コミックス累計発行部数が5億部をついに突破した『ワンピース(ONE PIECE)』は、とにかく伏線が多い漫画です。連載が始まって25年以上が経過しますが、未だにどんどん新しい謎をブチ込んでくれちゃってます。
そこで今回ドル漫では「ロックス海賊団のメンバー一覧」について徹底的に考察していこうと思います。コミックス90巻で初めて名前が登場した海賊団ですが、もしかするとワンピース最終回まで鍵を握ってくるような存在っぽい。
ちなみに、当初ネット上では「ROCKS(ロックス)」の頭文字(Rはロックス、Oはおつる…)から元メンバーを予想する考察もありましたが、結果的に間違いでした。
ロックス海賊団は40年以上前に君臨した世界最凶の海賊団
まずロックス海賊団の判明している情報を解説します。
ロックス海賊団とは40年以上前に存在した伝説の海賊団になります。端的に言うと、当時における世界最強の海賊団。ガープ曰く、「ロジャーの前は間違いなくロックス海賊団の時代じゃった」とのこと。
ちなみに四皇は最近生まれた呼称のため、ロジャー海賊団ですら四皇と呼ばれていなかったことからロックス海賊団もご多分に漏れず違います。
ロックス海賊団は海賊島・ハチノスを拠点に活動し、メンバーは「とある儲け話」のためだけに集められていました。現時点でその儲け話の詳細は判明していないものの、船長の人柄に惹かれて集まった海賊団などではなく、センゴクの言葉を借りるならまさに「個性の集団」。
そのため海賊では御法度の「仲間殺し」が常に絶えないなど、ロックス海賊団は世界最凶の海賊団としても世界を震え上がらせた。ロックス海賊団がかつて起こした事件はあまりに残忍だったため、世界政府がもみ消した事件も数知れずとか。
もちろんメンバー同士も仲が悪かったため、ロックス海賊団の名前が後世に語り継がれることもなかった。そのためロックス海賊団の名前を知る人間は海軍であっても非常に稀有でした。
メンバーは「デービーバックファイト」で強制的に引き抜かれた?
じゃあ、どうやってロックス海賊団を集められたのか?
それが【デービーバックファイト】なる海賊の間で行われているゲーム。
初出はフォクシー海賊団が登場したコミックス30巻と相当古いんですが、デービーバックファイトは「勝者が敗者の海賊団のメンバーを強奪するゲーム」でした。賭ける対象はそれぞれの船員以外にも「海賊旗」の剥奪も可能でした。
デービーバックファイトは「海賊島」で生まれたゲームと当初は解説されていましたが、そこがロックス海賊団が根城にしていた「海賊島ハチノス」だった。フォックス海賊団の話はかなり唐突感があったものの、終盤のロックス海賊団に繋げるための前フリだった。
後述する白ひげはロックス海賊団壊滅時は約40歳前後だったことから、各々のメンバーは元々海賊団を率いていた船長クラスの海賊だったはず。急場しのぎで集められたメンバー同士であるが故、常にイザコザが起きていた理由も納得です。
ただし、メンバーが全員デービーバックファイト経由で仲間に入ったわけではなく、後述するカイドウなどは「純粋な勧誘」でロックス海賊団に加入してたりします。
○ロックス海賊団というアイデアはアラバスタ編からあった?
一方、フォックス海賊団が登場したのは「アラバスタ編と空島編の間」だったことから、ロックス海賊団というアイデアも【アラバスタ編】の時点で考えられていたことが分かります。何となくロックスとフォックスも語感的に似通っています。
実際、フォクシー海賊団を倒した直後には海軍大将の青雉クザンが初めて登場していました。青雉は黒ひげと内通しており、黒ひげは「ロックスの息子」の可能性が高い。だから、この時点でワンピース最終盤の大筋の展開も決まってたはず。
まさに恐るべし尾田っち。
ちなみに、デービーバックファイトの考案者は深海の海賊「デービー・ジョーンズ」とされます。そのため相当古いゲームと予想できますが、新魚人海賊団にホーディー・ジョーンズなどもいましたが、考案者のデービー・ジョーンズも魚人族かどうかは不明です。
それでもジョイボーイと人魚姫(古代兵器ポセイドン)も空白の100年に因縁があったことから何気に意味深だったりします。
ロックス海賊団は38年前のゴッドバレー事件で壊滅?
