【2019】絶対面白いバトル漫画おすすめ13選まとめ【最新版】【人気コミック】

ドル漫の管理人・ドルジは今でこそ『ワンピース』などの有名漫画に特化した考察記事を書いております。

ただ2013年頃に「すごないマンガがすごい」という漫画ブログを初めて開設した当初は、色んな漫画のレビューがメインでした。そのため現在に至るまでマイナーマンガから人気マンガまで幅広く読んでもおります。

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そこで今回ドル漫では「おすすめ人気バトル漫画ランキング」を作ってみました。

バトル漫画は特に人気に火が付きやすく、まさに売れ筋の王道ジャンル。それだけにきっと誰もが読んだことがある作品が多いはず。また同時にバトル漫画は万人にもおすすめできるはず。

そのため是非バトル漫画好きではない方も購入の参考にしてください。

ちなみに個人的にはどれもおすすめなので細かいランキング付けはしてませんが、下に行くほどもしかしたらおすすめ度合いがアップしてるかも。

鋼の錬金術師…おすすめ名作人気バトル漫画

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(鋼の錬金術師22巻 荒川弘/スクウェアエニックス)

まず最初のおすすめバトル漫画は『鋼の錬金術師』。完結作品。通称ハガレン。

作者は荒川弘。掲載誌は月刊少年ガンガン。何度かアニメ化や映画化もされたことも手伝って、累計発行部数は7000万部超えの人気バトル漫画。

○「鋼の錬金術師」の内容解説

『鋼の錬金術師』の主人公はエドワード・エルリック(通称エド)。錬金術師の父の元に生まれ、弟・アルフォンス(通称アル)と共に同じく錬金術を学ぶ。

何故なら、二人は死んだ母親を生き返らせようと禁忌の人体錬成を行おうとしたから。

しかしながら人体錬成を行うために「真理の扉」を開いたものの、結果的にはエドは左足と右腕を失う。一方、アルは体そのものを失い、エドが魂を甲冑に移すことで事なきを得たがまさに大失敗に終わる。

ただ二人はそこで諦めず「失った元の体を取り戻すため」に国家錬金術師として、再び「真理の扉」を開くために世界を旅をする。果たしてエドとアルは無事失った肉体を取り戻すことはできるのか?

果たして「真理」とはなんなのか?

○【鋼の錬金術師】バトル漫画的なおすすめポイント!

『鋼の錬金術師』のおすすめポイントは「総合力の高さ」にあります。

例えば、作者・荒川弘の画力が高い。女性だけあって描く線やキャラクターラインもキレイで見やすい。キャラデザ力にも優れ、個性的に描きワケされてる。一方、バトル描写も見やすくて派手なので、しっかり少年読者の心もわしづかみ。

ストーリーは全体的にやや陰鬱でグロ描写もなくはないものの、要所要所で見せるコメディータッチな小ボケが中和してくれる。またストーリー自体はコンパクトに仕上がっており、少年ジャンプのバトル漫画にありがちな展開の引き伸ばしが少ない。

そのため設定が壮大でストーリーは濃密なんですが、全27巻という絶妙なボリューム感が「展開のテンポ感」を何より物語っているはず。弱点らしい弱点が少なく、最後までしっかり読めるクオリティーの高さを誇る。

女性読者に限らず、かなり幅広い層の読者に受けられるバトル漫画に仕上がってると思います。はじめてバトル漫画を読む場合、この『鋼の錬金術師』はおすすめしやすい。全巻大人買いしても損はしないか。

強いて言えば、『鋼の錬金術師』はアニメのクオリティの方が高いこと。もしアマゾンプライムの会員であれば、まずアニメ版を見ることをおすすめします。

【考察】鋼の錬金術師が名作マンガすぎる理由まとめもご参照。

亜人…おすすめ人気名作バトル漫画

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(亜人8巻 桜井画門/講談社)

続いてのおすすめバトル漫画は『亜人』。未完作品。

作者は桜井画門。掲載誌はグッドアフタヌーン。やはりアニメ化だけではなく、佐藤健などで実写映画化もされた人気おすすめバトル漫画。

○「亜人」の内容解説

主人公は永井圭(ながい・けい)。どこにでもいるエリート高校生の一人だった。

しかしながら、ある日、永井圭はトラックに巻き込まれる交通事故に遭遇。ただ永井圭は死ななかった。何故なら、永井圭は「亜人」だったから。

亜人とは、正体不明の不死身の生物。見た目はそのまま人間そのもの。亜人自身も自らの死に遭遇するまで、自分が亜人であることを知らないこともしばしば。

そのため主人公・永井圭もその一人だった。

ただし、亜人は日本政府にとって「敵」。厚生労働省内に亜人対策のプロフェッショナル集団が秘密裏に設けられ、研究という名の拷問を行っていた。

そのため永井圭は日本政府の魔の手から必死に逃れようとするものの、今度は亜人のテロリスト・佐藤が動き出す。

佐藤はベトナム戦争帰りの元米兵だったが「亜人救済」という美名の下、日本各地で激烈な破壊活動を行っていく悪魔だった。

まさに三つ巴の戦いの中、亜人である永井圭は何を見出すのか?果たして佐藤を止めることは可能なのか?

