少年ジャンプの『ONE PIECE』で非常に重大な役割を担っている組織が「革命軍(かくめいぐん)」。読んで字の如く、革命を起こそうとする反政府組織。主人公のモンキー・D・ルフィの父親をリーダーとするだけあって、今後ストーリー上も大きなカギを握る存在。
そこでドル漫では「革命軍の全メンバー一覧」を徹底的に紹介解説したいと思います。また革命軍の結成時期や過去など幅広く考察します。
革命軍とはイム様を倒す反政府組織
まずは革命軍とは何なのかを簡単に解説します。
革命軍とは「世界政府」を倒そうとしている反政府組織のこと。全世界で起きているクーデターの背景には、この革命軍が常に暗躍しています。そのため世界政府や海軍の立場で考えると、海賊以上に厄介な存在が革命軍と言えそう。
世界を牛耳っている世界政府や天竜人は悪人として描かれているため、逆に言うと革命軍とは「悪い天竜人たちを倒すヒーロー集団」とさしずめ言い換えてもいいか。つまり、世界の王である【イム様】「五老星」の打倒を目指しています。
ただし、革命軍が実際にイム様の存在を知っているかは不明です。それでもかつてロックス・D・ジーベックが世界の王を目指していたため、革命軍の目的との親和性の高さも匂わせます。
革命軍の結成時期は22年前
革命軍の結成時期は「22年前」になります。このタイミングはバスターコールで学者の街・オハラが焼き払われた直後。それまで「自勇軍」と呼ばれる組織を率いていたドラゴンがその惨劇を目の当たりにし、さらに武装化を図ったのが革命軍だった。
革命軍の創設メンバーは【モンキー・D・ドラゴン】【バーソロミュー・くま】【エンポリオ・イワンコフ】の3名になります。革命軍の前身とも言える自勇軍にくまやイワンコフも在籍していたかは不明ですが、普通に考えると、ドラゴンが新たにリクルートしたカタチか。
またドラゴンは世界一の天才科学者・ベガパンクとも旧知の仲であり、どうやら思想的に通じている部分がありました。
革命軍が危険視され始めたのは8年前?
例えば、24年前にラフテルに到達したゴールド・ロジャーが処刑されましたが、その際に既に革命軍のリーダーだったドラゴンもローグタウンにいたことが確認されています。
ただし、世界政府に公然と危険視され始めたのは「8年前」の世界会議(レヴェリー)での話になります。「5・6年も経てば我々世界政府の脅威になる」とドラゴンが名指しされていますが、革命軍が結成されても10年以上は地下で潜伏していた感じか。
だから自勇軍の時代も含めて、革命軍が何をしていたか判然としない時期も長いです。バーソロミュー・くまが海軍に捕縛されて王下七武海としてこき使われ始めた時期も判明してないため、意外とゴタゴタがあって計画を進められなかったのか。
ただ10年前に東の海・ゴア王国でサボを救出するなど、ドラゴンが世界政府に危険視され始めた時期と重なるため、革命軍が結成されても10年以上は「地下に潜伏していた(戦力集めに奔走していた?)可能性」は高そうです。
【活動履歴】革命軍が最近2年間で行ってきたクーデターまとめ
そこで革命軍が直近「2年間」で世界各地で行ったクーデターや反乱をおさらいします。
まず2年前には「ヴィラ」で革命軍がクーデターを起こしたことがナミが読んだ新聞で判明してます。また同じく2年前、革命軍を潰すために海軍はCP9を派遣し、北の海(ノースブルー)で革命軍の23名のメンバーが殺害されています。
しかし、その報復とばかりに今度は南の海(サウスブルー)の「セントウレア」で革命軍が支援した反乱軍・反政府軍が海軍相手に勝利を収めております。現状としては革命軍と海軍・世界政府は、まさに「一進一退の攻防」が続いている様子。
そして、マリンフォード頂上戦争後は「ドレスローザ」でドフラミンゴとカイドウの武器密輸現場をコアラが押さえるなど、どうやら紛争の引き金となる要因を潰す作戦も行っているらしい。
他にも世界会議に直接乗り込んで、奴隷化したバーソロミュー・くまを救出するといった実力行使に走っています。まさに宣戦布告とも呼べる行為は結果的に失敗に終わるものの、世界会議の直前では軍隊長たちが「ルルシア王国」でクーデターの手助けを行っていました。
【アジト】革命軍本部はバルティゴだったが…
続いては革命軍の「アジト」を解説します。どこで活動の拠点にしているのか?
