ワンピース最新1065話ネタバレ感想を画像付きでレビューします。前回のワンピース1064話のネタバレ感想は後で御覧ください。
先日、『ONE PIECE FILM RED』のオマケで赤髪のシャンクスのワンピの実をもらってきました。細かい部分まで塗装されてて、思ったよりクオリティが高くて驚きました。これ目当てなのか観客の数も目に見えて増えてて、やはりシャンクス強しといった印象です。
『FILM RED』の肝心の興行収入ですが、『鬼滅の刃』でもやいやいと言われた手法は乱発されているものの、2022年中にも頑張れば200億円は越えるかも。ちなみに、11月12日からはワンピース104巻の特装カバーがもらえるそう。
ちなみに次のワンピース最新1066話のネタバレ感想は既にレビュー済みです。
カリブーが麦わらの一味に同行する理由
ベガパンクの研究所がある未来島エッグヘッド。
その付近で停泊させたサウザンド・サニー号の船内では、ゾロとブルックたちが仲良くお茶をして待っていた。しかし、そこにはヌマヌマの実の能力者・カリブーの姿もあった。どうやら紛れ込んでいたものの、ゾロたちに発見されてしまった模様。
ただ「ウチの船長が世話になったな。ありがとう降りろ」と笑顔で強要するゾロに対して、「ちょいとちょいとお待ちよォ~。たしかにワノ国脱出できればどこでもいいと言っちゃったけど」と冷や汗タラタラのカリブー。
果たしてカリブーは裏切り者なのか?誰と繋がっているのか?…という場面からワンピース1065話から始まります。
ベガパンクと太陽
一方、上層の研究層(ラボフェーズ)にはナミやウソップの姿があった。ベガパンク猫が開発した動く階段に感動。フランキーは仕組みや動力源が気になっている様子。これに対して、ベガパンク・リリスは「この島の動力源は火だ。全てのエネルギーに変換できる」と答える。
そして、「もし【消えない炎】がこの世にあれば、【太陽】を作れるのに」と残念そうに語る。
もちろん『ワンピース』で登場する太陽と言えば、まさに太陽の神ニカのこと。そして『ワンピース』では、何故いつも背景には月が描かれていたのか?いよいよストーリー根幹部分に関わる含みや言及も増えている感じです。
ベガパンク・リリスは「一方方向にだけ進める扉」をそのまま抜けると、「何している通れ!視覚に惑わされるな」と壁を前に立ち止まっている麦わらの一味を叱咤する。ニコ・ロビンは「なぜ通れた?」と疑問を呈するものの、通過した後は鉄の扉が背後にあるだけで戻ることはできなかった。
ジンベエ版セラフィムが登場
ベガパンク・リリスは、その間にも誰かと話していた。その相手が同じくベガパンクの「想(エジソン)」だった。ベガパンク・エジソンが「よう来たな。ワイの言う通りに進め」と麦わらの一味を歓迎するような口ぶりで迎えるものの、実際には真逆だった。
何故なら、海軍科学特殊班SSGが開発したセラフィムが待っていたから。しかも、その姿は明らかにジンベエだった。
前回ジュエリー・ボニーの能力でジンベエが子供化していたため、セラフィムとして登場する可能性を予期していましたが、まさかここまで早く登場するとは。
だから王下七武海制度はセラフィムに応用するためにやはり設けられていた模様ですが、サンジたちはあらゆる可能性を考えるものの戸惑うばかり。そうこうしている内に、ジンベエ版セラフィムは手の平から光線を発射して攻撃してくる。
やはりセラフィムも悪魔の実の能力が使えた
まさにパシフィスタの脅威が再び頭をよぎる麦わらの一味。ウソップは「ハメられたァー」と大騒ぎ。ナミは「つまりジンベエのクローン兵ってこと?」と冷静に分析する。「子供ってだけで手が出せないんだけど…」と言いつつ反撃しようとした瞬間。
ジンベエ版セラフィムは「地面にザブンと潜り込んだ」のであった。だから、セラフィムは悪魔の実の能力も使える模様です。ジンベエの目の瞳孔に【星型マーク】が描かれていることから、自分の予想通り、ボア・ハンコック版セラフィムも何らかの悪魔の実の能力が使える模様です。