一方、ロックス海賊団が「消滅した経緯」も伏線が盛り沢山でした。
当時のロックス海賊団は「テロ組織のように世界政府に欺いた」とされていたことから、さながらモンキー・D・ドラゴンが率いる革命軍を更に凶悪にしたバージョンと考えると分かりやすい。ただし、38年前にロックス海賊団はゴッドバレー島で壊滅します。
ゴッドバレー島では天竜人と大量の奴隷たちがおり、世界政府も隠したかった謎の島。だから世界政府が何らかの計画を進めていたか。そのため船長のロックスが企んでいた【儲け話】も「ゴッドバレー島」に関する内容だと考察できます。
しかし、ゴッドバレー島に偶然居合わせたおすすめジジイキャラの海軍中将・ガープと、後に海賊王となるゴール・D・ロジャーがタッグを組んでしまったため、船長のロックスは敗北する。この功績をもってガープは現在も「海軍の英雄扱い」されているそう。
このロックス海賊団が討ち滅ぼされた事件を通称「ゴッドバレー事件」と呼ばれています。ただし、ゴッドバレー事件を知るものは少ない。
○「ロックスの儲け話」と「ゴッドバレー島」
しかし世界政府からすると、海軍が後の海賊王と手を組んだ事実も揉み消したい事実。それもあってロックス海賊団の名前も世界から消滅していた模様。歴史(空白の100年)すら世界中の人々の記憶から消滅させられるんですから、いち海賊団の記録を消すことなど容易い。
ただゴッドバレー島はロックス海賊団の敗北後に消滅しているんですが、どうやらイム様の能力(古代兵器ウラヌス?)による攻撃と判明します。
実際、『ONE PIECE FILM RED』のラストを見ても、赤髪のシャンクスがロジャーに拾われた際の背景を見ると、ゴッドバレー島は消滅せずに存在したままでした。そもそもゴッドバレー島には天竜人と奴隷がいたため、イム様の行動は不可解にも映ります。
果たして船長のロックスはゴッドバレー島で、一体何をしようとしていたのか?一体どんな儲け話を考えていたのか?何故イム様はゴッドバレー島を消滅させたのか?
ロックス・D・ジーベック…ロックス海賊団船長【死亡】
ここからはロックス海賊団のメンバーを紹介していこうと思います。
まず最初のロックス海賊団は【ロックス・D・ジーベック】。役職は「船長」。英語だと「ROCKS・D・XEBEC」と訳されます。現在はシルエット姿のみで素顔は不明です。年齢も声優も不明ですが、いずれどこかの過去編で登場する可能性は高いはず。
またロックスはDの一族でした。海賊島・ハチノスを根城とし、ロックスの野望は「世界の王」。あらゆる悪事を働いていたロックスは「とある儲け話」を目的にロックス海賊団を結成した。逆に言うと、ラフテルを目指してひとつなぎの大秘宝を入手する意志はなかった模様。
ロックスが実際どこまで強かったかも定かではありませんが、少なくともデービーバックファイトで勝ち続けてきた「勝負強さ」は垣間見えます。
そして、ロックス海賊団が目指した場所が「ゴッドバレー島」。ただし、偶然居合わせたガープとロジャーが手を組んだため、結果的にロックスは敗北して死亡。その後、ロックス海賊団のメンバーは散り散りに逃亡して、各々の海賊団に出戻り or 結成する。
ただゴッドバレー島をイム様が消滅させた事実を踏まえると、ロックスは果たして悪者だったのか?いかにもシルエット姿は極悪非道ですが、意外と性格が明るい良い奴の可能性もワンチャンあるか。実際、Dの一族の血筋であることからも「海王類が望んだ王」の一人だった?
