ワンピース最新1053話ネタバレ感想を画像付きでレビューします。前回のONE PIECE1052話のネタバレ感想は別途ご参照ください。
周知の事実ですが、今回1053話から一ヶ月ほどワンピースが休載します。そして連載再開は7月25日発売の少年ジャンプからとのこと。ただ掲載される数週間前には原稿を仕上げる必要があるため、尾田さん自身は7月10日頃からは活動されているはず。
それにしても20年越しの伏線を回収する尾田さんは、改めて現人神だなぁとも。
ちなみに次のワンピース最新1054話のネタバレ感想は既にレビュー済みです。
ルフィたちの懸賞金額が30億ベリーに!
聖地マリージョアでは混乱が起きていた。何故なら、印刷所では「新たな手配書」が刷られていから。五老星は「こんな物は世に出すな」と憤慨するものの、海軍は当惑するだけ。ちなみに、この時にCP0の新メンバーの名前・ゲルニカなどが判明してます。
この裏で暗躍していたのが世界経済新聞のモルガンズ。サイファーポールの通信を傍受していたモルガンズは、ワノ国で起きた政変をことこまかく把握していたっぽい。「情報操作なんてさせねぇ。世界が変わる今は事実だけが一番面白い」と高笑い。
何故なら、モルガンズが裏で工作して「ルフィたちの手配書」を印刷していたから。
そこにはモンキー・D・ルフィ、トラファルガー・ロー、ユースタス・キャプテン・キッドたちの懸賞金額が30億ベリーに達していた事実が記載されていた。しかもルフィの姿がヒトヒトの実モデル・ニカの覚醒状態が印刷されていた。
だから太陽の神ニカの存在を隠したいから五老星は怒っているだけで、懸賞金額そのものは捏造されていないはず。
そのため先週号でギア5を撮影したのがスクラッチメン・アプーと判明していたはずなので、おそらく世界経済新聞のモルガンズと繋がっているはず。まさに情報屋たる所以。今後、アプーは裏ではいろいろ活躍しそうな予感も。
そして四皇のカイドウとビッグマムが敗北したニュースが世界を駆け巡る中、何故かサボの写真が町中に飾られていた。サボは藤虎や緑牛と戦って死亡したはず。これは何を意味するのか?やはり死亡しておらず、海軍から逃れた証拠を意味している?
ワノ国の城下町ではしゃぐルフィたち
そしてルフィたちの懸賞金額が30億ベリーに達した情報は、アプーが持ち込んだ手配しからワノ国も駆け巡ろうとしていた。
しかしワノ国はすっかりお祭りムード。光月家の料理人が本膳料理を振る舞おうとするものの、おでん城はもぬけの殻。ジンベエだけが舌鼓を打っていた。
城下では射的や金魚すくい、焼きそば、たこ焼きの出店を楽しむルフィたちの姿があった。賑やかし組のチョッパーだけではなく、ヤマトの姿もあった。目はすっかりハートマークでうれし涙を流し、ワノ国の自由を満喫していた。
さすがにここまで溶け込んでいる姿を見ると、ヤマトが10人目の仲間に入らないとは考えにくいでしょう。
光月日和も「月姫」を奏でるなどワノ国の祭りを盛り上げる中、おでん城の地下では不穏な空気が流れていた。城内地下には謎のこけし部屋があることが、幽体離脱したブルックの口から判明していましたが、今回1053話で全て判明します。
黒炭オロチたちが陥落したことで、謎のこけし部屋の厳重な扉は開かれていた。そこにいたのはニコ・ロビン。先週号ではお風呂タイムにニコ・ロビンがいないことから、一部ワンピース読者は発狂していましたが、ロビンは名探偵コナンばりに謎が大好き。
天狗山飛徹が光月スキヤキと判明する
そして、そこに現れたのが天狗山飛徹こと光月スキヤキ。実は光月おでんの父親だったスキヤキは、オロチに毒殺されておらずに、このこけし部屋にずっと幽閉されていたそう。その後、命からがら逃げ出して九里にずっと隠れ忍んでいたそう。
同じ声優だったから説は個人的に少し弱いとは思っていましたが、結果的に考察が当たっていたカタチです。やはり「こけし」というキーワードが大きな鍵を握っていました。古代文字が読めない問題を解決するには、光月将軍の生き残りがいるに越したことはない。
しかも古代兵器プルトンがワノ国に隠されていることも、光月スキヤキの口から明らかにされます。ポーネグリフや海楼石を作った一族。古代兵器プルトンを製造していたとしてもおかしくはない。それにしてもニコ・ロビンも含めて、今まで何しれっと黙っててんと言いたくはなります。
ちなみに、個人的にプルトンは魚人島の船と予想していたため、結果的には間違いでした。また空島の船と予想していた考察界隈の人も多かったですが、それも間違いでした。どちらにしてもプルトンがそれらだったら、ニコ・ロビンが気付いているはずですからね。
海軍大将・緑牛が襲来
そしてワノ国には新たな危機が迫っていました。
それが海軍大将の緑牛(りょくぎゅう)。いよいよワンピース1053話でご尊顔が明らかにされました。これも予想通り、モデルが原田芳雄でした。正確には『浪人街』の荒牧源内になります。そのため緑牛の本名も「アラマキ」でした。まさにドンピシャでした。
また能力に関しても、やはり緑牛は植物を扱う悪魔の実だったっぽいです。自らの指をツルやツタのように伸ばし、そこの吸盤から百獣海賊団のキングやクイーンの体液を搾り取るなど意外と強力。クイーンはサイボーグちゃうかったんかという疑問も浮かびましたが、さながら木遁。
ただ性格に関しては、意外と海軍に忠実。藤虎イッショウと同様、世界徴兵された民間人ですが、海軍元帥の赤犬サカズキの「徹底的な正義」に惚れ込むなどヤクザ気質な一面ものぞかせます。そのため緑牛が青キジ・クザンのように海軍を裏切るのかというと?