革命軍本部が「バルティゴ」になります。白土の島という異名の通り、辺り一面が真っ白の土で覆われています。だから革命軍本部の拠点にするには非常に目立つとは思うんですが、世界政府などは長らくバルティゴを発見することはできませんでした。
ただし、ドフラミンゴ撃破後にジーザス・バージェスによって偶然バルティゴの場所が突き止められ、結果的に黒ひげ海賊団の侵略にあって革命軍はそこから追い出されるハメになります。意外と革命軍って弱いのか?と思ったりしますが詳細は不明。
その後、革命軍は幹部でもあるイワンコフが育ったカマバッカ王国の「モモイロアイランド」に現在は拠点を移しています。ここで世界に散らばった軍隊長といった幹部を全て集結させて、リーダーのドラゴンが様々な指示を出しています。
モンキー・D・ドラゴン…革命軍総司令官【生存】
ということで革命軍メンバーをそれぞれ詳細に考察していこうと思います。ただし、今回のメンバー記事では「幹部」のみ紹介します。今後活躍すれば別ですが、バニー・ジョーやテリー・ギルテオといったモブキャラは割愛します。
まず革命軍のリーダーが【モンキー・D・ドラゴン】。前述のように革命軍の創設者。年齢は55歳。声優は柴田秀勝。異名は「反逆竜」。懸賞金額は不明。
顔の左半分に彫られた「ダイヤマーク風の刺青」が特徴的ですが、トランプの伏線に絡んでいるとも言われます。何故か『ワンピース』は左側に傷があるキャラクターが多いため、もしかすると顔の入れ墨も伏線が隠されている可能性も。
革命軍はこのドラゴンの「目的や夢」「カリスマ性」に惹かれてメンバーが集まっている様子。そのためドラゴンがほぼ全指揮系統を担っており、革命軍の組織図としては「ドラゴンを頂点としたトップダウン型の組織」になります。
ドラゴンの血縁関係がすごい。主人公のモンキー・D・ルフィの父親にして、海軍の英雄と呼ばれるモンキー・D・ガープの息子でもあります。またミドルネームからも分かるように、ドラゴンもいわゆるDの一族の一人です。
○革命軍リーダーは「ルフィの実父」
だから、ドラゴンの出身地は東の海の「ゴア王国」になります。ロジャー海賊団のゴールド・ロジャーも東の海出身でしたから、どこが世界で一番弱い海やねんと言いたくなりますが、逆に強者が多すぎて中途半端に強い海賊はみな淘汰された説もあります。
つまり、ドラゴンの血筋は「貴族」の可能性が高そう。サボと同様に、ドラゴンが世界政府を打倒する革命軍を結成した理由も「自らの血筋」が関係してそう。実際、誰よりも天竜人を嫌悪していたガープも貴族だとしたら辻褄が合います。
既に海軍だったガープがドラゴンという名前を命名した理由も「息子に天竜人を打倒してほしい」と願って命名したからとも言われます。
ちなみに、ルフィが父親の存在を知ったのはビッグマム編とかなり遅かったんですが、これは物心がつく前にドラゴンと生き別れていた証拠でしょう。ルフィの年齢は19歳。革命軍の結成時期が22年前ですから、ルフィの母親はもしかすると革命軍の元メンバーか?
