【ハンタ考察】メルエムが最強すぎて誰も勝てない説を検証した【HUNTERxHUNTER】

(HUNTERxHUNTER21巻 冨樫義博/集英社)

ハンターハンター』の最強すぎるキャラクターと言えば、やはりメルエム。食べれば食べるほど強くなるというキメラアントの王様。ただメルエムはあまりに強すぎる。もはや「最強 of 最強」という称号を差し上げても構わないほど。

そこで今回ドル漫ではメルエムがどれだけ最強なのか!?またネテロの自爆以外に最強のメルエムを倒すことができたのかなどの疑問を、今更ながら徹底的に筆者が考察してみたいと思います。

メルエムの正体とは?どこからやって来たのか?

まず簡単にメルエムの正体を解説・考察したいと思います。

○メルエムの正体は「キメラアント」の王

メルエムとは、キメラアントという種族の頂点に君臨する王。そのため当初は「名も無き王」としてネフェルピトーといった直属護衛軍から崇められ、独裁国家・東ゴルトー共和国を支配し、メルエムはキメラアントの国家を樹立する。

ただメルエムは当初自分に名前がないことに苦しむ姿が描かれているんですが、さながらメルエムは日本の天皇あたりをモチーフにしている節もあるのかも知れない。一方、東ゴルトー共和国は北朝鮮を明らかにモチーフとしてる。

つまり、かつて日本は朝鮮半島を筆頭に暴虐の限りを尽くした。天皇(メルエム)はまさに日本を象徴する王様。メルエムが北朝鮮を根城にしたことは、まさに日本が過去行った植民地支配を…などいろいろと想像も膨らませてしまいます。

○メルエムは究極的な合理主義者

それはさておきメルエムは非常に頭の回転が速く、非常に合理主義者。この頭の回転の良さがバトルにおいても発揮され、更にメルエム最強説を形成していく感じになります。言葉の端々から頭の良さが感じ取られて、「メルエムの名言」も実は多い。

(HUNTERxHUNTER27巻 冨樫義博/集英社)

メルエムは自らを絶対的な王として君臨することを人間たちに求めつつも、なおかつ堕落した権力者などを除外することで「人間たちに理不尽のない世界を提供」することをネテロにさながら和平交渉を持ちかけたシーンも印象的でした。

当初メルエムは傍若無人の暴君として振る舞っていたものの、「軍儀」を愛し、コムギを愛し、人間としての情操を徐々に身に着けていく。ただメルエムの提案からも分かるように、人間とキメラアントは決して交わることはない。

そして最終的にメルエムはコムギという少女と悲しい結末を迎えます(T_T)

○メルエムの名前の意味や由来とは?

でもメルエムが迎えた最終的な結末にこそ、「メルエム」という謎の名前の由来が来ているらしい。

結論からサクッと書いちゃうと、メルエムの名前は「メルウェル(Merwel)」や「メネルウェル(Menerwel)」と呼ばれるエジプト神話の神様が由来という考察がもっぱらネットでは有力。

実際、メルウェルはどうやら「太陽神」として本当に位置付けられている神様とのこと。キメラアントの女王が「全てを照らす光」とメルエムの名前の意味を死に際に語っていた状況ともしっかり符合するため、ドル漫でもこの説を推したいと思います。

(HUNTERxHUNTER30巻 冨樫義博/集英社)

そこでメルエムとコムギの感動的なラストシーンを思い返してみましょう。

この名シーンでは「太陽」や「光」が演出として使われてる。メルエムの由来は「太陽神」という説を裏付けるカタチ。もしメルエム以外のキャラ名にも興味があれば【ハンターハンター】キャラクター名の由来一覧まとめなども参照。

ちなみに、メルエムの名前の由来には「エジプト語で陛下をヘムエフ」といった説もあります。ただそもそも現在ではエジプト語が存在しないため、基本的に確認しようがない。正直ドル漫では眉唾考察と判断します。

○メルエムは「暗黒大陸」からやって来た?

すぐ後述しますが、このメルエムはめちゃんこ強い。あり得ないぐらい強い。そこで気になるのはメルエムの正体。キメラアントを含めて、一体どこからやって来たのか?という疑問を解説したいと思います。

(HUNTERxHUNTER32巻 冨樫義博/集英社)

結論から書くと、メルエムの正体はジン曰く「暗黒大陸」から流れ着いた外来生物らしい。キメラアントは魔獣なんかとも違う模様。

つまりメルエムが果たしてなく強かった理由は「本来いるはずがない外来種だったから」という一言に尽きます。筆者は当初キメラアントはどっかの政府組織が作った実験動物かなーと考えていたんですが、それだと色んな矛盾も生まれるので暗黒大陸由来という説明は納得。

だから前述のようにメルエムの名前の由来は「太陽」などだったわけですが、まさにヒカリとは相反する「暗黒大陸由来の生物」という設定が加わることで、更に相対的にメルエムのキャラが輝くようになっているんだとドル漫では考察してみる。

メルエムの防御力がハンパなく強い!!

