『ONE PIECE』の最大の敵が「黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ)」。
主人公のモンキー・D・ルフィの前に、ストーリーの重要局面で要所要所で立ちはだかってきました。その一方、二人は対比して描写されることは多いものの、「海賊とは」という本質的な部分でルフィの思想や考え方と意外と共通してたりします。
そこでドル漫では「黒ひげのヤバすぎる正体」についてフルカラー画像付きで徹底的に考察してみたいと思います。何故、黒ひげのみが複数の悪魔の実を所持することが許されるのか?悪魔の実は本当にケルベロス?阿修羅?アスモデウスのヒトヒトの実だった?
黒ひげとは黒ひげ海賊団の提督
まず黒ひげの情報をおさらい的に解説します。
黒ひげは黒ひげ海賊団の船長。四皇の一人。何故か、四皇だけは船長ではなく別名(シャンクスは大頭、カイドウは総督など)で呼ばれることも多い。そのため黒ひげは「提督(ていとく)」の称号で呼ばれることもあります。
ルフィなどと同じく最悪の世代の一人でもあります(ただし超新星ではない)。トリトリの実の能力者・モルガンズが「最悪の世代から次期海賊王が誕生する」と語っていることから、個人的に黒ひげが次期海賊王になると見てます。
黒ひげの本名は【マーシャル・D・ティーチ】。あくまで黒ひげは異名。そのためティーチの名前で呼ばれることも多いです。黒ひげの声優CVは「大塚明夫」。
黒ひげの年齢は「40歳」。身長は「344cm」。出身地は「グランドライン(偉大なる航路)」。黒ひげのモデルはかつて実在した海賊の「エドワード・ティーチ」。
黒ひげが現在根城にしてる場所は「海賊島ハチノス」。海賊船の名前は「サーベル・オブ・ジーベック」。海賊船や年齢、根城などは黒ひげの正体に大きく関連してくるんですが、そこらへんの考察は改めて後述します。
黒ひげの人生略歴まとめ
そこで黒ひげが歩んできた「人生の略歴」をまとめます。
黒ひげは「28年前」に白ひげ海賊団に加入し、以後20年以上も在籍します。二番隊隊長だったポートガス・D・エースの部下でした。表面上は忠実な部下を演じていたものの、内心では「とある悪魔の実」を狙っていた。それが【ヤミヤミの実】。
そこで長年欲しかったヤミヤミの実を入手した仲間のサッチ(4番隊隊長)から強奪し、黒ひげは白ひげ海賊団から脱退。直後に初期メンバーのラフィットたちと共に黒ひげ海賊団を旗揚げ。そのままチョッパーたちがいた【ドラム王国】を最初に襲撃します。
ちなみに、実在した海賊のエドワード・ティーチは「エドワード・サッチ」という偽名も使っていたそう。4番(隊隊長)という数字も「死」を意味していたのか。
○エースを海軍に売り飛ばして王下七武海に
ただ倫理にもとる海賊であっても、仲間殺しだけはご法度。とりわけ家族の絆を何より大事にしていた船長・白ひげ(エドワード・ニューゲート)は怒髪天を付いていた。それでも黒ひげの得体の知れない強さから、白ひげは積極的に制裁を加えようとはしなかった。
しかし白ひげを慕うポートガス・D・エースは黒ひげを追跡。「2年前」にバナロ島の決闘で二人は戦うものの、最終的にエースは黒ひげに返り討ちにされる。ちなみにバナロ島という名前は、エドワード・ティーチが「バハマ諸島」を拠点としていたことが由来か。
黒ひげはエースの身柄を海軍に売り渡し、【王下七武海】の一人に選ばれる。アラバスタ王国でクロコダイルがルフィに撃破された直後、聖地マリージョアにラフィットが直接乗り込んで直談判していましたが、その手土産の一つとしてエースが利用されたカタチ。
○黒ひげが「四皇」と呼ばれるまで
その後、黒ひげは王下七武海の権限を利用し、インペルダウンに乗り込んでシリュウやサンファン・ウルフ、カタリーナ・デボンを引き入れて戦力を大幅に強化する。仲間を裏切れば裏切るほど出世する、黒ひげの経歴は「これぞ海賊」と表現すべきゲス男。
そしてエースの処刑をキッカケに、マリンフォード頂上戦争が勃発する。最終的に赤髪のシャンクスの仲裁で事なきを得るものの、黒ひげはエースを救出しに来た白ひげを殺して【グラグラの実】を入手し、合計2種の悪魔の実の能力を得る。
そこから一年後には落とし前戦争で白ひげ海賊団一番隊隊長だったマルコを倒し、主なき白ひげ海賊団は結果的に黒ひげ一人にコテンパンにされる。革命軍の本部バルティゴすらも破壊するなど、黒ひげ海賊団は世界政府から脅威視されるようになる。
そして黒ひげは「1年前」に【四皇(よんこう)】と呼ばれるようになります。黒ひげ海賊団を立ち上げたのがせいぜい3~5年前と仮定すると、黒ひげは史上最速で四皇と呼ばれた男か。
育ての親・白ひげは黒ひげの性格を「軽率と過信の固まり」と酷評していたものの、数十年に及ぶ長期計画を執念深く、また狡猾に大胆に推し進める黒ひげの姿を見る限り、まさに真逆の「あくどい策略家」という雰囲気も漂わせます。
黒ひげは12歳頃に白ひげに拾われた孤児
続いては「黒ひげの幼少期」を考察します。
黒ひげは「28年前」に白ひげ(エドワード・ニューゲート)に拾われた孤児だったことが、当時白ひげ海賊団だった光月おでんの回想シーンから判明しています。黒ひげは現在40歳ですから、当時の年齢は「12歳頃」と推測されます。
