ワンピースの懸賞金額ランキングの上位キャラがゴールド・ロジャーと白ひげ(エドワード・ニューゲート)。
もちろんロジャーはラフテルに到達した功績が一番大きいと思いますが、白ひげはラフテルを一切目指してなかったにも関わらず、ロジャーの金額と大差なかった。まさに白ひげこそが「真の四皇最強」だったと位置づけることも可能。
そして、この白ひげが率いていた海賊団のナンバー2が「マルコ」。いかにも日本人的な名前のようにも思えますが、マリンフォード頂上戦争で活躍したことでも有名。しかし、その後のマルコの動向はいまいち不明でした。
そこで今回ドル漫では「マルコのヤバい正体&能力強さ」をフルカラー画像付きで徹底考察してみました。画像はマルコの初登場シーンですが、いよいよワノ国編で再登場するなどマルコの本領が発揮されそう。
ちなみに、ワンピースのコミックス派はネタバレ注意です。
マルコは元白ひげ海賊団No.2
まずはマルコの正体をおさらい。
マルコは元白ひげ海賊団の1番隊隊長。本名やフルネームは不明。船長・白ひげをトップとしたら、マルコはまさに実質的なナンバー2。改めて後述しますが、マルコは頭脳明晰で参謀的な役割も担ってたっぽい。
もちろん過去に2番隊隊長に光月おでんが選ばれるなど隊長の順番と強さは関係ないとされますが、素直に白ひげに次いでマルコが強いと考えていいはず。
マルコの年齢は45歳。誕生日は10月5日。身長は203cm。声優CVは森田成一。出身地はグランドライン(偉大なる航路)。別名は「不死鳥のマルコ」。好物はパイナップルだけあって、髪型もパイナップル風。
だからマルコは見た目と違って割とおっさん。
例えば、赤髪のシャンクスよりもマルコは6歳年上。海軍中将のスモーカーよりも9歳年上。同じ白ひげ海賊団のジョズよりも3歳年上。マルコと年齢が一番近そうなキャラクターは49歳の元海軍大将の青キジ・クザンあたりか。
少なくとも、ワンピースキャラの中では上から数えた方が早そう。
マルコは15歳で白ひげに拾われる?
じゃあ、マルコは一体いつ白ひげ海賊団に入団したのか?
その鍵を握るのがワノ国の過去編。
光月おでんが九里大名として花の都に凱旋した30年前、白ひげ海賊団がたまたまワノ国に漂着したんですが、そのときには既にマルコはメンバー(見習い船員)の一人だったことは確定済み。つまり、マルコは15歳以前から白ひげ海賊団のメンバーだったことが伺えます。
一方、白ひげ海賊団は光月おでんを引き入れた2年後、隊長制度(5名の隊長)を作っておでんを2番隊隊長に選ぶ。それ以外の隊長に誰が選ばれたのかは不明ですがビスタなどが立候補してることから、マルコもそこから遠からず1番隊隊長に選ばれてたに違いない。
当時の隊長の数は5名という少なさから考えても、隊長制度の設立当初から上位メンバーはその後もほぼ固定だった可能性が高そう。30年前はまだ見習い船員だったマルコが一気に隊長に選ばれたとしたら、それだけマルコの実力やポテンシャルは相当なものだったはず。
少なくともワノ国漂着時点でかなり日が浅かったと予想できるので、マルコは14歳15歳頃に白ひげ海賊団に入団したことは間違いないはず。
○マルコにとって白ひげは「真のオヤジ」
おそらくマルコは黒ひげと同様に10代前半に白ひげ(エドワード・ニューゲート)に拾われて、そこから愛情を注がれて育ったはず。当時のメンバーは傘下の海賊団の船長として離れたりしたものの、マルコだけは30年以上に渡ってマリンフォード頂上戦争前まで白ひげと一緒にいた。
そう考えると、マルコにとって白ひげはまさに「真のオヤジ」そのものだったことが分かります。
おでんの2番隊隊長の座を引き継ぐポートガス・D・エースは17歳でコルボ山を出港し、スペード海賊団の船長として即座に王下七武海の候補として名前が上がる。最終的にジンベエなどとひと悶着があった後に、エースは白ひげ海賊団に入団しました。
だから10代後半で白ひげに師事し、わずか20歳で死亡してしまったエースと比べると、10代前半から40代半ばまで白ひげと長年に渡って一緒にいたマルコにとって、エース以上に白ひげは「育ての親以上のオヤジ」に写っていたに違いない。
ちなみに光月おでん入団の際にイゾウも同時に白ひげ海賊団に入ってることから、マルコにとってエースよりもイゾウとの関係が深そうなことも読み取れます。実際、イゾウもマルコと共にワノ国に参戦してくる可能性が高いので、今後イゾウとマルコのタッグも垣間見えるか。
マルコの「モデル」はちびまる子ちゃん?
