現在少年ジャンプで連載されているおすすめのラブコメ漫画といえば『ゆらぎ荘の幽奈さん』。
2016年に連載が開始したばかりですが、既に2017年11月時点で累計発行部数は150万部を超える勢いだそう。そして2018年には『ゆらぎ荘の幽奈さん』のアニメも放送されるなど、どんだけ日本の青少年はドスケベなのかと嘆きたくなります。
そこで今回ドル漫では『ゆらぎ荘の幽奈さん』のあらすじと登場人物一覧を徹底的に解説してみたいと思います。コミックス購入時などの参考にしてみてください。
ゆらぎ荘の幽奈さんのストーリー・あらすじ内容
主人公は冬空コガラシ。高校生ではあるが、一方で肉体派を自称する霊能力者。これまで何度も悪霊をワンパンのみで倒してきた。ただ生まれ持っての憑依体質であり、冬空コガラシは元デイトレーダーの悪霊に憑依された結果、多額の借金を背負ってしまう不憫な男の子。
そしてある日、ひょんなことから家賃が激安の元温泉旅館の下宿屋「ゆらぎ荘」を教えてもらう。理由はシンプル。ゆらぎ荘には学生の地縛霊が出るという、いわゆる「いわくつきの物件」だった。
ただ冬空コガラシは肉体派霊能力者。むしろ全然ウェルカム。しかも大家から「除霊できたら家賃タダ」と提案されたもんだから快諾せざるを得ない。意気揚々でゆらぎ荘に乗り込む冬空コガラシの目の前に案の定、地縛霊が現れる。
しかし湯ノ花幽奈(ゆのはなゆうな)と名乗る幽霊の姿は、まさかの美少女。冬空コガラシはどんな悪霊でも倒してきたが、「女性」だけは殴ることができなかった。
そこで冬空コガラシは「現世での未練を晴らす」ことで湯ノ花幽奈を成仏させようと決意する。204号室で一緒に住むこととなった二人は様々な事態に巻き込まれながらも、徐々に愛を育んでいく(スケベな意味だけではなく)…みたいなストーリーのラブコメ漫画。
ゆらぎ荘の幽奈さんのコミックス版の注意点
ただ『ゆらぎ荘の幽奈さん』の内容はラブコメ漫画とはいっても、割りと青年コミックに近い描写もあります。
○B地区描写が多い
ハッキリ言ってしまえば「B地区描写」が多い。
少年ジャンプ本誌で湯けむりで隠されてるものの、コミックス版の『ゆらぎ荘の幽奈さん』ではがっつりB地区が描かれてます。フルカラー版だと本当にキレイなピンク色をしてることもあってか、価格が600円と割りとお高め仕様なのが笑ってしまいます。
作者・ミウラタダヒロがわざわざ描き直してるのか、集英社のそれ専門のプロが描いてるのかは不明ですが、そこで適当にB地区の数を数えてみました。
そうすると『ゆらぎ荘の幽奈さん』5巻では24地区、4巻では16地区もありました。ほぼ一話に一B地区があるペース。紙コミック版では不明。嬉しい反面、お母さんに『ゆらぎ荘の幽奈さん』がバレないように注意しましょう。
自分も初めて読んだ時は度肝を抜かれました。購入ページでは注意書きが欲しかった。ちなみにアニメ版ではきっと「光」で隠されるはずです。え?画像?もちろん貼れる訳ないじゃないですかアハハ。
ゆらぎ荘の幽奈さんのキャラクター登場人物一覧
ということで『ゆらぎ荘の幽奈さん』のキャラクター登場人物を紹介したいと思います。
ゆらぎ荘には湯ノ花幽奈以外にも他にも様々な入居者がおり、これが見事にバインバインな女性キャラばかり。つまり詳しく言わなくても分かるよな?そのため画像は「あくまで大人しいもの」に限定してますが、きっと『ゆらぎ荘の幽奈さん』のアニメ版はウハウハやでお前ら。
ちなみにキャラクターの並び順はほぼ人気投票順に並べてあります。あと若干ストーリーの先々のネタバレも含むので注意。
○冬空コガラシ(ふゆぞらこがらし)…登場人物キャラ
まず最初は『ゆらぎ荘の幽奈さん』主人公の「冬空コガラシ」。204号室。
パット見は人名として成立してるかは疑わしいですが、そこは漫画ということでご愛嬌。前述のように肉体派の霊能力者。「悪霊だろうが神でも殴るけど、女だけは殴れない」と男気全開。ここらへんは『ニセコイ』の主人公を参考にした部分もありそう。