その後、黒ひげは白ひげ海賊団に入団し、「白ひげの息子」の一人として育てられる。若かりし頃の黒ひげは【鉤爪(かぎづめ)】を武器に扱っていた模様。この鉤爪で赤髪のシャンクスの左目の傷を付けたことはあまりに有名。
シャンクスとの因縁は白ひげ海賊時代だったと予想できますが、この鉤爪は悪魔の実を考察する上でも重要な鍵となっているため覚えておいてください。
マリンフォード頂上戦争で死にゆく白ひげに「おれはアンタを心より尊敬し憧れていた」と黒ひげは語ってるんですが、この感謝の言葉自体は本物でしょう。少なくとも過去の経緯を考えると、黒ひげが白ひげに恨みを抱く理由は皆無のはず。
白ひげのモデルは黒ひげと同じく「エドワード・ティーチ」とされていることからも、黒ひげとの絆の深さも垣間見えます。それゆえ育ての親をあっさり殺した黒ひげのクズっぷりが、更に強調されることは言うまでもないか。
【本名】黒ひげは異端すぎるDの一族!
続いては「黒ひげの種族」を考察します。
本名(マーシャル・D・ティーチ)からも分かるように、黒ひげもルフィたちと同じく「Dの一族」と呼ばれる血筋を引きます。
Dの一族とは世界政府やイム様、海軍と対立する存在として描かれており、「神の天敵」と称されることも多い。そのためDの一族はさながら「正義の味方」と表現できそう。それ故にこれまで過去を振り返る限り、黒ひげはDの一族でも異端な存在と言えそう。
実際、黒ひげは「イレギュラー」な行動を取りがち。例えば、赤犬サカズキと衝突するカタチで海軍を離脱した青雉・クザンと手を組んだりしています。両者の目的は不明(おそらく似て非なるもの)ですが、海軍大将すら取り込む人望の深さはDの一族だからこそ。
またエースがかつて黒ひげを追跡していた際、海軍から「謎の極秘スーツケース」を奪取したことが扉絵シリーズから判明しています。黒ひげの居場所を探るだけなら不要なアイテムなので、この極秘スーツケースに「黒ひげの秘密」が隠されてるに違いない。
黒ひげの父親は「ロックス」と確定?
そこで「黒ひげの父親」を考察したいと思います。エースの父親が海賊王のゴール・D・ロジャーであり、ルフィの父親が革命家ドラゴンだったように、黒ひげティーチも有名な海賊の息子だった可能性がありそう。
結論から書くと、黒ひげの父親は「ロックス・D・ジーベック」の可能性がどうやら高そう。
ロックスはかつて世界最強の名をほしいままにしたロックス海賊団を率いた船長。ただ38年前に海軍中将ガープとロジャーによって倒されています。黒ひげのクズすぎる性格や仲間殺しという最低の経歴や設定は、まさに極悪非道の父親ロックス譲りだったのか。
エースが「ロジャーの息子」として迫害されたように、黒ひげも「ロックスの息子」として迫害されていたから、ずっと12歳頃まで孤児としてさまよっていたに違いない。
ただし、元ロックス海賊団の白ひげは「黒ひげの血筋」は知らなかった様子。単なる数奇な運命。「ロックスの死(38年前)」と【黒ひげが生まれたタイミング(40年前)】が微妙にズレている点からも、出生の秘密は若干残るカタチになりそう。
どのみちイム様が黒ひげを警戒していた理由も、まさに「ロックスの血筋」だったからに違いない。しらほし姫が古代兵器ポセイドンだったことから、黒ひげも何かしらの古代兵器に関連してる可能性も考察できそう。
○ロックス関連の名前を命名していた黒ひげ
そこでロックスが黒ひげの父親である伏線や根拠を考察します。
前述のように、黒ひげの現在の根城は「海賊島ハチノス」でした。ここはかつてロックスが根城にしていた場所でもありました。黒ひげの出身はグランドラインと曖昧ですが、海賊島ハチノスもグランドラインに存在するため、まさに黒ひげの生まれ故郷か。
ちなみに、黒ひげはロッキーポート事件で当時ハチノスを支配していた元ロックス海賊団の王直から奪っています。どうやら海軍SWORDのコビーに感謝していることから、王直もそれなりに手練だったか。
黒ひげ海賊団の海賊船の名前が「サーベル・オブ・ジーベック」でしたが、ロックスの本名が「ロックス・D・ジーベック」。しっかり父親ロックスの名前が入っている。もはや黒ひげ≒ファザコン説になんらの疑いようがないレベル。
一方、黒ひげの本名・マーシャルの由来は「マーシャル諸島」の可能性がありそう。マーシャル諸島はかつて第一次世界大戦時に日本が占領し、戦後はビキニ環礁でアメリカが水爆実験を行った場所。日本も第五福竜丸と呼ばれるマグロ漁船が被爆する被害があった。
そしてロックスが最後ロジャーたちに敗北した場所がゴッドバレー島でした。ここでは天竜人が何らかの実験を行っていたとされますが、最終的にイム様が跡形もなく消滅させてる。ゴッドバレー島とマーシャル諸島の運命が、まさに黒ひげを通して重なるか。
黒ひげの最新懸賞金は39億9600万ベリー【伏線】
続いては黒ひげの「懸賞金額」を考察します。
黒ひげの最新版の懸賞金額は【39億9600万ベリー】になります。
赤髪のシャンクスの懸賞金(40億4890万)と比べると、黒ひげはわずかには及ばないカタチ。それでもワノ国編序盤では22億だったことから、短期間で懸賞金が大きくジャンプアップ。これは悪魔の実狩りによって、黒ひげ海賊団の戦力が強化されたことが奏功?
