尾田栄一郎/集英社)

結論から書くと、傳ジローの正体は「丑三つ小僧」でした。ドル漫の予想が見事にドンピシャだったカタチ。

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(ONE PIECE925話 尾田栄一郎/集英社)

丑三つ小僧(うしみつこぞう)とは、丑三つ時(夜中3時)にだけ現れるナゾの怪盗。大金持ちから大金を盗んでは貧しい庶民にそれをばらまくため、貧富の格差が激しいワノ国・花の都ではヒーロー視されてる国民的義賊。

丑三つ小僧のモデルは、かつて江戸時代に存在した怪盗の「鼠小僧(ねずみこぞう)」。一方、前述のトの康は「ねずみ小僧」として汚名を背負って処刑されており、丑三つ小僧とはまさに「ワンピースの世界では本当のねずみ小僧」という位置付け。

実際、江戸時代に存在したねずみ小僧の本名は「次郎吉(じろきち)」。そのため「ねずみ小僧次郎吉」と呼ばれることもしばしば。まさに傳ジローの「ジロー」は鼠小僧次郎吉の「じろう」と見事に掛けてあった。

丑三つ小僧の初登場時も背景に「三日月」が描写されてるのも伏線。『ワンピース』ではミンク族のスーロン化など「月の描写」が頻繁に登場し、ルフィなど麦わらの一味が登場する場面でも背景に月が描かれることが多い。丑三つ小僧が味方であることが表現されてたカタチ。

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一方、黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ)の幼少期が描かれた場面では三日月が描かれてました。黒ひげも傳ジローも同じく孤児。ゴールド・ロジャー的なノリで考えると、傳ジローの本名も「ほにゃらら・D(傳)・ジロー」などDの一族説も少し考えられるか。

傳ジローの正体は「狂死郎」だった!

そして、傳ジローの衝撃の正体が更に発覚。

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(ONE PIECE973話 尾田栄一郎/集英社)

結論から書くと、傳ジローの正体は「狂死郎(きょうしろう)」でもありました。確かに頭皮の生え際を比べると、若かりし頃の傳ジローと同じ。コメント欄でも頂きましたが、「刀の所有の有無」から傳ジロー≒狂死郎と予想できてた人もいた模様。

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(ONE PIECE975話 尾田栄一郎/集英社)

ちなみに、狂死郎のリーゼントヘアーはまさかのカツラ。傳ジローが錦えもんと再会した直後、そのリーゼントカツラをぽいっと投げ捨てたシーンは地味に衝撃でした。もちろん傳ジローとバレないための変装とは言え、却って目立つだけ。よくバレなかったなと。

ただ光月日和も「本当に傳ジローなの?」と半信半疑の状態ですが、現代の狂死郎と若かりし頃の傳ジローと顔付きが全く異なる。ドル漫でもここまで見た目が異なると否定派に傾いたときもありました。生え際こそ同じでしたが、何故ここまで顔付きが異なるのか?

○怒りで傳ジローの表情が激変

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(ONE PIECE973話 尾田栄一郎/集英社)

理由はシンプル。光月おでんとトキが処刑された後、傳ジローは鈴後の「とある寺」に逃げ込んで身を隠してた。しかし、自らの「不甲斐なさ」とオロチに対する「怒り」のあまりに傳ジローの表情が一変。目や眉は釣り上がり、まさに怒りの形相。

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(ONE PIECE973話 尾田栄一郎/集英社)

ほとぼりが冷めるまで鈴後の廃寺で身を隠す状態が数ヶ月も続いた後、傳ジローが外に出る頃には全く別人と化していた。髪の毛も白髪になるなど、傳ジローに精神的なストレスが相当かかっていたことが読み取れます。かつての傳ジローの面影はなし。

それだけにワノ国過去編ではもっと傳ジローと光月家の親密な間柄はもう少し描写してほしかったですが、赤鞘九人男を恐れてるはずの黒炭オロチがその元メンバーを側近として迎え入れた不自然さも「これ」で一応説明が付く模様。

狂死郎として「黒炭オロチ」に接近

その後、傳ジローは「狂死郎」としてワノ国の将軍・黒炭オロチに接近し、お抱えの両替屋となる。ただし、両替屋は仮の姿。花の都で売春宿(遊郭)を裏で運営している実質的なオーナー。まさに「現代の風俗を裏で仕切ってる元締めの893」。

当初はモブキャラ感満載でしたが、狂死郎は次第にワノ国の権力中枢にかなり近い人物だったことが判明します。オロチの宴会にも呼ばれるなど、狂死郎は実質的なボディーガード。ゾロと互角の戦いを展開するなど、やはり傳ジローの素養は既にありました。

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(ONE PIECE973話 尾田栄一郎/集英社)

