現在ワンピースはワノ国編真っ只中。作者・尾田栄一郎が特に力を入れてるシリーズだけあって、とにかくワノ国はキャラクターや登場人物が多い。
そこで今回ドル漫では「ワノ国の登場人物キャラクター一覧」を徹底的にまとめてみました。光月家や赤鞘九人男などメインのキャラから脇役キャラまでほぼ全登場人物たちを今現在生存してるのか死亡してるのかなど考察してみた。
ちなみにワンピースのアニメ派の方はネタバレ注意です。ワノ国終盤編の情報までゴリゴリにネタバレしてます。
麦わらの一味はワノ国風の変装
まずは「麦わらの一味」。実はルフィたちはワノ国で「特別な変装」をしてる。何故なら、カイドウの手下のドフラミンゴを撃破した後だけあって、麦わらの一味の存在は警戒されてるから。見た目だけではなく、キャラ名も一時的に変更済み。
ルフィは「ルフィ太郎」、ゾロは「ゾロ十郎」、サンジは「サン五郎」、ウソップは「ウソ八」、ナミは「おナミ」、ロビンは「おロビ」、フランキーは「フラの介」、チョッパーは「チョパえもん」、ブルックは「ホネ吉」。
ほぼ本名を隠す気ゼロってのが笑ってしまいます。ブルックだけは原型をとどめてないものの、ただの悪口で草。この命名の法則を借りるなら、ルフィは「ゴム太郎」とかでも良かった気もしますが、下ネタに聞こえるので却下されたのか。
また見た目も大胆に一新。これまでのワンピースでは常に衣装がほぼ同じでしたが、ワンピースの作者・尾田栄一郎はワノ国編に思い入れがあるだけあって「ワノ国専用の服装」が採用され、全キャラクターがもれなく大胆に変身。
ルフィ太郎やゾロ十郎は帯刀した侍風や浪人風。ウソップ(ウソ八)はガマの油売りに変装し、フランキー(フラの介)は大工に変身。今後フランキーが鬼ヶ島に向かう船を造船する模様。パッと見は巨大なカブトムシですが、トンカチなどを模してる?
ブルック(ホネ吉)はオバケ。実はヨミヨミの実は新世界編後に進化し、幽霊化できることに成功。ワノ国編では悪霊扱いを受けることもしばしばですが、ブルックが極度に恐れられる理由は「もちろん光月家の存在」が大きそう。
ロビン(おロビ)は芸者風ですが、よく見ると特徴的な胸は影を潜めてる。実はこれには理由があって、着物のプロは「起伏をなだらかにして着る」のがモットーだからだそう。尾田栄一郎もそれに倣ったカタチ。
男子的には非常に残念ですが、ワノ国編のお色気枠はナミ(おナミ)。くノ一風の忍者に変装してるんですが、もう完全に露出狂。『ゆらぎ荘の幽奈さん』も真っ青。チョッパー(チョパえもん)も忍者風に変装してます。
しっかりそれぞれ個性に合わせた出で立ちに仕上がっております。いずれワノ国編が佳境に入る頃には普段の服装に戻る可能性は高そう…とドル漫では予想してましたが、ワノ国終盤では鎧を着用して戦闘力を高めるなど依然としてワノ国風の出で立ちは維持されてます。
光月おでん…ワノ国キャラクター【死亡】
続いてのワノ国の登場人物は「光月おでん」。光月おでんはワノ国・九里をかつて治めていた元大名。ワノ国の将軍・光月スキヤキの息子として生まれるものの、鎖国国家・ワノ国にいて「開国」を唱え続けた異色の登場人物。そのため性格も非常に破天荒。
光月おでんのヘアースタイルは完全にパンクロック風ですが、髪型のモデルは石川五右衛門がモチーフ。
光月家はポーネグリフを作った一族だけあって、おでんは古代文字を読める。その能力を買われて白ひげ海賊団→ロジャー海賊団のメンバーとして活動した過去があり、最終的にラフテルにまで到達した数少ない人物。ここで世界の秘密を知って、ワノ国の開国を更に進めようと試みる。
そのためゴールド・ロジャーや白ひげ(エドワード・ニューゲート)とは顔見知り。ロジャー海賊団の船員だった赤髪のシャンクスやバギーとも交流があった。
ただし、ラフテルに行くまでの間でワノ国は黒炭オロチに手中に落ちてしまう。光月おでんがワノ国に戻ってきたときには既に手遅れ状態。そして20年前に黒炭オロチとカイドウ一味に反旗を翻すものの、最終的には釜茹での刑で処刑される。
光月トキ…ワノ国登場人物キャラクター【死亡】
続いてワノ国の登場人物が「光月トキ」。光月おでんの奥方であり、モモの助や日和の母親。
光月トキの悪魔の実は長らくネット上で噂されていた「トキトキの実」の能力者。おそらく際限なく未来にタイムスリップすることができる能力。実際、光月トキは800年前からトキトキの実を使用し、現代までタイムスリップしてきたことが判明。
ドル漫では空白の100年が起きた時代から光月トキはタイムスリップしてきたDの一族ではないか」と考察してたんですが、おでんの口ぶりなどから予想はおそらく当たってそう。
ただし、光月おでんの試みが失敗に終わった直後、光月トキたちはカイドウに命を狙われる。燃え盛るおでん城で息子のモモの助と錦えもんたちを未来に逃し、「ここが旅の終着地点」という謎の言葉を遺して燃え盛るおでん城をバックに博羅町で殺されてしまう。
そのため既にトキトキの実はワノ国の誰かに渡ってる可能性はありそう。
光月モモの助…ワノ国の登場人物キャラクター【生存】
続いてのワノ国の登場人物が「光月モモの助」。光月モモの助は光月おでんの愛息子。ワノ国の次期大名と目されていたものの、父おでんが処刑されたため跡取りにはなれずじまい。母のトキトキの実で20年後の現在にタイムスリップし、わずか8歳にしてワノ国の奪還を目論む。
モモの助はベガパンクが作った謎の悪魔の実を食べて「龍」に変身することが可能。ただし、百獣海賊団たちのように副作用は見られないため、おそらくSMILE(人造悪魔の実)ではなそう。つまり、ベガパンクは本物の悪魔の実の生成に成功していた?
