聖地マリージョアで世界会議(レヴェリー)も同時進行中ではありますが、『ONE PIECE』は現在ワノ国編の真っ只中。
このワノ国編では長らくネット上では伝説扱いだった「トキトキの実」という悪魔の実が登場するなど、とにかく色んな新事実が明らかに。
最近では「ユースタス・キッド」の左腕が赤髪海賊団との抗争で失っていることが発覚したばかり。そもそもキッドは左腕を失っていたんかよ、という事実にも驚いたのは内緒。
そこで良い機会なので、今回ドル漫では「ユースタス・キッドの能力強さ」を改めて徹底的に考察してみようと思います。キッドの悪魔の実は何なのか?果たしてキッドはどこまで強いのか?
ちなみに、キッドの左腕に関する謎は後半に考察。どちらかといえばキッドの能力や強さに関する考察がメインになります。あしからず。
【解説】ユースタス・キャプテン・キッドの正体とは?【最悪の世代】
まずは「キッドの正体」について簡単におさらい。
キッドはキッド海賊団の船長。最側近の部下には覆面男の「キラー(画像左)」がおります。キラーの正体まとめも後でご参照。
キッドの本名は「ユースタス・キッド」。また「キャプテン・キッド」という異名から、「ユースタス・キャプテン・キッド」と合わせて呼ばれることも。名前の由来は、実在した海賊の「ウィリアム・キッド」と「ユースタス」の二名から来ているらしい。
キッドの出身は「南の海」。年齢は23歳。麦わらの一味のルフィやゾロたちより少し年上。キッドの身長は205cm。ワンピースの世界では5メートル超えのキャラも少なくないため、何とも微妙なサイズ感。キッドの血液型はF型。
キッドの見た目の特徴は「赤い髪」と「眉なし」「ゴーグル」、そして鳥の羽などをあしらった「フワフワのコート」を常に着用してるのも特徴。ネット上だと「少年マガジンや月刊コミック系にいそうな、ありがちな主人公キャラ感」としてキッドは評判。
また新世界編以降のキッドは左腕を失い、左目などに大きな傷を負っている様子。ちなみに【ONE PIECE】目の傷の位置に隠された伏線などもご参照。
○キッドは「最悪の世代」の中で最強クラスの強さを誇る!
そして、キッドは「最悪の世代(超新星)」の一人。前述のキラーも同様に最悪の世代として数えられ、さながらルフィとゾロのような関係性か。
実際、キッドもルフィと同様に「海賊王になりたいんや」という大きな野望を持っており、当初から似通ったキャラクターとして描写されてる。そのためキッドの強さはルフィと肩を並べるほど。
実際、キッドの初っ端の懸賞金は3億1500万ベリーとルフィを上回り、その後も懸賞金額は4億7000万ベリーとルフィの5億に匹敵。まさにキッドは最悪の世代の中でも最強クラスの強さと考察されます。
キッドとルフィの出会いはシャボンディ諸島。人間オークションでルフィが天竜人をフルボッコしたことをキッカケに、トラファルガー・ローと共にキッドは海軍相手に立ち向かったことも。
その後、キッドは同じく最悪の世代のスクラッチメン・アプーやバジル・ホーキンスと共に海賊同盟を結成。パンクハザード編でシーザー・クラウンの公開実験(シノクニ)をやっていたタイミング。
しかしながら、四皇の一角を担うシャンクスを打倒しようと動いた矢先、同じく四皇のカイドウに遭遇し、キッドたちはフルボッコされて完全な返り討ちにあってしまう。「何故キッドたちが赤髪シャンクスを狙ったのか?」などは後半に考察。
そして、そのままホーキンスは百獣海賊団に入る道を選んでカイドウの軍門に下ったものの、キッドは抵抗し続けたためワノ国に今もなお幽閉されており、この牢獄には同じくカイドウにフルボッコされたルフィの姿も。
そのため今後、キッドもルフィも「カイドウ打倒」という目標の元、どうやら共に行動しそうな雰囲気がプンプン。ちなみに【ワンピース考察】カイドウの正体まとめなども併せてご参照ください。
【強さ】キッドも「覇王色の覇気」を使えることが発覚!
このキッドの強さは現在どんなもんなのか?
見た目などからキッドはどこか「噛ませ犬感」もありますが、最近になってキッドが覇王色の覇気を使用できることが判明して話題に。もちろん覇王色はモブキャラが使えるような代物ではない。
「覇王色の覇気が使えるキャラ一覧まとめ」も後で参照してもらうとして、七武海や四皇以上のキャラクターしか覇王色はまず体得できない。どうやら思想や考え方だけではなく、キッドの強さや能力面でもルフィに寄せてきた感があります
つまり覇王色の設定が追加されたことで、今後キッドがバトル面で活躍することはほぼ確実。確かに巨大な龍であったカイドウを撃破するためには、キッドの能力も大いに役立つことは想像に難くない。
ルフィとシャボンディ諸島で海軍と対峙したトラファルガー・ローはDの一族という設定が追加されて大出世したように、やはりキッドも同様に『ワンピース』で出世していく可能性が高いでしょう。
もしかするとキッドが麦わらの一味の仲間に入る可能性すらありそう。【ワンピース考察】10年目の仲間の正体とは?なども併せてご参照。
【悪魔の実】キッドの能力は「磁力」「磁場」
そこでユースタス・キッドの「悪魔の実」の詳細を考察。一体どんな能力を持っているのか?
