『ONE PIECE』のワノ国編では長らくネット上では伝説扱いだったトキトキの実という悪魔の実が登場するなど色んな新事実が明らかになりました。
例えば「ユースタス・キッドの左腕が赤髪海賊団との抗争で失っている」ことが発覚したばかり。確かに新世界編以降のキッドの左腕はロボ化してました。
そこで今回ドル漫では「ユースタス・キッドの能力強さ」を改めて徹底的に考察してみようと思います。キッドの悪魔の実は何なのか?果たしてキッドはどこまで強いのか?キッドの左腕に関する謎は記事後半で考察。
キッドはキッド海賊団船長
まずは「キッドの正体」について簡単におさらい。
キッドの正体は「キッド海賊団」の船長。そして、キッドは「最悪の世代(超新星)」の一人でもあります。最側近のキラーも同様に最悪の世代なので、さながらルフィとゾロのような関係性か。
キッドの本名は「ユースタス・キッド」。異名は本名がベースの「ユースタス・キャプテン・キッド」。キッドの名前の由来は、実在した海賊の「ウィリアム・キッド」と「ユースタス」の二名。
キッドの出身は「南の海」。年齢は23歳。麦わらの一味のルフィやゾロより少し年上。キッドの身長は205cm。キッドの血液型はF型。声優CVは浪川大輔。
キッドの見た目の特徴は「赤い髪」と「眉なし」「ゴーグル」。赤い鳥の羽をあしらった「フワフワのコート」を常に着用してるのも特徴。ネット上だと「少年マガジン系にいそうな主人公キャラ感」としてキッドは評判。
キッドの懸賞金は?最悪の世代で最強?
続いてはキッドの懸賞金を考察。
キッドの懸賞金は4億7000万ベリー。シャボンディ諸島で初登場した当時は3億1500万ベリーと、ルフィの懸賞金も上回っておりました。
キッドとルフィの出会いはシャボンディ諸島。
人間オークションでルフィが天竜人をフルボッコ。これに同調したキッドとトラファルガー・ローが海軍相手に立ち向かう。キッドもルフィと同様に「海賊王になりたいんや」という大きな野望を持つなど、この3名はライバル関係のような雰囲気。
ルフィの懸賞金は現在15億ベリーと他の追随を許さないものの、キッドは最悪の世代の中でも最強クラスの強さを持つとされます。
キッドの新世界編以降の動向まとめ
続いては「新世界編以降のキッドの動向」をおさらい。2年前から現在に至るまでの過去を解説。
キッドは新世界に入った直後、まずは赤髪海賊団と抗争を繰り広げて「左腕」を喪失したとのこと。どちらが先に攻撃を仕掛けたのか不明ですが、キッドがシャンクスを狙う理由は「このときの抗争」が原因と考えられます。
その後、キッドはビッグマム海賊のスイート将星の誰かと戦って手負いに追い込んだそう。そして、スイート将星から「何か」を奪い去ったとのこと。スイート将星にはカタクリなどがいるため、それなりに強かったはず。
スイート将星のスナックをかつてウルージが倒したことで話題でしたが、もしかするとキッドが先にスナックをボコボコにした後だから勝利できた可能性もあるのか。
他にもトットランドに入国こそできなかったものの、キッドはビッグマム傘下の海賊船も何隻か沈めてきたそう。そう考えると、キッドの懸賞金額はもっと高額でも良さそう。
キッドはルフィと共にカイドウ打倒に動く
その後、キッドは同じく最悪の世代のスクラッチメン・アプーやバジル・ホーキンスと共に海賊同盟を結成。パンクハザード編でシーザー・クラウンの公開実験(シノクニ)をやっていたタイミング。四皇の一角を担うシャンクスを打倒しようと動く。
キッドは自分たちだけではシャンクスに勝てないと悟って、アプーやホーキンスに海賊同盟を持ちかけたのでしょう。ただし、アプーは百獣海賊団の一味だった。キッドは見事に裏切られて、四皇のカイドウと接触してしまう。
カイドウに唯一歯向かったキッドは返り討ちにあって、ワノ国の兎丼に収容される。この牢獄には同じくカイドウに敗北したルフィも投獄される。その後、キッドとルフィは「カイドウ打倒」という目標の元で共に行動します。
キッドは途中でクイーンにフルボッコされるなど余計な描写はありましたが、カイドウとの最終決戦では普通に参加してます。クイーンごときに完敗したキッドがどうやってカイドウに勝てるのかは疑問ですが、ワノ国編では一応棚ぼた的に活躍するっぽい。
キッドも「覇王色の覇気」の使い手
続いてはキッドの強さを考察。
キッドはどこか「噛ませ犬感」は漂うものの、覇王色の覇気を使用できることが判明してます。ワノ国の兎丼では海楼石をはめられた状態でも普通に動けるなど、これも覇王色のおかげか。
現在判明してる覇王色の覇気の使い手は、ロジャー海賊団のシルバーズ・レイリーやダグラス・バレット、七武海のボア・ハンコックや四皇のビッグマム、白ひげなどどれも大物ばかり。
トラファルガー・ローがDの一族という設定が追加されて大出世したように、覇王色の覇気の設定が追加されたキッドも今後『ワンピース』で出世していく可能性が高そう。キッドは思想面以外にも能力でルフィに寄せてきた感があります。
ただ覇王色の覇気の設定が追加された以降、キッドはクイーンにフルボッコされるなど大した活躍はしてないのが気になる所ですが…。最近のONE PIECEがつまらない理由も考察してますが、展開も行き当りばったり感が強いのは気のせいか。
【能力】キッドの悪魔の実は「磁力」「磁場」
続いてはユースタス・キッドの「悪魔の実」を考察。一体どんな能力を持っているのか?
