ワンピース最新1000話のネタバレ感想をレビュー!ONE PIECE最新999話のネタバレ感想は別途ご参照ください。YouTubeのドル漫チャンネルで「1000話予想の動画」をアップロードしたこともあります。
少年ジャンプを代表する長期作品が「ワンピース」ですが、ついに1000話に突入。漫画界でも1000話まで連載が続いた作品は数えるほどしか存在しないはず。果たしてワンピース1000話の内容は?
ちなみに次のONE PIECE1001話のネタバレ感想はレビュー済み。
「残り話数」に重要な伏線が隠されていた
まずは「1000話に関する伏線」を考察。どうやら話数の語呂合わせではなく、1000話までの「残りの話数」に大きな伏線が隠されていました。
- 990話(残り10話)→【X】ドレークが【十】鬼を撃破
- 991話(残り9話)→赤鞘【九】人男がカイドウと対峙
- 992話(残り8話)→おでん二刀流×4名の赤鞘(2×4=8)
- 993話(残り7話)→カイドウのかまいたちの斬撃が7つ
- 994話(残り6話)→ヤマトの髪飾りの本数が6本
- …
- 999話(残り1話)→エース(トランプで1)の過去話
- 1000話(残り0話)→?
1000話まで残り10話の990話であればX・ドレークが活躍し、残り9話の991話では赤鞘九人男がカイドウと対峙。残り1話の999話ではエースが過去編で登場してる。Xは数字で10を意味し、エースはトランプで数字の1を意味する。
つまり、残り0話にあたる1000話ではイム様の「無(0)」が掛けてある説もドル漫では考察してましたが、結果的にハズレ。
百獣(100+10)で1000話
一方、ドル漫ではイム様以外の展開も考察してました。ワノ国編からいきなりイム様に飛ぶというのも突拍子がない話。
それが1000話では「ワノ国を支配するカイドウが殺される」という説。
何故なら、カイドウの異名は「百獣(ひゃく・じゅう)」だから。これを数字に置き換えると100と10。そう、まさに1000話を意味する。残り1話の999話では「一寸法師の1」を意味するとしたら、カイドウの倒し方の予想も見事に当たるか。
もちろんカイドウを倒す術はなかなか思いつかないので、逆にカイドウが「勝利するパターン」も考えられそう。そうなるとYouTube予想動画の通り、カイドウとビッグマムの四皇同盟が更に深化したら1001話以降では麦わらの一味たちは絶体絶命のピンチに?
…などと1000話目の展開を予想してました。
1000話目のタイトルは「麦わらのルフィ」
ということで本題に入ります。
まずは1000話目の「タイトル」。これまでONE PIECEでは節目節目のタイトルが話題になることが多かった。
例えば、ワンピース1話目は「ロマンスドーン」。ワンピース100話は「伝説は始まった」。どちらも始まりを匂わせるタイトル。そのためドル漫でも1000話目にタイトルを「○○の始まり」や逆説的に「○○の終わり」などと予想してました。
でも結果的にはONE PIECE1000話目のタイトルは「麦わらのルフィ」でした。ONE PIECE公式サイトの早バレでは「麦わらのルフィ」というタイトルが意図的に隠されていたため、これには大きな意味があるはず。これについての考察は後述。
ちなみに少年ジャンプ5・6合併号にONE PIECE1000話が掲載されてます。
この理由は「56でゴム」だから。主人公・ルフィのゴムゴムの実と合わせて、あえて5・6合併号に掲載した模様。だから1000話までにおそらく意図的に休載もしてたはず。
ドクロドーム屋上に集結
ということでONE PIECE1000話目の内容を解説します。
ドクロドームの5階。ミンク族のシシマムシたちが百獣海賊団たちを一掃。そのままルフィは屋上に駆け上がる。
マルコはクイーンやキングたちを相手にするものの、優勢な戦いを展開。不死身体質をキングたちは攻略できない様子。そのままマルコはゾロを屋上に飛ばす。
ヤマトはおでんの航海日誌を光月モモの助に渡す。ここにはDの意味やラフテルの場所やひとつなぎの大秘宝の正体なども描かれているとされるので、2021年中にそれらの秘密が明かされる可能性が高そう。
またルフィが話していた「夢の果て」の意味も分かりそう。東の海でエースと一緒にいた当時から夢の果ての中身を語っていたそう。壮大な計画すぎて笑うレベルとか。まさにゴールド・ロジャーがラフテルで爆笑したそれと同じ?