冬空コガラシはかつてデタラメに強い霊能力者に憑依された時に、弟子としてめちゃめちゃ修行をさせられるハメになった。結果、デタラメに強い師匠を倒す力を手に入れた。しかも冬空コガラシに憑依した師匠は「八咫鋼(やたはがね)」という神々を凌駕する御三家の後継者。
結果、冬空コガラシは八咫鋼のの力も体得したことで、神霊である龍牙玄仕郎を一撃で倒すなど実はチートキャラ。『ゆらぎ荘の幽奈さん』では、この冬空コガラシを中心にラッキースケベが多発。そこが売りの漫画。
そのため冬空コガラシの人気は6位。二回目の人気投票では10位と下がっております。
○湯ノ花幽奈(ゆのはなゆうな)…登場人物キャラ
続いて、ゆらぎ荘の幽奈さんの登場キャラクターは「湯ノ花幽奈」。204号室。『ゆらぎ荘の幽奈さん』のタイトルからも分かるように、この漫画のヒロインであり、もう一人の主人公。
湯ノ花幽奈は登場回数が多いこともあって、人気は堂々の一位。二回目の人気投票でも同様。画像からだと分かりにくいですが、幽奈の胸はバインバイン。寝相が悪いため、いつも隣で寝ている冬空コガラシと毎朝くんずほぐれつ状態で起きることもしばしば。
湯ノ花幽奈は、基本的に幽霊だから霊感がない人には見えない。カメラで撮影しても真っ白のお化けとして映るのが関の山。そのため後述する宮崎千紗希からは、温泉に混浴中だと「怪奇現象」が発生してるようにしか見えない。一応見えないだけで、湯ノ花幽奈を触ることは可能らしい。
ちなみに湯ノ花幽奈の生前は「病気がちの黒髪の少女」だったらしい。そして冬空コガラシに負けず劣らず霊能力が強いチート仕様。『ゆらぎ荘の幽奈さん』のラスト最終盤で、湯ノ花幽奈の謎が明らかになるんだと考察されます。
○宮崎千紗希(みやざきちさき)…登場人物キャラ
続いて、ゆらぎ荘の幽奈さんの登場キャラクターは「宮崎千紗希」。冬空コガラシが通う高校の同級生。
宮崎は学校一の美少女であり、胸は安定のバインバイン。性格は若干億劫であるが故に、少しHな妄想癖もある。いつの間にか冬空コガラシのことが好きになっており、頭の中で…。作者・ミウラタダヒロの前作『恋空紅葉』に登場してそうな見た目のキャラ。
宮崎千紗希は「女子力の化け物」と周囲から恐れられるなど、まさに良妻賢母的な一面も覗かせる。ゆらぎ荘には入居していないものの、登場回数は多いため湯ノ花幽奈に次ぐ人気のキャラ。二回目の人気投票でも堂々の2位。
ちなみに母・日和はまだ36歳。かわいいものには目がなく、後述する信楽こゆずをモフモフして楽しむのが癖。そして宮崎千紗希に負けず劣らずのボインボイン。恐るべしDNAのチカラといったところ。
画像は割愛してますが、宮崎千紗希の友達には柳沢芹などがいます。他にも白露蓮華や森野古湖乃などもいますが、登場回数が少ないサブキャラクターのため詳細は割愛。ただ『ゆらぎ荘の幽奈さん』のアニメ版ではきっと登場するはず。
○雨野狭霧(あめのさぎり)…登場人物キャラ
続いて、ゆらぎ荘の幽奈さんの登場キャラクターは「雨野狭霧」。202号室。
妖怪を成敗する誅魔忍軍に所属する霊能忍者。幼稚園からずっと女子校育ちだったため、男耐性はゼロ。そのためクールな出で立ちとは相反して、実は大の照れ屋さん。そのため学校では「腕っ節の強さ」と「男嫌いに見える一面」から男子から恐れられている。
雨野狭霧は「霊装結界」と呼ばれる必殺技を使用することが可能。実力者の中でも実力者しか体得できない必殺技は、あらゆる攻撃を耐え忍ぶことができる防御技。ただし生地は薄いためボディーラインは丸見えであり、完全な18禁のコスチュームにしか見えないのは内緒。
雨野狭霧は二回目の人気投票では3位に位置するなど、『ゆらぎ荘の幽奈さん』では安定した人気を誇るキャラクターの一人。見た目はクール系だけど、中身はしっかり乙女というギャップ感が男子に受けているのか。
○雨野雲雀(あめのひばり)…登場人物キャラ
続いて、ゆらぎ荘の幽奈さんの登場キャラクターは「雨野雲雀」。206号室。
前述の雨野狭霧のイトコ。ただ同じく誅魔忍軍には所属するものの実力的には後塵を拝しており、いつも雨野狭霧のことを羨望の目で見ている。そのため「霊装結界」を行ったときには体の前半分がほぼ露出したような状態で恥をかいたこともある。