【漫画】亜人の登場人物一覧まとめ【映画】なども後でご参照ください。

○【亜人】バトル漫画的なおすすめポイント!

『亜人』のおすすめポイントは「リアルなアクション描写」にあります。

例えば、バトル描写では拳銃やナイフといった武器が使用されるんですが、この一つ一つの描写が非常にリアル。細部に渡って緻密に描かれることで、マンガ全体のリアルな世界観に繋がってる。

ややもするとグロテスクな描写も多いものの、さながら上質なアメコミ漫画。さながら一つの映画を見ているような気分。それだけキャラクターのポージング一つひとつも様になっててカッコいい。

また後述する『ジョジョの奇妙な冒険』のように、亜人は黒い幽霊(IBM)を操作することも可能。能力バトル漫画にありがちな超絶的な必殺技こそ見せないものの、このIBMによる殴り合いの肉弾戦バトル描写もカッコいい。

そして、佐藤というラスボスがまさに「無敵×残虐×狡猾」そのもの。この佐藤を倒すという非常にシンプルなストーリー構成も、読者は頭を使わず読める点でもおすすめできるバトル漫画。

強いて言えば、『亜人』は良くも悪くもアクション描写やキャラクターなどゴリゴリの男向けの内容という点。絵柄も含めて、おそらく女性読者がそそられるバトル漫画ではなさそう。

ちなみに【亜人】佐藤の恐怖すぎる名言集まとめなどもご参照ください。

うしおととら…おすすめ人気名作バトル漫画

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(うしおととら2巻 藤田和日郎/小学館)

続いてのおすすめバトル漫画は『うしおととら』。完結作品。

作者は藤田和日郎。掲載誌は少年サンデー。1990年に連載が始まった古いバトル漫画なんですが、最近になってアニメ化されたほど。累計発行部数も3000万部超えの人気バトル漫画。

ちなみに作者は日本大学出身らしく、興味があれば【高学歴】大卒の漫画家一覧まとめなどもご参照ください。

○「うしおととら」の内容解説

主人公は蒼月潮(あおつき・うしお)。寺の子供に生まれた中学2年生の少年。

ある日、自宅の蔵に隠された謎の地下室を発見。そこには「とら」と呼ばれる謎の妖怪と、それを500年以上前から封じ込めている「獣の槍」という伝説の霊槍があった。

ただ、とらは今でこそ封じ込められているが、極悪の妖怪。そのため地下室が開かれたことで、とらの妖気に感化された妖怪たちが集まりだす事態に。

そこで潮は獣の槍を引っこ抜いて「とら」を解放。一方、潮は「獣の槍」で覚醒して圧倒的な力を得て、とらを従える。そして、二人は息ぴったりのタッグで敵を倒す。

しかしながら、主従関係を良しとしない「とら」はいつか潮を食べてやると心に誓い、一方で潮は「とら」のような凶悪な妖怪を世に放つわけにはいかないといつか駆逐してやろうと目論む。

そして、まさに相反する凸凹コンビの二人による妖怪退治の旅は前途多難だった。

○【うしおととら】バトル漫画的なおすすめポイント!

『うしおととら』のおすすめポイントは「W主人公の面白さ」にあります。

かつてドル漫では【漫画政策】2人主人公の進め方という記事も考察しましたが、この『うしおととら』はまさにお手本的なバトル漫画。

主人公二人のツッコミ漫才のような掛け合いは面白く、最初はいがみ合いつつも最終的にバトルを通して人間と妖怪の垣根を超えた友情が形成されていく過程は、まさに作品として読み甲斐がある。

普段のフザけたコメディータッチ満載な雰囲気とは対比的に描かれる、この二人の固い絆に泣かせる部分は少なくなく、どちらかというと厳密にはバトル漫画というよりも「王道少年コミック的な面白さ」がある。

またストーリーも意外と壮大。ラスボス・白面の者との対決は大規模な戦闘が繰り広げられ、絵的にも見どころ満載。強いて言えば、鎧のデザイン描写などは少年ジャンプ系のバトル漫画と比べるとダサいこと。

ちなみに同じ作者が執筆した『月光条例』『からくりサーカス』などのバトル漫画も、個人的にはおすすめ。藤田和日郎が描くバトル漫画は敵をバッタバッタと倒す醍醐味や爽快さよりも、どこか読者の胸を打つシーンが多い。

七つの大罪…おすすめ人気名作バトル漫画

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(七つの大罪22巻 鈴木央/講談社)

