ワンピース最新1043話ネタバレ感想を画像付きでレビューします。前回のONE PIECE1042話のネタバレ感想は別途ご参照ください。
ちなみに次のワンピース最新1044話のネタバレ感想は既にレビュー済みなので良かったら。
また余談ですが、ちょうど来週にリアルで引っ越しします。引っ越しが終われば、また【心機一転】少しずつ漫画の考察などに時間を割いていければいいなと。特にYouTube周りではすごい考察してる人もいっぱいいるので、否が応でも闘争心が掻き立てられるってもんです。
ルフィ死亡?
カイドウとルフィが壮絶な殴り合いをしている最中、CP0の幹部メンバーが突如現れてカイドウに加勢。呆気にとられたルフィは防御するタイミングを失い、カイドウの砲雷八卦の圧倒的な一撃を食らってしまったところからの続きになります。
結果としては、やはりルフィの敗北でした。
ギア4で膨らませた空気は体内からシュルルと抜けていき、さながら空気が抜けた風船のようにルフィの体は空中に飛んでいくのであった。それを眺めるカイドウに闘争心の炎はすっかり消えていた。何故なら、光月モモの助曰く、「ルフィの声」が聞こえなくなっていたから。
いつぞやのカイドウとの戦いでルフィは鬼ヶ島から突き落とされた際には、ルフィの声はまだ聞こえていましたことから死亡は確定した?少なくとも「勝者 百獣のカイドウ」という記載されていることから、ルフィそのものの敗北は確定した模様。
一方、カイドウは光月おでんと戦ったときのように、戦いが邪魔をされてすっかり怒り心頭。「承知の上か?」と凄む先にはCP0の姿。カイドウが食らわした覇王色の鉄槌は、ドクロドームの天井を大きく壊すほどだった。このCP0は完全に死亡?
ちなみに、カイドウの鼻がいつの間にか「狛犬」のようにブサイクになっているのは気の所為?(笑)
カイドウご乱心
そして怒り狂うカイドウが向かった先はドクロドーム城内。
赤鞘九人男の河松などは奮闘するものの、カイドウは「麦わらのルフィは死んだ!光月モモの助に降伏を宣言させろ!」と面々に凄む。百獣海賊団たちは歓喜の渦だったが、「儚い夢を見た」とユースタス・キッドたちは落胆の表情を浮かべる。
ナミは「何言ってんの?あのヘビ!ルフィが敗けるわけない!ウソつき!信じない!」と泣き叫ぶものの、カイドウは躊躇なくボロブレスを吐く。そこに元白ひげ海賊団のマルコが再生の炎で盾になる。「ヤケになるな!全てが終わるまで!」とナミを叱責する。
ただカイドウは立て続けにプーチン並みの侵略宣言。
「鬼ヶ島は予定通り花の都に着陸させる!おれはオロチのように甘くはない!この国は巨大な武器工場だ!オンナもガキも関係ない!全員が奴隷だ!お前らはおれに歯向かい怒りを買った!敗けた代償に差し出すものは人権と希望!モモの助を連れてくるまで戦いは止めない!」。
タイムリーな話だとロシア軍そのものですが、ワノ国のモデルは日本ですから、カイドウはさしずめアメリカ軍なのか、はたまた中国軍なのか。とはいえ、カイドウがここまで凶暴なキャラクターであれば、何故黒炭オロチに長らく従っていた理由がやはり解せませんが…。
モモの助、ここに来て再び日和ってしまう
破壊の限りを尽くすカイドウを見て、勢いづく百獣海賊団。それに対して、虫の息のキッドやローは「降伏も無抵抗もゴメン」とそれでも立ち上がる。四方八方が火の海でも、ネコマムシといったミンク族も士気は落ちず。戦況は不利だが、海賊舐めたらイカンぜよ。
冷静に考えると見聞色の覇気を使えるカイドウが、同じ龍のモモの助の居場所ぐらいは何となく把握できそうなもんですが、鬼ヶ島周辺では光月モモの助とヤマトが言い争いをしていた。
「ルフィが勝てぬ相手に何ができる?」とモモの助が駄々をこねると、ヤマトは「死ぬまで戦うのが侍だろう」とは男前のヤマト。「カイドウだって深手の筈!僕達以外に誰がやる!」とヤマトが説得すると、「これ以上は死人が増えるだけでござる!降伏するしかない」と弱気のモモの助。
お前は橋下徹か。モモの助は肉体は大人に成長しましたが、中身は全く成長しないままのお子様。「妹の光月日和より日和ってるやんけ」という。思わずルフィの「お前もう船降りろ」という名言を差し上げたいぐらいです。
ヤマトは「降伏が命を救うとは限らない!奴隷に戻って力尽きて死ぬ日を待つのか?」と正論パンチをかます。たまたま世界情勢と重なっただけだと思いますが、侵略者に白旗を揚げたところでその先に待っているのは平和とは程遠い惨劇が待っているだけでしょう。
果たしてモモの助は覚悟を見せられるのか?