キッドの悪魔の実は「磁力を操る能力」になります。読者的には迫力たっぷりですが、作者目線で考えると描くのが面倒臭そうな悪魔の実ではあります。
どうやらキッド自身の肉体に磁力をまとわらせることで、周囲の金属製品を大量に集めて巨大な腕や武器に作り上げる能力を持つ模様。画像のシーンではキッドが悪魔の実を発動し、海軍たちが持っていた大量の武器を磁力で取り上げた場面。
そのためキッドの悪魔の実は「相手から武器を奪える」という点でも強みを発揮できそう。
他にも「リベル(反発)」という必殺技では砲弾も弾き返せる。そのため武器による攻撃はほぼ無効化してしまうキッドの能力は、非能力者相手ではかなり優位に戦いを進められそう。
ただ強いて言えば、敵が武器を持ってない場合は辛そう。とりわけ同じ悪魔の実の能力者相手でキッドがどこまで強みを発揮できるかは微妙。事実、恐竜に変身できるクイーンには完敗してる。純粋な殴り合いだとキッドは力負けすることもしばしば。
○キッドの能力は自然ロギア系?
そこでドル漫では「キッドの悪魔の実」の系統を考察してみました。
まず悪魔の実の種類ですが、キッドは自然ロギア系悪魔の実の可能性がありそう。磁力は自然界にこそ存在している。地球の南極から北極に流れている地磁気が最たる例。
ただし、キッドの悪魔の実は「超人パラミシア系悪魔の実」と考えるのが自然。キッドはあくまで自分の肉体を磁力に変えてるだけ。キッドは「磁石人間に変身できる」と考えると一番しっくり来る。キッドのバトルを見てる限り、周囲の地場は作用してない。
確かに磁気や磁場に自然要素は含まれているものの、キッドの悪魔の実は泡などと同様に「体質変化(超人パラミシア系)の域」を超えてないと考察すべきだと思います。
○キッドの悪魔の実は「ジバジバの実」か?
ちなみに、キッドの悪魔の実はどんな名前なのか?
例えばマグネット(磁石)から「マグマグの実」といった候補も浮かびますが、残念ながらマグマ人間の海軍元帥・赤犬が使用済み。磁力に関連する英単語を調べても、先頭に「mag(マグ)」が付く言葉が多い。だからキッドの悪魔の実は良い案が思い付かない。
そこでドル漫のアイデアを披露しておくと、磁場から「ジバジバの実」や磁気から「ジキジキの実」などが良さそう。
例えば磁場(ジバジバ)であればキッドの悪魔の実が覚醒した場合、次の展開(周囲への波及効果)も想像しやすい。キッドが覚醒したら地中の「砂鉄」まで操作できるに違いない。もし砂鉄も吸収できれば、その場でお手製の武器を大量に作れそう。
ちなみに『妖怪ウォッチ』のジバニャンの名前は「地縛霊の猫(ニャンちゃん)」が由来。
一方、海軍大将の藤虎イッショウの悪魔の実の名前がズシズシの実だったことから、擬音やオノマトペがベースになる可能性も高い。その場合は「ガチャガチャの実」や「ピタピタの実」といた名前も予想できそう。
キッドの左腕はシャンクスに移植?