続いてのおすすめバトル漫画は『七つの大罪』。未完作品。

作者は鈴木央。掲載誌は少年マガジン。何度もテレビアニメ化されるなど累計発行部数は3000万部を超えるファンタジー漫画。さまざまな各賞を受賞するなど人気作品。

厳密にはファンタジー漫画に該当するんですが、派手なバトル描写が満載ということバトル漫画でも選出してみました。

もし興味があれば【人気】ファンタジー漫画おすすめランキングも併せてご参照ください。

○「七つの大罪」の内容解説

舞台はリオネス王国。聖騎士たちによって支配される圧政国家。

それに立ち向かおうとしたのがヒロインのエリザベス。心根が優しく、苦しむ市民たちを救おうと立ち上がる。しかしながら、聖騎士たちの圧倒的な魔法力と武力に、非力な王女は為す術なし。

そこでエリザベスは10年前に国家転覆を図った罪で捕縛された、「七つの大罪」というリオネス王国でかつて仕えていた精鋭の兵士たちを探す旅に出る。

そして、エリザベスはあっさり七つの大罪のリーダーだったメリオダスを発見。エリザベスの涙ながらの懇願に感化され、メリオダスは共に聖騎士たち打倒に動く。

果たしてエリザベスは国を救えるのか?また七つの大罪のメンバー全員を見つけることができるのか?

○【七つの大罪】バトル漫画的なおすすめポイント!

『七つの大罪』のおすすめポイントは「圧倒的な魔法描写」にあります。

既におすすめファンタジー漫画ランキングでも言及済みですが、とにかく、作者・鈴木央の画力が高い。

例えば、大ゴマを多用してて非常にダイナミックかつ見やすい。ちょっとした剣戟シーンや肉弾戦一つにしても描き込みが緻密。厳密なジャンルはファンタジー漫画ではあるものの、バトル漫画としてもおすすめしたい要素が幅広く含まれてる。

ストーリーも序盤の聖騎士編こそまぁまぁレベルですが、十戒と呼ばれる敵が登場して以降は尻上がりに盛り上がっていく面白さもある。また内容も切った張ったの敵を倒すシンプルな展開で読みやすい。

偏ったイデオロギーや小難しい要素は少なく、お子様読者にも優しい点でもおすすめ。強いて言えば、ファンタジー漫画寄り過ぎる点と、設定などそこまでオリジナリティ感はないかも知れない。

ちなみに同様のファンタジー漫画には小学館で連載されていた『マギ』もバトル描写が派手でおすすめ。ただ、こちらは内容的に意外と難解なので読者は少し選びそうか。

さらなる詳細は【漫画考察】七つの大罪が面白い理由まとめなども併せてご参照ください。

ドラゴンボール…おすすめ人気名作バトル漫画

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(ドラゴンボールカラー版 魔人ブウ編7巻 鳥山明/集英社)

続いてのおすすめバトル漫画は『ドラゴンボール』。

作者は鳥山明。掲載誌は少年ジャンプ。全40巻程度のボリュームですが、累計発行部数は文庫版なども含めると全世界で3億部ぐらいに匹敵するとか。

現在も『ドラゴンボール超』という名前で連載が続くなど、未だに人気のバトル漫画。そのため既に少年ジャンプで連載されていたドラゴンボールは完結済みですが、厳密には未完作品か。

○「ドラゴンボール」の内容解説

主人公は孫悟空。尻尾が生えた謎の少年。ある日、この孫悟空の元にブルマという少女がやって来た。ブルマの目的は一つ。

「ドラゴンボール」という7個集めるとなんでも願いを叶えてくれる神龍(しぇんろん)が現れる、という謎の玉を集めていた。孫悟空もドラゴンボールの一つを所持していた。

そこでブルマは口八丁手八丁で孫悟空をまんまと誘い込み、二人のドラゴンボール探しの旅が始まる。そして、孫悟空の前に数々の強敵が立ちはだかる…というバトル漫画。

一般的に『ドラゴンボール』と聞くと超サイヤ人などが想起されますが、孫悟空の大人編以降まで詳細に解説するとさすがにキリがないため、今回のおすすめバトル漫画ランキングでは割愛します。

○【ドラゴンボール】バトル漫画的なおすすめポイント!

『ドラゴンボール』のおすすめポイントは「バトル描写」そのもの。

同じ漫画家であれば非常に参考になるような、全てのバトル漫画に通じるお手本的な描写が満載。それだけ作者・鳥山明は画力がとりわけ高い。

例えば、バク転を繰り返すシーン、殴るシーン or 殴られるシーンなど、キャラクターの当たり前の動作がいちいち絵になる。カメハメ波を単に放ってるだけの短絡的なバトル漫画ではない。

また『ドラゴンボール』はキャラクターの線の一つ一つも非常にキレイで清潔感がある。バトル漫画に限らず、汚い絵はそれだけで購買意欲が失いますが、前述のハガレンと同様に購買意欲が見た目だけでそそられる。

あとは「キャラクターデザイン」もおすすめ。作者・鳥山明はRPGゲーム『ドラゴンクエスト』のキャラデザも担当してるだけあって、敵キャラも味方キャラも含めて見た目だけで一瞬でワクワクさせてくれる。