また光月モモの助は「ズニーシャ(ゾウ)」と意思疎通ができ、命令すらも下せる唯一のキャラクター。
ルフィやロジャーと同じ能力を持ち合わせており、もしかするとDの一族との関係性も匂わせる。前述のように、光月トキがDの一族と仮定すれば、そういった能力を持ち合わせていたとしても不思議ではない。ここらへんのDのイチ族の特異体質がSMILEの副作用を相殺した可能性もあるか。
そのため父・光月おでんの無念を晴らす意味でも、光月モモの助はワノ国編で重要なカギを握る登場人物。「何故モモの助は龍に変身できるようになったのか」という点も、ワノ国編終盤で大きな意味合いを持ちそうです。ただし、古代文字が読めないことが尾を引かないのか。
光月日和(小紫)…ワノ国キャラクター【生存】
続いてのワノ国の登場人物は「光月日和(ひより)」。光月おでんとトキの娘にして、モモの助の妹。
光月日和はおでんとトキの娘。モモの助の妹。ただし、光月日和はモモの助たちと同様にタイムスリップしておらず、赤鞘九人男の河松の手によって燃え盛るおでん城から救出された。光月家の跡継ぎを消滅させないための、母トキの苦肉の策とのこと。
確かに当初から『ワンピース』では死亡済みのおでんやトキに関する言及は多かったものの、されてるものの、光月日和に関する言及はなし。他のワノ国の登場人物からしたら「生きてる前提」があったため、誰も悲しんでなかったのでしょう。
光月日和の現在は「成人女性」に成長してる。20年前から変化してない「子 供の状態」の兄と「大人に成長」した妹という対比関係がワノ国では描写される予定。ただし、光月日和の性格はややドジっ子で泣き虫。中身は子供のままという側面も残す。
ビッグマム海賊団のプリンちゃん並のブリッ子感は否めないですが、それ故にモモの助と違ってここ20年に起きたワノ国の負の歴史を全て知っている様子。ずっとワノ国に留まってることから、光月日和の正体≒海軍たしぎ説は否定されたカタチ。
○小紫としてオロチの復讐の機会を伺う
一方、光月日和は母親譲りの美貌を活かして、「小紫(こむらさき)」という花魁を名乗っておりました。光月日和が歩けば誰もが振り返り、サンジに至っては鼻血がしばらく止まらなかったほど。将軍・黒炭オロチも小紫にベタボレ状態。
光月日和は河松に育てられていたものの、何故か途中で逃げ出す。そこで10代の頃に駆け込んだ遊郭が偶然狂死郎が経営するところだった。後述しますが、狂死郎の正体は傳ジロー。傳ジローは自らの正体を光月日和にだけ暴露し、二人は秘密裏に共闘。
当初、小紫の性格は男の価値をお金でしか判断しない性悪女に描かれていましたが、このお金は丑三つ小僧でもあった傳ジローに手渡していた。予想通り、光月日和は庶民を助けるために悪人(実際には単なる非モテ男)から金を掠め取ってた。
その後、小紫はト子を守るために黒炭オロチをビンタで張り倒す。これを見た狂死郎こと傳ジローは斬り殺すフリをして光月日和とト子を助けた。死の偽装が血糊だったのはちょっと笑いましたが、結果的に光月日和はまだ死亡してません。
そのため日和の正体はほぼ判明してるものの、光月日和がかぶってる「キツネの仮面」の正体は不明。ワノ国編の序盤からベベンと意味深に登場してましたが、「キツネ=人間を騙す動物」として知られてる。もしかすると光月日和の能力が関係してる?