ということで本題。「キッドの左腕」の行方を考察して記事を終わりたいと思います。
改めてキッドのセリフを確認すると、あくまで「赤髪海賊団との抗争」と語るに留まります。具体的に赤髪の海賊団の誰に左腕を切られたかまでは言及してない。例えばラッキールウがハガレンのグラトニーのような能力を持っていたとしたら食べた可能性も。
とりあえず犯人がシャンクスかどうかは確定してない。
それでもネット上では「キッドの左腕は赤髪シャンクスの左腕に移植された」という説が有力。確かにキッドもシャンクスも「同じ左腕」を喪失してる。キッドの左腕がシャンクスに移植された可能性は十分ある。果たして偶然なのか?
赤髪海賊団とキッド海賊団の戦闘が偶発的な可能性もありますが、もし赤髪海賊団が先に戦闘を仕掛けた場合、最初から「キッドの左腕」が目的だった可能性が高そう。副船長のベン・ベックマンが「医療系」の悪魔の実を持っていたらシャンクスの腕も再生可能?
シャンクスが聖地マリージョアで五老星と会談した時、シャンクスの全身は黒いマントを羽織った状態でした。この場面ではシャンクスの目の傷に焦点が当たりがちですが、もし黒いマントがシャンクスの「復活した左腕」を隠す演出があったとすれば?
キッドの正体は赤髪シャンクスの息子?
またキッドもシャンクスも同じ赤い髪。もし二人に遺伝子的な繋がりがあれば、キッドの左腕を移植されても拒否反応も少ないはず。
つまりキッドの正体は「シャンクスの息子」だった可能性は考えられます。エースが海賊王のゴールド・ロジャーの息子だったように、ルフィが革命軍のモンキー・D・ドラゴンの息子だったように、キッドもシャンクスの息子としても不思議じゃない。
だからユースタス・キッドが「シャンクスの息子」と仮定すれば、シャンクスの本名は「ユースタス・シャンクス」なのかも知れない。
少なくともキッドの左腕を奪ったのがシャンクスだった場合、シャンクス悪玉論は意外とガチの可能性大。黒ひげ海賊団が「悪魔の実狩り」してるように、赤髪海賊団は「ルーキー潰し」していたとすれば?シャンクスの左腕に相応しい適合者を探してたとしたら?
やはり「海賊の敵である五老星と内通してるシャンクスも敵」と素直に解釈すべきなのかも知れません。シャンクスも黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ)も実は相反するようで同じ系統の人間だった?
コメント
赤髪つながりでシャンクスとキッドは血縁とかあるんですかね
キッドとシャンクスで血縁は絶対無いだろうが赤髪、左目に傷、左腕を失うと見た目の要素を被せて行ってるのは気になる
参考になりました(*^^*)
キッドってクイーンにフルボッコにされてましたっけ?
囚われて弱っていた所を処刑されそうにはなっていましたが…。
厳密には「クイーンの部下」って感じでしょうか。
一応、キッドは海楼石の手錠をはめたままだったようですが、
どのみちキッドの強さはクイーンの実力以下ってのは確かだと思います。
そもそも兎丼でのキッドの立ち回りが意味不明すぎるんですよね。
キッドはルフィと同様に「海楼石の手錠をはめてても全然体力落ちてません」と
言って真打ち(ドボン)を倒しておきながら、結局は普通に捕縛されてる。
脱獄時に「海楼石の手錠を盗まれた」とクイーンの部下たちは話していたのに、
何故キッドは海楼石の手錠をはめたままなんだっていう。
そもそもキッドはどうやって脱獄できたor急に脱獄したんだっていう。
キッドは肘から下、シャンクスは肘より上も失ってるから移植のせんは無いと思う
そういえばワンピースのキャラって左腕失ってる笑
血縁関係ある?って言っといて左腕奪ったは草
親ならそんなことしないだろ、特に倫理観重んじるジャンプでワンピースの世界なら
シャンクスが奪ったってより海楼石をはめられたキッドが自ら切ったってのが真実。
シャンクスは世界のパワーバランスを空白の100年以前の状態に戻したいと思っていて、かつワンピースの真実も知ってるけど、自分が行ってもロジャーと同じように手にすることが出来ないから次世代のために動いてる。
ワンピースを手にするためには古代兵器を使用する必要があるけど、悪人の手に渡ると世界が破滅するからそれを防ぎたい。
よってティーチを五老星に頼ってでも追放しようとしてる(表向きは世界政府の言いなりだが、目的は先の国家転覆。そしてティーチには戦闘力は敵わない)。
シャンクスは重傷を負うが、今度はルフィに助けられる。
拒否反応は親子でも1/2の確率で出ます。
ゴミを集めるゴミゴミの実だと思ってた。
磁気操作出来るなら放電できるしレールガン撃てるから何気に強キャラやったんやな。
ゴミのような考察で草