そのため「バトル漫画=男の読み物」に勘違いされがちですが、おそらく『ドラゴンボール』は女性読者が最初にバトル漫画にハマる入り口にもなっていたのではないか。「バトル漫画=ドラゴンボール」と位置付けられるほど定番作品なので一度は読んでおきたい。

ただ強いて言えば、1990年代に連載されていただけあってか、今になって『ドラゴンボール』を読み返すとストーリーは非常に薄っぺらい。展開にワクワク感はあるけどもストーリー性は脳筋そのもの。

バトル漫画にも泣けるシーンや感動するシーンは求める方には、あまりおすすめできないか。

鬼滅の刃…おすすめ人気バトル漫画

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(鬼滅の刃10巻 吾峠呼世晴/集英社)

続いてのおすすめバトル漫画は『鬼滅の刃』。未完作品。

作者は吾峠呼世晴。掲載誌は少年ジャンプ。2016年から連載が始まった比較的新しいバトル漫画ですが、それでもアニメ化が決まるなどそこそこ人気になっております。

他にも厳密にはバトル漫画にカテゴライズされませんが、同時期ぐらいに少年ジャンプで連載が始まった『ブラッククローバー』やヒーロー漫画の『僕のヒーローアカデミア』などもおすすめ。

また2018年に始まったバトル漫画の中では『呪術廻戦』もおすすめ候補に挙げられます。気分が向いたり需要があれば、それぞれの作品も改めて考察もするかも知れません。

○「鬼滅の刃」の内容解説

主人公は竈門炭治郎(かまど・たんじろう)。貧しい大家族の長男として山奥で生まれ、亡き父親の代わりに炭を街まで売りに行って家族を養っていた。

しかし、炭を売り終わって帰宅したある日、家族が「鬼」に惨殺されていた。妹の禰豆子(ねずこ)は唯一生き残ったものの、鬼と化して兄・炭治郎に襲いかかる。

ただ禰豆子は、まだ「人間としての理性」と「兄への愛情」が残っていた。そして、炭治郎は妹・禰豆子を人間に戻すため、鬼を殲滅する鬼殺隊に入隊する。

数々の凶悪な鬼たちが襲ってくる中、果たして炭治郎は妹を人間に戻すことができるのか?

○【鬼滅の刃】バトル漫画的なおすすめポイント!

『鬼滅の刃』のおすすめポイントは「ストーリーのテンポ感」になります。

『鬼滅の刃』は展開にダラダラ感がなく、サクサクと読めるのが面白い。本来は時間をかけて描写されるような修行シーンも、端的に説明するだけに留まって端折ることもしばしば。

またキャラクターも非常に個性的で、味方も敵も一癖も二癖もあるモノばかり。強キャラ同士がお互いがお互いを嬲り合っていく展開は本当に面白い。

そのため「バトル描写の美味しいところだけ」を素直に楽しめるバトル漫画。

内容は一方で非常にダーク。どちらかといえば青年コミック寄りなんですが、要所要所に入るギャグ展開が中和。主人公のキャラクターが気持ちが良い程の清廉潔白であり、意外と読み味も抜群。

そのため絵柄にクセがあるので読まず嫌いの読者も多そうですが、意外と胸を打つシーンや名言も少なくないなど読み物としてのレベルも高く、是非少年ジャンプを読んでる人なら一度は読んでおきたいバトル漫画。

さらなる詳細は【漫画考察】鬼滅の刃が面白い理由まとめ【最強】鬼滅の刃強さランキングなども併せてご参照ください。

NARUTO…おすすめ人気名作バトル漫画

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(NARUTO41巻 岸本斉史/集英社)

続いてのおすすめバトル漫画は『NARUTO』。完結作品。

作者は岸本斉史。掲載誌は少年ジャンプ。全70巻というボリューム感も手伝ってか、日本国内での累計発行部数は1億5000万部に匹敵し、全世界では2億4000万部超え。

とりわけ海外での人気が高いとされ、『ONE PIECE』の作者も嫉妬するほどの人気バトル漫画。特にアニメ版から没入した読者も多いかも知れない。

○「NARUTO」の内容解説

主人公は、うずまきナルト。木ノ葉隠れの里という忍者大国の一つに生まれ、忍者を目指す落ちこぼれの問題児。常に周囲に迷惑ばかりかけていた。

しかし、ナルトの中には凶悪な「九尾(尾獣の一つ)」を宿し、里の長だった四代目火影が自らの命と引き換えにそれを封印した過去を持つ。

ナルトは凶暴な九尾の力の暴走を制御しながら、火影を目指す過程で「うちはサスケ」や「春野サクラ」など仲間の大切さを知り、また一人の人間として成長していく。

果たしてナルトは火影になることはできるのか?またナルトに待ち構える強大な敵とは?

○【NARUTO】バトル漫画的なおすすめポイント!