一方、白ひげの懸賞金と同様、端数の【96】の語呂合わせは異名の「黒(くろ)」から来ています。ただ【39】にも伏線が隠されていそう。何故なら、39は赤髪のシャンクスの誕生日「3月9日」の語呂合わせと考えられるから。
シャンクス以下の懸賞金に設定するだけなら37億でも38億でも別にいいはずですが、それでも39億にこだわった理由は「シャンクスとの繋がり」を仄めかしたかったから?シャンクスもゴッドバレー島でロジャーに拾われるなど、黒ひげとの共通点は少なくない。
シャンクスと黒ひげは元々仲間(兄弟)説も既に考察してますが、割りと沸点が低いシャンクスが黒ひげに復讐を果たそうとしない時点で非常に怪しい。
ちなみに、これまでの黒ひげの懸賞金の推移は、0(王下七武海前)→22億4760万(四皇後)→39億9600万(ワノ国編後)でした。黒ひげは盛んに夢を語っていたことから、前回の懸賞金の4760の語呂合わせは「予知夢(よちむ)」とも言われています。
「人の倍の人生を生きてる」の意味は黒ひげの不眠体質
続いては「人の倍の人生を生きてる」という言葉の意味を考察します。
これはバナロ島の決闘で「人の倍の人生を歩んでるお前」と黒ひげを表現したエースの言葉。当時エースの年齢は20歳、黒ひげの年齢は38歳でした。単に両者の年齢差を表現しているだけかと思いきや、実際には重大な意味が隠されていました。
かつてロジャー海賊団と白ひげ海賊団が戦った直後、バギーとシャンクスが語る中で黒ひげの秘密が判明します。
それが黒ひげは「生まれてから一度も眠ったことがない体質」というバギーのセリフ。これを聞いたシャンクスは「人生【倍】楽しいのかな」と返していますが、先程のエースのセリフは「夜の分も起きている」と言いたかった模様です。
つまり、「人の倍の人生を歩んでる」というエースの言葉は【黒ひげの究極の不眠体質】を表していた形。後述する「体の構造が異形」と表現したマルコの言葉も、この不眠体質に繋がっているはず。黒ひげが悪魔の実が複数所有できる理由も「不眠体質」が関係?
また黒ひげの名言に【夢】に関わる名言が多い理由も「ガチで眠って夢を見たい」という本能の裏返しからか。最近またルフィの夢の果てという考察がクローズアップされてますが、黒ひげの不眠体質も重要なカギを握るに違いない。
ただルフィの黒ひげに対する「あいつら発言」は特に意味は無いと思います。
ヤミヤミの実の必殺技まとめ
続いては「黒ひげの悪魔の実」を考察します。
黒ひげの悪魔の実は【ヤミヤミの実】になります。いわゆる自然ロギア系悪魔の実に該当します。自然ロギア系はただでさえ威力が最強クラスですが、ヤミヤミの実は自然ロギア系の中でも「歴史上最も凶悪」な能力とは黒ひげ自身の言葉。
そこでヤミヤミの実の必殺技を簡単に紹介します。
まずは「闇穴道(ブラック・ホール)」。
闇穴道は闇を周囲に拡大させて、あらゆる物体を闇に引きずり込む必殺技。引きずり込まれた物体は圧縮され、「解放(リベレイション)」で再び吐き出すことが可能。黒ひげ海賊団の船員も逃げ惑っていたことから、一度ヤミに取り込まれると逃げ出すことは難しそう。
他にも「闇水(くろうず)」はヤミの引力を用いて他人を引きずり込む必殺技。最大の特長は「触れている瞬間は相手の能力者はいかなる技や能力も発動できない」ということ。『ハンターハンター』に登場するクラピカの念能力で見られる「強制絶」みたいなもん。
現時点でヤミヤミの実の能力は2種類だけですが、今後『ワンピース』ではさらなる黒ヒゲの必殺技も披露されるでしょう。
○ヤミヤミの実は覇気も無効化?
