『ワンピース』最新946話のネタバレ感想をレビュー。
ちなみに、ようやく『ワンピース』最新93巻の発売日が7月4日に決定。当初ドル漫では6月4日と予想してたんですが、ワンピースは最近休載が多いこともあって発売日がこれまでよりも遅れた模様。
自分は電子コミック派なので7月には購入できませんが、このままだとワンピース最新94巻の発売日も以前のペースよりも遅れそうです。
ワンピース最新946話までの展開をおさらい
ということで、まずはいつものように『ワンピース』最新946話までの展開をおさらい。休載で一週間間が空いたので内容を覚えてない人もいると思うので、是非ごらんください。
ワノ国・花の都。黒炭オロチがトの康を処刑したことで敵味方が入り乱れた混乱状態。ゾロはオロチの最側近の狂死郎と対峙し、サンジは百獣海賊団の傘下に入ったディエス・ドレークと交戦。
その後、ゾロは光月日和と共に逃亡し、サンジは嫉妬で発狂状態。
一方、黒炭オロチに投獄されてるベポなど仲間を助けるために到着したローを待ち構えていたのが、ドレークと同じくカイドウの軍門に降ったバジル・ホーキンスだった。
ホーキンスはワラワラの実の能力でベポたちの命を取り込むことで、ローはホーキンスを殺せない状態に追い込まれる。極論するとカイドウの命も取り込めばよかったやんけと思うんですが、もしかすると発動条件がありそう。
そして、ワノ国の兎丼・囚人採掘場。ついに空腹状態のビッグマムが到着。ルフィもクイーンも驚くものの、ビッグマムはヨダレダラダラで我を失ってる状態。優しさを取り戻したBBAも元通りに凶暴化。
クイーンはついに悪魔の実・リュウリュウの実を発動させるものの、ビッグマムのジャンピングパンチに頭が地面にめり込む。果たして、ルフィたちの運命はどうなるのか?ビッグマムの暴走は止まるのか?
ビッグマム vs クイーンが早くも決着
ということでワンピース最新946話の展開をレビュー。
結論から書くと、ビッグマムとクイーンの戦いは早くも決着します。
ブラキオサウルス化したクイーンの尻尾をグイングイン引き回して、ビッグマムは「おしるこよこしな!トカゲ野郎!」と採掘場の壁に叩きつける。クイーンの「ババー」という叫びも虚しく響くだけ。
さすがビッグマムは5才児にして巨人族の英雄をフルボッコしただけあります。クイーンの部下たちも「次元が違うぅぅ」と大騒ぎ。考えてみると、クイーンの懸賞金額もわずか13億程度でしたから宜なるかな。
クイーンは気絶する程度でそこまで大きなダメージを負ってる印象はないんですが、結果的に「開かずの檻」が破壊されてしまう。おそらく、ここに河松が収容されていたと考えられるため、いよいよお披露目されるか。
雷ぞうは河松を助けようと片っ端からカギを盗み出そうとするものの、このカギは花のヒョウ五郎に近い親分衆を助け出すために今後使われる可能性が高そうです。
ちなみに、ワノ国の電伝虫はカタツムリではなく「タニシ」。田んぼとかによくいたアレ。無線機型の電伝虫はスマートフォンならぬスマートタニシと呼ばれてる。
結果的にカリブーが大活躍。今後百獣海賊団の全通信手段が絶たれる伏線が張られ、このためだけにカリブーはディエス・ドレークに捕縛されたことを考えると、作者・尾田栄一郎のプロット力がハンパない。
ビッグマムがブチ切れた理由は「優しさ」から
ビッグマム勝利で無事に大団円…とは行かない。何故なら、ルフィがビッグマムが大好物のお汁粉をすべて平らげてしまったから。ビッグマムは案の定、ブチ切れ状態。
ただし、ビッグマムがブチ切れた理由はまさかの「優しさ」からだった。おそらく誰もが空腹で食い患いになったかと思ったら、「あの貧乏な町のみんなにお汁粉を分け与えたかった」という理由でビッグマムはキレた。
だから、ビッグマムは空腹で錯乱してるわけではなく、むしろ義理人情で怒り狂ってる。ビッグマムはハッキリと記憶喪失状態なので、ルフィのことは思い出せずにいるものの、状況的には「ビッグマムは優しいまま」ということ。
とはいえ、ビッグマムの怒りの矛先はルフィに向かう。
何故なら、このままだと貧しい恩人たちを救えないから。ビッグマムの幼少期を振り返っても、実はもともと優しい女の子だった。マザー・カルメルと過ごした幼少期も貧しい孤児も多かった。
○武装色の覇気は海楼石も無効化する?