結論から書いておくと、キッドの悪魔の実は「磁力を操る能力」らしい。まだ詳細な名前は判明しておりませんが、ドル漫の予想は後述。
具体的にはキッド自身の肉体に磁力をまとわせ、周囲の金属製品を大量に集めて巨大な腕や武器に作り上げることができちゃう。読者的には迫力たっぷりですが、作者目線で考えると非常に描くのが面倒臭そうな悪魔の実。
画像のシーンではキッドが悪魔の実を発動し、海軍たちが持っていた大量の武器を磁力で取り上げた場面。そのため「相手から武器を奪える」という点でも強みを発揮できる悪魔の実でもありそう。
他にも「リベル(反発)」という必殺技では砲弾も弾き返せたりするらしい。そのため非能力者相手だとキッドの能力はかなり優位に戦いを進められそう。少なくとも、キッドは武器による攻撃はほぼ無効化してしまいそう。
ただ強いて言えば、敵が武器を持ってない場合は辛そう。とりわけ同じ悪魔の実の能力者相手で、どこまでキッドが強みが発揮できるかは微妙か。それでもキッドの悪魔の実が地中の「砂鉄」まで操作できるほど磁力が強けば話は代わりそう。
○悪魔の実は自然ロギア系?名前は「ジバジバの実」か?
そこでドル漫では「キッドの悪魔の実」の系統を考察してみました。
結論から書くと、キッドの悪魔の実はもしかすると自然ロギア系悪魔の実の可能性がある。何故なら、磁力は自然界にこそ存在しているから。地球の南極から北極に流れている地磁気が最たる例でありましょう。
でも、キッドの悪魔の実は「超人パラミシア系悪魔の実」と考えるのが自然とドル漫では考察してみます。例えば、キッドの能力は「磁石人間」と素直に考えるのが一番しっくり来るはず。
何故なら、自然ロギア系は「物理攻撃の無効化」が最大の特徴であるにも関わらず、キッドは普通に物理攻撃を受けているから。確かに磁気や磁場に自然要素は含まれているものの、泡などと同様に「体質変化(超人パラミシア系)の域」を超えてないと考察すべきだと思います。
ちなみに、キッドの悪魔の実はどんな名前なのか?
当初ドル漫では、マグネット(磁石)から「マグマグの実」などの名前を思い浮かんだんですが、残念ながら既に海軍元帥・赤犬(マグマ人間)が使用済み。
磁力に関する単語を英語にいろいろ変換しても、必ず「magなんとか」になってしまう。意外とキッドの悪魔の実を予想するのは難しく、作者・尾田栄一郎も良い案が思い付かないから、すぐに名前も公表しなかったんだと思います。
そこでドル漫のアイデアを披露しておくと、磁場から「ジバジバの実」や磁気から「ジキジキの実」などが良さそう。例えば磁場(ジバジバ)であれば、キッドの悪魔の実が覚醒した場合の次の展開(周囲への波及効果)も想像しやすいのではないか。
ちなみに『妖怪ウォッチ』のジバニャンの名前は「地縛霊の猫(ニャンちゃん)」が由来らしい。
他にもN極とS極から「ンスンスの実」といった悪魔の実でも面白いかも知れない。やはり磁力→ジリョジリョだと語感が悪い。他にも英語名も使えないとなれば、このあたりの候補しか残ってなさそう。
キッドはビッグマム海賊団と赤髪海賊団と衝突済み!
じゃあ、現在のキッドの強さはどんなもんなのか?(二度目)
前述のように、キッドの懸賞金は3億1500万→4億7000万と推移。この金額が明らかになったのがパンクハザード編。ルフィが5億に達したのはドフラミンゴ撃破後ですから、キッドの方が早く5億ベリーに近付いていた計算。
新世界編が始まった序盤でアプーや黒ひげ海賊団などは登場しましたが、キッドなどは未登場。そのためアプーたちと海賊同盟を結成するまで、キッドの2年間の消息は不明なままでした。
でも、2年の間にキッドは赤髪海賊団と抗争を繰り広げて左腕を喪失したらしい。またトットランドに入国こそできなかったものの、ビッグマム海賊団とバトルを繰り広げ、スイート将星の誰かを手負いにして「何か」を奪って去ったとのこと。
他にもビッグマム傘下の海賊船も何隻か沈めるなど、そこらへんの経緯や傍若無人さがキッドの懸賞金額に反映されてそう。でも、もしかするとキッドが手負いにしたスイート将星がスナックとすれば、ウルージが結果的に勝利したのはキッドのおかげかも?
そのためウルージさんの強さがクローズアップされがちですが、やはりキッドの強さが上回る可能性は高そう。他にも【強さ】最悪の世代最強ランキングやビッグマム海賊団メンバー一覧まとめなども併せてご参照。
○【キッドの強さ】現在の懸賞金は10億ベリー超えか?