カイドウとビッグマム…ロックス海賊団メンバー【どちらも死亡?】
一方、ガープとロジャーがロックス海賊団を壊滅させたものの、あくまで死亡したのは船長のロックスなど限られます。どうやら他のメンバーの多くの生き残ったままで、後に凶悪な海賊として成長して新世界に君臨していました。
例えば百獣海賊団を率いる【カイドウ】と、ビッグマム海賊団を率いる【ビッグマム(シャーロット・リンリン)】が最たる例でしょう。
ワノ国編と世界会議(レヴェリー編)が始まる直前、ビッグマムは「仲良くいこうぜ!昔みたいに…!」と意味深な発言を残していましたが、これはロックス海賊団時代のことだった。またカイドウも「リンリン」と下の名前で呼んでいたのもその名残。
9歳ほど年上だったビッグマムは、当時カイドウのことを「弟」のように扱っていました。カイドウにウオウオの実(モデル青龍)を与えた件は「一生の恩」とビッグマムは未だにドヤ顔するなど、ロックス海賊団時代はいがみ合いつつも二人は仲が良かった模様。
○カイドウはゴッドバレー事件の際に拉致された?
ただゴッドバレー事件後、カイドウはその場から唐突に消えたため、当時はビッグマムはブチ切れていたことからその後の交流は皆無に近かったか。
ちなみに、その後パンクハザード島でベガパンクに人体実験されているため、カイドウが自らの意志で逃亡したかは不明。またロックス海賊団が壊滅した38年前のビッグマムは当時30歳だったことから、その時点でカタクリなどはとっくに産まれていた模様。
ただし、ワノ国でカイドウはギア5(ヒトヒトの実モデル・ニカ)に覚醒したルフィに敗北し、ビッグマムはトラファルガー・ローとユースタス・キッドを前に敗北。現在は四皇の座から陥落し、最後はマグマ溜まりに落ちたことから両名共におそらく死亡済み。
白ひげ(エドワード・ニューゲート)…ロックス海賊団メンバー【死亡】
続いてのロックス海賊団メンバーは【白ひげ(エドワード・ニューゲート)】。白ひげ海賊団の船長。超人パラミシア系最強のグラグラの実の能力者でした。懸賞金額はロジャーと並んで50億ベリーを超える、まさに実質海賊王でした。
しかし2年前に勃発したマリンフォード頂上戦争で、黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ)に最後とどめを刺されて死亡済み。白ひげは享年72歳。その際に、グラグラの実も黒ひげに奪われています。現在は故郷スフィンクスでエースの墓の隣で眠っています。
ロックス海賊団時代のエピソードはほとんど描写されていませんが、白ひげがカイドウに対して「ロックスが会いたがってた」と間接的にリクルートしてたりします。
いつのタイミングでロックス海賊団に加入したかも不明ですが、44年前の時点(白ひげの年齢当時28歳)で立派なヒゲを蓄えていたことから、既に白ひげ海賊団は結成されていた可能性は高そう。
ちなみに、マリンフォード頂上戦争で見た走馬燈の時はまだロックス海賊団ではなかった模様。
一方、白ひげのライバルが海賊王ロジャーでした。二人のエピソードもそう多くはないですが、少なくとも38年前のゴッドバレー事件の際には「ロックス海賊団 VS ロジャー海賊団」として相見えていたはず。むしろこれがキッカケで「二人の友情」が初めて生まれた?
金獅子のシキ…ロックス海賊団メンバー【生存】
続いてのロックス海賊団メンバーは【金獅子のシキ】。2009年公開の『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』のボスキャラでした。竹中直人が声優を務めた大海賊。ひょんなことから、頭に船の舵が刺さってしまった哀れな男。あれ何回見ても笑うのは自分だけ?