『NARUTO(ナルト)』のおすすめポイントは「独特の世界観」

端的にまとめると、ここまで「忍者」という素材をエンターテイメントに仕上げたバトル漫画は他に存在しない。海外でヒットする理由もむべなるかな。

マンガに限らず、意外とエンタメ作品は「和テイスト」に走るとつまらなくなるんですが、「忍術」「チャクラ」等のありきたりな古臭い設定も今の現代風のバトル漫画に上手く落とし込んでる。

とりわけ「尾獣」と呼ばれる奥の手はバトル展開を盛り上げてくれる。「五影」や「大蛇丸」や「暁」などキャラクター設定もそれぞれ個性的で、飽きなく読める要因は魅力的なキャラに有りか。

またナルトやサスケの二人の友情物語が軸に話が展開し、ストーリーも王道の少年コミックそのもの。他にも名言や名シーンも少なくなく、『NARUTO』はバトル漫画の中でも比較的泣かせてくれる。

まさに「温故知新」「和洋折衷」が違和感なく入り混じった面白いバトル漫画。強いて言えば、ストーリー最終局面はやや難解でバトルも大味か。

ジョジョの奇妙な冒険シリーズ…おすすめ人気バトル漫画

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(ジョジョの奇妙な冒険第3部4巻 荒木飛呂彦/集英社)

続いてのおすすめバトル漫画は『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ。

作者は荒木飛呂彦。1986年から少年ジャンプで連載が開始し、2005年からはウルトラジャンプで連載が移籍した人気バトル漫画。

シリーズ全体のコミックスは100巻を超えており、トータルの累計発行部数は1億部を超える人気バトル漫画。『岸辺露伴は動かない』などスピンオフ漫画なども含めると、さらに部数は増えるか。

ちなみにフルカラー版はほぼ全巻所持してるので、いずれジョジョ系の考察記事も増やしていけたらいいなと思ってます。

○「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの内容解説

主人公はジョナサン・ジョースター。19世紀に生まれたイギリス貴族の少年。正義感が強い上層階級。ある日、下層階級出のディオ・ブランドーと一緒に暮らすこととなる。

しかし、ディオの性格は残虐無道。二人は事あるごとに衝突し、ディオはジョースター家の乗っ取りを目論む。そして、ディオはある日、謎の「石仮面」を手にした。

この石仮面を被ったディオは「吸血鬼」と化し、不死身の肉体と驚異的な能力を手に入れる。一方、ジョナサンは「波紋(その後のスタンド)」と呼ばれる謎のパワーを体得して対抗。

『ジョジョの奇妙な冒険』のストーリーがこの二人の対立を軸に展開されていく。

ただし、シリーズによって主人公は毎回異なる。今解説したジョナサン・ジョースターやディオも第一部だけ。正直、特に覚えなくても構いません。

一応、それぞれのシリーズの主人公は全員ジョースター家の血筋を引くキャラクターが務めており、またシリーズごとのボス敵もディオ(DIO)が関連するキャラが多いものの、それぞれのシリーズは初見でも読める内容になっております。

○【ジョジョ】バトル漫画的なおすすめポイント!

『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズのおすすめポイントは「スタンドという必殺技」にあります。

スタンドとは「必殺技を放つ背後霊」みたいなもんと解釈すれば分かりやすいと思います。このアイデアの引き出しの多さがバトル漫画の中でも随一。言ってしまうと、今日の「能力バトル漫画の礎」を築いたようなバトル漫画。

スタンドのキャラデザは人間型から得体の知れない怪物型まで存在し、また一体だけではなく、複数に群がる超小型タイプまですランドの種類は非常に幅広い。

スタンド使い(能力者)は、このスタンドを操作して様々な攻撃を放つ。時間を止めたり未来を先読みする能力や爆撃や重力を自在に操作する能力、傷を治す能力まで多種多様。

そして、新たなスタンド使いの敵が現れては駆逐していく…という至ってストーリーの軸もシンプル。そのためクセがある絵柄から奇をてらってる雰囲気はしますが、中身は能力バトル系漫画でも「王道 of 王道」と評価可能。

そのため既刊済み巻数は100巻を超えるものの、シリーズ別にストーリーは分けられているため、実は他の長編バトル漫画よりも初見読者が入りやすい。

実際、フルカラー版コミックスではシリーズごとに販売されており、個人的には紙版よりもデジタル版の購入をおすすめしておきます。

ちなみにスタンド能力が登場するのは3部以降なので注意。

HUNTERxHUNTER…おすすめ人気名作バトル漫画

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(HUNTERxHUNTER9巻 冨樫義博/集英社)

続いてのおすすめバトル漫画は『HUNTERxHUNTER(ハンターハンター)』。

作者は冨樫義博。掲載誌は少年ジャンプ。1998年から連載が開始されたバトル漫画。同じ少年ジャンプの『ONE PIECE』とほぼ同じぐらいの長寿バトル漫画。

そのため普通なら20年以上連載が続けば80巻以上発売されるはずですが、数え切れないほどの休載を経たことでまだ発行コミックスは36巻止まり。

それでも累計発行部数は7000万部を超えることからも、いかに幅広い年齢層にウケ、また長期に渡る人気っぷりも垣間見えるはず。

まだ未完作品ですが、既にドル漫では「ハンターハンター最終回予想」は考察済み。

○「HUNTERxHUNTER」の内容解説

主人公はゴン・フリークス。とある島に住む少年だった。

ただ幼少期のふとした事故をキッカケに、ゴンは死んだと思われた父親・ジンが「ハンター」だったことを知る。そして数年後、ゴンはプロハンターを目指し、父親・ジンを探す旅に出る。

果たしてゴンはプロハンターになることはできるのか?父親ジンを発見することはできるのか?立ちはだかる凶悪な敵たちに為す術はあるのか?