新しい四皇がついに判明
一方、その頃、ワノ国はすっかり夜が訪れていた。夜といえば、祭りの最骨頂。ワノ国・花の都では祭囃子のてっぺんにルフィが陣取っていた。キッドはルフィを倒してさらに懸賞金額を跳ね上げようと襲いかかるものの、ルフィの腕に絡み取られてマブダチのように肩を組まされる。
そして、敵味方がみんな入り乱れて「宴」を楽しむ。麦わらの一味、赤鞘九人男、ミンク族、百獣海賊団の元メンバーなどなどまさにどんちゃん騒ぎ。まさに盛大な宴。ワノ国編からめっちゃ金がかかってるアニメ版ワンピースでは、もっと派手に描かれるに違いない。
既に考察済みですが、ワンピースの最終回でも、基本的に最後も宴で締めくくられる可能性は高そうです。そのため、この最後の宴はワノ国編どころではない大騒ぎが描かれることでしょう。でも、果たして最後の宴は地球で行われるのか?
ただキッドがルフィを襲いに来たことには理由があった。
何故なら、「新しい四皇」の中にルフィの姿があったから。しかも道化のバギーの姿もそこにはあった。先週号では五皇や六皇に増えるかもと予想していましたが、ワンピース25巻の表紙と同じ構図にもなっていました。つまり20年越しの伏線回収が行われたカタチ。
これもやはり四皇の伏線で当たっていたカタチになります。また当該記事などでは触れていませんが、「三本傷」を付けた側と付けられた側で左右で分かれているのもミソだったりします。
だから「予想全然当たらないなwww」というコメントをONE PIECE1047話の記事に残した人、覚えていますか?僕は忘れていませんよ(マックスむらい風)。
ONE PIECE最新1053話の総括
以上、ワンピース最新1053話のネタバレ感想でした。
ゾロやサンジの懸賞金額などは判明していませんが、いろんな衝撃事実が明らかになりました。さらに厳密に言うと、これまで伏線として謎だった部分がしっかり回収されたカタチです。これらの予想や考察が思った以上に当たっていたのも、我ながらちょっと驚いてはいます。
これまではモヤッとした伏線の回収も多かったんですが、スッキリわかりやすく回収されていたので読後感も良かったです。こういう考察は当たるも八卦当たらぬも八卦なので、いくつか予想すればいくつかは当たる。それよりも尾田さんが自分で張った伏線であれば、それを堂々と回収した方が普通のワンピース読者は驚くはず。
逆に新しく張られた伏線が多かったのも1053話の特徴でした。天狗山飛徹こと光月スキヤキが古代兵器プルトンの在り処を話すなど、まさにワンピース最終局面に突入している感があります。古代兵器ウラヌスの正体も早々に明らかにされるか。
またサボの写真も非常に気になるところ。もし生存している場合、革命軍がサボを取り返すために「大規模な武装蜂起」を起こした可能性なども読み取れます。
ワンピース最新1054話予想
ということで続いては次のワンピース最新1054話の内容を予想したいと思います。
結論から言うと、「ワノ国の続き」が基本的に描かれるのかも知れない。何故なら緑牛がワノ国に入国し、ルフィたちに迫っている中、話がいきなりワノ国外に飛ぶ可能性も低そう。ワノ国の宴が緑牛の手によって中断され、外の世界で起きた衝撃的な事実が語られる?
事実、緑牛は「海軍はそんな気分じゃねぇんだガキ共、外の世界はメチャクチャだぞ」と最後に語って終わっていました。光月スキヤキを筆頭に、ワノ国の謎もさらに深掘りされる可能性も高そう。
ただストーリーが「外の世界」に飛びして、実際に各キャラクターの立ち振舞が描写されるのも自然な流れとは言えそうです。
古代兵器プルトンがワノ国にあると判明した今、アラバスタ王国での政変の詳細が描かれそう。果たしてビビは無事なのか?また緑牛の言葉を信じるなら、既に混沌は過去形。つまりアラバスタ王国での政変そのものの結果は出ている可能性も高そう。
○海軍にとってのメチャクチャとは、海賊にとって?
新四皇に何故か選ばれていたバギーの謎も解明される可能性も高そう。王下七武海だった白ひげの息子とされるエドワード・ウィーブルをもしかすると口八丁手八丁で傘下に収めたりして?バギーとジュラキュール・ミホークやボア・ハンコックなどが手を組んでいたりして。
新四皇が決まった今、バギーや黒ひげ、シャンクスの懸賞金額もまた変動しているに違いない。少なくとも黒ひげの金額はシャンクスに匹敵する40億ベリー台にまで上がっているか。逆に言うと、黒ひげ海賊団の戦力が相当強化されているに違いない。
「海軍」にとっての【メチャクチャな世界】とは裏返すと、「海賊」にとっては【喜ぶべき事態】と考えるのが自然ですからね。
またワンピースの休載明けの8月6日に『ONE PIECE FILM RED』が早くも公開されるため、タイミング的には赤髪のシャンクスが登場する可能性も高そう。果たしてシャンクスは裏切り者なのか?
ちなみに次のワンピースは7月25日発売の少年ジャンプになりますが、7月15日前後には1054話の早バレが流出しているはず。TikTokやTwitterでは頻繁に見かけますが、ワンピースの早バレが嫌いな方はそのあたりから注意しておくと良さそうです。
コメント