おすすめバトル漫画の『ONE PIECE』で麦わらの一味が戦ってる敵が「百獣海賊団(ひゃくじゅうかいぞくだん)」。同じく四皇のビッグマム海賊団よりも強いはず。そこで今回ドル漫では「百獣海賊団メンバー一覧全員」をフルカラー画像付きで徹底的に考察してみたいと思います。
超新星のバジル・ホーキンスやディエス・ドレークが百獣海賊団の傘下に入るなど、今後怒涛の展開を見せるため百獣海賊団のメンバーを覚えておきましょう。きっとウィキペディアよりも役立ちます。
【海賊旗】百獣海賊団とは?
まず百獣海賊団とはそもそもなんなのか?
百獣海賊団とは、四皇カイドウを総督とした大海賊団のこと。百獣海賊団を英語に英訳すると「Beast Pirates」。
百獣海賊団の海賊旗を見ると「カイドウの姿」がモチーフ。海賊旗に漢字の「八」が描写されている理由は不明。当初ドル漫ではカイドウの能力が関係してると考察してましたが、黒炭オロチの「八岐大蛇の能力」を意味してる?
百獣海賊団の組織図はシンプル。
総督のカイドウを頂点として、その直属の大幹部メンバーにキング、クイーン、ジャックの3名がいる。この大幹部のキャラクターは「大看板」「災害」「懐刀」などと呼ばれてる。カイドウも船長と呼ばれるなど表記は安定しないのは内緒。
そして、大看板の3名の幹部メンバーの下には、さらに「真打ち」と呼ばれる幹部メンバーが複数存在。またこの真打ちでも特に強い6名のキャラが「飛び六胞」と呼ばれ、おそらく3名の大看板・懐刀直属の部下と考察して良さそう。
ちなみに、「飛び六胞」の語源は歌舞伎、「真打ち」の語源は落語が由来か。
この百獣海賊団の最大の特徴は、主要メンバーの大半が「動物ゾオン系の悪魔の実の能力者」とされます。構成メンバーは「約500名」と中規模程度の海賊団ですが、百獣海賊団は能力者の数が突出してるのかも。でも大半は役立たずのメンバー。
SMILEで百獣海賊団を強化してきた提督カイドウ
まず百獣海賊団を語る際に欠かせないキーワードが「人造悪魔の実(通称SMILE)」。
このSMILEを食べると「動物系ゾオン系悪魔の実」に近い能力が開花するため、カイドウは百獣海賊団のメンバーに次々と食べさせて戦力を強化し続けてきた。
このSMILEを製造するには「SAD」が必須。このSADはベガパンクが発見した「血統因子(DNA)」の技術を応用して開発され、シーザー・クラウンによって抽出されたナゾの成分。
そして、最終的に王下七武海だったドフラミンゴが自国の秘密の地下工場において、SADを含んだ液体で大量に育てた果物が「SMILE(スマイル)」と呼ばれる人造悪魔の実。
ドフラミンゴはこのSMILEを四皇・カイドウに横流し、代わりにワノ国・兎丼で製造された武器を密輸。ドフラミンゴは更に別の取引を行って暴利を貪り、さながら裏社会を牛耳っていた。
一方、ワノ国製の武器が世界に蔓延する脅威も減ったことで革命軍のドラゴンなどは喜んでおりました。ただほぼカイドウの使いっ走りだったドフラミンゴが百獣海賊団の傘下に入っていたかは不明。
ちなみに、このSMILEがドフラミンゴの下で製造されるようになったのはわずか数年前の話。マリンフォード頂上戦争の1年前という時期を考えると、百獣海賊団の結成も意外と最近だったりするのか。
人造悪魔の実に成功したメンバーが「ギフターズ」
そして、百獣海賊団の下部メンバーは主に「3段階」に分けられます。
まず人造悪魔の実(SMILE)を食べて能力が開花した百獣海賊団のメンバーのことを「ギフターズ(Gifters)」と呼びます。日本語に直訳すると、才能(悪魔の実)が与えられた者とそのまんまの意味。
ギフターズにはマウスマン、ガゼルマン、バットマン、スピードといったキャラクターが既に何名も確認できてます。
一方、SMILEを食べてない百獣海賊団のメンバーを「ウェイターズ(Waiters)」と呼ぶ。その名の通り、「待ってる者たち」と日本語では直訳されます。ただし、既にルフィがギア4でドフラミンゴを撃破してるため、今後SMILEが製造されることはありません。