ただ実力だけを見ると、ゴールド・ロジャーとライバル関係にあった最強クラスの海賊でした。かつてはロジャー、白ひげ、シキの三つ巴の時代だったそう。ロジャー海賊団のオーロ・ジャクソン号一隻で、シキの大艦隊と戦ったエッドウォーの海戦はあまりにも有名。
そう考えると、当時ギア4すらも体得しておらず、覇王色の覇気も覚醒していなかったルフィに敗北した点はツッコミどころ満載ではあるものの、24年前にロジャー逮捕の一報が信用できず、金獅子のシキは単独でマリンフォードに乗り込んでガープとセンゴクを相手に戦う。
しかしマリンフォードが半壊するほど壮絶な戦いを繰り広げるも、最終的に金獅子のシキは敗北。インペルダウンLEVEL6に収容されるものの、その2年後に自らの足を切断して脱獄。更に20年後、メルヴィユでルフィと対峙するものの敗北してします。
そのため金獅子のシキはまだ死亡しておらず、再びインペルダウンに収容されているのではないかと予想してみる。だからロックス海賊団のエピソードが掘り下げられる際、金獅子のシキが本編ワンピースに再登場する可能性があるかも。
ミス・バッキン(バッキンガム・ステューシー)…ロックス海賊団【生存】
続いてのロックス海賊団の元メンバーは【ミス・バッキンガム・ステューシー】。通称は「ミス・バッキン」。年齢は76歳。身長は68cm。声優CVは鈴木れい子。
ミス・バッキンは元王下七武海の「エドワード・ウィーブルの母親」とされます。また「白ひげ(エドワード・ニューゲート)の愛人」を自称しているため、ウィーブルはミス・バッキンと白ひげとの間でもうけられた子供と言われています。
前述のように白ひげも同じく元メンバーだったため、二人の接点はまさにロックス海賊団時代だった。事実、バッキンと白ひげの年齢差は2歳しかないので、二人が付き合っていたとしても違和感はないでしょう。
元白ひげ海賊団のマルコも「ウィーブルの母親バッキンは元海賊。約40年近く前までオヤジと同じ船に乗っていたはず」と回想していました。ロックス海賊団が崩壊したのが38年前だったため、自分含めてワンピース考察界隈の大方の予想通りでした。
○ミス・バッキンがロックス海賊団だった伏線はマネマネの実
一方、ミス・バッキンがロックス海賊団だった伏線がこちら。
ワノ国過去編でマネマネの実の能力者だった黒炭ひぐらしが能力を発動したシーンですが、右下に『ONE PIECE FILM ストロングワールド』に登場した金獅子のシキの姿が確認できることから、金髪美女も同様にロックス海賊団だった可能性が高い。
当初は金髪美女の正体は光月トキとも考察されていましたが、結果的に若かりし頃のミス・バッキンだった模様。今でこそ見た目はチンチクリンのお婆ちゃんですが、白ひげがミス・バッキンを40年近く前に恋愛対象として見ていたとしても不思議ではないでしょう。
ただし、二人が実際にまぐわった結果にウィーブルが生まれているかは不明です。
何故ならロックス海賊団が崩壊したのが38年前に対して、ウィーブルが誕生したのが35年前だから。白ひげはロックス海賊団が解散した後は自身の船を率いているはずですから、「3年間」の奇妙なラグが存在することになります。
もちろんミス・バッキンが白ひげ海賊団に一時的に加入していた可能性もありますが、マルコの伝聞的な口ぶりを聞く限り、ロックス海賊団の崩壊後に二人の接点はなさそうに思えます。
○ミス・バッキンはMADS所属の科学者だった
実はミス・バッキンは非合法科学者集団「MADS(マッズ)」の元メンバー(居候)だったことも判明しています。
表向きは平和研究所として闇金王ル・フェルドが率いていた謎の組織ですが、MADSのリーダーが世界一の頭脳を誇るDr.ベガパンクでした。