光月スキヤキ(先代将軍)…ワノ国登場人物【死亡】
続いてのワノ国登場人物は「光月スキヤキ」。28年ほど前までワノ国の将軍だった男。前述のおでんの父親にして、モモの助の祖父。ルックスはおそらく逆さ絵(だまし絵)をモチーフにしてるはず。これに意味があるかは不明。
パッと見はおでんと同様に粗暴に見えますが、41年前のワノ国はまだ緑や木々が広がる美しい自然に溢れていたことから、それなりに統治能力には長けてる様子。破天荒すぎるおでんを破門にする一方、九里を再興させた後は大名に据え置くなど判断力は高い。
光月スキヤキの描写シーンは少ないですが、それなりに為政者として優秀だったことが伺えます。しかしながら、黒炭オロチによって28年ほど前に毒殺されてしまう。
黒炭オロチ(現将軍)…ワノ国登場人物【生存】
続いてのワノ国の登場人物は「黒炭オロチ(くろずみ・おろち)」。
黒炭オロチは現在のワノ国を支配する大名(将軍様)。30年近く前から暗躍し、最終的に四皇・カイドウと手を組んで20年前に光月家を完全に転覆させた悪代官さま。毎晩のように芸者をはべらせては酒を楽しむ「これぞ権力者」といった読者の期待を裏切らないキャラクター。
自身の権力を守るためワノ国の鎖国制度をとにかく維持し、「開国は悪」と子供たちに徹底的に教えこんでる。諜報機関・CP0に対しても強気の交渉で取引の報酬にベガパンクの身柄を要求するなど、天才とバカを紙一重で行く感じ。さながら北の将軍様も彷彿。
一方、光月トキが最期に遺した「20年後にモモの助たち復讐にやって来る」という言葉を本気で信じて未だにガクブルするなど小心者。ただし、あらゆる可能性を無視しないという意味では慎重家。だからこそワノ国のトップであり続けられたのか。
黒炭オロチを「ワノ国の表の顔」と仮定すると、カイドウはさしずめ「ワノ国の裏の顔」という位置づけ。RPGゲームや漫画風に表現すれば、カイドウがラスボス。黒炭オロチが中ボス。不動明王と崇められるカイドウの軍事力を背景に、黒炭オロチはのさばってきた。
まさに四皇カイドウが権力の源泉ではあるものの、黒炭オロチ自身も「ヘビヘビの実(モデル:ヤマタノオロチ)」の動物ゾオン系の幻獣種の能力者でした。まさにキャラクター名通りの能力。ドル漫ではカイドウを「ドラドラの実(モデル:ヤマタノオロチ)」と考察してたんですがハズレ。
黒炭オロチはいかにもボンクラ大名っぽいですが、ワノ国は言っても侍国家。オロチも侍の血をひくため、大名自身がそれなりに強いと考えるのが自然。カイドウの百獣海賊団は別途記事も参照してください。
黒炭ひぐらし&黒炭せみ丸…ワノ国登場人物【死亡】
続いてのワノ国登場人物は「黒炭ひぐらし(左)」と「黒炭せみ丸(右)」。かつてワノ国でクーデターを働いた黒炭オロチの祖父と近しい本家の親族っぽい。
黒炭ひぐらしはマネマネの実を所有し、黒炭せみ丸はバリバリの実の能力者でした。まさかの既存キャラが所有していた悪魔の実ばかり。それぞれの悪魔の実を利用して、オロチがワノ国の権力を掌握するまでサポートし続けた。オロチにヘビヘビの実を与えたのも二人。
黒炭ひぐらしも黒炭せみ丸もワノ国外で長らく活動しており、そこで悪魔の実を所有したっぽい。黒炭ひぐらしは何故か金獅子のシキの顔面を真似るなど、もしかするとロックス海賊団との関係性も疑えます。ワノ国転覆を随分前から目論むなど、意外と重要人物。
ただし、黒炭ひぐらしは最終的にカイドウにあっさり殺されて死亡済み。黒炭ひぐらしはおでんを倒すため息子のモモの助になりすまし、これがカイドウの逆鱗に触れてしまった模様。意外と粋な男。能力はバルトロメオに移行してるため、既にせみ丸も死亡してる様子。
だから二人の存在はそこまで重要ではなさそうですが、「黒炭家の闇」を知る上では重要だったのかも知れない。
オロチ直属の部下には11名の忍者で組織される「お庭番衆」などもおりますが、詳細が判明すれば改めて追記予定。オロチは百獣海賊団に命令を下せる立場ではありますが、あくまでカイドウが率いる海賊団。メンバー数も多いため別記事もご参照ください。
黒炭カン十郎(赤鞘九人男?)…ワノ国の登場人物【生存】
続いてのワノ国登場人物は「カン十郎」。モデルは藤間勘十郎あたり。カン十郎も同じく光月家に仕えていた赤鞘九人男の一人。ドレスローザ編からいつの間にか加入してたましたが、ワノ国にいても超絶目立ってしまうほどの奇抜な見た目。おそらく歌舞伎の「連獅子」がモチーフ。
CP9のメンバーにいた「クマドリ」と親戚関係にあるかどうかは不明。
カン十郎も悪魔の実の能力者。未だに名称は不明ですが、カン十郎は自分が描いた絵を「そのまま実体化」させることが可能。ただし、カン十郎は絶望的に画力がない。麦わら一味のロビンだけは可愛いと評判ですが、ブサイクな生き物しか出せないのが玉にキズ。
しかしながら、カン十郎は黒炭家のスパイと判明。ワノ国過去編なども読む限り、序盤から裏切り者の伏線が隠されておりました。実は画力はめっちゃ高い。敢えて利き腕ではない方で描いてたから下手だっただけ。ワンピースの伏線でも驚愕の伏線でした。