サボ…革命軍参謀総長【生存】
続いては革命軍参謀総長の【サボ】。参謀総長は役職で言うと「ナンバー2」になります。声優は古谷徹。年齢は22歳。出身国は東の海・ゴア王国。異名は「炎帝」。懸賞金額は「6億200万ベリー」。
サボの武器は「握力」。竜の爪を自称する指力は金属や頭蓋骨ですら簡単の握りつぶすほど。武装色の覇気を使った「竜爪拳(りゅうそうけん)」という拳法を主に得意にしています。
またサボは「メラメラの実」の能力を得たことで、飛躍的に戦闘力を高めます。聖地マリージョアでは海軍大将・藤虎あたりとも互角に渡り合った痕跡もあるため、懸賞金額は更に増えそうな予感。
また聖地マリージョアでの一戦後は、「8カ国革命」を主導したことで世界的に知名度も高めます。一部ではサボを神のように崇める市民も多く、現在は人気度で言うとドラゴンを既にしのぐそう。
○革命軍ナンバー2はルフィの幼馴染
サボの出身地からも分かるように、現在は麦わら大船団を率いるルフィや白ひげ海賊団在籍していたポートガス・D・エースとは幼馴染でした。この3名は幼い頃から悪さしてきた悪友であり、血こそ繋がらないものの義兄弟としてお互いを信頼し合っていました。
ただゴア王国の腐った貴族の生活に嫌気を指していたサボは、10歳の時に自由を求めてルフィたちより先に航海に出るものの、その日はタイミングが悪く天竜人たちが訪れる日だった。天竜人の航行を邪魔した結果、サボの小舟は砲撃されてしまう。
誰もがサボが死んだと思っていた所、革命軍リーダー・ドラゴンによって救出されます。サボの左目に付いた大きなキズも、天竜人の砲撃によって負ったキズ。世界政府の船をギロリと睨みつけるドラゴンの表情が、革命軍の全てを物語っている雰囲気。
砲撃の影響でルフィやエースたちとの記憶を喪失するものの、革命軍の一員となったサボはドラゴンの元でメキメキと頭角を現していく。「自由を追い求める」という革命軍の思想と、サボが求める生き方がマッチ。その後、全ての記憶を思い出すものの、エースの形見を継承したカタチ
だから革命軍はルフィとの繋がりが強い組織であることが分かります。
バーソロミュー・くま…革命軍元幹部【生存?】
続いての革命軍の幹部は【バーソロミュー・くま】。ドラゴンと同じく革命軍の「創設メンバー」。しかし、いつかのタイミングで海軍に捕縛された以降は革命軍を抜けています。声優CVは堀秀行。年齢は47歳。出身地はソルベ王国。
くまは過去はワンピースの中でもかなり複雑。元ソルベ王国の国王でありながら、「暴君」として国を追われて海賊の道を歩む。その後、ドラゴンたちと出会って革命軍を結成するものの、海軍に捕縛された後は王下七武海として世界政府に協力する日々を送る。
またくまは「特別な種族」であることが判明しています。ここに目をつけたベガパンクが釈放させ、くまの肉体を元に人間兵器パシフィスタを量産させています。最終的に完全なロボットと化すものの、ベガパンクとの強い接点も読み取れます。
一方、イワンコフはくまの動向を知らなかった様子。マリンフォード頂上戦争では「いい加減におっシブル!ヴァターシの顔を忘れっタブルの!?」と激怒するなど、革命軍の中でもベガパンクとの繋がりを知るのはドラゴンだけ?
エンポリオ・イワンコフ…革命軍幹部【生存】
続いての革命軍幹部が【エンポリオ・イワンコフ】。やはり革命軍の「創設メンバー」ですが、出身地はカマバッカ王国。永久欠番という表現もありますが、現在も女王として君臨。革命軍は現在このカマバッカ王国を拠点に活動しています。
役職は革命軍に5名いる「軍隊長」の一人。G軍(グランドライン)を指揮するリーダー。直属部下には副軍隊長のイナズマがいます。ただドラゴンと対等の立場で話せていることから、他の軍隊長とは立場はやや上かも知れない。
年齢は53歳。声優はいわむらのりお→岩田光央。アニメ版『ワンピース』での初代声優さんもリアルオカマで不祥事をやらかして降板したのは懐かしい思い出。実際、イワンコフはその声優さんをモチーフにしてデザインされていただけに残念。
○熱血漢の革命軍創設メンバー
イワンコフはくまと同様、おそらく革命軍に在籍していた時代に監獄インペルダウンに収容される。しかし、地下深くで「ニューカマー(新人類)」と命名する仲間をかき集めて反乱に備えていた。そこでルフィやエース、ジンベエたちとも出会う。
イワンコフはニューカマー拳法の使い手であり、「ホルホルの実」の能力者でした。人間のホルモンを操作することができ、他人の性別すら変えることも可能。この能力を使ってイワンコフは毒に侵されたルフィを助けたこともあります。
いつも奇抜な格好をしているものの、イワンコフの中身は「熱い野郎魂」が入っているのも特徴。ルフィを治癒してる時に、どこか諦めがちだったボン・クレーに対して、「奇跡ナメんじゃないよォ!!」と激怒した場面は印象的でした。
前述のようにイワンコフは革命軍創設メンバーですが、ドラゴンの何に共鳴して協力したのか?