さらなる詳細は【おすすめ考察】ハンターハンターが面白すぎる理由まとめなども併せてご参照ください。

○【HUNTERxHUNTER】バトル漫画的なおすすめポイント!

『ハンターハンター』のおすすめポイントは「大人読者も楽しめるクオリティーの高さ」にあります。世界観はやや陰鬱でグロ描写にも一切妥協がなく、少年コミック的な絵柄で読み始めると良い意味で騙される。

例えば、ストーリーの構成。

既にドル漫では「ハンターハンターの伏線一覧」も考察済みですが、あの何気ない描写が実は何年後に伏線として回収されていたなんてこともザラ。

また「念能力」と呼ばれる必殺技も実に多彩。能力バトルにありがちな面白さがあるだけではなく、この念能力を使って展開を打開することもしばしば。

他にも幻影旅団ゾルディック家カキン王子など、魅力的なキャラクターが豊富。それでいて複雑に展開するストーリーの中で、しっかり個性的にそれぞれ立ち回るからスゴい。必殺技がしっかり全てと連動されてる。

前述の『ジョジョ』とレベルの高さは似通ってるものの、一言でまとめるなら「面白いバトル描写」と「引き込まれるストーリー展開」が、実に高い次元で巧妙に成立しているバトル漫画。

ただ最近は策士策に溺れるではないですが、カキン王子継承戦以降の展開はキャラが激増し、またストーリーが煩雑化してる点は否めず、とにかく文字量の多さもあって付いていけない読者も少なくないか。

ちなみに古い絵柄などが我慢できれば、同じ作者が1990年代前半に連載してた『幽☆遊☆白書』というバトル漫画も比較的おすすめ。

東京喰種…おすすめ人気名作バトル漫画

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(東京喰種11巻 石田スイ/集英社)

続いてのおすすめバトル漫画は『東京喰種(トーキョーグール)』。完結作品。

作者は石田スイ。掲載誌はヤングジャンプ。何度もアニメ化や実写映画化などもされるなど、累計発行部数は3500万部を超える人気バトル漫画。

『東京喰種』は2011年に連載が開始し、その完結後の2014年から『東京喰種:re』という続編シリーズが開始し、昨年2018年に完結しております。

【結末】東京喰種re 最終回 ネタバレ感想まとめも既にドル漫では執筆済み。

○「東京喰種」の内容解説

主人公は金木研(カネキ・ケン)。どこにでもいる読書好きの男子大学生。

カネキはとある喫茶店で知り合ったリゼという少女に一目惚れし、読書好きという共通の趣味が講じて、ある日、二人はデート。しかし、それはリゼの罠だった。

何故なら、リゼは喰種(グール)と呼ばれる吸血鬼だった。

実はカネキのことを前から狙っており、偶然を装ってデートに誘い出しただけだった。瀕死の状態のカネキにトドメを刺そうとほくそ笑むリゼ…の上空から巨大な鉄骨が。

そして、カネキが気付いた時には「生存」と引き換えに、リゼの内臓が移植されていた。つまり、カネキは人間ではなくなり、「半喰種(半グール)」と化していた。

そこからカネキの「血まみれの悲劇」が始まる。

○【東京喰種】バトル漫画的なおすすめポイント!

『東京喰種』のおすすめポイントは「カッコいいバトル描写」そのもの。

構図などが非常に洗練されており、まさにセンスに満ち溢れてる。初期の絵柄は下手っぽいんですが、次第にアーティスティックに進化していく。ここまで大人向けに仕上がったカッコいいバトル漫画は少ない。

能力バトル要素は意外と乏しい気はしますが、「赫子(かぐね)」と呼ばれる特殊能力を武器として活かし、飛び跳ね回る近距離戦の凄絶な殴り合いから、飛び道具有りの遠距離戦までダイナミックに戦争規模のバトルが勃発。

序盤は人間を食べるシーンなど吐き気を催すほど、内容は陰鬱そのものであまりにダークな世界観。前述の『鬼滅の刃』を遥かに超えるそれは読者の好みが分かれそう。でも、それ故にダーク系の漫画好きなら内容的にも満足できるはず。

ただ結果的に大団円を迎えるため、ストーリー終盤は良くも悪くも平凡なバトル漫画として終わってしまった感はあるか。前述のネタバレ感想記事も参照。

BLEACH…おすすめ人気名作バトル漫画

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(BLEACH19巻 久保帯人/集英社)