そのためウェイターズたちが人造悪魔の実を食べることもありません。ウェイターズはそのまま「普通の兵士」として百獣海賊団で戦うのか不明ですが、これが総督カイドウがルフィに強い恨みを抱くキッカケともなりました。
人造悪魔の実に失敗したメンバーが「プレジャーズ」
ただし、SMILEを食べても能力が開花する成功する率は1割と非常に低い。そのため失敗する確率の方が高く、百獣海賊団には副作用だけが残ったメンバーが多い。
だからシーザー・クラウンなどは「百獣海賊団は何百人もの能力者集団が組織される」と恐怖を煽ってましたが実際にそう多くはないと考察できます。少なくとも百獣海賊団の全メンバーが悪魔の実の能力者とは考えにくく、言っても他の海賊団レベル。
そして、人造悪魔の実を食べても能力が開花しない失敗したメンバーを「プレジャーズ」と呼びます。
何故、「Pleasures(喜ぶ者たち)」と表現してるのかというと、「笑う以外の表情を出せない」というSMILEの副作用から。どういう状況に置かれてもプレジャーズたちは常に笑う以外の感情表現ができず、SMILEと同様に皮肉を込めて命名されたのか。
実際、ズニーシャに百獣海賊団が乗り込んでミンク族と戦った際には、このプレジャーズのメンバーは電撃攻撃を食らっても「ウハハハ」とずっと笑い続けてた。本来は表情は苦痛で歪むはずですが、こういう場面でもひたすら笑うことしかできない。
ちなみに、英語の「pleasures」は日本語だと「快楽」と直訳されることが多い。基本的に喜ぶ者などと訳されることはなく、おそらく「薬物=快楽=危険」という尾田栄一郎のメッセージが込められているのでしょう。
ただし、SMILEは不完全な悪魔の実だったため、能力が開花したギフターズですら副作用が残るほど。一応何名かはテキトーに紹介しますが、ギフターズなどのキャラは特に覚えなくて良さそうです。
カイドウ…百獣海賊団メンバー【役職・総督】
まず最初のメンバーは「カイドウ」。
百獣海賊団の総督。百獣海賊団では幹部メンバーがそれ単体で海賊団を率いてるため、どうしても船長という表現では分かりにくい。そのため最近ワンピースでは黒ひげティーチを筆頭に、「総督」という表現が用いられることが増えました。
カイドウはかつて20年前に黒炭オロチと結託し、ワノ国で軍事クーデターを起こす。その後、当時ワノ国大名だった光月おでんを処刑。この直前に奥方・光月トキは息子の光月モモの助や光月日和、赤鞘九人男たちをトキトキの実で未来に逃した。
そして、カイドウはワノ国を裏から実質的に支配して現在に至ります。表向きは黒炭オロチがワノ国を支配し、ワノ国では守り神の不動明王として祀られてる。ちなみに黒炭オロチやお庭番衆などは、今回の百獣海賊団のメンバーには含めてません。
カイドウは最強の生物と言われてるだけあって、フィジカルの強さは「四皇最強」。カイドウはこれまで過去において海軍に18回捕縛されるなど敗北の数は少なくありませんが、結果的に死亡してない点を考えてもフィジカルはほぼ無敵。
空島から飛び降りても死なない耐久力の強さを持つなど、「百獣のカイドウ」という異名に誰もが納得。百獣海賊団という名前の由来も船長カイドウから来てる。
○カイドウは龍に変化して空まで飛ぶんだってよ
そしてドル漫の考察通り、カイドウの悪魔の実は「ドラゴン」であることが判明しました。いわゆる動物系ゾオン幻獣種。
そのためカイドウは普段の状態からして「巨躯そのもの」でありながら、龍に変身すると更に巨大化して飛空能力を持ち合わせるなどまさにチートすぎる船長総督。「最強の生物×最強の動物ゾオン系」から導き出される解は無限大。
一方、カイドウの懸賞金も40億ベリーを超えてることが最近になって判明。当初ドル漫では黒ひげを四皇最強と考察したものの、現時点ではもはやカイドウに勝てるキャラがいるか甚だ疑問。しかもビッグマムと手を組むなど、更にカイドウの懸賞金は跳ね上がりそう。
カイドウは何故か自殺願望を抱いてるものの、ロードポーネグリフの一つを所有するなどカイドウも功名心は何やかんや旺盛。最終的にラフテルを目指す。カイドウはドフラミンゴを従えるなど統率力やリーダーシップにも長けるなど、次期海賊王の候補の一人でもあります。