イナズマ…革命軍幹部【生存】
続いての革命軍幹部が【イナズマ】。年齢は29歳。出身地は南の海。声優は浜田賢二、庄司宇芽香。イワンコフの直属の部下。G軍の副軍隊長だけあって、革命軍幹部の一人です。
イナズマは「チョキチョキの実」の能力者。手を巨大なハサミに変えることで、石や鉄など硬い物体ですら簡単に切ってしまう超人パラミシア系。切り刻んだものを「布」や「紙」のように張り合わせることも可能。
また副軍隊長だけあって、イナズマは体術の使い手でもあります。かつて少年時代のサボなどを教育していた過去もあります。
コアラ…革命軍幹部【生存】
続いての革命軍幹部が【コアラ】。魚人空手の師範代であり、こう見えて武闘派の兵士。幹部ではあるものの、軍隊ではないため、一体どういう役職に付いているかは不明。年齢は23歳。出身地はフールシャウト島。声優はゆきのさつき。
コアラが革命軍に入ったのが14歳。サボより数年遅れで革命軍に参加している後輩ですが、コアラの方が年上のためお姉ちゃん体質を覗かせます。コアラとサボ、後述するハックは行動を共にすることが多く、ちょっとした姉弟のような関係性。
両者の設定は作者・尾田栄一郎もいろいろ考えているようですが、SBSを読む限りは今後開陳されるかは不明です。
○元天竜人の奴隷だった少女
コアラの出身地はフールシャウト島なんですが、幼少期に拉致されたのか聖地マリージョアで「天竜人の奴隷」として長らく働かされていました。しかしボア・ハンコックたちと同様、魚人の英雄であるフィッシャー・タイガーによって救出された過去があります。
まさに底辺オブ底辺の少女だった。救出された後も当初は奴隷癖が抜けきれておらず、コアラの感情の起伏はゼロ。荒くれ者のジンベエですらドン引きするほど。一度は故郷に戻るものの、何やかんやでコアラは革命軍に加入しています。
そのため革命軍に入るべくして入っています。
ハック…革命軍兵士【生存】
続いての革命軍が【ハック】。年齢は38歳。役職が与えられた幹部ではありません。声優は廣田行生。
ハックは魚人空手師範代であり、「百段ハック」という異名を持つ革命軍の兵士。「我が友ジンベエ」と語っているように、ジンベエとも旧知の仲。そのためハックの出身地も魚人島でした。
コアラを筆頭に、革命軍に入隊する孤児たちを鍛え上げているお師匠さん的な立ち位置。しかしサボに関しては当時から抜きん出ていたことから、ハックの出る幕はありませんでした。それでもハックは昔から三人で行動を共にする機会が多かった模様。
ハックの性格は人情深いのに対して、サボの性格は意外とドライ。要件だけ伝えてそのまま電話を切ることはしょっちゅうで、ハックはサボを「要件人間」と影でディスっていたりします。意外と肝の小ささも覗かせます。
カラス…革命軍軍隊長【北軍】
続いての革命軍軍隊長は【カラス】。北の海を担当している北軍リーダー。役職的にはエンポリオ・イワンコフと同等か。年齢は47歳。出身地は北の海。声優は草尾毅。懸賞金は4億ベリー。
スキンヘッドにカラス風のマスクを被った男。見た目はいかにも厳ついですが、声がか細いためカラスの声をまともに聞き取ることはほぼ不可能。確か『トリコ』にもこんなキャラいたな。
カラスの種族は「イカの魚人族」と予想するのはドロピザさんの考察です。実際、カラスの肌色は真っ白と異質でした。またイカの特徴的な口元や足が描かれていません。そして、イカは漢字で「烏賊」と書きます。個人的にも割りといい線いってると思います。