そのため「狂死郎一家」として花のヒョウ五郎の後釜の893の大親分として君臨し、その後、傳ジローは狂死郎として黒炭オロチお抱えのボディーガードとして見初められた。狂死郎の悪名高さは当時も今もワノ国の市民から恐れられる。

傳ジローはたまたま遊郭に身を寄せた光月日和と再会し、ボディーガードも兼ねて光月日和を「高慢ちきな小紫」としてワノ国随一の花魁に育て上げる。そして、日和が客から集めたお金を傳ジローが預かって、丑三つ小僧として庶民にバラ撒いてた模様。

だからコメントでも頂きましたが、ヒョウ五郎のモデルが不動明王なら、狂死郎(傳ジロー)のモデルは愛染明王と言えそう。両者はセットで語られることが多い仏教の神様なんだそうですが、愛染明王とは「怒り」の神。まさに傳ジローの過去と合致。

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狂死郎は百獣海賊団幹部クイーンに直接命令を下して飛び六胞を動かすことも可能。あくまで狂死郎は表向き両替屋に過ぎませんが、ワノ国の軍事的な権限も多少は握ってる模様。カイドウにも信頼を寄せられていたに違いない。

そのため狂死郎は計画的に黒炭オロチの元に潜り込み、虎視眈々とワノ国奪還(光月家再興)の策略を練ってることが伺えます。実際、オロチに頭を垂れる傳ジローは怒りの表情を浮かべてることも確認できます。今後傳ジローがワノ国編で重要な鍵を握ることは明白。

狂死郎説を裏付けていた伏線まとめ

続いては「狂死郎説の伏線」を改めて振り返ってみようと思います。ワンピースの伏線は実に多いですが、「狂死郎≒傳ジロー説」の伏線も散見されてました。

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(ONE PIECE91巻 尾田栄一郎/集英社)

例えば、狂死郎の初登場シーン。狂死郎は光月トキの死に際の言葉に震えてる黒炭オロチについて「小心者でござる」と軽くディスってるんですが、そこで光月トキのことを「おでんの奥方」と表現してる。奥方の意味は、「妻」の敬称や尊称。

光月家はワノ国で「悪霊の一家」など悪者扱いされてるわけですから、そこに敬称を使うのは不自然。ましてやオロチ直属のボディーガード。普通に「おでんの妻」とかでいいはず。でも未だに光月家に対して尊敬の念を抱いてる傳ジローだったからこそ、思わず尊称を使ってしまった。

つまり、狂死郎は赤鞘九人男の一人という何よりの伏線であり、消去法的には傳ジローしかいなかった。狂死郎に斬り殺されて何故光月日和は生きていたのかなど、数多くの謎の背景には「全てに傳ジローの姿があった」と考えればやはり全て辻褄が合った。

ちなみに、狂死郎の異名は「居眠り狂死郎」

そのため狂死郎のモデルは「眠狂四郎」と呼ばれる柴田錬三郎の小説に登場する架空の剣客がモチーフだったんですが、実際狂死郎は「いつもウトウト居眠り」してた。でも、この理由も真夜中に丑三つ小僧として庶民にお金をバラ撒いていたから常に眠かった。

○狂死郎が小紫を斬り殺さなかった理由は「仲間」だったから

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(ONE PIECE93巻 尾田栄一郎/集英社)

そして、「狂死郎≒傳ジロー説」を何より物語る伏線が画像のシーン。オロチ城で宴会が開かれた際、光月日和こと小紫は粗相したト子を守るために、将軍・黒炭オロチにフルビンタをかます。これに対して、狂死郎が不届き千万として小紫を躊躇なく切り捨て御免して殺してしまう。

オロチも小紫の死にショックを受けるものの、狂死郎は「将軍に歯向かうは大罪。武士の情け」と吐き捨てる。でも黒炭オロチ相手に楯突いていた小紫が、狂死郎相手には素直に殺されることを受け入れたのは不自然な話。狂死郎からしたら店の稼ぎ頭でしたから尚更。

でも実際には小紫こと光月日和は死亡してなかった。この理由はやはり「狂死郎と小紫は仲間だったから」でした。あくまで小紫は斬られて死んだふりをしていただけ。狂死郎の正体が傳ジローと知っていたからこそ、光月日和も「自分は殺されることがない」と確信していた。

もし二人が繋がっていた場合、やはり傳ジローの存在しかあり得なかった。途中で合流したブルックから「丑三つ小僧が捕まった」と知らされた時に驚いた場面も、光月日和は「仲間の傳ジローが捕縛された」と勘違いしたから。

おそらく小紫はト子を助けるために「黒炭オロチの怒りの矛先を自らに向け、自身が死んだと見せかけて怒りを沈めさせよう」ととっさに考えた可能性が考察されます。その後、キラーに追い回されるなど傳ジローと日和の間で綿密な打ち合わせがあったとは考えにくい。