元ロジャー海賊団のシルバーズ・レイリーをして「今の黒ひげには正面からは勝てやしない」と言わしめていました。カイドウはロジャーを例に覇王色の覇気が最強と語っていましたから、ヤミヤミの実は「覇気すらも無効化」できるに違いない。
実際、覇王色の覇気も使えるボア・ハンコックを捕まえた際、黒ひげに反抗することが一切できませんでした。メロメロの実が使用できなくなるだけでは説明ができない描写です。そう考えると、現在最強と見られる赤髪のシャンクスに唯一対抗できるのが黒ひげか。
もしかすると闇が深まる夜間の時間帯ほど、ヤミヤミの実の能力が高まるパターンもありそう。闇は夜ほど映える。『七つの大罪』のエスカノールとは真逆バージョン。無限の闇を取り込んで、ヤミヤミの実が強くならないはずがない。
ちなみに、当該発言などからレイリーの懸賞金額は黒ひげ以下と推察できそうですが、基本的に全盛期(元ロジャー海賊団副船長時代)の数値が反映されたままだと思うので、レイリーが40億ベリーを超えててもおかしくはないはず。
黒ひげは何故「複数の悪魔の実」を所有できるのか?
ただし、黒ひげの悪魔の実はヤミヤミの実以外も所有してます。
黒ひげがもう一つ所有する悪魔の実がマリンフォード頂上戦争で入手した【グラグラの実】。元々の過去の所有者は白ひげでした。超人パラミシア系悪魔の実ではあるものの、グラグラの実は世界を破壊するとまで海軍に恐れられた最強の悪魔の実。
ただし、悪魔の実は「一人一個」が大原則のはず。悪魔の実を複数食べると、体が木端微塵に弾け飛んでしまうと言われます。何故黒ひげは「複数の悪魔の実」を所有できるのか?
結論から書くと、黒ひげが複数の悪魔の実を所持できる理由は相変わらず不明ですが、【黒ひげの特異体質】が関係していることは間違いないはず。黒ひげの「究極の不眠体質」も体の構造が異形だからこそでしょう。
○黒ひげは「心臓」を複数持っている?
例えばCP9のジャブラ曰く、悪魔の実の能力者は「悪魔」を体内に宿すそう。2個以上の悪魔の実を食べると、その悪魔同士が体内で喧嘩するから爆発する。これは呪いと表現されることもありますが、さしずめ悪魔の実には「悪魔の魂」が宿っているのか。
そのため悪魔の実を食べると、その魂は「心臓」や「脳みそ」といった人間の臓器に憑依するのかも知れない。黒ひげは「複数の臓器」を持っている構造だからこそ、複数の悪魔の実を所有できる。しかし脳みそが複数あった場合、黒ひげの性格は多重人格者になりそう。
だから、黒ひげの体は「心臓が複数ある構造説」が最も濃厚とドル漫では消去法的に予想してみる。実際、マリンフォード頂上戦争中のワンピース563話では「心臓一つ人間一人」という意味深なタイトルもあります。常に体が活発に動く状態だから眠れない?
黒ひげの正体は「ケルベロス」で確定?
一方、黒ひげの特異体質は「悪魔の実の副作用から来たもの」という考察も成り立ちます。
そこでワンピース考察界隈で長年言われている説が動物ゾオン系「イヌイヌの実(モデル・ケルベロス)」の幻獣種というもの。
ケルベロスとはギリシア神話における「3つの首を持ったハーデスが支配する冥界の番犬」のこと。2つの頭だけが常に起きていて、もう残りの頭は眠っている。3つの頭は定期的に交代することで、ケルベロス本体は「常に起きている状態」を維持してる。
まさに眠らないという黒ひげの体質そのもの。『ONE PIECE FILM RED』のヒロインだったウタは1歳か2歳の時点で悪魔の実を食べていたことから、父親ロックスが黒ひげが産まれた時点で悪魔の実を食べさせていた可能性もなくはない。
事実、黒ひげはかつてエースとの戦いで「この能力はおれを選んだんだよ」と語っていましあ。ルフィの悪魔の実がヒトヒトの実(モデル・ニカ)と判明した際、五老星は「動物ゾオン系の悪魔の実には意思が宿る」と語っておりました。
まさに「ケルベロスの悪魔の実が黒ひげを選んだ」のではないか?ケルベロスは「太陽の光」に驚いて思わず吠えると、その際に飛び散った唾液から猛毒のトリカブトが発生したというエピソードもあります。ニカの能力を持つルフィとの対峙を暗示している?
○黒ひげの海賊旗は何故「三ツ首のドクロ」だったのか?
事実、黒ひげはやたらと「3という数字」に関連する描写が多かった。
黒ひげ海賊団の海賊旗に描かれた「三つ首のドクロマーク」が最たる例。
海賊旗のデザインは「船長のキャラクター」を象徴することが多い。黒ひげと因縁深い赤髪のシャンクスの場合、赤髪海賊団の海賊旗には目の三本傷がデザインされていました。黒ひげの身体的特徴を考えると、まさにケルベロスを象徴していた?