そして、ビッグマムに追い詰められたルフィたちは爆弾付きの首輪がいよいよ爆破…という瞬間に、かつてシルバーズ・レイリーがケイビーにやったように首輪を外した。
奴隷用首輪は海楼石でできているため、本来は悪魔の実の能力者は触れることすら大変。つまり、武装色の覇気は海楼石の効果も無効化できるっぽい。例えば、この衝撃波を介すことで海楼石には触れずに済むという理屈か。
いわゆる波動の強さによって、自然ロギア系悪魔の実でも防げる攻撃や防げない攻撃も出てくるのかも知れない。
→という考察は間違いです。
コメントでもご指摘いただきましたが、クイーンも「海楼石の手錠は外してやる」と敢えて言ってることから、奴隷用首輪は海楼石ではできてない模様。そのため覇気が海楼石の効果まで無効化できてるかは言えなさそうです。
実際、レイリーの描写でも「グシャ」という効果音が使用されており、今回ルフィがやったそれと酷似。この時点で覇気の設定はふんわりと作者・尾田栄一郎は構想していたことが伺えます。
ただし、手の動き自体がめちゃくちゃ高速だから、爆破する前に首輪を捨てた可能性もありますが、光月おでんとロジャー海賊団繋がりで、ヒョウ五郎もレイリーのことを覚えている様子ですから947話以降でまた説明がなされるか。
ワンピース最新947話の展開予想してみるよ
以上、今週号のワンピースのネタバレ感想でした。
続いては次号のワンピース最新947話の展開を勝手に予想したいと思います。そういえば最近またワンピースの「早バレ」してる漫画サイトが増えましたが、果たして大丈夫なんでしょうか?変な余波が来ないか心配です。
結論から書くと、ワンピース最新947話では「ルフィの覇気が覚醒すること」はほぼ間違いなさそう。個人的にはもう少し時間がかかるかと思ったんですが、ビッグマムの暴走は想像以上だった。
単純にルフィの肉弾戦の強さがアップしたと考える感じでいいと思うんですが、今回の修行がギア5など新たな必殺シリーズに繋がるか不明。でも現状だと悪魔の実が覚醒したバージョンが先に適用される可能性は低くなった?
あとビッグマムも「記憶喪失の度合い」が想像以上でした。自分がビッグマムであることすら覚えてない。完全に自分のことを「おリン」だと思いこんじゃってる。
だからお汁粉問題さえ解決できれば、本当にもしかすると11人目の麦わらの仲間になりそう。少なくともビッグマムことおリンは簡単に寝返るとは考えにくく、ビッグマム海賊団も含めて麦わら大船団に加盟するパターンも?
とはいえ、さすがに考えすぎか。
あとは前述のように赤鞘九人男の河松が登場する日も近いはず。タニシが無効化されてる現状、兎丼に飛び六胞やカイドウがやってくる可能性は低いため、河松が最終的にビッグマムを止めちゃう可能性も?
とりあえず現状の流れだと当初の読み通り、ルフィたちの戦力はこの兎丼で大幅に強化されそうです。
コメント
いつも楽しく拝見しております。
ルフィがつけられてる奴隷用首輪は、海楼石でできていないと思いますが。
同じくいつも楽しく拝見しております。
確かに海楼石の手錠を外されて首輪に変わった時、ルフィがちゃんと動けて喜んでいたので私も首輪は海楼石ではないと読みました。
ちなみに「武装色が海楼石を無効化」と考察されていますが、これがもしかしたら覇王色の真骨頂なのではと私は読みました。
以前からドルジさんが「覇王色が意外としょぼい」と書かれていて私もずっとそうだと思っていましたが、今回のこの件で「覇王色は何か危機的な状況を打開する力」なのかななんて思いました。ちょっとザックリし過ぎていますが今後具体的になるのかな?と。
コメントどうもでした。
確かに首輪は海楼石ではできないっぽいですね。
一週間遅れですが少し追記しておきました。
いずれ覇気の考察記事も手直ししたいと思います。
今週号も新たに読む限り、ルフィの腕が黒く変色してる点も含めて、
あくまで「武装色」の延長線上の技に留まるっぽいか。
覇王色の覇気はいつ覚醒してくれるんでしょうか(笑)
冷静に見比べると、ルフィと違ってビッグマムは武装色でまとってないですから、
ビッグマムのフィジカルの強さを改めて実感させられます。
最新話見たら武装色でしたね笑
やっぱりワンピースの考察は難しいですね、さすがです。