やはり予想通り、カイドウはかつてロックス海賊団メンバーだったことが判明するなど、今後『ワンピース』では更に衝撃の展開が描写されるに違いない。
ジャック…百獣海賊団メンバー【役職・大看板】
続いての百獣海賊団メンバーは「ジャック」。ジャックは百獣海賊団で3名しかいない「大看板(懐刀)」を務める大幹部のメンバー。ジャック自身はマンモス号の船長でも務めるキャラクター。
異名は「干害のジャック」。この由来はジャックが通った場所はぺんぺん草も生えないほど干上がるということから来てる。見た目さながら残酷なキャラであり、ジャックはかつてズニーシャ(象主)のモコモ公国を破壊した過去も。
ジャックの懸賞金は10億ベリーと金額だけで比べると、ビッグマム海賊団のカタクリ並の強さを誇ります。百獣海賊団ナンバー3として評価するといささか微妙な気もしますが。
○ジャックは「ゾウゾウの実」の動物系ゾオン能力者
そして、ジャックの悪魔の実は動物ゾオン系古代種の「ゾウゾウの実(モデル:マンモス)」。古代種という希少性から考えても分かるように、ジャックなど百獣海賊団の幹部メンバーはオリジナルの悪魔の実を食べてます。
ジャックの肉体は通常時から巨体。身長は8メートルを超える。それにも関わらず、ゾウゾウの実を発動させると更に巨躯に変身できる。
でも、見た目が非常にブサイクなまま。むしろブサ度に拍車がかかってるの内緒。おそらく日本中を探せば、こんなお婆ちゃん一人ぐらいはいるはず。つくづく人間の見た目って髪型って大事。
ちなみに、ジャックはズニーシャ(象主)にフルボッコされて一度海底まで沈んでる。悪魔の実の能力者は海に沈んだら普通窒息死するものの、まだジャックはご存命。そのためジャックはワンピースでは希少種の魚巨人(ウォータン)である可能性が高そう。
ちなみにウォータンとは「巨人族と魚人族」の混血ダブル。だからジャックは非常にポテンシャルを秘めたキャラクター。
一応、ビブルカードではジャックの種族は「タマカイの魚人」と表記されてるものの、魚人族っぽさは薄い。人魚や半人魚で身長8メートル近いキャラは存在するものの、魚人族ではほぼ存在しない。ジンベエですら3メートルですからね。
ビブルカードでも「魚人の血が流れる」程度の表現に留まっており、おそらくドル漫の予想通りと考えて良さそう。
シープスヘッド…マンモス海賊団メンバー【役職・真打ち】
続いての百獣海賊団メンバーが「シープスヘッド」。シープスヘッドはSMILEで能力が開花した「ギフターズ」の一人。シープスヘッドはジャックの直属の部下なので、正確には「マンモス海賊団メンバー」と表記した方が正しいかも。
シープスヘッドの役職は「真打ち」。前述のように落語の最高ランクに位置する役職が由来だと思いますが、百獣海賊団の真打ちという役職はあくまで「副船長以下の幹部 or 戦闘員」程度の扱いに留まりそう。
「シープスヘッド(sheepshead)」は直訳すると「羊の頭」。ヒツジ系の人造悪魔の実を食べた副作用で部分的に能力が常に発動されてる状態ですが、自らの腕を巻き貝のように変形させてたりすることもできる模様。ただし、そこまで強くはない。
マンモス海賊団のメンバーには「ジンラミー」という女ギフターズもいるんですが、どうやらSMILEを食べたギフターズは「部分的にしか動物化できない」というデメリットや副作用がありそう。
キング…百獣海賊団メンバー【役職・大看板】
続いての百獣海賊団のキャラクターは「クイーン」と「キング」。クイーンもキングも干害のジャックと同じく、百獣海賊団で「大看板」を務める3名しかいない幹部メンバー。ジャックは「兄御」と慕ってクイーンとキングに頭が上がらない様子。
まずは「キング」。異名は「火災のキング」。
キングの悪魔の実は「リュウリュウの実(モデル:プテラノドン)の古代種」でした。あくまで能力のベースは恐竜のプテラノドン(飛空能力)がメイン。そこまで強そうに思えませんが、既にビッグマムを一蹴りで海に突き落とすなど実力はバッチリ?