他にも黒ひげが携える銃も「3丁」だった点も意味深です。
そして最大の注目点は、黒ひげの【歯並び】。
黒ひげの歯並びは汚いイメージがありますが、実は監獄インペルダウンに襲撃した場面では「黒ひげの歯並びが完全にキレイに揃ってた」こともあります。これはケルベロスの実を食べたことで【3つの顔】を持つようになったという考察がもっぱら定説です。
ギリシア神話のケルベロスと黒ひげの共通点とは?
ケルベロスと黒ひげの共通点は他にもあります。
例えば、ギリシア神話のケルベロスは「甘い物」が大好物だったそうですが、黒ひげも同様にチェリーパイが大好物でした。前述のルフィとの食事シーンを参照。一方、ギリシア神話のケルベロスの弱点は「美しい音楽」なんだそう。
かつて冥界までやって来た吟遊詩人・オルペウスの竪琴の音色を聴いて、ケルベロスは3つの頭全てが眠らされた。麦わらの一味の音楽家といえばブルック。 未だに個人的にしっくり来ないキャラですが、ブルックの攻撃で黒ひげは弱体化するのか。
またギリシア神話のケルベロスの3つの頭は「保存」「再生」「霊化」をそれぞれ象徴してます。ケルベロスの頭は死後に魂が辿る順番を意味しており、黒ひげが悪魔の実を得た順番を辿ると、保存→ケルベロス、再生→ヤミヤミ、霊化→グラグラと位置付けられる。
そのため黒ひげは「自然ロギア系(ヤミヤミの実)」「超人パラミシア系(グラグラの実)」「動物ゾオン系(?)」の全ての悪魔の実を兼ね備えてると考えるのが自然でしょう。つまり、ケルベロスの悪魔の実は「悪魔の魂を保存できる能力」と考察できるのではないか?
黒ひげの悪魔の実はタコタコの実(モデル・クラーケン)か?
続いてはコメント欄でも教えてもらった説を考察します。黒ひげの悪魔の実のベースが動物ゾオン系と仮定した場合、どうやらイヌイヌの実(ケルベロス)以外にも候補が考えられます。
それが「タコ」の悪魔の実。タコはイカと同じく頭足類に属するそうですが、【タコタコの実】と素直に命名されるはず。ケルベロスと同様に幻獣種にカテゴライズされるとしたら、タコの怪物として有名な「クラーケン」がモデルの最有力候補でありましょう。
つまり、黒ひげの悪魔の実は動物ゾオン系幻獣種の「タコタコの実(モデル・クラーケン)」なのではないか?
実際、タコは「3つの心臓」を持っているから。
ケルベロスと同じような能力を持つ敵に黒炭オロチがいました。「ヤマタノオロチ」という8つの首を持った動物ゾオン系能力者でした。何度首をはねられても復活する再生能力の高さを見せていましたが、黒炭オロチは複数の悪魔の実は保持できなかった。
このことから首の数は「命の多さ」に直結してるに過ぎず、悪魔の実を複数所持できる理由にはならなさそう。そう考えると、【心臓】を3つ持っているタコの可能性がケルベロス説より高いかも知れない。
実際、マルコが「黒ひげの体の構造が異形なんだよい」と解説してくれた際、しれっと横にタコの被り物をしたモブキャラクターも登場しているのがなんとも意味深。
○クラーケンは複数の「頭」と「鉤爪」を持った怪物
個人的に「泳げなくなる」という悪魔の実の副作用を考えると水生動物は候補として真っ先に外していましたが、旧四皇のカイドウの悪魔の実が魚類(ウオウオの実)だったことから、タコタコの実説を否定する最大の懸念材料が完全になくなっています。
だから実は黒ひげが発生させていた【闇】も自然ロギア系の闇ではなく、動物ゾオン系のタコが放出する【特殊なタコ墨】だったのではないか?
またクラーケンとは近世ノルウェーで伝承される海の化け物ですが、ハンス・ポールセン・エジドと呼ばれる宣教師が自身の書物で言及したことが伝承を広めることに一役買ったとされます。実はこの書物でクラーケンの正体について重要な事実が記述されていた。
それがクラーケンは「多くの【頭】と多くの【鉤爪】を持っていた」ということ。不眠体質を説明できる設定はないものの、前述のように、黒ひげはかつて鉤爪を武器に戦っていました。この鉤爪で赤髪のシャンクスの左目に3本の傷をつけたことは有名。
考えてみると、タコは海賊作品で多数登場する怪物でした。例えば『ピーターパン』ではフック船長の海賊船であるジョリー・ロジャー号をタコの怪物が沈没させたりしてます。『ワンピース』でロジャーと言えば、もちろん海賊王のゴールド・ロジャーのこと。
まさにタコタコの実という悪魔の実からも黒ひげ=次期海賊王説は暗示されていた?
黒ひげはロックスと同一人物?ロックスの心臓が移植されてる?