続いてはマルコの「特徴的な口調」や「モデル」を考察。
マルコの特徴的な話し方と言えば、やはり語尾に「よい」が毎回付くこと。例えば、「○○じゃねェよい」や相手を黙らせたいときは「うるせェよい」、後述する名言では「取れねぇだろうがよい」といった口調になります。
このマルコのよいよい口調のモデルは『ちびまる子ちゃん』の主人公・まる子と言われてます。
実際、ワンピースの作者・尾田栄一郎はマルコとまる子ちゃんをかけ合わせた「ちびマルコ」なるキャラも発表してる。マルコの髪型的には永沢君や山根君っぽいですが、確かにひょうひょうとした性格や無愛想な表情はまる子ちゃんに似てるかも。
マルコが語尾によいを付けられない場合は、とりあえず「○い」になります。「若ェ衆は下がってろい」「気ィ失ってるだけだい」といった具合。更に言うと、やたらと小さいェを入れてしゃべる「べらんめえ口調」もマルコの特徴の一つ。
まる子ちゃんも「あたしゃ、やだよぃ」といった喋り方が多かった気がします。
マルコの性格は?
マルコの性格は「義理堅い」。マルコにとっての親分である白ひげが傘下のスクアードに奇襲を受けた際には、マルコがスクアードを即座に取り押さえるなど、ひょうひょうとした見た目と違って熱血漢の一面も見せる。
その一方でマルコの性格は涙もろい。
白ひげが故郷・スフィンクスの市民を黙って助けていた過去を思い出しては男泣きしたこともあります。ただ白ひげ海賊団のモビーディック号が消失した際には涙しないなど、そこまで感傷的にはならず年齢相応の精神的な成熟さも見せる。
ちなみに口調こそ癖は強いものの、マルコの女性の好みは至って正常ノーマル。
例えば、Dの一族としての運命がお互いを引き寄せたのかは知りませんが、おでんが白ひげ海賊団の入団直前に光月トキと偶然知り合ってそのまま乗船するんですが、若かりし頃のマルコは思わずトキに一目惚れ。ここらへんはマルコがワノ国で大暴れする際の一つの伏線だったりもしそう。
悪魔の実は「不死鳥(フェニックス)」
続いてはマルコの「悪魔の実」を考察。
マルコの悪魔の実は動物ゾオン系の「トリトリの実(モデル:不死鳥)」。しかも世界に5種しか存在しないトリトリの実の中にして、マルコは動物ゾオン系幻獣種というさらなる希少性の高い悪魔の実の能力者。言うまでもなく、不死鳥マルコという異名も能力が由来。
ワンピース作中ではハッキリと不死鳥(フェニックス)と表記されてませんが、ビブルカードなどでは明記されてるので確定してます。不死鳥(フェニックス)状態の強みはもちろん飛空能力が備わることですが、やはり全身をまとう「青い炎」が曲者。
この青い炎は「再生」や「治癒能力」が備わるのが最大の特徴。自身の肉体を治癒するだけではなく、第三者の怪我やダメージも治すことができる。さながらマルコの悪魔の実は「メラメラ+チユチユ」が組み合わさった、まさに神がかり的な能力も併せ持つ。
例えば、海軍大将の黄猿ボルサリーノのピカピカの実であっても余裕で弾き返す。もちろんピカピカは悪魔の実でも自然ロギア系だけあって強い。攻撃範囲は広範囲に及び、無数の艦隊を破壊し尽くしたこともあるレーザービーム相手に対抗できるのは、今考えてもヤバい。
ちなみに、この時のマルコの名言が「いきなりキングは取れねぇだろうがよい」。
いきなり白ひげを殺そうとした黄猿に対して、自らをチェスの「ナイト」や「ルーク」に例えて守った場面。黄猿の強さも十分キング並ですが、例えばナイトごときのマルコが余裕で相殺できたことで白ひげ海賊団の強さを印象づけました。
一方、青い炎には実態がないためか、マルコの肉体そのものを貫通することもある。マルコは当然にしてダメージは負ってるはずですが、青い炎には再生能力もあるため結果トントン。そのため黄猿はマルコの進撃を食い止めきれてない。
かつて悪魔の実最強ランキングもドル漫では作ったことがありますが、マルコは動物ゾオン系でありながら実質的には自然ロギア系並の性質や強さを持つ。
マルコの強さは海軍大将並か?