何故赤髪のシャンクスが泣いていた理由も関連付けて、ルフィの夢の正体は2021年以降のワンピースで語られるのかも知れない。
麦わら一味 vs カイドウとビッグマム
このおでんの航海日誌には「20年以上先の未来に次の時代を担う強力な海賊たちが新世界へ押し寄せてくる。カイドウを討てるのはそいつらだ」と書かれていた。何故こう確信したかの理由は不明。
そして、ドクロドームの屋上に到着したルフィはカイドウとビッグマムと対峙。ルフィ以外にもゾロ、キッド、ロー、キラーなど最悪の世代の面々がいた。カイドウとビッグマムは余裕しゃくしゃくで「こいつらは生意気」と語り合う。
ただ二人の間をスタスタと悠然とすり抜けるルフィ。さながらHUNTERxHUNTERのメルエムの如き余裕。ルフィが向かった先は息も絶え絶えの赤鞘九人男たち。
錦えもんは「あの世でおでん様に合わせる顔がない」と涙すると、ルフィは「ワノ国を背負う。友達の国だ」と呼応。ローがオペオペの実で赤鞘九人男を下に移動させると、ルフィはカイドウの背後からの攻撃を交わす。
そして、これまでのワノ国の思い出が頭によぎるルフィはギア3(ギアサード)の「レッドロック(業火拳銃)」でカイドウをワンパン。カイドウは苦悶の表情を浮かべ、ビッグマムも突然の出来事に思わず狼狽える。
ルフィは膝をつくカイドウに対して「おれはモンキー・D・ルフィ!お前らを超えて海賊王になる男だ!」と豪語する…という場面でワンピース1000話は終了。
1000話で「麦わらのルフィ」の存在を改めて強調
だからONE PIECE1000話の内容は自分含めていろいろ考察されてましたが、そのほとんどは良くも悪くも外れました。
100話では革命軍のモンキー・D・ドラゴン。500話では元ロジャー海賊団のシルバーズ・レイリーといった重要キャラクターが新登場してましたが、1000話目で新キャラクターの登場はなし。1000話の内容を読む限りは「大きな仕掛け」はなかったと評価できそう。
SNSでの「カウントダウン企画」も最後にルフィを持ってくるためだけの仕掛けでしかなかった模様。1000話のストーリーは行きあたりばったりではなく、当初から予定していた内容でした。ワンピースの考察を意識して途中で展開を変えた可能性などはなさそう。
そのため正直ハードルが上がりすぎていたとは言え、良くも悪くも1000話の内容に特に驚くような仕掛けはありませんでした(もしかすると伏線はしれっと隠されてる可能性はある)。
ただやはり1000話という大きな節目は作者・尾田栄一郎にとって「大きな意味」はあったはず。
それが「ONE PIECEの主人公はルフィだぞ!(ドン」ということ。「ONE PIECEはルフィという男の物語」ということを改めて強調する狙いがあった。かつて尾田栄一郎は「ルフィは僕の理想の子供」とも語ってる。自身も投影させてる。
だから言ってしまうと、ワンピースの1000話は作者・尾田栄一郎の「決意表明のようなもの」は強く感じさせました。どこか存在感が薄い麦わらの一味(麦わら大船団)の存在に改めてクローズアップさせたいのでしょう。
うるティとのバトルを描く必要はあったのか?