一方、ネット上では「黒ひげと父親のロックスが同一人物説」という考察も流布されております。
黒ひげは父親のロックスの心臓が新たに移植されており、その心臓のおかげで悪魔の実がもう一つ使えるという理屈。また「人の人生の2倍生きてる」という発言も、ロックスの人生一人分を別で背負っている意味が含まれていた説もあります。
ただし、ロックスが死亡したのは「38年前」。それに対して、黒ひげがこの世に生まれたのが「40年前」。つまり、2年のラグが説明付かない。黒ひげは産まれてから一度も眠っていない以上、ロックスの心臓が移植されるまでの2年間は眠っていたはず。
また父親のロックスは「海賊王」を目指さなかったことでも有名。あくまでロックスの野望は<世界の王>のみ。どうやらイム様の打倒を目論んでいた模様。「海賊王」になるためラフテルを目指す黒ひげとは対照的。二人の目的はむしろ噛み合ってないため、同一人物説だと説明がつかない。
ちなみに、黒ひげの母親の正体は既に『ワンピースマガジン』で登場済みです。黒ひげは父親の苗字(ロックス)を名乗っていないことから、マーシャルはその母親姓に違いない。どうやら黒ひげには「妹」もいるそうですが、ワンピース本編でいずれ登場する?
黒ひげはヒトヒトの実モデル・アスモデウス?阿修羅?
他にも黒ひげの「悪魔の実の候補」を考察します。
黒ひげの悪魔の実は【アスモデウス】と予想してみる。正確には「ヒトヒトの実モデル・アスモデウス」と表現した方が正しいと思いますが、アスモデウスはユダヤ教やキリスト教に登場する悪魔神。キリスト教では色欲を司り、元々は天使だったそう。
アスモデウスの最大の特徴は【3つの頭】を持っていること。具体的には「人間」「牛」「羊」の頭を持っているそう。黒ひげ海賊団の海賊旗には「3つの骸骨」が描かれていたことから、アスモデウスもしっかり条件は満たすはず。
また最近ワンピースでは【太陽の神ニカ】が登場しました。
このニカの能力を備える悪魔の実が「ヒトヒトの実モデル・ニカ」でした。現在はルフィが所有するものの、かつてはジョイボーイも所有していた神の悪魔の実でした。将来的にルフィと戦うはずなので、黒ひげも「神を模したヒトヒトの実」と考えた方が自然ではないか?
またアスモデウスの尻尾に【毒蛇】が生えているのも大きな特徴です。
黒ひげはメロメロの実を欲しがっていましたが、ボア・ハンコックは通称「蛇姫様」と呼ばれる九蛇海賊団の船長でした。何故黒ひげがメロメロの実を欲しがったのか?まさに本能力がアスモデウスだったからではないか?
○太陽神・阿修羅 vs 太陽の神・ニカ?
他にも「3つの顔を持つ人型の神様」という点で考えると【阿修羅】も黒ひげの悪魔の実候補と言えそう。
阿修羅は仏教の守護神の一人として、戦闘を司る鬼でした。アニメや漫画でも頻繁に登場する神様ですが、古代インド神話に登場するアスラがベースとも言われます。このアスラは「神々(デーヴァ)と対立する存在」として語られていました。
黒ひげの悪魔の実が「神に対立する阿修羅(アスラ)」と仮定したら、神ニカの能力を持つルフィと戦うのはもはや必然。まさに「現実世界の神 vs ワンピースの神」の戦いがワンピース終盤で描かれるとしたら、前述のケルベロス説より可能性は高いか。
謎の破壊能力を持つイム様も含めると、正確には【阿修羅 vs ニカ vs 仏】の神同士による三つ巴の戦いが待っているのやも。
また阿修羅は左手に「日輪」、右手に「月輪」を持つとされます。日輪とは【太陽】のこと、月輪とは【月】のこと。Dの一族は「太陽がのぼる夜明け」を目指す存在でした。事実、ヒンドゥー教では阿修羅を「太陽神」と崇められているそう。
一方、ルフィの悪魔の実は太陽の神ニカでした。
もしかすると黒ひげが最初に「ドラム王国」を狙った理由も【太陽の神ニカの能力を欲しがったから】なのかも知れない。黒ひげはルナーリア族の存在を既に知っており、ビンクスの酒にもドラムという歌詞は描かれていました。全てが繋がっていく。
黒ひげ死亡フラグの伏線があった?
一方、黒ひげがワンピースのラスボスになるかは微妙なところ。どこか憎めないキャラという点もありますが、やはりイム様という存在は見過ごせない。イム様は黒ひげすらターゲットとして狙うなど、こいつを差し置いて、黒ひげがラスボスに君臨するかは微妙。
ONE PIECEの最終回を予想してますが、「海賊王の座を黒ひげから奪い返したルフィがイム様と対峙する」という構図が最も自然か。実際、黒ひげの「死亡フラグ」とも思えるワンピースの伏線がストーリー初期から実は隠されていました。
それが『ワンピース』25巻の扉絵の表紙。
これはワンピースの扉絵の伏線としても有名ですが、「後の四皇メンバー」を表してる扉絵と言われてます。実際、黒ひげは四皇まで上り詰めて、ルフィも五皇の一角に数えられる。ただし、この扉絵には黒ひげの死亡フラグも隠されていたっぽい。
そこで注目してほしいのは「真ん中のヤギ」。何故、ここで突拍子もなくヤギが描かれているのか。これまでワンピースでヤギが登場したことはほぼない。実はヤギこそが黒ひげの死亡フラグに関係してる。
何故なら、ヤギは英語で「Goat」。一方、漫画やドラマでもよく使われる「スケープゴート(Scapegoat)」は日本語に訳すと「身代わり」「生贄」。実際、ヤギは宗教上生贄として使われることが多く、スケープゴートという言葉もヤギが語源。
そのためこの4名の誰かが犠牲となる伏線を示唆しているのではないか?