○狂死郎が「例の暗号」を無視した理由

一方、小紫が狂死郎(傳ジロー)に斬り殺されるシーンでは、更に気になる場面もありました。

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(ONE PIECE933話 尾田栄一郎/集英社)

それが「例の暗号が書かれた紙」を手にする狂死郎の姿。この暗号は「カイドウの根城である鬼ヶ島を襲撃する時間とタイミング」を意味したマークのこと。「!」マークを見ても分かるように、そこで狂死郎は初めて気付いた様子。

もし狂死郎が敵側だった場合、この暗号の意味をすぐ黒炭オロチに教えてあげればいい。でも、狂死郎は沈黙を貫くだけ。つまり、狂死郎のオロチに対する忠誠心は偽りだった証拠。そのためこのシーンも「狂死郎≒傳ジロー」を裏付ける伏線でした。

ちなみに、この暗号が書かれた紙は麦わらの一味のナミかロビンが落としたもの。傳ジローの正体が狂死郎が判明した今、何故オロチに作戦が筒抜けだったのか?ここは狂死郎≒傳ジロー説を個人的に強く鈍らせた部分でもあるんですが、これは「黒炭カン十郎」が関係してました。

傳ジローの能力は何なのか?悪魔の実は?

続いては「傳ジローの能力」を考察していこうと思います。端的に言えば、悪魔の実の能力者なのかどうか?

何故なら、小紫の死を偽装することは簡単ではないから。

やはり衆人環視の元、敵も味方も全てにおいて「小紫が死亡した」と誰もが確信した。その後、大規模な葬儀が執り行われた上、肝心の小紫はト子と共にオロチ城から逃げ出してる。これをさすがにタヌキ寝入りだけで対応できるのか?

現状だと不自然なことだらけ。言っちゃ悪いですが、設定は割とガバガバ。でも傳ジローの能力が関係していたとしたら全て収まる。光月日和も傳ジローの能力の詳細を知っていたからこそ「狂死郎の凶刃」を素直に受け入れた可能性が考えられそう。

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つまり、傳ジローは「悪魔の実の能力者」と予想してみる。

ワノ国過去編の赤鞘九人男時代を見る限り、傳ジローが何かしらの能力を使ったシーンは見かけない。一方、傳ジローは黒炭オロチに長年仕えていた。このオロチは例のマネマネの実の能力者だった黒炭ひぐらしたちから悪魔の実(ヘビヘビの実)を授かってた。

カイドウとの繋がりも考えると、傳ジローはこの20年間で何かしらの悪魔の実を入手してる可能性は十分予想できそう。もちろん既に能力者の錦えもんやカン十郎の存在も考えると、傳ジローも元から何かしらの能力が備わってた可能性もありますが。

○【狂死郎】傳ジローの能力は「仮死化」か?

例えば、「カシカシの実」という超人系パラミシア悪魔の実だったら、小紫をいとも簡単に仮死化できそう。大泥棒がモデルだったことが改めて判明した今、傳ジローは「何かしらを奪う能力」であれば人間の視覚や記憶を一時的に奪うことも?

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(ONE PIECE932話 尾田栄一郎/集英社)

他にも狂死郎が「所持する刀が悪魔の実」だった可能性もネット上では考察されてる。普通は吹き出しの「チョコン」はキャラの口元に持ってくるんですが、画像の吹き出しは何故か「刀」から出てる。例えば、ゾウゾウの実のファンクフリードのように悪魔の実が移植されて意志を持っている?

でも、これまで無機物に移植される場合、ほとんど動物系ゾオン悪魔の実でした。つまり、仮に傳ジローの懐刀が「悪魔の実が移植された刀」だったとしても、まず人語をしゃべることは難しいはず。

しかもワンピース最新話を読む限り、どうやら傳ジローは「血のり」を光月日和に常備させ、それを使って死を偽装してただけっぽい。めちゃくちゃ古典的な方法で草。だから小紫の死の偽装シーンは特に深い意味はなさそう。少なくとも、そこから傳ジローの能力は読み取るのは難しいか。

コメント

  1. fuu より:

    ヒョウゴロウが不動明王なら狂死郎は愛染明王ぽいですね

  2. abc より:

    傳ジロー(ふ)→トノ康
    将棋の歩とトってことで繋がる

  3. 匿名 より:

    傅じゃなくて傳なwww

  4. 匿名 より:

    くいなのおとんやろ

  5. キャリアうーやん より:

    傳ジロー 風貌がゾロの先生に似ている

  6. 匿名 より:

    最高の考察でした

  7. 天竜人に俺はなる。 より:

     現在、ワノ国で赤鞘九人男だけが刀(雷ぞうとカン十郎は除く)を持っている。狂死郎は黒炭側だからと思うが、黒炭側で刀を使っているのは狂死郎のみ。

    狂死郎はやはり…

    と考察してみました。

  8. 匿名 より:

    大河内傳次郎でしょ。モデルは

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