錦えもん(赤鞘九人男)…ワノ国登場人物【生存】
続いてのワノ国の登場人物キャラクターが「錦えもん」。
当初ワンピースでは光月モモの助の父親として登場したものの、後に錦えもんは光月家に使えていた赤鞘九人男(あかざやくにんおとこ)のリーダーであることが判明。理由はモモの助の正体が発覚すると、四皇・カイドウに命が狙われるから。まさに忠臣。
一方、錦えもんは硬派な侍かと思いきや、ナミの格好に対してケシカランと言いつつも、いつも鼻の下を伸ばしちゃうようなスケベオヤジ。きっと作者・尾田栄一郎の性格が投影されてるのかも。
ちなみに錦えもんのモチーフは「萬屋錦之介」。そのためワノ国の登場人物の殆どが実在する歌舞伎役者の名前をもじったキャラクターも多く、作者・尾田栄一郎の歌舞伎愛が伝わってきます。
だからというわけではないですが、例えば「スーパー歌舞伎」で画像検索すると、ONE PIECEとコラボしたものしか出てこないほど侵食済み。ワンピースの知名度と影響力のデカさがハンパなさすぎて笑う。
○錦えもんは赤鞘九人男のリーダー
ただし、当初こそフザけたキャラとして描かれていたものの、錦えもんは赤鞘九人男のリーダー格だけあってかなり強者。黒炭オロチ曰く、錦えもんはかなり頭も切れるため、ワノ国編ではカイドウ打倒計画の立案も担ってる中心人物。
また錦えもんは「狐火流」という流派の手練。「拙者に切れぬ炎はない」と豪語するなど、錦えもんは爆炎すら一刀両断で焼き切る炎の奥義を持つ侍。光月モモの助を最側近で守っていたことからも、他の赤鞘九人男よりも強そう。
ただし、錦えもんの悪魔の実ははワンピースの歴史上でも最弱の悪魔の実の部類に入りそう。
何故なら、錦えもんのフクフクの実は「衣服を作り出す」だけ。例えばパンクハザード編では極寒の中、錦えもんは石をコートに変身させて暖を取ってる。さながらキツネの変身能力がモチーフっぽい。
しかも持続効果は長くはなく、一度脱げば元通りの石ころに戻ってしまう代物。黒ひげ海賊団のカタリーナ・デボンの悪魔の実の超絶下位互換。錦えもんは相当な実力者と見られるものの、この悪魔の実がどこまでバトルで活躍するかは不明。
赤鞘九人男のメンバーについては別途記事もご参照ください。
傳ジロー(狂死郎)…ワノ国登場人物【生存】
続いてのワノ国登場人物は「傳ジロー(でんじろー)」。傳ジローは錦えもんと同じく、約41年前に光月おでんの臣下となった赤鞘九人男。どうやら錦えもんとは昔からマブダチっぽい元孤児。とにかくお金大好きのキャラクター。
傳ジローは最後の赤鞘九人男として長らく正体が不明だったものの、最近になって狂死郎だったと判明してます。全く顔が異なるのは光月おでんを殺された恨みで鬼の形相に変化し、それが表情に張り付いてしまったから。
狂死郎とはオロチ直属の893さん。表向きは両替屋ですが、裏ではカクさん、クニさんといった狂死郎一家を率いる親分。花魁の小紫(光月日和)を雇う遊郭も経営していたが、これもオロチに復讐するために身元を隠してた。
例えば、狂死郎はリーゼントヘアと極太のモミアゲが特徴でしたが、これも全てカツラでした。ただ傳ジローが自らの正体を明らかにしていたのは光月日和だけのため、狂死郎の部下として登場したカクさんやクニさんは実質的には敵のはず。
また傳ジローは「丑三つ小僧」と呼ばれる義賊として活動しており、居眠り狂四郎という異名も夜な夜な民衆を救っていて寝不足だったからでした。ゾロですら全く歯が立たないなど、ワノ国の中でも実力はトップクラスか。
当初狂死郎はオロチに逆らった小紫を斬り殺すなど冷酷な一面も覗かせたものの、これは敢えてオロチと遠ざけて光月日和を助けるためでした。
雷ぞう(赤鞘九人男)…ワノ国の登場人物【生存】
続いてのワノ国の登場人物は「雷ぞう」。キャラクター名の由来は市川雷蔵。雷ぞうも同じく赤鞘九人男の一人。
ただ侍というよりも忍者。元々はお庭番衆の天才忍者。ルフィたちは期待していた忍者と違うとガッカリしたものの、雷ぞうは「理想を押し付けるな」と激怒したこともありますが、意外とサービス精神旺盛。本人もルックス的なデメリットを意識してるのか、「モテ期は来ない」と自虐的な性格も覗かせる。
実際、お庭番衆を辞めた理由も失恋。いろいろ陰キャ読者を泣かせます。一方、「霧の雷ぞう」という異名を持つだけあって、雷ぞうは「分身の術」など技は多彩。詳細は判明してないものの、おそらく何らかの悪魔の実の能力者。他にも雷蔵は手裏剣の武器も使うっぽい。
お菊(赤鞘九人男)…ワノ国の登場人物キャラ【生存】
続いてのワノ国の登場人物は「お菊」。本名は菊の丞(きくのじょう)。モデルは瀬川菊之丞や尾上菊之丞あたり。
お菊も赤鞘九人男の一人。ルフィたちと比べても、身長が意外とデカイ。そのため初登場時にはゾロも思わず「でけぇんだな、お前」と女性キャラに対してデリカシーゼロの発言をぶっぱなってくれております。
ただし、お菊の性別は「男性」。当初はニコ・ロビンの妹のような雰囲気でしたが、若かりし頃は完全に男性風。拙者という一人称を使用し、そもそも女性キャラであれば赤鞘九人男には入らないでしょう。ただし、心は女性。当初は身バレを避けるための変装と考察したこともありますが、いわゆるLGBTキャラ。