○黒ひげさんたら読まずに食べた
そこで更に注目したいのが画像に写ってるヤギが「白ヤギ」であること。そして、何故か手紙をむしゃむしゃと食べてる。
くろやぎさんから、おてがみ、ついた
しろやぎさんたら、よまずに、たべた
しかたがないので、おてがみ、かいた
さっきの、てがみの、ごようじ、なあに
そこで思い出される有名な童謡が「やぎさんゆうびん」。その歌詞には白ヤギ以外にも「黒ヤギさん」がおりました。この4名の海賊の中で黒のイメージカラーは黒ひげだけ。ヤギを暗示する黒ひげは、文字通りスケープゴート(生贄)となる。
また「手紙」という言葉で思い出されるのが「ジョイボーイの存在」でありましょう。現時点ではルフィのギア5と同様、ニカの実が覚醒した状態を指しそうですが、かつて空白の100年の時代に魚人島のポーネグリフに当時の人魚姫に謝罪文を記した人物。
天竜人が牛耳る現在の世界を見ても分かるように、当時のジョイボーイが敗北した側の代表例。まさに手紙を出すという行為は「敗北フラグ」そのもの。まさに黒ひげは最終的に海賊王となる目論見は最終的に失敗して死亡するのではないか?
ゴール・D・ロジャー曰く、「ONE PIECE(ひとつなぎの大秘宝)」を入手するにはタイミングが鍵を握る。黒ひげはラフテルに到達できたとしても、結果的にルフィの「噛ませ犬」となる。まさにケルベロスの能力は噛ませ犬とも掛けてあるのかも知れない。
コメント
いつも拝見しています。
一つだけ気になりました。
エドワードウィーブルではなくニューゲートでは?
それに別記事ですが、モリアに正拳突きを放ったのはカイドウではなく、ジンベイです。
白ひげの名前はエドワードウィーブルではなくエドワードニューゲートです
エースが持っているのはスーツではなく
スーツケースだろ
もしケルベロスだとしても、さらに複数の悪魔の実を手にできるんちゃう?
心臓に宿るなら心臓1つ人間1人、ケルベロスの心臓は1つなんやから(調べたら1つ)悪魔の実を手にできるのは1つやろ!
タコなら心臓3つ脳みそは9つあるみたいやけど、タコの魚人はハチとヒョウゾウでもう2匹出てるし無いかなぁ。
魂に宿るならケルベロスは魂を食べる生物らしいから何個でも悪魔の実を手に入れられる!
多分やけどケルベロスの能力なら白ひげの魂を食べた!
わざわざ能力者狩りしてるのは強い悪魔の実を複数所持しようとその為ちゃうん?
ただ傘下や仲間?を能力者軍団にしたいからなのか?
カイドウがスマイル軍団で黒ひげは正規の悪魔の実軍団…。
まぁ、ありそうやな。w
しかも、黒ひげ不在でドレスローザに能力者狩りに来たバージェスの説明つかない。w
だが、俺は悪魔が果物に憑依する能力者狩りと黒ひげの能力奪ったやり方は別件とみて、黒ひげはさらに複数所持するに俺は1票やな!w
上記されているほとんどの条件を満たすクラーケン説が濃厚だと思っています。また、このサイトに転載されている画像にもあるように頂上戦争の黒ひげの体が「異形なんだよい」のところにやたらに存在感の強いクラーケン(たこ?)を被ったモブがいることがすごく気になってます。わざわざここにあれ書く必要普通無いですよね?!
ダサい話が長えなぁ!
オメーこれで幾ら稼いでんだぁ?