ルフィがついにジョイボーイと化す?
一方、ルフィはどうなったのか?果たして本当に死んでしまったのか?
結論から言うと、まだルフィは死亡していませんでした。ドクンと脈打つ鼓動音からも分かるように、ルフィは目を剥いたまま仰向けになって気絶しているだけっぽい。これにいち早く勘付いたのはズニーシャ(象主)だった。
「懐かしいな。【解放のドラム】が聞こえる。800年ぶりに聞く。間違いなくそこにいるぞ」とモモの助にテレパシーで話しかけるズニーシャ。ドンドットットと鳴り響く中、モモの助は「誰でござる?」と反応すると、ズニーシャはとんでもない名前を口にする。
それが「ジョイボーイが帰って来た」。
つまり、ルフィがついにジョイボーイと化した模様。ただズニーシャの口ぶりを聞く限り、ルフィの人格にジョイボーイが乗り移った or もともとルフィの体内に隠れていたジョイボーイが蘇った可能性なども考察できます。
ちなみにJOYBOYにDを付け加えると、「麦わら帽子(joydboy)」になる説もありますが、確かにグーグル検索で一番上に表示されるものの、joydboyという同単語は存在しません。
そして、注目点は「にかっ」というルフィの笑い方。つまりズニーシャはジョイボーイが再誕したと言いつつも、実質的には太陽の神・ニカが現れた状況も同時に指し示している模様です。つまり、ルフィのゴムゴムの実がニカニカの実に覚醒した伏線でもあった?
果たしてルフィの運命は?
ONE PIECE最新1044話予想まとめ
以上、ワンピース最新1043話のネタバレ感想でした。
とにかく今週のワンピースは「ルフィの覚醒描写」でありましょう。
Dの一族は【死亡】する際に「ニヤッ」と笑っていたのが特徴ですが、Dの王であるジョイボーイだけは【生存】している段階で「ニカッ」と笑うのでしょう。いや、Dの一族の大半は死を間際にして、誰もがジョイボーイを顕現していた可能性も?
そして、『ワンパンマン』のキングエンジンを彷彿とさせる「解放のドラム(ドンドットットという音)」でありましょう。今週1043話での描写は少年ジャンプ+で確認してもらうとして、実は解放のドラムそのものは【空島編】で既に描かれていました。
エネルを倒した後に麦わらの一味たちは宴を開いているんですが、その際に「ドンドットット」という効果音が使われてる。ニカッという笑い方の効果音も、大蛇(ウワバミのノラ)からルフィが脱出する際にも使われていたりします。
ジャヤの黄金を筆頭に空島とワノ国は関連性が多く、後付などではなくあらかじめ考えられていた設定ではありそう。
モモの助が序盤で「ルフィの声が聞こえぬ」と発言していましたが、これも「ルフィの人格が消えてジョイボーイが解放のドラムを鳴らしていた」からだと推察できそう。ゴールド・ロジャーたちが言っていた声とは、まさに心臓が脈打つ鼓動のことだった?
つまり、ジョイボーイとは「喜びをもたらす男」という素直なイメージっぽい。ワンピースの最終回も既に予想していますが、最後は【宴】で締めくくられる可能性も高い。これまでルフィはボスを倒す度に宴を開いてきましたが、それらもジョイボーイに繋がる大いなる伏線でした。
「Dの一族≒ルナーリア族」と実質的に言えると思うので、ルフィは今後キングのように羽を生やす可能性もあるか。
○ルフィの目玉がズニーシャと同じに?
そして覚醒したルフィの【目の玉】を見ると「ズニーシャと同じ目の玉」だったことが分かります。これまで気絶したルフィは白目をずっと見開いていましたが、ジョイボーイが蘇ると黒目に変わっている模様。ただ直後にズニーシャの目玉は光り輝いているのは前述参照。
逆にルフィの目の玉を謎の蒸気や液体で隠されていることから、ルフィの目の玉が「ズニーシャと同じような特殊なデザイン」に変貌すると考えられます。それこそがかつて太陽の神・ニカ…ないしジョイボーイと同じ目玉でもあったに違いない。
ただ次のONE PIECE最新1044話を予想しておくと、ルフィの描写はこのまま素直に描かれることはないか。出し惜しみパターンが多いため、日和とオロチの描写、ロブ・ルッチの登場などに場面が移るか。
ただゴムゴムの実が覚醒した以上、イム様と五老星が震えるシーンが描写される可能性はありそう。そして、イム様の口からはさらなる衝撃事実も明らかにされるか。なんせ800年ぶりに解放のドラムとやらが鳴り響く。これに勘付かないイム様でもないでしょう。
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