ただ1000話の内容はツッコミどころも少なくない。
ルフィがカイドウを一瞬でボコったはいいものの、だったら何故直前にルフィとうるティのバトル描写を描いたんだ?っていう。飛び六胞のうるティごときに直前まで苦戦してたルフィが、何故カイドウを一瞬でボコれるんだっていう疑問は拭えません。
最初からカイドウを一瞬でワンパンするシーンを1000話に持ってくる予定だったのなら、このうるティとの戦いは明らかに不要でした。だから最近のONE PIECEはちゃんと次の展開を考えながら描いてるのか本気で心配になります。
ワンピース1000話目の巻末コメントでは「2021年は面白い漫画が描きたい」と尾田さんは語ってる。ワンピースの考察が当たってたとか当たってないとか気にせず、「一般のONE PIECEファンが面白いかどうか」のみでルフィの物語を描いてほしいところ。
ONE PIECE1001話の予想まとめ
以上、記念すべきワンピース1000話のネタバレ感想でした。
ワンピース1000話の内容は比較的読みやすかったか。カイドウをワンパンで倒すならもう少し前段階で描けるものはあった気がしますが、尾田さんのコメントを信じる限り、1001話目以降のバトル描写は面白くなると期待したいです。
とりあえず1001話目以降の展開を予想しておくと、さすがにカイドウ&ビッグマムとのバトルがちゃんと始動するはずです。
一方、1000話予想ではいろいろ考察したものの、自分以外で考察が直接当たった人は少なそう。1000話でカイドウたちの悪夢の宴が開かれる可能性も考えたんですが、あくまでワンピースの主役はルフィ。この作者の決意表明も強く現れた1000話目でした。
逆に考えると、1000話では伏線めいたものはほとんど描かれてません。厳密には光月おでんの航海日誌の伏線はありますが、ワンピースの考察界隈で得られる新情報は少なかった?
○1000話目を記念したキャラ投票の意味
ちなみにワンピース1000話目を記念して、世界中のワンピースファンを対象にした「WORLD TOP100(WT100)」というキャラクターの人気投票が始まってる模様。投票期間は2月28日までですが、一日一票何度でも投票可能らしい。
この企画は「価値観の違いや多様性をともに体験するプロジェクト」とのこと。
だからコミックス97巻の表紙には、やはり自分が考察した通りの「狙いや伏線」が隠されてそう。何故1000話目の広告がニューヨーク・タイムズに掲載してるのかも含めて、やはり尾田さんの政治的な主張が込められているに違いない。
最近のワンピースはつまらないという考察記事も以前に書きましたが、とりあえず2021年以降のルフィには「コミックス10億部」を目指して是非頑張ってほしいと願ってます。
コメント
どこがねたばれなんだよ、うそ、おおげさ、まぎらわしい、JAROに報告だ!
ごめんなさい。あくまで1000話の「予想」ですm(_ _)m
ただコメント欄なので1000話の内容を一応ネタバレしておくと、
1000話では「カイドウをルフィが一撃で倒すらしい」です。
厳密にはカイドウは死んでいないと思いますが、
自分の「百獣(100+10)説」はそれなりに当たるっぽい?
また1000話のタイトルは「麦わらのルフィ」とかなんとか。
これまでの100話といった節目に付けていた、
タイトルの法則とは全く違った模様です。
だからジャンプ編集部が公開していた1000話の予告画像に
何故か麦わらの一味の海賊旗が描かれていましたが、
まさに1000話のタイトルを予言していたっぽい。
1000話のカウントダウンも最後は順番的にルフィが来るので、
ずっと前から考えていたタイトルではある模様。
多分、これまでと違って新キャラの登場もありません。
少なくともヤマトが1000話で仲間に入る可能性もなさそう。
以上が5chでたまたま見てしまった1000話の内容の一部になります。
これ以外の情報は知りません。正直ツッコミどころも多い展開ですが、
いずれ1000話の詳細は来週にレビューしたいと思います。
だからJAROにだけは通報しないでください(ToT)
百獣(100+10)で1000話だと100+10=110ですよ。100×10のだと思いますー。
JAROに通報だーww(しませんけど)