現在ワノ国を影で支配してる海賊が四皇の「カイドウ」。龍の悪魔の実を持つことが発覚した当時は非常に話題になりましたが、このカイドウの直属の部下が「大看板(災害)」と呼ばれる3名のキャラクター。
そこで今回ドル漫では大看板の一人である「火災のキング」について徹底的に考察してみたいと思います。果たして、キングは一体どんな悪魔の実を持つのか?何故、背中から炎がメラメラと燃えているのか?そして、最後にキングを倒すのは「アイツ」だった?
火災のキングとは百獣海賊団幹部
まずは「火災のキング」の正体をおさらい。
キングとは百獣海賊団メンバー。「大看板(災害)」と呼ばれる3名しかいない幹部。ワノ国過去編を読む限り、キングは百獣海賊団結成当時から無類の強さを誇っていた模様。キングはまさにカイドウの直属の部下と表現していいか。
異名は「火災のキング」。この言葉を象徴するように、キングは何故から背中から常に炎が出ているのが特徴。キングは炎の熱で火傷しないのか気になるところですが、見た目も全身黒ずくめ。黒い羽も特徴的。武器は腰に携えてる大刀。武装色の覇気で黒色化されてるのか。
しかも、キングは同じく大看板のジャックを子供扱いするなど、どうやら実力的に百獣海賊団の中では最強クラスの模様。既にジャックは10億ベリー、クイーンの懸賞金が13億2000万ベリーと判明してることから、キングの懸賞金は最低でもルフィの15億クラスに匹敵するか。
ちなみに【最新版】ワンピース懸賞金ランキングも参照。
百獣海賊団のキャラ名はカードゲームの「トランプの札」に由来してる。キングの場合は、一番大きい13の数字を意味する。そのため強さがトランプの数字順(キング>クイーン>ジャック)と仮定すると、キングの実力はそのまま百獣海賊団の中で順当に最強と評価して良さそう。
もちろん最近はナンバーズと呼ばれる巨人族っぽいメンバーも登場しており、キングの強さがNo.2と評価できるか若干微妙ですが。
そしてクイーン曰く、キングの性格は「拷問好き」とのこと。真っ黒の大量のビス付きの服装は、いかにもサディスティックな雰囲気が漂います。とはいえ今後『ワンピース』内であまりにグロテスクな表現が描かれることはないでしょう。
【リュウリュウの実】キングの悪魔の実は「プテラノドン」
続いては「悪魔の実」を考察。
結論から書くと、キングの悪魔の実は「リュウリュウの実」の古代種・プテラノドンでした。キングは百獣海賊団だけあって、やはり動物系ゾオン悪魔の実の能力者でした。背中の羽も悪魔の実の能力と関係してるかは不明ですが、なんとなく予見していた模様。
だから、キングの悪魔の実は「火災」という異名とは直接全く関係ありませんでした。プテラノドンは龍のように炎を吐かないため、キングの背中の炎は悪魔の実の能力とは別物と考察できそう。逆に言うと、キングの炎は普段から燃えてる模様。
ただし、動物系ゾオンの「肉食系ほど強くなる」という法則で考えると、プテラノドンは意外と微妙。最近になって海軍の機密特殊部隊と判明した部下のディエス・ドレーク(アロサウルス)の方が明らかに強そう。プテラノドンは魚を食べるものの肉食系度合いは弱いか。
それでもトリトリの実のように飛空能力を持つことに加えて、プテラノドンに変身したキングはなかなかにして巨大サイズ。実際、ビッグマムを戦艦ごと空中で蹴り落としたほどの強さを見せてる。とはいえ、「ドラゴンのカイドウをサポートする役目」の方が強そう。
ちなみに動物ゾオン系古代種の能力者一覧は別記事もご参照ください。恐竜と翼竜は別種族にも関わらず、同じリュウリュウの実にカテゴライズされてることに重大な意味が隠されていた?そもそもリュウリュウの名前は龍のカイドウにこそ相応しいはずでは?
キングの体は何故「炎」が燃えているのか?
続いては「謎の炎の正体」について考察していこうと思います。
ケツロンから書くと、キングの炎の正体は「SMILE(人造悪魔の実)」の副作用説がネット上では指摘されてます。リュウリュウの実とは別に「炎関連のSMILE」を食べた結果、炎の能力が問答無用で顕在化されてしまってるという考察。
悪魔の実やSMILEの詳細は別途記事もご参照ください。
個人的にそこそこ面白いと思った考察ですが、やはり複数の悪魔の実を食べるキャラクターは「黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ)」だけ。まだ黒ひげの正体もはっきりと判明してない以上、さすがに悪魔の実複数持ちのキャラを乱発してくるとは思えない。
また人造悪魔の実(SMILE)の種類は「動物系ゾオンのみ」に限られます。要するに超人パラミシア系などのSMILEは存在しない。ベガパンクも自然系ロギアなどの人造悪魔の実の製造を試みたものの失敗に終わってる。そのため炎と悪魔の実に関連性はない。
ただし、オリジナルの能力者がSMILEを新たに食べた場合、どう変化するのかは興味深いところ。例えば、メラメラの実のサボがキリンのSMILEを食べたら首だけ長く変化するのか?さすがにSMILEの供給源が絶たれてる現状、あまり深掘りする意味はなさそうですが。
○【謎の炎】キングは「火器類」で攻撃してくる?