このキングの特徴は背中から「黒い羽」を生やしてること。当初は飾りか何かか、またプテラノドンの能力の影響で生えてると思ってましたが、どうやらビッグマムの発言を信じる限りは悪魔の実の影響ではなく、キングは「特殊な種族」っぽい。
現在のところ「火災の要素」はゼロですが、キングの正体や種族に関係してる可能性はありそう。実際、通常時のキングの羽には羽根が生えてるのに対して、プテラノドンの能力を発動させた時には存在しない。もちろんキング武器として火器類を使う可能性もあるか。
クイーン…百獣海賊団メンバー【役職・大看板】
続いての百獣海賊団メンバーは「クイーン」。
クイーンも同様に百獣海賊団に3名しかいない大看板の一人。異名は「疫災のクイーン」。疫災というおどろおどろしい言葉を見ても分かるように、クイーンは毒物や兵器の扱いに長けてる。見た目の太ましいキャラクターと違って、マッドサイエンティスト的な雰囲気も漂うキャラ。
クイーンの悪魔の実は動物系ゾオン悪魔の実古代種の「ブラキオサウルス」。割と定番の首長竜。キングが割とベタな恐竜だったため、クイーンも同様にひねりが少ない悪魔の実でした。やはりドル漫の予想通りでしたが、「ブラキオサウルス」は草食恐竜なのが気がかり。
更に下位の百獣海賊団の飛び六胞には肉食恐竜の悪魔の実の能力者がおり、大看板としては意外と迫力不足。実際、ビッグマムとの一戦では全く歯が立たなかった状態。ギャグテイスト満載の展開も含めて、クイーンは完全な噛ませ犬キャラでした。
ただし、クイーンの懸賞金は13億ベリーとワンピースでも非常に高額。今後ワノ国編で活躍することは間違いないか。
百獣海賊団は「トランプ」に関連したキャラクター名が大半?