だからマリンフォード頂上戦争ではマルコは、自然ロギア系ばかりの海軍大将を相手にしても互角の戦いを展開してる。
例えば、マルコは青キジ・クザン相手に思い切りケリ飛ばしたこともあります。ワノ国編で再登場した際にはビッグマム海賊団の巨大戦艦を空中で「鳳凰印」という技で蹴り飛ばすなど、マルコのキックの威力はかなりヤバそう。同じことを麦わらの一味のサンジがやろうとしても難しいはず。
またマルコは不死鳥時は青い炎をまとってるだけあって、クザンのヒエヒエの実の影響をかなり最小限に抑えられそう。ジョズすらカチコチに凍ってしまったことを踏まえると、再生の炎をまとうメリットは大きそう。仲間が触れれば自動的に回復してくれますしね。
しかも、現在は海軍元帥の赤犬サカズキの攻撃すらマルコはまともに受け止めてる。
シャンクスですら愛刀グリフォンで対応するなど、赤犬のマグマを直接触れるのは危険。考えてみると、マルコもエースも「同じ炎」を扱う能力。エースの炎は赤犬のマグマの下位互換とされていたことを考えたら、マルコの炎はエースのそれを上回る可能性も。
ただし、フェニックスの炎は無敵ってほどではない模様。
例えば、マルコは海軍中将のガープのゲンコツパンチに吹き飛ばされてる。現状だと武装色の覇気さえまとってしまえば、自然ロギア系と同様に攻撃がしっかり通るのは不死鳥(フェニックス)であっても同じ。
それでもダメージ自体は即座に治癒することを踏まえると、そこらへんの自然ロギア系よりもフェニックスの能力は強そう。実際、画像のマルコのほっぺたも殴られた後が確認できますが、ガープのパンチを食らった割にはダメージが浅そうに見えます。
ただし、マリンフォード頂上戦争では最後に海楼石の手錠をはめられて不死鳥の能力が無効化され、マルコは海軍大将のお歴々にフルボッコされてしまう。
でも逆に言うと、海楼石で能力が完全に無効化されない限り、海軍大将であってもマルコを倒すのは至難の業だったのかも知れない。そう考えると、マルコの強さは海軍大将に匹敵するものがあったに違いない。
マルコの懸賞金額は?
だからマルコはワンピースキャラクターでも割と強いはず。
白ひげ海賊団はエースの5億ベリー台のせいで評価が下がってますが、だからこそ相対的にマルコの懸賞金は自ずと上がるはず。船長・白ひげの50億ベリーでバランスは取ったものの、それでも四皇海賊団として見ると全体のバランスは悪い。
例えば、マルコの懸賞金はビッグマム海賊団のシャーロット・カタクリの10億ベリーかそれ以上の数字と予想してみる。
やはりマルコは腐っても「世界最強の白ひげ海賊団」の不動の一番隊隊長でした。マルコがワノ国に来た時は下っ端も下っ端だったにも関わらず、光月おでんを差し置いて白ひげ海賊団で一番隊に選ばれた理由は何だったのか?