続いてのおすすめバトル漫画は『BLEACH(ブリーチ)』。完結作品。

作者は久保帯人。掲載誌は少年ジャンプ。2001年の連載開始から15年以上も続いた人気バトル漫画。

実は世界的にも人気で、累計発行部数も全世界で1億2000万部超えるとか。未だに『BLEACH』のキャラをやってる海外のコスプレーヤーとか見かけます。

○「BLEACH」の内容解説

主人公は黒崎一護(くろさき・いちご)。

幼い頃から何故か霊感が強い男子高校生だったがひょんなことから、死神・朽木ルキアと出会った場面からストーリーが始まる。

死神は現世にさまよう悪霊である虚(ホロウ)を退治していた。しかしながら朽木ルキアは黒崎一護を庇い、大きなダメージを負って戦えなくなってしまう。

そこで黒崎一護は家族を守るために「死神代行」の任を一時的に果たすことを決意。そして圧倒的な霊力を持つ黒崎一護は死神としての力が覚醒し、次々と凶悪な敵を討ち滅ぼしていく。

果たして死神と化した黒崎一護に待ち構えてる運命とは?

○【BLEACH】バトル漫画的なおすすめポイント!

『BLEACH(ブリーチ)』のおすすめポイントは「エンタメ作品としての完成度の高さ」にあります。

端的にまとめると、めちゃくちゃサクサクと読みやすい面白いバトル漫画。『BLEACH』は全74巻とかなりボリューム満点なんですが、それでも一日で読み切れちゃうようなテンポ感の良さがある。

最後のボス一人を倒すまでの話が比較的長い。それでも内容が薄いわけではなく、しっかり話に引き込まれる。話が変に小間切されてないからこそ、気付いたらたくさんの巻数を読まされてる感じ。

また『BLEACH』は登場するキャラクターも三枚目からイケメンキャラ、そして女性キャラまで幅広く個性的に描かれる。それぞれが語る魅力的なセリフや言葉の力強さも相まって、ストーリーを読ませる大きな要因。

他にも「斬魄刀」「卍解」など必殺技設定の引き出しも多く、大ゴマを多用したバトル描写はいちいちシャレオツで絵になる。個人的に一番ダメな部分や面白くない部分が少ないおすすめバトル漫画。

だから強いて言えば、全74巻を一気に買い集めようと思うとお金がかかることぐらい。

ちなみに【名シーン】BLEACHの名言一覧まとめ【おすすめ考察】BLEACHが面白い理由なども併せてご参照ください。

ONE PIECE…おすすめ人気バトル漫画

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(ONE PIECE79巻 尾田栄一郎/集英社)

続いてのおすすめバトル漫画は『ONE PIECE(ワンピース)』。

作者は尾田栄一郎。掲載誌は少年ジャンプ。累計発行部数は全世界で4億部を超えており、言わずと知れた人気バトル漫画。

アニメ版『ONE PIECE』も人気。アニメ映画も何度も製作されるなど、まさに日本一のバトル漫画。既にコミックスは90巻以上を超える未完作品でありながら、数あるバトル漫画の第一線級で活躍してるのがスゴい。

ちなみに、ドル漫では【結末】ワンピース最終回予想まとめなどは考察済み。

○「ONE PIECE」の内容解説

かつて富や名声、金銀財宝の全て手に入れた海賊王のゴールド・ロジャーがいた。これらのお宝は総称して、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」と呼ばれた。

しかし処刑される直前、「おれの財宝か?欲しけりゃくれてやるぜ…探してみろ。この世の全てをそこに置いてきた」と遺言を残し、世は大海賊時代を迎えた。

主人公はモンキー・D・ルフィ。しがないフーシャ村に住む少年だったが、海賊王・ロジャーに憧れる一人だった。

しかしある日、赤髪シャンクスという海賊が入手した悪魔の実をルフィは勝手に食べてしまった。

この悪魔の実は「特殊な能力」を手に入れる代わりに、一生海に入れなくなる副作用を持つというもの。

そして、ルフィは全身ゴム人間になってしまう。まさに海賊として活躍する上で致命的なハンディを背負う。

それでもルフィは海賊になる信念を曲げなかった。日々研鑽を積み、シャンクスと別れた10年後、いよいよルフィは海賊として航海の旅に出る。

果たして数々の困難が待ち受ける中、ルフィは海賊王になれるのか?ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)を手に入れることができるのか?

○【ONE PIECE】バトル漫画的なおすすめポイント!