ただ強いて言えば、カラスの手の平に「水かき」が確認できないこと。魚人族の多くはジンベエを筆頭に指と指の間に水かきがあるんですが、カラスの手のアップを見てもそれが確認できない。だから正確には「イカの人魚族」が正解かなと思います。
○カラスの悪魔の実はススススの実
カラスの悪魔の実は【ススススの実】。いわゆる煤(すす)人間になります。当初は動物ゾオン系のトリトリの実の能力者と予想する人もいましたが分かりやすいフェイクでした。
煤とは、物が燃えた後に生まれる黒い炭素の微粒子のこと。だからカラスは自然ロギア系に該当すると思うんですが、カラスはこの煤を操って自由な形に「固形化」することができます。
そのためこれまでカラスが飛ばしてきた「烏のような黒い物体」は煤でした。正体は微粒子だけあってカタチは自在に変えられるため、刀のように敵を突き刺す技(オベリスス・方尖煤)といった必殺技も披露しています。さながらスナスナの実に近い能力か。
ただ煤で生み出した鳥に乗って長距離移動できたり、煤の鳥は喋ることもできるなど、カラスの悪魔の実はスナスナの実よりも優秀な側面もあります。まさに命を生み出す能力。さすが革命軍の軍隊長といった所か。
ベロ・ベティ…革命軍軍隊長【東軍】
続いての革命軍軍隊長が【ベロ・ベティ】。東の海を担当している東軍リーダー。年齢は34歳。出身地は東の海。声優は甲斐田裕子。懸賞金は4億5700万ベリー。モデルはウジェーヌ・ドラクロワ作の『民衆を導く自由の女神』。
ベロ・ベティの悪魔の実は「コブコブの実」。他人の気持ちを高ぶらせる能力を持つ。旗を振り上げる度に民衆が鼓舞されて、各々の戦闘力が上がっていく。世界各地で市民にクーデターを起こさせている能力と言ってもいいため、ベティの懸賞金が特に高い理由も納得。
タバコの煙を小粋に蒸すなどパンクなキャラ。口調もゴリゴリに上から目線。
モーリー…革命軍軍隊長【西軍】
続いての革命軍軍隊長が【モーリー】。西の海を担当している西軍リーダー。声優は三宅健太。出身地は西の海。年齢は160歳。懸賞金は2億9300万ベリー。種族は巨人族だけあって、身長は12メートル超え。
モーリーの見た目はオッサン丸出しですが、中身はイワンコフと同じように可憐な乙女。画像では見えませんが、しっかりスカートも着用しております…(ヽ´ω`)
モーリーの悪魔の実は「オシオシの実」。色んな物を壊さずに押しのける能力を持つため、地中に埋まるだけではなく、そのまま巨大な空洞を作ることも可能。ゲイだけあって、さながら「穴掘り」が大好きな悪魔の実と考えると良さそう。
マゼランが監獄署長を務めていたインペルダウンの「ニューカマーランド」を100年近く前に作ったのも、実はこのモーリーでした。イワンコフはモーリーが作ったとは知らなかったようですが、この能力を使ってモーリーは脱獄していた模様。
リンドバーグ…革命軍軍隊長【南軍】
最後の革命軍軍隊長が【リンドバーグ】。南の海を担当している南軍リーダー。年齢は37歳。出身地はモコモ公国。声優は菅沼久義。懸賞金は3億1600万ベリー。
リンドバークは「猫のミンク族」になります。パッと見はネズミにも見えますが、体躯は非常に小柄。常に謎のメガネをかけているのも特徴。好奇心が非常に旺盛で、外の世界が見たいという理由でズニーシャからいつぞやに飛び出したそう。
現実世界には「チャールズ・リンドバーグ」という発明家がいますが、この革命軍のリンドバーグも発明家。そのため革命軍の中でも随一の頭脳を誇るそう。さまざまな武器を開発し、初登場では「凍らせる銃」なども披露しています。
ベガパンクとの繋がりもあるのかどうかも興味深い。
ウシアーノ、あひる、ギャンポ、ジロン…革命軍【副軍隊長】