まだまだ他にもメンバーを紹介したいと思いますが、実は百獣海賊団のメンバー名には「とある伏線」が隠されてる。
ここまで限られたキャラクター名を見ても分かるように、百獣海賊団のメンバーはほぼ「トランプ」に関連したor由来の名前を持ちます。当初は幹部メンバーだけかと思ったんですが、実はシープスヘッドやジンラミーといった部下キャラも実はトランプに関する名前。
前述のキングもクイーンも同じ懐刀であるはずのジャックを子供扱いするなど、3名の幹部メンバーの強さランクはトランプの札順と同様と素直に考えていいはず。百獣海賊団のメンバーはワンピース読者が思ってる以上に「トランプ」を強く絡めたキャラ名が多い。
ご存知のように、ワノ国のモチーフは日本。
そのため「ワノ国を日本(安倍晋三)」と仮定すると、「百獣海賊団はアメリカ(トランプ大統領)」に見立てている可能性が高そうです。ワノ国の武器輸出に関しても、暗に尾田栄一郎が安倍政権の軍事政策をディスってる政治的なメッセージが込められてる可能性がありそう。
モノクロ版コミックスだと分かりませんが、アニメ版やフルカラー版で百獣海賊団のメンバーを見ると、とりわけジャックやクイーンといった幹部メンバーは金髪キャラ。これもアメリカを意識したキャラ設定である可能性が高そう。
いずれYoutubeを始める機会でもあれば、改めてワノ国の政治的なアプローチも考察しようと思います。その頃には安倍政権もトランプ政権もあるかどうか微妙ですが。
ちなみにDの一族でもあるローが率いるのはハート海賊団。この法則で考察すると、「ハート海賊団が百獣海賊団の傘下に入る可能性」もあるかも知れない。既にワノ国は黒炭オロチなどに内通する裏切り者が存在し、トランプ法則で考えるとローが裏切り者なのか?
ホールデム…百獣海賊団メンバー【役職・真打ち】
続いての百獣海賊団メンバーは「ホールデム」。ライオンのSMILEを食べたギフターズ。役職は真打ちですが、どの大看板に属するかは不明。
ホールデムは腹部にライオン(噛二郎)の顔が出現してしまったため、ワノ国登場人物のお玉ちゃんも「コワイー」と半べそ状態。
しかも、ライオンの噛二郎とホールデムと別人格。性格も百獣の王・ライオンだけあって、実に反抗的。ブチ切れた噛二郎がホールデムの股間を殴るものの、一心同体のため痛みが共有されてるためオツムはIQ二桁並。
ライオンの噛二郎の位置的にどうやって敵と戦うのかも読めず、百獣の王を全く活かせそうにないキャラ。一応、お玉ちゃんをくわえて移動する描写はありますが、正直噛二郎が邪魔でしかないのは内緒。
スピード…百獣海賊団メンバー【役職・真打ち】
続いての百獣海賊団メンバーは「スピード」。
ウマに変身できるSMILEを食べたギフターズ。下半身がウマ化しており、さながらケンタウロス。馬のように高速移動でき、目玉は顔の左右に付いてないにも関わらず、何故か視界も350度と馬並み。一見すると美形の面立ちですが、笑顔も馬並みにブスなのが玉にキズ。一方、性格は意外と馬のように従順か。
前述のホールデムも同様に、ギフターズは「常に悪魔の実が部分的に発動」し続けてる状態。そのためオリジナルの動物ゾオン系能力者よりも、ギフターズは体力が奪われがち。結果的に体力低下を招くといった副作用で苦しむ描写も描かれてます。
このスピードはお玉の団子を食べて味方となるものの、最終的に百獣海賊団の総督カイドウによってフルボッコ済み。百獣海賊団には多数のギフターズが登場してるものの、やはり現状真打ちメンバーですらほとんど活躍するキャラクターは少なめ。
だからカバのドボンといったギフターズが百獣海賊団には存在するんですが、基本的には割愛。今後は気が向けば記載します。
ディエス・ドレーク…百獣海賊団メンバー【役職・真打ち(飛び六胞)】
続いて百獣海賊団のメンバーは「ディエス・ドレーク」。主人公・ルフィやゾロと同じく最悪の世代の一人。