『ONE PIECE(ワンピース)』のおすすめポイントは、敢えてバトル漫画的な表現を使うなら、とにかく「あらゆる面で最強」ということ。

例えば、バトル要素。

前述の「悪魔の実」や「覇気」などは設定として奥が深く、バトル描写は痛快そのもの。また、必殺技の設定はキャラクターの個性付けにも一役買っている。

前述の『BLEACH』以上にキャラクターも豊富で、おっさんキャラからかわい子ちゃんまで生き生きと動く。またセリフには力強さがあり、キャラクターごとの名言や名シーンも少なくない。

そのため『ワンピース』はバトル漫画でありながらストーリー性は高く、ベタな感動シーンで泣かせてくれることもしばしば。一方、ギャグ展開もオッケーで笑いもアリ。そして、毎回ストーリーの最後は「敵を撃破して終わる」ため読後感は至って良好。

まさに能力バトル漫画として、素直に面白いと評価できる作品。もはや「漫画として必要なあらゆる要素」が詰まっており、前述のおすすめバトル漫画の良さを全部凝縮したような王道バトルマンガ。

ただ強いて言えば、既に90巻を超えるなど長編化しすぎたため新規参入の読者は選びそう。中川翔子やホリエモンなど、ストーリー序盤でつまづく人もいなくはないとか。

ちなみに【考察】ONE PIECEが名作漫画すぎる理由まとめ【最強】悪魔の実強さランキングもご参照ください。

進撃の巨人…おすすめ人気名作バトル漫画

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(進撃の巨人3巻 諫山創/講談社)

続いてのおすすめバトル漫画は『進撃の巨人』。未完作品。

作者は諫山創。掲載誌は別冊少年マガジン。コミックス単行本はまだ30巻にも達してないんですが、既に累計発行部数は8000万部に迫る人気バトル漫画。

テレビアニメ化や実写映画化、ゲーム化など前述の人気バトル漫画と同様に幅広いメディアミックスも行われており、連載開始から10年程度は経過するものの勢いだけならナンバーワンか。

○「進撃の巨人」の内容解説

人類は滅亡の危機に瀕していた。何故なら、無数の「巨人」たちが次々と人を襲っていたから。

そこで人類は巨人を上回るほどの「巨大な三重の壁」を建設することで抵抗し、巨人たちの侵略を防ぐことに成功。

この壁内では様々な街が繁栄し、人類は再び平和を享受すること百年が経過した。しかし、人類の安寧は長くは続かなかった。

ある日、もっとも外側の壁が壁を大きく上回るサイズの「超大型巨人」によって破壊され、次々と巨人たちの侵略を受ける。

そして、街は壊滅的な打撃を受け、人類の生活圏は縮小を迫られた。

主人公はエレン・イェーガー。超大型巨人の侵略にあった壁内に住む少年であり、平穏を壊された不条理に強い憤りを覚え、巨人の殲滅を固く誓う。

そして、エレンが幼馴染のミカサやアルミンと共に、壁外に生息する巨人たちを駆逐する調査兵団に入団するところからストーリーが始まるものの再び…。

○【進撃の巨人】バトル漫画的なおすすめポイント!

『進撃の巨人』のおすすめポイントは「圧倒的な展開力」にあります。

もはやバトル漫画に留まらず、全漫画の中でもトップクラスに引き込まれるストーリーの構成力。先が読めない展開とドンデン返しの連続に、まさに読者の誰もが「息もつかせぬ」という状況に陥る。

また伏線の回収も早く、前述の『ワンピース』のように引き伸ばし感もゼロ。ストーリーはコンパクトでありながら、非常にダイナミック。解説や説明が的確で分かりやすく、設定が難しいからとページの手が止まることもなし。

一方で、バトル描写も秀逸

巨大な巨人同士によるMMAばりの壮絶な肉弾戦は、そこらへんのSFロボット漫画のそれを余裕で上回る壮絶さ。「9つの巨人」といった設定は能力バトル系と通じるものもあり、しっかりバトルマンガとしても素直に読ませてくれる。

ここまで短期間で驚異的な発行部数を叩き出した事実が「全て」を物語ってるはず。巻数の少なさを考慮すると先程の『ONE PIECE』も上回り、一番まとめ買いしやすいおすすめバトルマンガかも知れない。

ただ、『進撃の巨人』におけるストーリー最大の謎が発覚して以降の第二部(?)は、序盤ほど展開に勢いはないかも知れない。

ちなみに、【名作漫画】進撃の巨人のおすすめ理由考察【強さ】進撃の巨人最強ランキングまとめもご参照ください。

【ドル漫】おすすめ人気バトルマンガ・口コミ評判まとめ

以上、ドル漫による「おすすめバトル漫画ランキング」でした。異論などありましょうが、あまりに古いバトル漫画などは若干除外しております。

基本的にバトル描写が面白い or 派手で様になるマンガは多いと思うんですが、実はストーリーがしっかり仕上がってるバトル漫画も少なくない。

だから売れ筋ジャンルだけあって、実は画力やキャラ設定なども含めて全体的にレベルが高いマンガが多い。単にワチャワチャ戦ったからといってバトル漫画として面白くなるわけではない。

まさに「人気バトル漫画は売れるべくして売れてる」とおすすめランキングを作ってて思いました。

ちなみに【最新】グルメ漫画おすすめランキング【最新】スポーツ漫画おすすめランキング【漫画】格闘漫画おすすめランキングなども併せてご参照ください。

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