とはいえ、あくまで肉体は男性。そのためお菊はそれなりに強い。鬼の仮面をかぶって戦う姿に、誰もが震えたとか。ワノ国序盤から圧倒的な剣戟の立ち回りを見せるなど今後の活躍に期待。
イゾウ…ワノ国登場人物キャラクター【生存】
続いてのワノ国登場人物は「イゾウ」。白ひげ海賊団の16番隊隊長としてそれなりに有名なキャラクターでしたが、実はワノ国出身でした。しかも、赤鞘九人男のお菊(菊の丞)の実兄だったと判明。
イゾウは「花柳流」と呼ばれる歌舞伎の家元の子だったそう。花柳流とあるため、本名は花柳イゾウなのか。イゾウの幼少期は『ワンピース』70巻のSBSで判明してますが、当時から女形の踊りを習っていたシーンが描写されておりました。
赤鞘九人男が結成される前にイゾウは白ひげ海賊団に入団してる。ネコマムシたちと同様、おでんを止めようと追いかけていった結果、白ひげ海賊団に帯同する流れになった。でも白ひげの男意気に惚れて、ワノ国をそのまま離脱した模様。
だから弟・お菊と一緒のタイミングでおでんに拾われたものの、どうやらイゾウは赤鞘九人男ではなさそう。SBSと違って髪型は剃られてないため、イゾウの登場は後付け臭は漂います。弟・お菊も「元気ならいいです」とそっけない素振りに草でした。
イヌアラシとネコマムシ(赤鞘九人男)…ワノ国登場人物【生存】
続いてのワノ国の登場人物は「イヌアラシ」と「ネコマムシ」。現在はモコモ公国の王様でもあるミンク族の二人。
イヌアラシもネコマムシも、実は赤鞘九人男のメンバーでした。何かしらのキッカケで幼少期にワノ国に漂流した二人は当初イジメられていたものの、「異形を恐れるは己の無知ゆえ」と光月おでんに救われる。
その後、光月おでんを慕って赤鞘九人男の入り、ネコマムシが白ひげ海賊団のモビーディック号に乗船していた過去も光月おでんに帯同したから。800年以上前から光月家とミンク族は深い仲にあったわけですが、その歴史と直接関係あるかは不明。
ただし、イヌアラシとネコマムシは光月おでんが処刑される直前、黒炭オロチに捕縛されてしまう。その後どうやってワノ国から逃げたのか知りませんが、ズニーシャでのモモの助と再会した時にあまり驚かなかったのかは謎。
イヌアラシは既にワノ国に潜入しており、ネコマムシは白ひげ海賊団のマルコを呼びに行ってる最中。
アシュラ童子(赤鞘九人男)…ワノ国登場人物【生存】
続いてのワノ国の登場人物は「アシュラ童子(あしゅらどうじ)」。
光月おでんが処刑された後は「酒天丸(しゅてんまる)」という名前で九里の頭山盗賊団のリーダーで悪名を轟かせる。闘牛を従えて闊歩する姿は、まさにマフィアの首領。酒という名前からも分かるように、どうやら毎日のように酒を浴びている様子。一人称は「おいどん」。
ちなみに、コミックスの画像だと分かりませんが、髪の色は真っピンク。落語の「頭山」がモデルのキャラクター。
アシュラ童子はかつて九里で最強の不良だったんですが、光月おでんにフルボッコ。その後、おでんの人間的な大きさに惹かれて赤鞘九人男に入る。そのた懸賞金10億ベリーの百獣海賊団のジャックを互角に渡り合うほど強い。かつて傳ジローと共にカイドウに立ち向かったことも。
それでも光月モモの助が消えた20年の間、カイドウに復讐を果たすことはできず、仲間たちがスナッチの特攻精神で死んでいくのを見ていただけ。ただし、仲間の船の残骸をかき集め続け、それらが今後鬼ヶ島に向かう船にフランキーが作り直して鬼ヶ島に向かう。
河松(赤鞘九人男)……ワノ国登場人物【生存】
続いてのワノ国の登場人物は「河松(かわまつ)」。
河松も赤鞘九人男の一人。錦えもんにして「見つかれば100人力」とまで言わしめた侍。実力的には前述のアシュラ童子に匹敵する強さ。前述のように、光月日和を燃え盛るワノ国から救出した人物。
どうやら光月日和曰く、河松はカッパ。ミンク族のイヌアラシやネコマムシがワノ国に漂着した当時、その隣に河松の姿も確認できるためミンク族の可能性も。河松が常に「編笠」を被っているのも頭の皿を隠すため。
河松はかつてワノ国の横綱だった経験があり、一見すると可愛らしい見た目ですが、それなりに身長は大きめ。とりわけ覇気(流桜)の使い手。相手を問答無用で弾き飛ばすことはお手の物。
人斬り鎌ぞう(キラー)…ワノ国登場人物【生存】
続いてのワノ国登場人物は「人斬り鎌ぞう」こと「キラー」。
カイドウに捕縛される前はユースタス・キッドの片腕として活躍する最悪の世代の一人でしたが、何故か百獣海賊団に入らずに黒炭オロチの使い捨ての駒(辻斬り)としてワノ国で暗躍してたことが判明。
だから当初人斬り鎌ぞうの正体は傳ジローと予想されていましたが、結果的は華麗なミスリードでした。
キラーはSMILE(人造悪魔の実)を強制的に食べさせられるも能力開花に失敗し、常にコンプレックスだった「変な笑い方」を常に強いられてる状態。水の中を泳げなくなるデメリットだけ強いられ、まさに踏んだり蹴ったり。