続いて「火器類」説。
疫災のクイーンが「細菌類」の攻撃を得意としていたように、キングも「火器類」の攻撃を得意としていても不自然ではない。要するにキングの背中には「火炎放射器」のような武器を隠している可能性が考えられそう。それが結果的にメラメラと炎が燃えてる。
やはり現在のワノ国は黒炭オロチに支配された結果、「武器製造と密輸」で暴利を貪るような国家に成り下がってしまった。日本の時事問題も含めて考えると、キング以外にも他の百獣海賊団たちも「今後兵器を使用してくる可能性」は当然考えられます。
既にサンジはジェルマ66の特殊な武器を使用してスケスケの実と同じ能力を得るなど、早くも兵器同士のガチンコ勝負をワノ国編では匂わせている。キングの悪魔の実がプテラノドンだったことも、もし火器類で攻撃力を補っていると仮定すればいろいろ合点がいく。
ただし、火災の異名が火器類を意味するとしても、キングが常に炎を出し続けるメリットや意味がない。仮にキングが兵器類を今後使用してくるとしても背中の炎とは直接関係ないと考えるのが自然か。
キングの種族は「炎人間」だった?
続いては「キングの種族」を考察。
やはり炎の存在を考えると、どうやらキングは普通の人間ではなさそう。キングが常に炎を出し続けるメリットや意味がない。おそらく何故か燃えっぱなしの肉体も意味のない演出ではなく、炎もキングの正体を紐解く上で重要な要素と言えそう。
実際、ワノ国に乗り込んできたビッグマム(シャーロット・リンリン)も「俺の国にいねぇ種族は3種いる。お前は生きてる」とキングをリクルートしようと試みてる。ビッグマムのWCIにいない種族は巨人族、歴史の彼方に消えた種族、残りがキングの種族。
「キングも同様に未だかつてワンピースで登場してない特殊な人種とすれば?」とドル漫では予想してたので遠からず当たったカタチ。じゃあ、キングの種族は一体何なのか?
結論から書くと、キングの種族は「炎人間」。さながらドラクエに登場する炎の戦士。
キングは通常時から常に体温が高温で、しかも全身から油のような汗が出続けていると仮定すれば、炎がそれに引火してメラメラと燃え上がっていたとしても不思議ではない。特徴的な見た目から発想を広げるなら、キングの肉体はさしずめロウソク人間。
全身黒ずくめの服装もキングから自然と沸き上がる炎を抑えるための「耐火性の服(ワノ国特製)」を着用しているのではないか?常に体表面から炎が出続けると、他の人間とまともに接触できないですから。
例えば白ひげ海賊団のマルコの悪魔の実は動物ゾオン系幻獣種の「フェニックス(不死鳥)」でしたが、キングはこの人間バージョンがいたとしても不思議ではない。
キングの種族は「空島の住民」か?
一方、キングのもう一つの身体的な特徴は「黒い羽」。翼と表現した方が適切な気もしますが、これも衣装のデザインではなくキングの背中から直接生えたものだと考察できそう。そこから種族や正体は読み取れないのか?
そこで次に考えられる説が元「空島の住民説」。画像はシャンドラの戦士・カルガラですが、空島の住民は何故かことごとく背中に白い羽が生えていた。現状だと羽が生えてる人間タイプの種族は空島の住民たちぐらいしか思いつかない。
もちろんキングの黒い羽とは色合いが全く違いますが、アルビノの逆バージョンのような特殊体質として生まれて空島で迫害され、地上に逃れ着いた展開なども予想できそう。さながらブラック・スワン。そこをカイドウに拾われたのか。
実際、シャンドラの戦士たちが「青海に辿り着いた空島出身者」であることは自明。そして、400年前にノックアップストリームで空島に再び戻ってヴァースを巡って紛争が続いた。逆に考えると、空島出身者の大量移住はそれ以降はまず起きてない。
そのため下界では「空島出身者≒既に滅びた特殊な種族」という扱いを受けてても不思議ではありません。ただ最悪の世代(超新星)のウルージさんもキングと同様に特殊な種族という扱いになるため微妙ですが、もし既に出た情報やキャラだけで判断すると可能性はめちゃくちゃ低いってほどでもないか。
キングの炎にそもそも意味がない説
他にも色んな可能性を考察しておくと、『NARUTO』のサスケの天照のような攻撃を背中に受けて未だに炎が消えてないパターンも考えられるか。ジャンプ系漫画でもずっと燃え続ける主人公などもいましたが、どうやっても消えない炎攻撃をキングは昔浴びた?