少なくとも、その根底にあるのが「海賊としての強さ」であることは言うまでもない。実際、マルコは「白ひげの右腕」とワンピース作中では表現されております。懸賞金50億ベリーの男の右腕が10億ベリーを下回るはずがない。
もちろん番隊の数字が強さ順を一概に表してるとは限りませんが、それでも数字が下位の隊長ほどモブキャラ満載でした。前述の考察も含めて、素直にマルコは白ひげ海賊団の中で一番強かったと考えるのが自然でしょう。
マルコは落とし前戦争で黒ひげに敗北!
ただし、マルコはマリンフォード頂上戦争後、黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ)と戦って完敗します。
この二人の戦いは「落とし前戦争」と後に呼ばれ、マルコは白ひげの敵討ちのために戦いを挑むものの、黒ひげのヤミヤミの実+グラグラの実の前に敗北。結果的に黒ひげが「四皇」と呼ばれるきっかけを作り、オヤジの悪魔の実に倒されたという皮肉な結末を迎える。
やはりマルコは「回復の能力」が無効化されると弱い。武装色の覇気で攻撃されても、所詮は一回きりのダメージに過ぎない。言ってもそこまで脅威ではない。
落とし前戦争は正確には「白ひげ海賊団の残党 vs 黒ひげ海賊団」という団体戦の構図だったので一概に言えないものの、マルコの懸賞金額は黒ひげの22億を少なくとも超えることはなさそう。先程の考察も合わせて考えると、マルコの懸賞金額は最大で15億ベリー(ルフィ並)ぐらいかも。
でも逆に言うと、黒ひげ海賊団に敗北してもマルコは死亡してない。スケスケの実を奪われたアブサロムを筆頭に、黒ひげ海賊団はまさに極悪。マルコの能力を含めて殺して悪魔の実を奪ってしまえばいい。それでもマルコが死亡してない理由は何なのか?
おそらく不死鳥(フェニックス)の能力は「実質的な不死」の能力を与えてるとも解釈できそう。嫌な言い方をしたら、死にたくても簡単には死ねない身体なのかも知れない。
もちろん不死と言えば、オペオペの実の「不老不術」が想起されます。過去に不老不術した候補にイム様や五老星などの名前が挙がってますが、マルコの存在はワンピース最終回まで関連してくるキャラクターなのかも知れない。
現在のマルコはメガネを着用するなど「老い」は防げてないので完全な不老不死とは言えないものの、マルコの見た目が10代の頃からあまり変わってない理由も「不死鳥の悪魔の実」が関係してる可能性はありそう。
【現在】マルコがワノ国についに参戦
続いては「マルコの現在」について考察。ネタバレ注意です。
黒ひげに完敗した後にさながら先の時代の敗北者となったマルコは、白ひげの故郷・スフィンクスに一年ほど前から身を寄せる。シャンクスが建てた白ひげとエースが眠る墓の側で、マルコは病気や怪我で苦しむ住民たちを再生の能力で助けるなど町医者としてひっそり活動していた。
その後、赤鞘九人男だったネコマムシが訪れて、これまでの経緯を話してマルコをワノ国に連れて帰ろうと目論む。しかしながら、マルコは住民たちの治療を優先させたのか、ネコマムシにルフィへの言付けを頼んだだけで、その場で二人は別れた模様。
そして、ワンピース最新話ではマルコがワノ国にようやく登場します。町医者時代と同様、マルコは不死鳥化した後も眼鏡は着用し続ける模様。
ただし、少しややこしいのはネコマムシもほぼ同じタイミングで登場してるんですが、二人は「あくまで別行動を取っていた」ということ。わざわざマルコが別行動を取った理由や、ネコマムシがそれでも遅れた理由などは不明。
とりあえずマルコはマリンフォード頂上戦争以上に、今後ワノ国編で活躍してくれるに違いない。カイドウを鬼と仮定したら、ルフィは猿、マルコはキジ。再生というチート能力も含めて、マルコが活躍しないはずがない。同じく飛空能力を持つ百獣海賊団のキングとのバトルなど想像できそう。
マルコの泣ける感動名言まとめ
既に「いきなりキングは取れねぇだろうがよい」など紹介してますが、最後はマルコの名言一覧をまとめてみました。