また各々の軍隊長は「直属の副幹部」を従えております。
右から西軍の副軍隊長が【ウシアーノ】、東軍の副軍隊長が【あひる】、南軍の副軍隊長が【ギャンポ】、北軍の副軍隊長が【ジロン】。ちなみに各々の軍隊長は西軍はモーリー、東軍はベロ・ベティ、南軍はリンドバーグ、北軍はカラスになります。
詳細は現時点で不明ですが、ウシアーノは「牛のミンク族」と推察します。表情から性格は明るい感じか。正直弱そうですが、戦獣民族と名乗るだけあって意外と強いはず。そして、スーロン化も(略。何故同じミンク族のリンドバーグの部下ではないかは不明。
あひるは副軍隊長の中でも紅一点。隊長がベロ・ベティであることから、東軍のメンバーはほとんど女性なのか?機械仕掛けの左腕を装着し、手の平を見るとここから炎など噴射しそう。麦わらの一味のフランキーのような人種っぽい。ベガパンクとの繋がりは?
ギャンポは全身永沢君のようなフォルム感が特徴。おそらく普通の人間だと思いますが、服装やヒゲなどを見ると紳士風キャラっぽい。その割に口調はやや荒っぽさが見える上、会話から賭け事が好きなことが読み取れます。
ジロンは特殊なメガネを掛けた男。どうやら無機物をバリボリと食べている?バクバクの実という悪魔の実が存在しましたが、何かしらの能力か。見た目的にはリンドバーグの部下っぽい雰囲気ですが、マントを羽織るなどカラス要素もそれなりに。
語尾が「ジャジュジョ」なのも特徴的。
ニコ・ロビンが将来的に革命軍のメンバーに入る?
また革命軍の正規メンバーとは確定していませんが、ドラゴンたちは「革命の灯火」として麦わらの一味のニコ・ロビンを注目しています。ニコ・ロビンの古代文字の解読能力を高く評価していることから、革命軍もどうやらポーネグリフの存在を狙っているのかも知れない。
実際、ラフテルに到達されることは天竜人の転覆は密接に関係している可能性が高い。だからドラゴンは自勇軍時代に惨劇があったオハラに向かっている。世界政府は空白の100年の研究を菌しているということは、この歴史の真実が天竜人たちにとって不都合な事実である裏返し。
つまり、実は革命軍も海賊たちの最終的な目的は同じラフテルなのではないか?海賊の多くはラフテルに「金銀財宝」を夢見ているのに対して、革命軍はラフテルに「歴史の真実」を追い求めてる。ルフィにとっての「海賊王」と革命軍にとっての「革命」の意味は同じ。
だから、そのタイミングがワンピースの最終回となるかは不明ですが、ドラゴンとルフィの親子が結果的に相見える接合点がラフテルになるのかも知れない。最終的にロビンが抜けてビビが入ってくるパターンもワンチャンあるか。
【共通】革命軍メンバーは「動物」に関係あり?【予想】
ちなみに、この革命軍メンバーには「面白い共通点」も存在します。
革命軍のキャラクター名が「動物」と関係しているということ。
例えば、リーダーのドラゴンはそのまま神話上の「竜」。サボも竜の爪など必殺技が「竜」でした。コアラはそのまま「コアラ」、ハックは「魚」。イナズマは「カニ」。イワンコフは「人間(ホモ・サピエンス)」。
軍隊長のリンドバークは「猫」、カラスはそのまま「カラス」。副軍隊長もあひるや牛などそのまんまのキャラクターが多かった。今回紹介していませんが、バニー・ジョーだと「うさぎ」、テリー・ギルテオだと「カンガルー」といったメンバーも動物に関係。
革命軍の全キャラが動物に関する名前というわけではないものの、作者・尾田栄一郎の何かしらの意図が込められている可能性は高そう。
コメント
踊る大捜査線とか長州力とか時代を感じる……………