【ワンピース考察】三大勢力とは?七武海だけ弱すぎ?海軍本部も弱い?四皇相手に均衡を保てる?

コミックス累計発行部数が5億部を超える人気漫画が『ONE PIECE(以下ワンピース)』。

最後のお宝・ひとつなぎの大秘宝を巡って、主人公のモンキー・D・ルフィといった海賊たちが壮絶な戦いを繰り広げる漫画。

ただ、これに立ちはだかるのが赤犬サカズキを筆頭とした海軍。空白の100年といった禁忌の歴史に触れることはタブー視されており、ひとつなぎの大秘宝が隠されるラフテルに向かう海賊たちを取り締まっている。

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(ONE PIECE8巻 ©尾田栄一郎/集英社)

そこで今回ドル漫ではワンピースの世界における「三大勢力(さんだいせいりょく)」について徹底考察したいと思います。

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四皇・海軍・七武海を三大勢力と呼ぶが…

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『ワンピース』における三大勢力とは【四皇】【海軍】【王下七武海を指します。

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(ONE PIECE25巻 ©尾田栄一郎/集英社)

それぞれ拮抗した3つの勢力が「三すくみ」のような状態で対立し合うことで、逆に大きな対立や衝突が起きないという状況が生まれているため、五老星は「三大勢力の陣営が崩壊すると、世界の平穏や平和が崩れる」と危惧していました。

また偉大なる航路(グランドライン)が「海賊の墓場」と呼ばれる理由も、この三大勢力がいるから。何故なら、普通の海賊は航海を進めようと思っても、三大勢力のどこかとぶつかって潰されてしまうから。

ただし、三大勢力の影響力は【グランドライン】だけに留まります。東の海や北の海といった4つの海では三大勢力の存在は語られることはありません。この理由はシンプル。四皇や王下七武海の根城がグランドラインの中にしかないから。

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三大勢力ではなく、実質的には二大勢力?

王下七武海は正確には制度の名前でした。いつぞやに海軍がさまざまな権限や不逮捕特権などを与える見返りに、世界政府側に協力をさせていました。いわば海軍の子飼い。そのため「四皇 vs 海軍・七武海」といった二大勢力と表現した方が分かりやすいかも。

実際、王下七武海の海賊たちの実力は、四皇と比べると見劣りしました。例えば、七武海のドンキホーテ・ドフラミンゴは四皇・カイドウの実質的な部下でした。懸賞金額を比べても、四皇は40億ベリー台が多かったのに対して、七武海は10億ベリー台も多かった。

また王下七武海制度はどうやらベガパンクが率いる海軍科学特殊班SSGが開発した「セラフィム」を製造するために設けられた節があります。そのため『ワンピース』終盤において、この三大勢力という概念はあまり重要な意味を持っていないのが現状です。

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