マルコは幼少期から海図の勉強に勤しむなど頭脳明晰。不死鳥の能力以前に、町医者として活動する以上は医学的な知識に精通してそう。そのためマルコの心に響く名言も少なくありません。ワノ国編の展開次第では更に名言が増えそう。
○あの人が息子と呼んでくれるからだ…マルコの名言
まずは「あの人が息子と呼んでくれるからだ」。
エースが白ひげに何度も挑むものの、ことごとく粉砕される日々が続く。そこである日、エースは「白ひげ海賊団は何で白ひげのことをオヤジって呼んでるんだ?」とマルコに尋ねる。
白ひげは一見すると粗暴ですが、誰もが慕ってやまない状況にエースは違和感を覚えたのかも知れない。それに対して、マルコは「あの人が【息子】と呼んでくれるからだ」は答えたセリフが名言。
やはり海賊ははみ出しものが多い。それ故に愛を知らない。きっとマルコも生育環境は決して良くなかった孤児だったに違いない。それでも息子と呼ばれ愛され続けることで、マルコも自然と白ひげのことをオヤジと呼んだに違いない。
マルコと白ひげは血の繋がりはないものの、「親子関係のあり方」なんかを考えさせる名言でした。
○その命こそ!生けるエースの意志だ!…マルコの名言
続いては「その命こそ…生けるエースの意志だ」。
エースの死亡直後、ルフィは完全に茫然自失の状態に陥る。もはや完全に精神が崩れた状態で立ち上がることすら不可能。そこで大戦犯のルフィを仕留めようと赤犬・サカズキが攻撃するものの、マルコが防ぐ。
そして、「コイツの命はやらねェ!エースの弟を連れてけよい!その命こそ生けるエースの意志だ!」とジンベエにルフィの身柄を託す。エースの肉体は滅んでも、エースの意志や思いは死なない。鬼滅の刃の最終回も彷彿とさせますが、人の思いは未来永劫消えない。
マルコのセリフでは「意志」という言葉が強調されていることから、やはりDの意志を彷彿とさせます。
じゃあ、エースの意志とは何なのか?もちろんエースは海賊王のゴールド・ロジャーの息子。つまり、エースを通してロジャーの意志がルフィに受け継がれた。要するに、ルフィが最終的にラフテルに到達する伏線こそがエースの死だったのではないか?
今後明らかにされるであろうワンピースの重大伏線に繋がる名言だった可能性が高そう。
○あいつの危険度とおれ達が思う大層な期待値は同じ…マルコの名言
続いての名言は「赤犬、お前が今殺しておきたいと思うあいつの【危険度】と、おれ達が生かしてやりたいと思う【大層な期待値】は同じじゃねぇのかよい」。
ジンベエにルフィの未来を託した後も、赤犬サカズキの進撃は止まらず。それに対して、白ひげ海賊団は全勢力を傾けて「おれ達は新しい時代へ送ってやる義務がある」と対抗。赤犬は「お前らともあろう者らが大層じゃのう」と思わず鼻で笑う。
しかし、赤犬の嘲笑を聞き逃さなかったマルコはそれに対して、前述の名言を吐く。マルコを筆頭にルフィへの期待値の高さは、まさに海軍にとっての危険度の裏返し。海軍が攻撃の手を強めるほど、マルコたちの未来に繋げたい思いが強まる。
これぞ「正義」と「正義」のバトル。昨今の世界情勢でも垣間見えますが、それぞれがそれぞれの正義を掲げて衝突する悲しい出来事も少なくない。一方、そういった風刺的側面だけの名言ではなく、ワンピースで「繋げる意志」とは何なのか?
まさにエースの意志であり、ロジャーの意志であり、Dの意志。果たして海軍たちは一体何を守るために海賊を取り締まるのか?空白の100年で一体何が起こっていたのか?全ての謎に絡んでくるDの一族の正体とは?
マルコの名言一つからもワンピースに隠された謎がいろいろ見えてきそうです。
コメント
マルコのモデルがちびまる子ちゃんというのは意義あり。
マルコのモデルはプロレスリング・ノアの丸藤選手では?
見た目や不死鳥というところも一致していますし。
マルコが日本人的な名前?
イタリア系に多い名前だと思いますが、、、
マルコがトキに一目惚れしたわけじゃないよね。おでんとトキが仲良くなってる姿を見て仲間と微笑ましくなってるシーンでしょ。