ディエス・ドレークは元海軍少将。そのためバーソロミューくまと海軍大将・黄猿を元にベガパンクが製造したパシフィスタに関する情報に精通。新世界編に入った直後、いきなりカイドウが縄張りにしていた冬島に侵入。その後、百獣海賊団のメンバーに入った。
その後、ドレークは百獣海賊団メンバーとして、魚人島でむざむざ遁走したカリブーを取っ捕まえたり、ワノ国の編笠村を破壊するなどカイドウの下で精力的に働く。現在は真打ちの中でも最強の六人衆である「飛び六胞(とびろっぽう)」と呼ばれる階級に属する。
しかも、ドレークは実は海軍を辞めてなかった。SWORDと呼ばれる機密特殊部隊のリーダーであり、百獣海賊団には「潜入捜査」してただけ。ドレークの部下にはコビーなどもおり、今後ワノ国編にとどまらずワンピース最終盤まで活躍しそう。
「自ら進んでカイドウの軍門に下った」や「今後意外と活躍しそうな重要キャラクター」とドル漫で予想してた以上のヤバいキャラでした。
○ページワンと共に百獣海賊団の真打ち最強クラスの「飛び六胞」
このディエス・ドレークの悪魔の実は「リュウリュウの実(モデル:アロサウルス)」でした。
キングやクイーン・ジャックなど懐刀と同じように、いわゆる恐竜に変身できる動物ゾオン系悪魔の実古代種。ただし、アロサウルスは大型恐竜を狙う肉食恐竜。動物の種類だけで見たら、ドレークの強さは下手すると懐刀のメンバーを上回るか。
そして、ドレークと共に行動をする同じ飛び六胞のメンバーが「ページワン」。このページワンも同様に「リュウリュウの実(モデル:スピノサウルス)」の能力者。どっちも肉食恐竜とあって非常に強そう。ドレークもページワンもおそらくクイーンの直属の部下と考察されます。
ドレークがSWORDのリーダーだったように、ページワンも同じく海軍兵士である可能性が考えられそう。海軍強さランキングでも含めていいキャラかも知れない。
バジル・ホーキンス…百獣海賊団メンバー【役職・真打ち】
続いての百獣海賊団メンバーは「バジル・ホーキンス」。やはりドレークと同様に最悪の世代メンバー。
ホーキンスの能力は超人パラミシア系悪魔の実の「ワラワラの実」。ワラ人形のバケモノに変身したり、部下の命を使ってダメージを転嫁させることも可能。
初登場時から占いを武器に使っておりましたが、どうやらハンターハンターのバショウの俳句に近い能力も使いこなせる模様。ただし、これが悪魔の実の能力によるものなのかは不明。
だからバジル・ホーキンスは百獣海賊団に在籍してるものの、言うまでもなく非動物ゾオン系能力者ではありません。ここらへんの百獣海賊団の入団条件やルールがどうなってるか知りませんが、中途採用組に関しては意外とルーズっぽい。
○ホーキンスも「飛び六胞」のメンバーか?
バジル・ホーキンスは百獣海賊団に入団する前には、同じく最悪の世代のユースタス・キッドやキラー、アプーと共に海賊同盟を結成してました。当初は四皇の赤髪のシャンクスを倒そうと目論んでいたものの、運悪くカイドウと遭遇してしまう。
カイドウは百獣海賊団にリクルートするものの、キッドだけは唯一反抗して戦う。一方、完敗を悟ったホーキンスはダメージを負ってないことから自ら進んで百獣海賊団に入る。そのためホーキンスの体は無傷に近い状態。
同じく最悪の世代の四皇ビッグマム海賊団の傘下に入ったカポネ・ベッジの活躍(裏切り)が頭をよぎりますが、ホーキンスの忠誠心たっぷりの言動を聞く限り、カイドウを裏切る可能性は低いか。そもそも勝算がない勝負を仕掛けないヘタレキャラ。
そのためドレークと違って、ホーキンスが飛び六胞のメンバーかは微妙でしょう。ホーキンスは献身的に働いてますが、いかんせん実力不足感は否めない。ワノ国編の序盤で華麗に登場しましたが、今後百獣海賊団でホーキンスがどこまで活躍するかはいささか微妙。
スクラッチメン・アプー…百獣海賊団メンバー飛び六胞?