ただ事態は更に深刻だった。地面からザパンと上がったジンベエ版セラフィムに、そのまま喉を掴まれてしまうナミ。これを見たサンジはブチ切れ。仮に「ジンベエであっても死刑」として、強烈なケリを食らわせて吹き飛ばす。
立て続けにニコ・ロビンも「右に同じ」として追撃を加える。
しかしジンベエ版セラフィムは一歩さらに上手だった。液体化させた地面を掬って、そのまま魚人空手と応用して対抗しようとした。海中での戦闘に限ると魚人空手もいろいろ制限を受けますが、地上でも同様のことができるとなれば相性が最強に良すぎる件。
全てのベガパンクが登場
ここにウソップがドクロ爆発草で、ジンベエ版セラフィムに対抗する。しかし、やはり地中に潜って回避されるのであった。ウソップがそのまま地中に連れて行かれそうになった瞬間、フランキーがラディカルビームでジンベエ版セラフィムを燃え尽くそうと試みる。
その瞬間、「受けるなSシャーク」という声が聞こえる。
その声の正体はベガパンク・想(エジソン)だった。フランキーの正体を知らないベガパンク・エジソンは「あいつ何者や!?あっぶなー。セラフィムはまだ子供やぜ。レーザー実験はまだ先や」と慌てた様子。この言葉を聞く限り、セラフィムはまだまだ成長する余地がある?
この隣にいたベガパンク・リリスも「まったくじゃのう!セラフィム一台いくらかかると思うとるんじゃ!」と怒り心頭の様子。どうやらセラフィムの戦闘データを集めるために、麦わらの一味は利用されていた感じ。ここで新たな発明品が閃いたベガパンク・エジソンは別のベガパンクに業務を委ねる。
それがベガパンク・知(ピタゴラス)。見た目はロボコン風。ベガパンクのそれぞれの漢字を見ても分かるように、2体ずつがキャラデザなどがそれぞれで対比されている印象。その後、ベガパンク・欲(ヨーク)なども登場して、6体全ての猫(サテライト)が判明します。
900年前に実在した高度な文明とは?
また6体のベガパンクは、それぞれの個体で機能面が連結されている感じ。
例えば、ベガパンク・ヨークが代わりに食事をしたりトイレに行くことで、他のベガパンク猫も「実際にそれと同じ行動を取った扱い」になるため、ひたすら研究に没頭できている模様。睡眠すらもベガパンク・ヨークに代用させている模様です。
他にも実験準備はエジソン、資料の分析はピタゴラス、ボディーガードはアトラスなど役割もそれぞれ明確に分かれているっぽいです。
そして、最後に現れたベガパンクが正・シャカだった。6体のベガパンクのリーダー的存在っぽい。海賊は信用できないとして、DOMシューズを履いた麦わらの一味をその場で固着化させる。ただベガパンク・シャカは衝撃的な事実を語る。
「この島が未来に見えるか?ここは過去だ。例えば、エッグヘッドのような高い文明を持つ【王国】が900年前に実在してたと言ったら信じられるか?」とポツリ。一方、ルフィ側もほぼ同じタイミングで謎の巨大な朽ち果てた巨大ロボットを発見していた。
聖地マリージョアに巨大麦わら帽子が隠されていましたが、かつて古代巨人族が被っていたものだった?
果たしてベガパンクは一体何を知っているのか?空白の100年に一体何が起きたのか?更にはそれ以前の歴史は一体どういうものだったのか?『ワンピース』の世界観がついに判明か?…という場面で最新1065話は終わります。
ワンピース1065話のネタバレ感想まとめ
以上、ワンピース最新1065話のネタバレ感想でした。
休載明けということでしたが、今回の1065話の内容もぶっ込んでくれておりました。セラフィムの「星マーク=悪魔の実の能力者」という自分の予想は奇しくも当たっていましたが、いざ目の当たりにすると想像以上にヤバい組み合わせだった印象。
ベガパンクは革命軍との繋がりから考えると、今後ルフィの敵として立ちはだかる可能性は低いと思いますが、セラフィムが使用できる悪魔の実の能力が一つだけとは限らないはず。もしセラフィムの体の構造も黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ)のように改造すれば能力が使いたい放題に?