ロックスの息子=黒ひげ説ほぼ濃厚になりましたね
素直にすごいと思いました
コメントありがとうございます。修正しときました。
ちょいちょいウィーブルと言っちゃうんですよね^^;
>カイドウがスマイル軍団で黒ひげは正規の悪魔の実軍団
コメントありがとうございます。
この表現をいただいちゃいましたw
確かに意味深ですよね。クラーケン説も追記しておきました。
しいていえば、海の生物の動物ゾオン系がいるのか?という。
そこまで確信はなかったんですが我ながらビツクリです^^;
ロックスと黒ひげとの関係性について改めて考察し直しておきました。
ティーチが最初からケルベロスの実を食べていたのなら、ヤミヤミの実を食べた時点で既に複数の能力を持っていることになるわけですから、白ひげのグラグラを奪って初めて複数能力持ちになったかのような反応をマルコ達がしてるのはおかしいですね。
「体の構造が異形」と言われてるのでティーチの特殊性自体は認識されており、ケルベロスの能力者である事を知られていなかったという可能性もないでしょう。
またティーチは何度もピンチになってますが、どうしてケルベロスに変身して戦わないのかという話にもなります。
>ティーチは何度もピンチになってますが、どうしてケルベロスに変身して戦わないのか
ぐうの音も出ませんw
でも、そこらへんは都合良く後付けで説明されるのかなと思ってます。
ルフィのギアシリーズも設定がちょくちょく変わってたりするんで。
例えば、ティーチがケルベロスに変身しない理由は、
少なくとも最初の頃は「正体を隠すため」だったと推察できそう。
サッチを殺すまでかたくなに牙をむかなかったでしょうから、
ティーチの能力を知っていた白ひげ海賊団のメンバーは皆無に近いと思います。
他にも「体の構造が異形」といったマルコの発言も、
ティーチの「寝られない体質だけ」を言ってたんじゃないでしょうか。
「それがこの結果を生んだのか?」とマルコは確信を持ってないですし。
あとティーチの身体的特徴がケルベロス説と関係ない場合、
遺伝的要素しか考えられないのでティーチの父親であるロックスも
「体の構造が異形」だった可能性なども考えられそうですね。
>マルコ達がしてるのはおかしいですね
>ケルベロスの能力者である事を知られていなかったという可能性もないでしょう。
いや別におかしくはないですよ。マルコ達は黒ひげの野心に気付かなかったわけですからね。
悪魔の実についても上手く隠していたと考えるのが自然です。むしろなぜ都合よく悪魔の実ではないと気付ける、と思えるのかが理解出来ません。
>どうしてケルベロスに変身して戦わないのか
それは極めて簡単な話で、まあ漫画的な都合という奴でしょう。
それを言うと他にも突っ込みどころばかりです。
なぜルフィは最初から新技で戦わないのか、なぜ都合よくシャンクスや海軍は黒ひげ達を見逃したのか、なぜ四皇同士で潰し合わないのか、なぜ覇気や覚醒についての知識があるクロコダイルは覇気を使わずルフィに負けたのか、とかね。
まあこれはワンピースに限った話ではないですが、疑問を挙げたらキリがないですし他のどんな説も同じ理由で否定できますよ。
因みに他にもケルベロス説を裏付ける最たる根拠があります。それは悪魔の実の幻想種は、神話の怪物と同じ能力を持っているということです。マルコの能力がいい例ですね。
つまりケルベロス説が正しいなら魂と関連した能力を持つのは確定です。この事からも一番有力になるというわけですね。
更に言ってしまえば、悪魔の実はヤミヤミのような例外的な物もあります。ケルベロスもその類いだとすれば他の疑問も解決しますね。
すいません。上のコメント書いた者ですけど、黒ひげが変身しない理由が分かりました。
どうやら伝説上ではケルベロスはヘラクレスに地上へ連れて来られた際に太陽の光に驚いたという話があるそうです。普段は冥界にいるので光に慣れていないということみたいですね。
つまり変身しないのではなく、変身できない可能性が高いです。白ひげの能力を奪うために黒い布をかけたのも、日の光を遮るためでしょう。
これでもう否定する理由が無くなりましたね。
あのヤギはセンゴクのペットじゃないのか
ケルベロスの能力を見せてない、だから白ひげのメンバーは知らない。
マルコの言うのも「寝ない体質」のこと。
ならエースの「人の倍」はおかしくなるし、考察内ではマルコの「異形」発言を深い意味があるように扱ってるのに反論では軽い扱い…
ちょっと苦しいのでは?
とは言ってもケルベロス説は高い説得力があるし可能性は高いとは思う。
>それは極めて簡単な話で、まあ漫画的な都合という奴でしょう。
漫画的もあるけど、とても大事なとこ。
「尾田先生は最初から全部考えてはいない」
信者が「最初から全部考えてる」みたいに思い込んでるが尾田先生自身が否定してるでしょ?
矛盾とかおかしな部分は生まれます。
黒ひげの鼻の長さが少しずつ長くなったり、短くなったりしてたのは3つ顔を持ってるってことだったのか!
個人的にはケルベロスではなくヘカトンケイル(コットス、ブリアレオース(別名アイガイオーン)、ギューゲース(またはギュエース)の三兄弟)だと思っている
ケバブは中東とその周辺地域で供される、肉・魚・野菜などをローストして調理する料理の総称です。ケバブ=羊の肉は間違いです
マーシャル諸島の可能性も高いけど、もしかしたら、マーシャル諸島の由来になった、船長ジョン・マーシャルの可能性もある気がします!彼はティーチこと黒ひげと同じイギリス人ですし、、生きていた時代もまさに大航海時代ドンピシャで、なおかつ、日本(ワノ国?)にまで訪れています。そうすると意外とマーシャル・D・ティーチも同じ軌跡を辿ってるような気がしてならないです!!
悪魔の実ありきで話をしてるけど、世の中には寄生性双生児ってのもあるしそれによる異形の可能性もあるのでは?(ブラックジャックのピノコも寄生性双生児だった中身)
栄養を十分以上に摂取した場合、本人とは別に体の中に吸収された兄弟にまで栄養が行くことで吸収されていた体の部位が成長することもある。
生まれてこなかった兄弟の脳や心臓が同じ様にティーチの中にあったとしたら、複数の能力を手に入れることも可能なのかもしれない。