でもキラーの心は泣いてても、ひたすら不気味に笑うだけ。
ただし、キラーはキッドを救出するために敢えて黒炭オロチの軍門に下った可能性が高そう。ここらへんは説明されてませんが、結果的にキラー(人斬り鎌ぞう)はキッドと共に兎丼を脱出して再びキッド海賊団の結成し、現在は麦わらの一味や忍者海賊ミンク侍同盟に合流。ルフィやローと共にカイドウ打倒に動く。
花のヒョウゴロウ…ワノ国登場人物キャラクター【生存】
続いてのワノ国登場人物キャラクターは「花のヒョウゴロウ」。ルフィと共に兎丼の囚人採掘場で働かされていた丸メガネの小柄な老人。囚人内では「ヒョウじい」と親しまれており、どこか涙もろい。
しかし、ヒョウゴロウは20年前までワノ国では誰もが知るほどの「ヤクザの大親分」だった。身体もめちゃくちゃゴツい。「花のヒョウゴロウ」という異名も、花の都を治めていたことが由来。武装色の覇気の応用技をルフィに教えるなど腕前は天下一品。
花のヒョウ五郎は武力だけではなく人望も篤かったため、ワノ国の5つの里の親分を束ねていた本物の侠客。ヒョウゴロウは「弱きを助け強きに屈しない任侠道」を地で行く。光月おでんも幼少期からヒョウ五郎を慕っており、赤鞘九人男の河松なども慕ってる。
さながらバキシリーズの花山薫といったキャラクターも彷彿させますが、光月おでんと親交が深かったヒョウ五郎は黒炭オロチの軍門に下ることを拒み、20年前に兎丼の囚人として収監されてしまう。しかし、その後、兎丼はルフィたちが掌握して脱獄。
ヒョウ五郎はかつてのヤクザの親分たちと共に、今後ワノ国編ではカイドウや黒炭オロチ打倒に動く重要キャラクター。ヒョウ五郎の代わりワノ国のヤクザ世界を取り仕切るようになったのが狂死郎ですが前述の通り。二人は共闘する展開も読めます。
ちなみに、ヒョウゴロウの元部下には現在はオロチ直属の「お庭番衆」のリーダー・福ロクジュなどがおります。
ヒョウゴロウの悪魔の実は不明。ただお庭番衆が七福神などを模したキャラクターが多いため、ヒョウゴロウは元海軍元帥・センゴクのような動物系悪魔の実・幻獣種とドル漫では予想してみる。さながら阿修羅像に変身できる?
ヤクザの親分衆…ワノ国登場人物メンバー
続いては「ヤクザの親分衆」。花のヒョウ五郎と同様に、兎丼・囚人採掘場に収容されていたワノ国の各地域を支配していた4名の大親分たち。
まず希美の親分は「蛇の目の弥太っぺ」。鈴後の親分は「夕顔のお蝶」。白舞の親分は「破れ笠の綱ゴロー」。兎丼の親分は「血文字の大マサ」。どれも任侠道を地で行くキャラクター。言葉遣いはべらんめえ口調。
唯一の女性キャラのお蝶の一人称は「あちき」。かんざしを武器に戦うのか。大マサは大柄で、性格も無骨。ヒョウ五郎をジジイ呼ばわりしたルフィを、いきなり羽交い締めにして殺そうとしたことも。綱ゴローはどうやら拷問好き。
左目に傷があるキャラクターはほぼ仲間説もドル漫ではかつて考察しましたが、どうやら親分衆たちは右目に傷があるキャラクターが多い。でも所詮は脇役キャラだと思うので、いずれ親分衆たちが裏切るみたいな展開はなさそう。
今後、この親分衆たちがワノ国全土に隠れ住む仲間たちを更にかき集めてくる予定。
リューマ…ワノ国登場人物【死亡】
続いてのワノ国出身のメンバーが「リューマ」。
スリラーバーク編で登場した謎のゾンビですが、画像のリューマの遺体はワノ国でかつて名が轟いた「伝説の侍」。生涯無敗の剣豪。ワノ国の黒刀・秋水を所有し、この切れ味はワノ国の侍なら誰もが惚れ惚れする至宝。
黒刀はもともとは普通の刀だったらしいんですが、強者が使い込めば使い込むほど黒ずんでいくとか。現時点で黒刀使いのキャラと判明してるのはリューマとミホークのみですから、いかに強キャラか読み取れます。
リューマはワノ国にいる竜(ワノ国を侵略しに来た竜?)を数百年前に斬り倒したという逸話を持つ。リューマは死後も「刀神様」として祀られ、かつてはワノ国を守るために天竜人と戦った過去もあるとかないとか。
リューマは随分前に死亡していた可能性が高く、リューマの遺体は23年前にワノ国で墓荒らしにあう。この首謀者はおそらく元王下七武海のゲッコー・モリア。新世界でカイドウと敗北後、最強の死体を欲しがった結果か。
○尾田栄一郎の初期の読み切り漫画に登場したキャラクター
ちなみに、リューマは作者・尾田栄一郎の短編漫画「MONSTERS」に出てくる登場人物・リューマ・ド・キングがモデル。
「MONSTERS」のリューマは最後に竜を切り倒してストーリーが終わる。この世界観ではワノ国とは似ても似つかぬアメリカの開拓時代を彷彿とさせてるんですが、両者の間の時間軸が相当空いてると考察すれば合点は行くか。
ただし、ワンピース最新話を読む限り、この読み切り漫画の世界観とは厳密にはリンクしてなさそう。
ワノ国編ではゾロが名刀・秋水を持っていることがバレて、ワノ国でお尋ね者状態になるんですが、リューマは今でもワノ国でも敵味方問わず信奉されてるのは確か。黒炭オロチが思想統制の範疇には含めておらず、リューマと光月家の関係性は薄い?