雨野雲雀はパット見が狭霧と見分けが付きづらいこともあって、人気投票的には7位とそこまで人気はありません。でも作者・ミウラタダヒロのお気に入りなのか、雨野雲雀の登場回数は割りと多め。
作者の謎のゴリ押しも手伝ってか、第二回人気投票では堂々の4位に食い込む成長を見せる。やはり漫画の中で色んな意味で食い込んだ甲斐がありました。また『ゆらぎ荘の幽奈さん』では数少ないヒンヌーキャラクターという設定も貢献か。
○荒覇吐呑子(あらはばきのんこ)…登場人物キャラ
続いて、ゆらぎ荘の幽奈さんの登場キャラクターは「荒覇吐呑子」。201号室。
読み方は「あらはばきのんこ」。さすがに難解すぎるやろって話ですが、荒覇吐呑子の属性は鬼。そして御三家である「宵ノ坂」の血脈を引くため、荒覇吐呑子は驚異的な怪力を持っている。
酒呑童子の末裔であるため、いつもお酒を浴びるように飲んでいるのが特徴。「セクシーお姉さん」という触れ込み通り、お酒も相まって脱ぎグセがあるため常に服を着てない状態が目立つ。
そのためキャラクター投票では4位を獲得するなど男子読者に大人気。ただし、第二回人気投票では6位に転落するなど他のキャラクターの頑張りもあってやや失速。
しかしながら、荒覇吐呑子は酒を飲めば飲むほど強くなるのが特徴。強くなれば強くなるほど、オデコの突起物が黒々しくボッk…隆起するらしい。普段は優しいお姉さん体質ではあるものの、怒らせると実は怖いキャラクター。
『ゆらぎ荘の幽奈さん』はバトル要素も強い漫画のため、荒覇吐呑子は主要キャラの一人でもあるためストーリーではしっかり活躍か。
ちなみに荒覇吐呑子の普段の職業は漫画家。一応、ジャンルは健全な恋愛漫画。羽良嶋(はらしま)という女性編集者と行動を共にすることが多く、お互いの息はピッタリ。
○神刀朧(しんとうおぼろ)…登場人物キャラ
続いて、ゆらぎ荘の幽奈さんの登場キャラクターは「神刀朧」。205号室。読み方は「しんとうおぼろ」。
元々は龍雅玄仕郎という信濃の湖を統べる神霊に仕えていた神刀。そのため常に眼帯をしているのが特徴。しかし龍雅が主人公・冬空コガラシに負けてしまったことをキッカケに、ゆらぎ荘に住むこととなる。
ただ神刀朧は「あくまで主人・龍雅を守る」という名目のもと、冬空コガラシとの間に子供を作ろうと懸命に励む。単純接触効果を狙い、スキあらば肉体的接触を試みるような割りとヤバイ奴。
神刀朧の初登場は『ゆらぎ荘の幽奈さん』2巻後半と遅いものの、作者・ミウラタダヒロは扱いやすいのか登場回数は意外と多め。そのため第一回人気投票では5位となかなかの順位。ただし読者的には明るいキャラがウケるのか、第二回人気投票では7位とややランクダウン。
○伏黒夜々(ふしぐろやや)…登場人物キャラ
続いて、ゆらぎ荘の幽奈さんの登場キャラクターは「伏黒夜々」。203号室。読み方は「ふしぐろやや」。
伏黒夜々はシッポと猫耳から化け猫の類いかと思いきや、一応普通の人間らしい。あくまで「猫神」に取り憑かれてるだけ。基本的に自分は何もしないので、強いて言えば「猫使い」みたいなものか。
ただ伏黒夜々はいつも眠そうにしてる性格もあってか、意外と登場回数は少ない。そのため人気投票でも第一回は8位、第二回は9位と初期メンバーではあるものの、意外と順位は奮っておらず。
○仲居ちとせ(なかいちとせ)…登場人物キャラ
続いて、ゆらぎ荘の幽奈さんの登場キャラクターは「仲居ちとせ」。管理人室。
仲居ちとせはキャラクター名からも分かるように、ゆらぎ荘を仕切ってる管理人。そのため見た目の幼さとは相反して、最古参メンバー。それもそのはず、仲居ちとせは座敷童。ヒトの運命をいとも簡単に変えるチカラを持つ。
現在仲居ちとせは見た目の幼さを利用して、今現在は中学校に通ってる。いかにも口リキャラなので、漫画的には人気が出ても良さそうですが、順位的に9位とあまり奮わず。他のキャラクターは見事にバインバインであることを考えると、『ゆらぎ荘の幽奈さん』ではコッチ系の需要は少ないか。