今後エッグヘッドには先ごろキャラ名が全て判明したCP0のロブ・ルッチなどが近付いてきているため、どういう一悶着が起きるかは想像に難くないでしょう。ルフィとの再戦も期待できますが、現状だと力の差を考えるとルフィに軍配が余裕で上がりそう。
そもそもバーソロミューくま型のセラフィムも基本的にベガパンクの命令しか聞かないでしょうから、ワノ国で散々な目にあったCP0ができることなどほとんどないに等しいか。
○ワンピースの世界観は猿の惑星?
そして空白の100年…正確には更にそれ以前の過去がようやく見えてきました。当初はベガパンクは未来からやって来た科学者とも考えましたが、過去の世界が「近未来都市」だったというオチでした。ワンピースの世界はさながら『猿の惑星』や宮崎駿の『天空の城ラピュタ』的なそれか。
しかも、ベガパンクの【王国】という表現を聞く限り、それがDの一族の王国だった可能性も高そう。少なくとも、クローバー博士が語っていた消滅した王国とは、まさにベガパンクが指す王国と合致しているに違いない。
考えてみると、月の古代都市は近未来感満載でした。そこにはかつてミンク族が奴隷化されていた形跡がありました。このミンク族は大昔に月から地球に飛来してきた可能性が高い。
つまり、900年以上前の世界は月の科学技術を生かした現代のような世界観だったか。もしくは「月に到達した地球人」もいた可能性もありますが、ワンピース終盤のストーリーは漫画の世界と現実世界を巧妙にリンクさせてくるのかも知れない。
○900年前のDの王国は今の地理を作り上げた?
レッドラインやカームベルトなどワンピースの地理は人工的に作られた匂いがプンプンしていました。
ベガパンクもお金と技術者さえいれば「気候すら操れる」と豪語していました。グランドラインは局所的に気候が変わる春島冬島などいろいろありました。ワンピースの地理も実はかつて900年前に高度な文明を持つ王国が作ったものだった可能性もあるか。
まさに大きな伏線だったに違いない。
どうしても古代兵器ポセイドンのイメージが強いものの、900年前のDの王国が作ったとしたら、古代兵器プルトンや古代兵器ウラヌスも近代兵器に近いデザインとなる可能性も高そう。まさに『宇宙戦艦ヤマト』的な宇宙船が登場する?
だから、ベガパンクは研究を進めていく過程で、「高度な文明を持つ王国の歴史」に行き当たってしまったからイム様に命を狙われているのでしょう。イム様は不老不死説も既に考察済みですが、900年以上前の近現代兵器を既に掌握しているか。
実際、ルルシア王国やゴッドバレー島を消滅させた兵器も900年前のDの兵器だった?何故900年前の兵器が世界であまり残っていないのか、何故高度な文明を持つDの王国が倒されたのか?など、ワンピースの世界観のスケール感が大きくなってきそう。
逆にここまで文明が発展していたのであれば、なぜ魔法のような能力を扱える悪魔の実がいつどこで生まれたのか?という点も改めて気になるところ。果たして、はじまりの悪魔の実の正体とは?
次のワンピース最新1066話予想
そこで最後は簡単に次のワンピース最新1066話を予想します。
普通に考えると、このままベガパンクが900年前の過去について語ってくれそうですが、黒ひげ海賊団とハートの海賊団との一戦が再び描かれそうな気がします。結局、ローは黒ひげに一矢報いることができたのか?
もしオペオペの実が奪取されていた場合、黒ひげが永遠の命を得ることに繋がる。まさに地獄の釜の蓋が開く。黒ひげはロックス・D・ジーベックの息子であることから、不老不死同士のイム様と戦うのはまさに運命的と言えそうか。
ただベガパンクと革命軍との繋がりが判明したばかりですから、次はカマバッカ王国に滞在するモンキー・D・ドラゴンに視点が移る可能性もありそう。聖地マリージョアで一体何が起きたのか?サボの生死が新たに判明するのか?
今後は特に革命軍の動向がカギを握るに違いない。
最近の『ワンピース』は直近で判明した謎はあまり先延ばしにしないため、ワノ国編後で明らかになった伏線が回収される可能性は高いです。例えば、火ノ傷の男の正体も判明する日も近いかも。個人的には普通にDの一族かなと思ってるんですが、特殊な種族と言われるくまの正体も判明?
コメント