ただし、既に麦わらの一味のルフィがギア2(火拳銃)において炎をまとった攻撃をいとも簡単に繰り出してるサンジも摩擦熱で燃え上がるキックを繰り出すなど、『ワンピース』内では炎を出す現象は散見される。ワノ国でも燃えてる動物もいましたが、炎が出ることは別に珍しくはない。
そのためキングの背中の炎も「特に意味がない」というあっけないオチで終わる可能性もありそうです。さすがに「火災のキング」という異名を使ってる以上、何かしら大きな意味はありそうですがあまり過大な期待は禁物かも知れない。
キングとマゼランの関係性は?
続いては「マゼランとの関係性」を考察。
前述のように、キングの見た目はかなり特徴的。全身トゲトゲの衣装で黒ずくめ。しかも、何故か背中から謎の炎が出てる。とりわけキングの背中から羽が生えているのも印象的でした。キングの正体を炎人間と見ておりますが、他にもキングと「とある人物」と関連付ける考察もあります。
結論から書くと、キングの正体は「マゼランとの兄弟説」というもの。実際、マゼランの背中には翼らしきものが生えておりました。全身黒ずくめの服装もキングとそっくり。頭の2本の巨大な角も、キングのトゲトゲ頭をなんとなく彷彿とさせます。
またマゼランの年齢は47歳。カイドウが20年以上前からずっとワノ国を裏で支配してる事実も踏まえると、キングの年齢もそこそこオッサンのはず。仮にキングと兄弟だったと仮定すると、海賊と海賊を取り締まる監獄署長という全く相反する道に分かれたのも何か運命的。
ただし、結論から書くと「キングとマゼランは血が繋がった兄弟ではない」とドル漫では考察します。
何故なら、マゼランは子供の頃に羽は生えてないから。マゼランは成長するに連れて翼が生えた可能性もありますが、それでもキングの翼のように「羽根」は確認できません。おそらくマゼランの翼は「衣装の一部」の可能性が高そう。下手したら2本の角も飾りか。
ましてや四皇最強の海賊団の中でもキングは「ナンバー2」。その血縁者を監獄署長に留め置く人事を海軍もしないでしょう。もちろんDの一族であり、ルフィや革命軍ドラゴンの生みの親である海軍中将ガープを考えると根拠として完璧ではないですが、キングとの関連性を疑うのは少し無理があるか。
キングを倒すのは誰?
じゃあ、このキングを倒すのは一体誰なのか?
結論から書くと、炎を扱うキングと戦う可能性があるキャラクターは「2名」ほど考えられそう。
まず最初の候補は麦わらの一味の「ブルック」。超人系パラミシア悪魔の実の「ヨミヨミの実」の能力者。ドル漫では最弱の悪魔の実ランキングにも選出したことがありますが、ヨミヨミの実はいつの間にか「黄泉の世界の冷気」を使った攻撃が使用できるように進化。
キングが炎系の攻撃を繰り出した場合、このヨミヨミの実の冷気で相殺 or 封じ込めることが可能かも知れない。そして、ブルックは浮遊霊化できるため、キングの飛空能力にも対応できる。そういった諸条件を考えると、まさに「キング vs ソウルキング」の戦いが勃発する展開は十分有り得える。
少なくとも、ブルックはいずれ対黒ひげ戦でも大いに活躍しそう。
○キングを最終的に倒すのは「錦えもん」なり!!
ただ舞台はワノ国。これまでの過去の因縁も考えると、やはりワノ国の登場人物が最終的にキングを倒した方が盛り上がるはず。そこで思い出される最適キャラが「あの侍」です。
その侍とは赤鞘九人男のリーダーでもあった「錦えもん」。
錦えもんはフクフクの実というやはり最弱の悪魔の実の能力者ですが、錦えもんは狐火流という「炎を切り裂く剣術」の使い手。実際キングがどこまで炎を武器にしてくるか不明ですが、この狐火流で打倒する展開が予想されます。
当初はカイドウの炎を切り裂く展開を予想したんですが、そこまで行くと錦えもんはさすがに活躍しすぎ。でもキング程度であれば「ちょうどいい敵」ではないか。もし錦えもんがキングと対峙する場合、ドラゴン化した光月モモの助の背中に乗って戦う展開などが予想されます。
それなら光月おでんの敵討ちという目的もしっかり果たせるはず。錦えもんはバトルシーンが未だに少なく実力不足な予感もしますが、伝説の一時間での立ち回りを見る限りは問題なさそう。その時の「因縁を晴らす」という意味でも「キングvs錦えもんの展開」は考えられそう。
コメント
ブラックやキンエモンじゃ単純に実力不足すぎるわ
マゼランの角は飾り物。
534話で角抜いて武器として使ってますよー
ブルックとかキンエモンって四皇No2と張り合えるレベルなのか?
ブルックなんてシープスヘッドに苦戦してなかったか?
もう少しマシな考察しろよ、、、
ブルックとか実力不足すぎるやろww
だらだら長い記事書いとけばいいって感じしかせんww
キングの正体っていつ明らかになるんだろうね
ビッグマムも強引に仲間に結局勧誘するんだろうか