まずメルエムの防御力。とにかく硬い。ドラゴンクエストシリーズで言えば「はぐれメタル」の比ではない。

(HUNTERxHUNTER28巻 冨樫義博/集英社)

例えばネテロが百式観音を使ってバンバン攻撃を繰り出す。百式観音の攻撃があまりに速いためメルエムは一切避けることができない。

(HUNTERxHUNTER28巻 冨樫義博/集英社)

でも、まさかの無傷。

メルエムの体にはかすり傷すらまともに付かない。「え?今なんかしました?」とでも言いたげ。まぁ考えてみるとネテロの百式観音もネフェルピトーにダメージを与えられていないため、実際にはそこまで強くない可能性もあります。

ちなみに前述のようにメルエムは頭が賢い。その後、百式観音の攻撃バリエーションを分析して、軍儀で身につけた詰め将棋ばりにネテロの手筋を解読。結果的にネテロをフルボッコしてしまう。

ただ、これはメルエムの圧倒的な無敵に近い防御力があったからこそ可能だったと言えます。そのためネテロの「百式観音」そのものも、やはり同時に最強の必殺技であったことも間違いないでしょう。

メルエムの念能力やオーラが最強すぎる!

でもネテロ会長とメルエムのバトル以降、更にメルエムは強くなる。最終的にネテロは肉体に仕込んだ小型核爆弾のようなもの(ミニチュアローズ)で自爆して、メルエムに壊滅的なダメージを与える。

ただメルエムの特徴は「食べて強くなる」こと。そこでメルエムの部下であるモントゥトゥユピーなどが自らの体を一部献上することで、メルエムは再び復活。そしてモントゥトゥユピーなどの念能力を継承するカタチでメルエムの最強っぷりが増す。

(HUNTERxHUNTER29巻 冨樫義博/集英社)

例えばモントゥトゥユピーの自身の肉体を変化させる能力を使って、メルエムは羽根を生えさせることで自在に飛び回ることが可能になる。そこら辺の鳥やハエより優秀。空中戦まで可能になれば、もはや人間キャラは誰も勝てへんやろ。

(HUNTERxHUNTER29巻 冨樫義博/集英社)

挙句の果てに、メルエムはユピーの念能力を継承して「かめはめ波」みたいなオーラの念弾を放出させる。

この念弾がどれぐらいの威力かというと、1km程度先の巨大な岩山を破壊しちゃうほど。ウヴォーギンの硬パンチが小型ミサイルほどの威力ですから、それを放出系で軽く凌駕してしまうメルエム様には苦笑いしかこみ上げてこない。

このオーラ弾の何が優れているかというと、やはり遠距離から攻撃できること。

ウヴォーギンにしろ普通の強力な念パンチであれば、もし崩れた岩や瓦礫の下敷きになってしまうなど二次被害も発生。ただ遠目からここまで撃ち放つことができれば、そういった心配がない。そもそも誰もメルエムに近付くことすらできない。

メルエムの円が最強にヤバすぎるwww

そして特にドル漫で特筆しておきたいのが、メルエムの「円」。

円を簡単に解説しておくと、オーラを薄い膜状に広げることで相手の攻撃をより早くに探知できる技。能力者によっては数百メートル範囲にまで円を広げることが可能。ここまでオーラを広げることができれば、かくれんぼの鬼は楽勝。

(HUNTERxHUNTER29巻 冨樫義博/集英社)

ただメルエムの円は規模が違うんですねぇ(ムツゴロウさん風)。自身が根城にした宮殿周辺をゆうに取り囲むほど広い。しかもオーラの形状が邪悪そのもの。ナックルも思わず「オレたちがどうにかできるレベルじゃねぇ」。

(HUNTERxHUNTER30巻 冨樫義博/集英社)

しかもメルエムはオーラを「光子状」に一粒一粒細かく分解させることも可能。ジンが念遊びを披露して驚かれていましたが、オーラをBB弾サイズに小さく動かすことすら至難の業。

でもメルエムは目に見えないサイズにまでオーラを分解して、それを空中に大量に放つことが可能。そこまでオーラの微細な扱いに長けてる時点で超絶的に異常。ましてや光子オーラを空中に維持するということは、操作系と放出系まで幅広い能力に精通してなければいけない。

しかもシャウアプフの念能力も継承したことで、光子オーラに触れた人間の感情をメルエムは読み取ることも可能っていうんだから、メルエムってマジでヤバくない?もはや最強という概念を超えちゃってる感がある。

(HUNTERxHUNTER29巻 冨樫義博/集英社)

だから光子状のオーラを使った「円」を繰り出されると、もはやメルエムの魔の手から逃れられるものは存在しない。まさしくメルエムは『ハンターハンター』の中でもチート級のチートキャラクター。

誰ならメルエムに勝てたのか?