そのためバッキンは「科学者(あくまで自称)」という側面を併せ持ちます。詳細な時系列は不明ですが、ロックス海賊団が解体した後にMADSに一時的に在籍(それ故に居候という表現が使われていた?)した感じか。
そして、MADS時代にベガパンクたちが開発した最初の「複製人間(クローン)」が元CP0(サイファーポールイージスゼロ)に所属していた【ステューシー】でした。名前からも分かるように、ミス・バッキンの血統因子を応用して生まれた被検体。
ステューシーの相貌も、黒炭ひぐらしが再現した顔と同じ。バッキンとステューシーは同一人物と言っても良いため、ウィーブルの見た目がブサイクだった理由はなおさら不可解ですが、バッキンが「独自で生み出したクローン人間」としたら合点がいく。
つまりバッキンはMADSのクローン技術を応用したものの、科学者としては未熟だったが故に、ウィーブルの見た目は白ひげと似ることはなく、体はツギハギだらけでブサイクだった。でも白ひげの強さだけは唯一受け継いでいたから、クローンの作り直しはしなかった。
キャプテン・ジョン…ロックス海賊団メンバー【死亡】
続いてロックス海賊団メンバーは【キャプテン・ジョン】。
キャプテン・ジョンはスリラーバーク編で一度だけ「生の姿」が登場済み。ただゲッコー・モリアに操作されるゾンビ状態だったことからも分かるように、現在は死亡済み。常に酒瓶を携えるほどのお酒好き。少し顎がない紫色の長髪ヘアーが特徴の海賊でした。
どうやら『BULE DEEP』という副読本によると「仲間に殺された」とのこと。そのためロックス海賊団の誰かに殺された可能性が高そう。ゴッドバレー島には参戦してない?ゴッドバレー事件の中で裏切られた?
現在は亡きアブサロムが「天下にあまねし生前の悪名」と語っているように、どうやらロックス海賊団の元メンバーだけあって札付きの悪者だった模様。ただし、ロックス海賊団の名前は実質誰も知らないことから、あくまで38年前に脱退した以降の話でしょう。
またキャプテン・ジョンと現在四皇のバギーと関係が深かったりします。
バギーはかねてから「キャプテン・ジョンのお宝」を探し続けていました。伏線が多いコミックス25巻で探索していた洞窟もジョンのお宝を探すため。インペルダウンでもエース救出を手伝う代わりに、ルフィがジョンのお宝を示す地図(トレジャーマーク)をバギーに手渡し済み。
四皇まで上り詰めたバギーが長年探しているお宝であり、ロックス海賊団の存在感も高まってる現状、キャプテン・ジョンの過去についてもいずれ明らかにされる可能性も高そうです。
銀斧(ぎんぷ)…ロックス海賊団メンバー【死亡?】
続いてのロックス海賊団メンバーは【銀斧】。名前の読み方は「ぎんぷ」と読みます。おそらく異名ですが、素直に解釈すると「銀の巨大な斧を使って戦うキャラクター」か。ただし、銀斧という名前を見ても分かるように完全な新キャラ。現状だと情報は皆無。
それでもキャプテン・ジョンがかつてワンピースでしれっと登場していたことから、銀斧も同様に既に登場していた可能性はないのか?
そこで考えられる可能性が「斧手のモーガン」の父親か祖父説。やはり斧の使い手キャラと言えばコイツしかいません。見た目はかなり強そうですが、初期ルフィに倒された雑魚の海軍大佐。最終的に逮捕されて処刑判決が下るなど波乱万丈の人生を歩む。
実の息子のヘルメッポを人質にとって逃亡を図ろうとするなど、見た目以上になかなかのクズ。現在の動向は不明ですが、海軍大佐のコビーとマブダチのヘルメッポの実の父親だけあって、本来であれば強キャラの血脈であるはず。腐っても海軍大佐。
当初は最弱と見られたヘルメッポも不自然に強化されてる点も踏まえると、元ロックス海賊団の銀斧の系譜を受け継いでいたからではないか?ロックス海賊団の正体は今後更に掘り下げられるでしょうから、ヘルメッポ vs 銀斧対決もありうる?