このリューマの見た目は実はゾロとそっくり。ゾロはリューマの遺体との対戦後に「勝負はなかったことにしようぜ」と意味深な発言を残すなど、もしかするとゾロとリューマには血縁関係がある?
牛鬼丸…ワノ国登場人物キャラクター【生存】
続いてのワノ国登場人物は「牛鬼丸(ぎゅうきまる)」。
「おいはぎ僧兵」としてワノ国・鈴後を根城としてる有名な盗賊。牛鬼丸はリューマの存在を心から信奉しており、秋水を盗んだ犯人としてゾロを徹底的に憎む。最終的にゾロの秋水も奪ってしまう。
モチーフは言うまでもなく「牛若丸」と「武蔵坊弁慶」。いかにもな橋で侵入者を常に待ち構えており、牛鬼丸に武器を奪われた人間は数しれず。そのため牛鬼丸は不良たちからも相当恨まれてる状態。
一方、牛鬼丸の性格は意外と卑怯で姑息。ゾロの隙きを突いて攻撃するなど、一切侍らしさは見せない。ただし、モチーフを考えると「リューマが源義経、牛鬼丸が弁慶」といった構図も見えてくるため、牛鬼丸は味方になる可能性は高い。
実際、赤鞘九人男の河松に信頼を寄せてる様子。今後、牛鬼丸が数々奪ってきた武器がカイドウ打倒のために使用されそう。
卜の康(霜月康イエ)…ワノ国登場人物【死亡】
続いてのワノ国登場人物キャラクターは「トの康(とのやす)」。通称はヤス。トコの父親。
トの康はえびす町に住んでる貧乏の太鼓持ち。笑わなくちゃ福が逃げるという信念を持ち、常にニコニコと明るく笑っているのが特徴。トの康のヨイショにゾロも満更ではない様子ですが、笑顔の原因は「SMILEの副作用」によるもの。
トの康は一見すると泥棒風の出で立ちから丑三つ小僧と考察してましたが、トの康はかつてワノ国・白舞を支配していた大名・霜月康イエであることが判明。当時のトの康は大名として風格が漂い、光月おでんに叱責した過去もあるなど現在とは大違い。
ただし、光月おでん処刑後はえびす町で娘のトコと細々と暮らす。貧しさからオロチが差し出したSMILEで空腹をしのぐ。しかし、錦えもんたち赤鞘九人男がワノ国で武装蜂起することを知り、トの康は自らが犠牲になった。
もしかすると光月日和のように白ひげ海賊団のマルコの再生の炎で生き延びる可能性もドル漫では考えましたが、結果的にトの康はオロチの処刑されて死亡済み。
トコ(霜月ト子?)…ワノ国登場人物【生存】
続いてのワノ国の登場人物は「トコ(とこ)」。トの康の娘。本名は霜月トコ?
トコは小紫の隣にいつも仕えている少女。年齢は6歳か7歳前後。当初は「えびす町出身だから」と考えられていましたが、トの康と共にSMILEの失敗作を食べてしまったため、TPOをわきまえずに爆笑してしまう。
そのためワノ国の将軍・黒炭オロチを激怒させ、結果的に小紫の死亡を招く。その後、トコは光月日和と共にオロチ城から逃げ出す。人斬り鎌ぞうに追走されるものの、ゾロに救われるが父親・トの康の処刑を知る。
トコは父親・トの康を助けるために、ワノ国の花の都・羅刹町に向かうものの間に合わず。そこに麦わらの一味が現れ、フランキーが現在はトの康の遺体(?)とトコを一緒に連れて安全な場所に逃げる。
しのぶ…ワノ国登場人物キャラクター【生存】
続いてのワノ国の登場人物は「しのぶ」。ベテランの熟女くノ一(女忍者)。ちなみに「くノ一」の語源は「女」という漢字を分解しただけ。
麦わらの一味のブルックからは「頭にパンツ被ってる人かと思ってました」と初対面の人にナチュラルにディスられるなど、確かにコレジャナイ感が凄まじいキャラ。
しのぶは20年前、錦えもんの妹分として活動していた忍び。現在は黒炭オロチの輩下となったお庭番衆のリーダー・福ロクジュの部下でもあった。ただし、ヒョウゴロウと光月おでんの裏切りに耐えられず逃亡。
どうやらお菊とは同期っぽい。お菊が20歳と仮定すると、現在しのぶの年齢は40歳前後と考察されます。
しのぶも悪魔の実の能力者。「ジュクジュクの実」という触れたものを熟れさせることができる超人パラミシア系悪魔の実。土なども腐らせてしまうため、意外と能力は強力。サビサビの実を超えるか。
本人的には「妖艶の術」と認識しているようですが、お菊には「しのちゃんは何でも腐らせるんです」とやはりディスられる愛されキャラ。
お玉…ワノ国の登場人物メンバー【生存】
続いてのワノ国のキャラクターは「お玉」。語尾に「やんす」を付けちゃうような少々粋な少女。
お玉は白ひげ海賊団メンバーだったエースに救出された過去を持つ。当時スペード海賊団の船長だったエースは貧しい編笠村を何故か来訪。そこでエースから食べ物を分け与えられたことをキッカケに、当時5歳だったお玉はエースと仲良くなる。
ワノ国を去るエースに対して、お玉は「おらも海に連れてってけろ」と頼むものの、「妖艶なくノ一になったら考える」とやんわりと拒否。最終的にエースが死亡したため約束が守られることはなかったものの、お玉はルフィがワノ国にやって来るまで信じていた健気な娘。
○お玉の悪魔の実がカイドウを倒す?