続いての百獣海賊団メンバーは「スクラッチメン・アプー」。
アプーは最悪の世代の一人。シャボンディ諸島で初登場し、他の最悪の世代を守るために海軍大将・黄猿と交戦したこともあるキャラクター。アプーは赤髪のシャンクスを倒そうとキッドやバジル・ホーキンスと手を組んでいたものの、カイドウと遭遇後の行方は不明でした。
しかしながら、アプーは元々から百獣海賊団の傘下メンバーだったことが判明。結果的にカイドウとキッドたちが遭遇したのも、アプーの手引きだった。つまり、シャボンディ諸島に到達した前後から百獣海賊団のメンバーだったくさい。
黄猿に立ち向かうなど飄々とした無党派的なキャラ設定が個人的に好きだったんですが、画像を見ても分かるようにアプーは意外と嫌なキャラ。「カイドウさん!仲間はずれはゴメンだぜ(ヒャッハー」と完全な三下キャラ。
ただ海底に沈んだままのジャックを救出したり、ジャックを呼び捨てで呼ぶなど実力的には百獣海賊団の中でも強い部類に入るのか。カイドウとも親しげに話すなど、アプーもディエス・ドレークと同様に飛び六胞のメンバーの可能性は高そうです。意外とアプーの懸賞金も高かったですからね。
ナンバーズ…百獣海賊団メンバー
続いての百獣海賊団メンバーは「ナンバーズ」。ただし、ナンバーズは飛び六胞や真打ちなどと同様に、百獣海賊団の何名かのメンバーで構成されるグループ名。いずれ個別キャラの正体が判明すれば、またドル漫でも記事化します。
そのためナンバーズの詳細は不明。それでもシルエットを見る限り、各々のメンバーは非常に巨大かつ巨躯。そのためナンバーズは百獣海賊団でも「巨人族」や「オーズ族」のみで構成されるメンバーの可能性。まさに鬼ヶ島を守る鬼のような存在。
ナンバーズは百獣海賊団幹部のクイーンですら恐れをなすほど強くて粗暴。実力的には大災害に匹敵するか、それ以上の強さを誇るはず。しかも、大看板より数が多いと来たもんだ。まさにナンバーズはワノ国終盤で登場した百獣海賊団の「底知れない強さ」を象徴する集団。
百獣海賊団は最悪の世代の主軸メンバーが多い?
だから百獣海賊団のメンバーは「最悪の世代(超新星)」の主軸キャラクターが多く在籍してることが分かると思います。
当初は百獣海賊団が「最悪の世代12名中5名を手中に収める」と予想してましたが、結果的にユースタス・キッドは兎丼の囚人採掘場に投獄されてることなどが判明。後にキラーと共にキッド海賊団を再結成し、ワノ国では何か蜂起を目論んでる様子。
しかも、キッドも覇王色の覇気の使い手であることが発覚するなど、どうやら雑魚キャラ感の脱出が図られている様子。今後はルフィとキッドが手を組む可能性もあり、今後ワノ国では「最悪の世代 vs 最悪の世代」といった展開も描かれそう。既にローはバジル・ホーキンスをフルボッコ済み。
ドレークは思わぬ確変に入るなど、「最悪の世代(超新星)」はストーリー要員としても活躍しそう。例えば、トラファルガー・ローがDの一族と発覚したのもジュエリー・ボニーとバーソロミューくまの関係性が判明したのも明らかに後出しジャンケン的。
ワンピースが完結するまでどこまで爪痕を残せるかはいささか疑問ですが、最悪の世代は百獣海賊団というフィルターを通して活躍するのかも知れない。現在完全に蚊帳の外であるウルージさんがどこでどう百獣海賊団などと絡んでくるのかも気になります。
コメント
ややこしいですが、黒ひげの肩書は「提督」のようです
赤髪のシャンクスは「大頭」と呼ばれるなど、
四皇の海賊はそれぞれで呼び名を変えてるのかも
他のワンピース考察記事も面白かったです
ありがとうございます!!!
メチャクチャ過ぎる
クイーンはナンバーズにビビっていない
最悪の世代は
誰の軍門にも下らない
一旦、下ってるか下ってるフリ
ベッジがそうだったように
ホーキンスもアプーも上だけを見てる
首を獲れるなら・・・
っと日々、カイドウを狙ってる
だからこそ【最悪の世代】っと
作者は名付けた
屁みたいな人間はいない
わかりやすくて面白かったです 他の海賊団メンバー一覧も作ってください