2025年2026年に最終回を迎えると言われる『ONE PIECE(ワンピース)』。ビッグマム(シャーロット・リンリン)、ドクターくれは、つる(海軍中将)といった色んなBBAキャラクターが登場します。
この中でもワンピース終盤に登場したキャラクターが【ミス・バッキン】というチンチクリンのBBA。
そこで今回ドル漫では「ミス・バッキンのヤバい正体」についてフルカラー画像付きで徹底考察しようと思います。ストーリー終盤に登場するだけあって、バッキンは想像以上にヤバい肩書が盛り沢山だった?若かりし頃は超絶美人だった?
バッキンの本名は「ステューシー」
まずはバッキンの「初登場時の情報」を主にまとめたいと思います。
ミス・バッキンの本名は【ミス・バッキンガム・ステューシー】。Miss.は英語で「独身女性」を意味する敬称。逆に既婚者の敬称はMrs.(ミセス)と表現されますが、それに似たような言葉と考えればいいでしょう。クロコダイルのサー(Sir.)的なノリ。
そのため正確には「バッキンガム・ステューシー」だけが本名となるはずです。バッキンガム(Buckingham)はイギリスにある都市や宮殿の名前。ステューシー(STUSSY)もアメリカにある服のブランドの名前。どちらも英語由来ですが、そこに意味が隠されてるかは不明。
それでも本名発覚後も、通称の「ミス・バッキン」が引き続き使用されているため、当記事でもバッキンという名前を便宜上使用します。
バッキンの初期設定や年齢は?
一方、バッキンの初期設定を見る限り、【バッキンガム】という名前は後付けだった模様。ステューシーは言わずもがな。チビ老婆のキャラデザは当初から変わっていない模様ですが、この変更された本名の謎は改めて後述します。
バッキンの年齢は「76歳」。ワンピースのキャラクターでは元ロジャー海賊団のシルバーズ・レイリー(78歳)などと年齢が近い。ビッグマム(シャーロット・リンリン)が68歳、人魚族のココロが72歳だったので、そこからも結構なお婆ちゃんだと分かります。
バッキンの身長は「68cm」とめちゃくちゃ小柄ですが、実際の人間も年をとるに連れて骨が削れて身長が縮むっぽいので昔の身長は人並みにはあったか。バッキンの声優CVは「鈴木れい子」。
ウィーブルの母親?白ひげの愛人?
続いてはミス・バッキンの「血縁関係」を解説します。
バッキンの「息子」が【エドワード・ウィーブル】になります。だからバッキンは「ウィーブルの母親」にあたります。ウィーブルを「アタシの宝物」と呼んで表面的には溺愛しているが、平気で殴り付けることもしばしば。性格は意外と暴力的。
ウィーブルは新世界編後に加入した最後の元王下七武海でしたが、海軍大将・黄猿ボルサリーノですら警戒するほどの強さでした。海賊団は結成せずに常に二人で行動を共にし、バッキンが半ばリーダーの立場でウィーブルを率いていました。
またバッキンは【白ひげ(エドワード・ニューゲート)】の「愛人」でもありました。そのためウィーブルは「白ひげとの間に生まれた子供」という位置づけになります。しかし、バッキンとウィーブルたちがあくまで自称しているに過ぎません。
そのため実際に三者の血が繋がっているかは不明です。この謎も後述します。
【伏線】白ひげとはロックス海賊団時代に出会う
それでも元白ひげ海賊団のマルコが語るように、ミス・バッキンと白ひげは【同じ海賊団】に所属していたことは当初から分かっていました。白ひげをオヤジと尊敬していたマルコが嘘をつくとは考えにくかった。
そして、バッキンが【ロックス海賊団】のメンバーだったことが確定します。白ひげも元ロックス海賊団に所属していたことから、二人は38年前に解体した同海賊団で出会って愛人関係に進展した模様。ただし、当時の白ひげが既婚者だったかは不明。
もちろんバッキンの現在の見た目は、身長68cmのチンチクリンお婆ちゃんでした。老いて尚もカッコ良かった白ひげとは不釣り合いとしか思えません。本当にバッキンを恋愛対象として見ていたのか?愛人関係にあったというのは、やはりバッキンの虚言だったのか?
○若かりし頃のバッキンは美人だった?
