ハンターハンター最新393話のネタバレ感想を画像付きでレビューします。前回のハンターハンター392話のネタバレ感想は別途でご参照ください。
ちなみに次のハンターハンター最新394話のネタバレ感想は既にレビュー済みです。
エイ=イ組のルイーニーはさっそく死亡
シャ=ア組と幻影旅団の前に現れたのが、エイ=イ組のルイーニー。これまでさんざん裏から悪態を繰り返していてノブナガたちを挑発していたものの、「待ってくれよ!オレは旅団と揉める気はねーんだ。むしろ協力したいと思ってる」とルイーニーは手の平を返す。
そして、ルイーニーは「カキンの王族を根絶やしにしたら、この船乗っ取って元の世界に戻り大暴れする!世界をぶっ壊そうぜ!オレ達と共に!」と幻影旅団を誘う。しかし、浅ましいという表現がピッタリの愚行に出る。
結果、ノブナガに瞬殺されるルイーニーであった。
サンドイッチマンばりに「ちょっと何言ってるか分からない」とノブナガは一蹴。確かに幻影旅団に協力を仰ぎたいのであれば、全くの逆効果。そして、「お前等が世界を壊すって言うなら、オレがお前等を壊す」とエイ=イ組に宣戦布告するノブナガ。
その後、シャ=ア組の部下が帰ってきた頃には、ルイーニーはさらに無惨な姿となっていた。ノブナガはその首を持ち上げながら、「さっき決めた。エイ=イ一家はオレらが潰す」と言い残してその場を去る。シャ=ア組の熱烈なファンだった男は、思わず心のなかで感激した。
エイ=イ組ではルイーニーの後釜を決める流れ
ルイーニーの死はすぐにエイ=イ組に伝わった。
何故なら、アジトの中からシャ=ア組に潜入する途中だったため、ルイーニーの下半身がエイ=イ組のアジトの中にそのまま残るカタチとなっていたから。しかし動じることなくエイ=イ組のメンバーは「ルイーニーの抜けた穴」をどうすべきか作戦会議を開く。
ルイーニーの能力は「日陰のマフィア」たちにとっては、まさに使い勝手抜群の能力だった。ただ理想の念能力を思い描く組員が多いのか、進んで同じ能力を得ようとするものは少なかった。既に開花した別の念能力で代用する方法も模索する組員もいた。
そこにシュウ=ウ組を襲ったばかりのエイ=イ組のデヴェラレスなどが帰ってきた。シュウ=ウ組の幹部・ヒンリギの念能力にどう対応すればいいか、エイ=イ組の組長・モレナに指示を仰ぐ。モレナは「分からない」としつつも、どう工夫し対応すればいいか具体的にアドバイスを与える。
一方、ヒソカと遭遇したシュウ=ウ組のザクロは気絶させられていた。先に目を覚ましていた相方のリンチに起こされると、「若頭ヒンリギに至急報告しないと…今まで遭った誰よりヤバい」とザクロはシュウ=ウ組にひとまず合流するために戻る。
ヒソカとヒンリギの邂逅
ザクロと合流したシュウ=ウ組のヒンリギは、既にヒソカの居場所を探り当てていた。ヒソカはとあるシネコンで映画を優雅に観ている最中だった。ヒンリギはおもむろにヒソカの隣りに座って、「単刀直入に言おう」とマフィア同士の抗争が収まるまで船の第一層で過ごすことをヒソカに頼んだ。
シャ=ア組は幻影旅団と手を組んでヒソカの探索を行っているが、シュウ=ウ組もシャ=ア組と手を組んでエイ=イ組の掃討に動いている最中。そのためヒソカと幻影旅団が相見えてしまうと、シュウ=ウ組もヒソカを敵視しなければいけない。
ヒソカは「ボクは一向に構わない。混沌は嫌いじゃない」とあっけらかんに答えると、ヒンリギも「ぶっちゃけると、旅団に勝てないのは充分理解している。ただオレ達が大事にしているのは【均衡】。それをエイ=イ組は壊そうとしている。幻影旅団なら苦もなく一掃してくれる」と素直に懇願。
またヒンリギは「同世代の怪物対決を間近で見れるチャンスを潰したくない」として、ヒソカと幻影旅団の抗争を楽しみにしていることも伝える。これを聞いたヒソカは「正直者は嫌いじゃない」と暗に快諾してみせる。
そして、ヒソカが「ボクと旅団どっちが勝つと思う?」と不敵に尋ねると、ヒンリギは「オレは旅団派。推しは箱」と躊躇なく答える。交渉は成立したが、ヒソカは「旅団からケンカを売ってきたら拒まない」ことだけは注文を付け加えた。
エイ=イ組の新たな刺客
その後、ヒンリギはエイ=イ組のモレナの居場所を知る軍人の元に向かう。しかし、そこには既にシャ=ア組のオウの姿があった。軍人は単なる一般人との小競り合いと言い訳するが、オウは「伍長のお前が下級兵士に任せてない時点でバレバレ」と何か企んでいることをすぐ見抜く。
軍人はあっさりと白状すると、オウは「シュウ=ウと同じ額を出す。ヒンリギが来たらオレ達も一緒について行く」と半ば強要する。軍人は「ヒンリギが認めるわけがねぇ」と拒否するものの、オウは「これからはエイ=イを潰して残り2組で均衡を保つことにした」と説明。
オウは「信用しろ。一人残らず始末する」と氷の微笑(スマイルゼロ)を浮かべると、軍人は「あんたに笑いかけられた奴は必ず死ぬ」というジンクスを狼狽しながら口にする。その矢先に、シュウ=ウ組のヒンリギたちが合流する。
人間を消滅させる念能力?
向かった先は第三層のとある一等客室だった。まずは軍人がノックして立ち入り調査を行うために部屋に入る。それに続いて、ヒンリギとオウが入る。
しかし、その部屋にいたのは老人ひとりだけだった。ヒンリギは「あいつはどこだ?」と尋ねるも、老人は要領を得ないことを述べるだけだった。ナイフを投げ飛ばしたヒンリギは「ナイフは消えないみたいだな。お前がこっちに来い」と恫喝するも、老人はヘラヘラするばかり。
果たしてエイ=イ組の新たな刺客なのか?一体どういう念能力なのか?という場面でハンターハンター393話は終わります。
ハンターハンター最新393話ネタバレ感想まとめ
以上、ハンターハンター最新393話のネタバレ感想でした。
まず仰々しく登場した割に、エイ=イ組のルイーニーがあっさり退場。見た目通り、単なるザコでした。でも、それならわざわざここまで引っ張った意味が分からない。明らかにモブキャラがモブキャラなんであれば、もうキャラ名は無理して特に表記しません。
次の394話以降の展開としては、幻影旅団とエイ=イ組の一騎打ちが考えられますが、こちらも特に大きな波乱はなさそう。最近のハンタは『ジョジョ』を意識してそう。いろんなキャラクターが思い付いたから、そのネタをとにかく登場させてるって印象。
今回393話の最後に登場した老人も特に…って感じもしますが、語尾が「ゥ」「ェ」が多い。シャ=ア組、シュウ=ウ組といった名前も多いので、念能力と何となく関係している?
ヒソカと言えば、セリフの語尾に付いた「トランプマーク」でした。
だから前回392話から再登場したヒソカですが、どうやらやはり本物ではない可能性がありそう。何故なら、語尾に「トランプマーク」が付いていないから。前回は地味にトランプマークが付いていたんですが、今回393話のヒソカの語尾には全くありませんでした。
だから、やはりイルミのなりすまし?
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