しかしながら、その後はカイドウに捉えられれてしまったため、キッドの懸賞金は約5億ベリーのままの可能性が高い。一方、カタクリを撃破したことも手伝って、ルフィの懸賞金は既に15億ベリーにまで跳ね上がってる。
じゃあ、キッドとの間に果たして懸賞金が10億ベリーも金額差があるのか?って話。
例えば、キッドもルフィも海楼石の手錠をかけられた状態でも、同じように互角にバリバリと動けるパワーを持つ。ましてや覇王色を身につけるなど、キッドの強さは主人公クラスに近い風格があると判断して良さそう。
だから、個人的にはキッドの現在の懸賞金はカタクリの強さ並の10億ベリーに近いと予想してみる。さすがに懸賞金額が二桁億ベリーもないキャラが四皇を倒すと豪語しても笑止千万ですから。
だから四皇の傘下に入ったホーキンスも7億8億ベリーに跳ね上がってそうな気もします。今回のキッドに限らず、アプーやウルージなども含めて最悪の世代の懸賞金は目に見えて今後激増するはずです。
ちなみに【高額】ワンピース懸賞金ランキングまとめなどもご参照。いずれキッドの懸賞金が改めて発覚すれば追記していこうと思います。
【キッド息子説】赤髪シャンクスに左腕は移植された?
ということで本題。「キッドの左腕」の行方を考察して記事を終わりたいと思います。
キッドはあくまで「赤髪海賊団との抗争」と語るに留まり、具体的に誰に左腕を切られたのか or 奪われたのかまでは言及してないので、赤髪海賊団メンバーの誰が犯人なのかなど詳細な経緯は不明。
ただ既にネット上では、「キッドの左腕は赤髪シャンクスの左腕に移植された」という面白い考察がなされてる。確かにどっちも同じ左腕。そして、キッドもシャンクスと同様に赤い髪。もし二人に遺伝子的な繋がりがあれば、移植されても拒否反応も少ないはず。
だからユースタス・キッドが「シャンクスの息子」と仮定すれば、シャンクスの本名は「ユースタス・シャンクス」だったりして?
もちろん赤髪海賊団とキッド海賊団の戦闘が偶発的なものなのか、どちらかが意図的に狙いを定めたのかは不明。でも赤髪海賊団が先に戦闘を仕掛けた場合、最初から「キッドの左腕」が目的だった可能性が高い。
シャンクスが五老星と会談した時、シャンクスの全身は黒いマントを羽織った状態で顔以外はよく確認できなかった。この場面はシャンクスの目の傷(二人いる説)に焦点が当たりがちですが、もし黒いマントがシャンクスの「復活した左腕」を隠す演出があったとすれば?
そのため「キッドの失われた左腕」の観点で考察を広げてなら、まだシャンクスの左腕が再生されてる可能性が高いはず。そう考えたら、キッドが何故同盟を組んでまでシャンクスを狙ったのかも明白か。
○シャンクス悪玉論は意外とガチかも?
だから、もしかするとシャンクス悪玉論は意外とガチなのかも知れない。やはり五老星そのものが海賊にとっての最大の敵。この「敵と内通してるシャンクスは素直に敵」と解釈すべきなのかも。
もちろんキッドの左腕は、赤髪海賊団との抗争で単純に失われた可能性は捨てきれない。例えば、ラッキー・ルウの悪魔の実が『ハガレン』のグラトニーのような「暴食」の能力で、キッドの左腕を食べてしまったりとか。
それでも「シャンクス=悪玉論」は徐々に現実味を帯びている気がします。黒ひげ海賊団が「悪魔の実狩り」しているように、赤髪海賊団は「ルーキー潰し」していたとすれば?シャンクスの左腕に相応しい適合者を探していたとすれば?
理知的な副船長のベン・ベックマンの能力が「医療系」の悪魔の実を持っていれば、シャンクスの腕を再生可能。また新規で加入したロックスターの能力がそうであった場合、最初からシャンクスの左腕を移植させるためだけに加入させた可能性も?
もしシャンクスが五老星側と仮定すれば、マリンフォード頂上戦争前のカイドウと一触即発の事態もポーネグリフの写しを渡したことで収めた可能性も。ワンピースのキャラクズばっかやん。男気あふれる白ひげ(エドワード・ニューゲート)の存在が懐かしい。
まあ、これ以上の考察は脱線しすぎるので控えますが、もしシャンクスが「キッドの父親」などと仮定すれば、決して完全な聖者ではなかったとして全く不思議ではない。
ちなみに【ワンピース考察】シャンクスの正体まとめや【強さ】悪魔の実最強ランキングまとめなども併せてご参照ください。現時点ではまだシャンクスは善人寄りとドル漫では考えていますが、今回のキッドの正体が少し判明して情勢は流動的になりつつあるか。
コメント
赤髪つながりでシャンクスとキッドは血縁とかあるんですかね
キッドとシャンクスで血縁は絶対無いだろうが赤髪、左目に傷、左腕を失うと見た目の要素を被せて行ってるのは気になる
ふざけるな