ただし、【若かりし頃のバッキン】の見た目はかなり美人でした。真ん中の金髪美女がまさにそれ。現在のバッキンも同じく金髪ストレートヘアーでした。巨漢BBAだったビッグマムもかつて若かりし頃は相当美人でしたが、バッキンも同様の体質だった模様。
画像はマネマネの実の能力者だった黒炭ひぐらしが能力を発動したシーンですが、直後に同じくロックス海賊団だった金獅子のシキの顔も再現しています。黒炭ひぐらしはカイドウをワノ国に連れてきた張本人ですが、やはりカイドウもロックス海賊団に過去在籍していました。
だから40年近く前の白ひげがバッキンと肉体関係があったとしても不思議ではなさそう。白ひげは海賊船に女性を乗せないことで有名でしたが、バッキンとの過去も関係していたのやも知れない。実際、バッキンの性格は「強欲」そのものでした。
CP0・ステューシーは「バッキンのクローン人間」だった
ミス・バッキンにはまだまだヤバい正体が隠されていました。
実はCP0(サイファーポールイージスゼロ)の諜報員だった「ステューシー」の正体は【ミス・バッキンのクローン人間】でした。名前がまさに同じですが、髪の毛はどっちも金髪ヘアー。帽子を普段から被るなど、中身の面でも共通点がありました。
つまり、ミス・バッキンとステューシーは【同一人物】と言ってもいい。
だから現在でこそ強突く張りの性格のバッキンですが、昔のバッキンは美しい外見と同様に性格は意外と優しかった?一般的に年齢を取ると理性が徐々に失われて、内面が幼稚化する傾向にあります。キレやすい老人もニュースで話題になりますが、性格の違いもそこらへんで説明がつくか。
そのためバッキンは「クローン実験の被検体」だった過去があります。
バッキンはMADSに所属する「科学者」だった
更に正確に言うと、バッキンは【MADS(マッズ)】に「居候」していた科学者でもありました。
厳密には科学者という肩書も自称に過ぎませんが、Dr.ベガパンクやヴィンスモーク・ジャッジやシーザー・クラウン、百獣海賊団のクイーンと共に働いていた過去があります。
ただし、居候という表現を見る限り、バッキンがMADSに近付いて強引に住み着いた感じか。それでもMADSに在籍していたことから、ベガパンクたちほどではないにしても、バッキンの頭脳はそれなりに明晰であるに違いない。
そして、このMADS時代にバッキンはベガパンクたちによってクローン実験されていた模様。この実験の結果、最初に誕生した成功クローンが前述のステューシーでした。
MADSの回想シーンに「謎の美女(一番右)」が描かれていたんですが、この正体はステューシーだった模様です。ただし、若かりし頃のミス・バッキン本体だったのか、クローン実験で生まれたステューシーだったかは定かではありません。
ちなみにバッキンの初期設定を改めて見返すと【若い女性の顔】も同時に描かれていたことから、「クローン人間がいる」という設定は最初から構想されていた可能性もあります。
息子ウィーブルはバッキンが作った白ひげのクローン人間?
続いてはミス・バッキンの息子・ウィーブルの正体を考察しようと思います。
結論から言うと、ウィーブルはバッキンが作った【白ひげのクローン人間】と予想してみる。前述のように、バッキンはベガパンクたちと同じMADSに所属していた科学者でした。あくまで自称ではあるものの、科学に関してそれなりに精通しているはず。
またバッキンは自らがクローン技術の被検体となって生まれたのが、CP0に所属していた同名のステューシーでした。
つまり、ベガパンクたちが確立させたクローン技術を盗み取る機会はいくらでもあったはず。MADS解体から3年後、その技術を流用してバッキン単独で自ら作ったクローン人間を作った。それが現在白ひげの息子を名乗るウィーブルだった。
○バッキンは科学者としては未熟だった
しかし天才ベガパンクと違って、バッキンは科学者として未熟だった。それ故に生み出したクローン人間は未完成だった。ウィーブルの体が「ツギハギ」だらけだった理由、見た目や性格・知能が白ひげとは似ても似つかなかった理由も、まさにそれだった。
ただ腐ってもベガパンクが確立させたクローン技術だけあって、【白ひげの強さ】だけは唯一継承することに成功していた。
だから、ウィーブルは【白ひげの血統因子】そのものは継承しているはず。元愛人だったバッキンであれば、白ひげの毛髪なども容易に盗み取れるはず。また同じ金髪ヘアーである点から、バッキンの血統因子も入っているに違いない。
だから、バッキンがウィーブルの【生みの親】という表現は正しい模様。
○白ひげの財産を奪うためにウィーブルを作り出した?
一方、バッキンが「ウィーブルというクローン人間」を作った目的は何なのか?
バッキンの目的は「白ひげの莫大な財産」でした。父親の白ひげを殺した黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ)に復讐を目論むウィーブルを制する言動から、バッキンの目的は素直に「お金」だけと考えるのが自然か。特に深い理由はなさそう。
ロックス海賊団時代に白ひげが莫大な財宝を貯め込んでいることを知ったバッキンは、何とかして財宝を奪おうと考える。そこで38年前にロックス・D・ジーベックの死亡後、MADSに強引に潜り込んで、自身を被検体とする代わりにクローン技術の全てを入手する。
そして、35年前に未完成のクローン人間・ウィーブルを誕生させる…という流れだったと予想してみる。
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