ということでやはり気になるのは、こんな最強すぎるメルエムを倒せるキャラクターや念能力者が『ハンターハンター』の中に存在するのか?という話。最後はそこを考察して今記事を締めくくりたいと思います。

○ゴンさんならメルエムに唯一勝てる?

結論から書いてしまうと、もしメルエムに勝てるとしたらゴンさんだけだとドルジ露瓶尊は考察します。

何故ならネフェルピトーが「やはりゴンの能力は王にも届き得た」と冷や汗を垂れ流してるから。忠誠心が強いピトーはメルエムのためであれば冗談を言うキャラではないため、このセリフは額面通りに受け取って構わないはず。

やはりメルエムは身体能力や念能力がシンプルに強いため、ガチンコで戦うとしたらどうしてもバトルは殴り合いがベースになる。つまり純粋な強化系能力者同士の勝負になってくる。

現時点でのハンターハンターでゴンさんを超えるキャラは残念ながら存在しないため、もしゴンさんで勝てなきゃ誰もメルエムには勝てないでしょう。

○幻影旅団ならメルエムに勝てる?

例えば幻影旅団相手だと、フィンクスの「リッパーサイクロトロン」。腕を回すという簡単な制約で破壊的なダメージを与えられる優秀な必殺技ではあるものの、前述のようにメルエムの硬さはそれ以上。

もちろん1000回以上腕を回せばメルエムに致命傷を与えられる可能性はありますが、フィンクスが腕をグルグルと回してる時点で攻撃されてお陀仏。そもそも攻撃力が高められても、メルエムの驚異的なスピードにフィンクスがついていける保証もない。

フェイタンの「ペインベッカー」もメルエムに瀕死状態まで追い込まれれば、ネテロの自爆時のように致命傷を与えられる可能性はありますが、フェイタンが瞬殺されない保証ができない。そもそもキメラアントの軍団長に苦戦してる時点でお察し。

○操作系能力者はメルエムにすら触れられない

続いて今度は「操作系能力者」であればメルエムを倒せるか考察してみましょう。

でも残念ながら、やはり操作系能力者でもメルエムには勝てないでしょう。

何故ならシャルナークやヴェーゼといった操作系能力者を見ると、基本的に戦闘能力が見劣りすることが大半。シャルナークに至ってはヒソカにすら惨敗してる時点でお察し。つまりメルエムにすら近付くことすらできずに負けるはず。

放出系に関しても、やはり普通にメルエムに避けられるはず。レイザーあたりでようやくメルエムに攻撃を与えられるレベルか。それでもネテロ戦のメルエムを見ている限り、やはり致命傷は与えることは難しいはず。

具現化系にしても、兵器などリアルに存在するものを超えるものが作れないため以下同文。

○毒などを生成できる「変化系」ならメルエムに勝てる?

だからメルエムに勝てる可能性があるとしたら、おそらくゴン以外であれば「変化系能力者」だけだと思います。

何故なら最終的にメルエムが死んだ理由が「毒」だから。こういったものをオーラから作り出せるのは変化系のみ。自分もメルエム登場の当初から「毒以外では勝てない」と考察しておりました。

例えばキルアのように電撃を食らわせれば、おそらく一時的に動きを止めることも可能なはず。直属護衛軍のモントゥトゥユピーでも電撃は効いていたため、メルエムでも同じく電撃攻撃なら効くはず。

所詮はメルエムも生物。必ず体内から弱体化させる方法はあるはず。そこをどうやって発見して、メルエムを調理していくのかが勝利へのカギとなる。それが可能なのは「変化系能力者」のみ。

暗黒大陸から来たヤツには基本勝てない

でも考えてみると、前述のようにメルエムといったキメラアントは暗黒大陸からやって来てる。

五大厄災」のそれぞれが非常に危険。実際、既に脅威が明らかになっている五大厄災のアイことナニカ(アルカ)は見事にチート仕様丸出し。そうするとメルエムに現時点で勝てるキャラクターが存在しないのはある意味自然。

メルエムに勝てるキャラが『ハンターハンター』内で大勢いるのであれば、そもそも人類はどんどん暗黒大陸を開拓しているはず。だからハンターハンターの最強キャラはメルエムと断言していいでしょう。

もし興味があれば「ハンターハンター最強ランキングまとめ」もご参照。ネタバレしておくとメルエムが不動の1位ではあるものの、他のハンターハンターキャラがどれぐらい強いのか知りたい方は暇な時にでも読んでみてください。