ただアニメ化なども手伝ってか、仲居ちとせは第二回人気投票では5位とランクアップ。
○信楽こゆず(しがらきこゆず)…登場人物キャラ
続いて、ゆらぎ荘の幽奈さんの登場キャラクターは「信楽こゆず」。管理人室。
信楽こゆずは化け狸ではあるものの、見た目が少女であることからも分かるように実力は至って未熟。そのためキョヌーに強く憧れる。最初は宮崎千紗希を脅かそうと試みるも失敗。その後は改心してゆらぎ荘に入居した経緯がある。
仲居ちとせと同様に人気はあまりないものの、信楽こゆずは「変身」という特技を活かして要所要所においてラッキースケベを巻き起こす。そのため『ゆらぎ荘の幽奈さん』では意外と縁の下の力持ち的な重要なキャラクター。
信楽こゆずの人気のなさを考えると、『ゆらぎ荘の幽奈さん』はコアなオタク層は読んでおらず、割とライトな一般的な読者が読んでいることなどが推察されます。さすがに「ここまで幼いと…」という健全な思考が働いているのか。
○緋扇かるら(ひおうぎかるら)・己虎神マトラ(みこがみまとら)
続いてのゆらぎ荘の幽奈さんの登場キャラクターは「緋扇かるら」と「己虎神マトラ」。名字のそれぞれの読み方は「ひおうぎ」と「みこがみ」。
緋扇かるらは大天狗の娘であり、己虎神マトラは妖怪の鵺。まさに強力タッグ。前者は瞬間移動や変身技など多彩な技を持ち、後者はとにかく肉弾戦が得意のキャラクター。鬼の荒覇吐呑子ですら一蹴するほど。
一見すると敵キャラっぽいですが、緋扇かるらは主人公・冬空コガラシが大好き。かつて関ヶ原の戦いで冬空コガラシが東西の戦いを止めた場面を見たときから一目惚れ。その後コガラシをコケシに変身させて、それを胸に挟んでは翻弄させた。その後、和解。
『ゆらぎ荘の幽奈さん』後半に登場したキャラクターではあるものの、第二回人気投票では緋扇かるらは8位、マトラは13位と若干健闘。
ちなみに横でチョロチョロしてるのは雀のスズツキ。執事的な立ち位置ではあるものの、裏から二人を支えている父親代わり的な存在。『ちびまる子ちゃん』で言うところの、花輪くんのヒデじい的な感じか。
○如月姫沙羅…登場人物キャラクター
続いてのゆらぎ荘の幽奈さんの登場キャラクターは「如月姫沙羅(きさらぎ・きさら)」。キャラ名のお姫様感ね。
如月姫沙羅は、ネットでもテレビでも心霊ブームを巻き起こした有名霊能力者。幽霊と交信できる能力を持つ。『ゆらぎ荘の幽奈さん』ではテレビ局スタッフを引き連れて、主人公・冬空コガラシの代わりに悪霊退治を目論む。
ただ如月姫沙羅は「霊と話ができる」だけ。自身が有名になるに連れて企画も過激になったものの、バストはデカいものの小心者すぎて断ることができなかった。結果、冬空コガラシに助けてもらって惚れてしまう。
とはいえ、今後そこまでガッツリとは絡んでこない登場人物か。
○魔境院逢牙…登場人物キャラクター
続いてのゆらぎ荘の幽奈さんの登場キャラクターは「魔境院逢牙」。読み方は「まきょういんおうが」。漢字も読み方も非常に強そうな雰囲気がプンプンですが、実際にかなり強キャラ。前述のマトラなどは瞬殺。
何故なら、御三家の一角である八咫鋼の血を引く。そして魔境院は冬空コガラシの師匠であり、初恋の人でもある。冬空コガラシのキュヌー好きも、この魔境院が影響しているという噂も。
その後、魔境院とコガラシは御三家並の強さを持つザクロや、地球を破壊するほどの大悪霊・ガランドウと戦ったり、平行世界の崩壊を食い止めたり、もはやSF規模の戦いを繰り広げたりしたことも。
もはや、そっちを漫画の中で描けよと思ったりしなくもありませんが、非常に冬空コガラシと濃密な過去を送っていた登場人物。そら、こんなキャラに鍛えられ続けたら、誰も冬空コガラシに勝てまへんわ。
以上、『ゆらぎ荘の幽奈さん』のキャラクター・登場人物一覧でした。他にもストーリーの根幹部分に絡んできそうな占術師・流禅などもいますが、この記事では割愛。詳しく知りたい方はコミックスを読んで下さい。
コメント
ゆらぎ荘の最終回の感想レビューも書いて欲しいです