王直(おうちょく)…ロックス海賊団メンバー【死亡】
続いてのロックス海賊団メンバーは【王直】。名前の読み方は「おうちょく」。やはり銀斧と同様にキャラ名だけしか明らかにされていませんが、最近になって「重大事件」に関与していた事実が判明しています。
それが【ロッキーポート事件】。
ロッキーポート事件は最悪の世代のトラファルガー・ローが首謀者とされる事件。海軍大佐コビーが市民を救った英雄として世界的に評価される一方、どうやら事件が起きた場所は「海賊島ハチノス」だった模様。まさにロックス海賊団が根城にしていた場所。
そして黒ひげの言葉を素直に解釈すると、船長のロックス・D・ジーベック亡き後の「海賊島ハチノスは王直が支配していた」ことが読み取れます。結果的にロッキーポート事件で黒ひげに敗北しているため、王直は比較的最近まで生存していた模様。
黒ひげの無敗っぷりに改めて震えますが、何故ロックス海賊団が解散した後も海賊島ハチノスに留まっていたのか?
例えば『HUNTERxHUNTER』に王直属護衛軍という3名のキャラがいましたが、最初の二文字を取ると「王直」。そのため「世界の王を目指したロックスの直属の部下」が異名の由来としたら、王直はロックスの最側近の部下だった?ロックスが果たせなかった夢を受け継いでいた?
もしくはドフラミンゴのような天竜人直系の海賊としたら、まさに王家の血を引く直系から命名されていた?この考察だと、王直はイム様との関連性が読み取れます。
シャクヤクもロックス海賊団メンバーだった?
そこで最後にまとめると現状ロックス海賊団のメンバーとして確定しているのは、ロックス・白ひげ・カイドウ・ビッグマム・金獅子のシキ・ジョン・銀斧・王直の合計8名でした。
まさに錚々たるメンツですが、ただ他にもバッキン以外にロックス海賊団に在籍していた可能性が高いキャラがいます。
それがシャクヤク(通称シャッキー)。
ワンピース1059話で九蛇海賊団の元船長だったと判明したんですが、シャクヤクは「40年前」に海賊家業から足を洗っていました。ロックスが死んだ38年前と見事にタイミングが重なります。実際、ロックス海賊団を壊滅させたガープに未だに追われている点も大きな根拠と言えそう。
実際、尾田さんもSBSで同様の質問が来た際に答えをはぐらかしている点からも、「シャクヤク≒元ロックス海賊団」はほぼ確定的と考えて良さそうです。
またシャクヤクは現在シルバーズ・レイリーの実質的に内縁の妻でした。レイリーは元ロジャー海賊団の副船長でした。2年のズレは多少気になるものの、ロックス海賊団 vs ロジャー海賊団が勃発したゴッドバレー事件で結果的にレイリーはシャクヤクを救った。
そこでレイリーにべた惚れしたシャクヤクは海賊家業そのものから足を洗ったと考察してみる。
コメント
キャプテン・ジョンについては
「スリラーバーグ」
「バギー」
この2つで既に名前が出てる
ロックス海賊団の正体を完全に言い当ててたのってドル漫ぐらいでしょうね。
他の漫画サイトや漫画考察チャンネルは全部後追いばっかでした。
完全に失念してました
キャプテン・ジョンの情報を追記しておきました
キャプテン・ジョンの名前が最初に出てきたのはワンピース25巻のバギーとエースが出会った話であったかと思います。
リクルートは募集するって意味ですよね?この場合、inviteやsolicitじゃないんですか?無理に横文字使ってて文章おかしいような気がします、、英語できる人ほどリクルートするなんて不自然な言葉使わないんですけど