お玉は実はこれでも悪魔の実の能力者。
お玉は自分のホッペを千切るとお団子を作れる。しかも動物に食べさせると味方になるので、さながら「桃太郎」におけるキビ団子。さしずめお玉の能力名は「キビキビの実」といったところか。
キビ団子を作ったのはお婆さんですから、先程のモモの助の年齢の考察となにか関係が?
しかも、キビ団子の能力は意外と強力。人造悪魔の実で動物ゾオン系に変身した百獣海賊団メンバーですら、同じようにキビ団子を食べるとお玉に支配されるっぽい。だから極論すると、お玉の能力は動物ゾオン系の頂点・カイドウですら支配下に置ける可能性がある。
今後、お玉の能力がワノ国編で活躍すること必至。さながらルフィとエネルのような天敵関係にお玉はなれる可能性も。もしかすると最強カイドウの倒し方の鍵を握る登場人物。
天狗山飛徹…ワノ国の登場人物メンバー【生存】
続いてのワノ国の登場人物は「天狗山飛徹」。読み方は「てんぐやま・ひてつ」。まさに見たまんまのキャラクター名。
天狗山は刀鍛冶。おそらくワノ国で作られる大半の名刀はこの天狗山が製造してるのか?
ルフィと比較しても巨大な図体なので、意外と戦うと強いのか。確かにマンガの中では「天狗≒強キャラ」のイメージ。この天狗山は孤児のお玉を養いつつ、同様に「誰か」の来訪を待っている様子。
だから天狗山は優しいキャラかと思いきや、画像に小さく表記されてる「美少女こけしコレクター」という肩書が非常に気になる。お玉という幼い少女を養いつつ、美少女のこけしを集める性癖を想像するとひたすら怖い。
そもそも「美少女のこけし」ってなんだよ(笑)
もしかすると天狗山飛徹と光月日和が繋がっており、この「こけし」が小紫の犠牲となって生き延びた可能性も?
お鶴…ワノ国登場人物キャラクター【生存】
続いてのワノ国の登場人物は「お鶴」。お茶屋の店主。お鶴は毒で倒れてしまったお玉を救うなど、どうやら薬草などに精通しているっぽい。一見すると清楚な女性ですが、子供のくせに遠慮するお玉に対して、良い意味で激怒してくれる肝っ玉母ちゃん風のキャラ。
お鶴は赤鞘九人男リーダー・錦えもんの奥さん。10代の頃から腐れ縁のような幼馴染。当時からお鶴は茶屋の娘として働いていた働き者。一方、錦えもんは単なるチンピラ。ちょくちょくお鶴にお金をせびってはフルボッコされていた模様。
まさに絵に書いたようなマンガの夫婦。タイムスリップした錦えもんとはまだ再会してないものの、二人は以心伝心でお互いの存在は通じ合ってる模様。ちなみに錦えもんの台詞を見ても分かるように、本名は「鶴女(つるじょ)」。
ワノ国編は日本のおとぎ話がモチーフになってることが多い。「鶴の恩返し」という昔話もありますが、今後お鶴が重要な働きをしてくれる可能性はありそう。ただし、キャラ名から「鶴(つる)」に変身できる動物ゾオン系悪魔の実の能力者かも…と予想してましたが、さすがにバトル面で活躍することはないか。
浦島…ワノ国の登場人物メンバー【生存】
続いてのワノ国の登場キャラクターは「浦島」。
名前からも分かるように、ワノ国の世界観が桃太郎である根拠がますます強まった印象ですが、浦島はワノ国が誇る大横綱。身分は上級階級の士族。非常に偉そうな態度を取ることが多く、客にも当たり散らずこともしばしば。必殺技は菩薩張り手や目潰し。
そして、浦島は大の女性好き。身分が低いお菊に一目惚れするものの、普段の差別意識はどこへやら、お菊に猛アプローチをかける。だだし、最終的にはマゲを切られてしまう始末。じゃあ、浦島が弱いのかというやや微妙。
何故なら、ルフィはギア3の骨風船で浦島をようやく吹き飛ばせたぐらいだから。やはりワノ国の横綱だけあって、浦島は当時のCP9(現CP0)のロブ・ルッチとまでとは言わないものの、懸賞金だけで考えたら1億ベリー級の強さには匹敵するかも知れない。
ただし、今後どこまでワノ国編で活躍するかは不透明。
他にもワノ国の登場人物には、カイドウの屋敷を立てた伝説の大工の「港友(みなとも)」などがいるものの、どこまで活躍するか不透明なので現時点では割愛。また広い意味ではゾロの剣の師匠・コウシロウなどもワノ国出身と見られています。
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