ワンピース最新1047話ネタバレ感想を画像付きでレビューします。前回のONE PIECE1046話のネタバレ感想は別途ご参照下しあ。
ちなみに次のワンピース最新1048話のネタバレ感想は既にレビュー済みです。
母上せっしゃ！ゆぎまする”！
ルフィとの戦いで消耗するカイドウ。そのためカイドウが出した焔雲の効果も徐々に薄れて、浮遊する鬼ヶ島が徐々に落下しつつあった。カイドウの子供のヤマトは「がんばれモモの助君！焔雲を出せ」と喝破するものの、当の光月モモの助は「ムリでござる！」と泣きべそをかくだけ。
ただモモの助の脳裏によぎるは20年前の出来事。正確にはトキトキの実で20年後の現代にタイムスリップさせられる直前の話。母親の光月トキは「20年後に光月家を再興するのです」と未来に送り出そうとするものの、モモの助はやはり泣きべそをかくだけ。
結局、モモの助の体内時間は数ヶ月前そこらの話。事実、モモの助は「せっしゃこどもでござる」と言い訳してみせるものの、部下の錦えもんは「もっとお辛いのは母君にござる！ここは侍の国！オンナが覚悟を口にしたのに男が口答えするなど赤っ恥でござります！」と叱咤。
そして、「拙者たちに今一度戦うチャンスをくれませぬか？このまま燃えて死ぬ命なら、拙者たちに武士としての死に場所をくれませぬか！」と錦えもんが涙ながらに説得すると、モモの助は「母上！せっしゃゆぎまする”！」とようやく決意する。
この場面を思い出したモモの助は、再び焔雲を出せるように奮起する。
ルフィの勝利≒鬼ヶ島が落下
ただドクロドームの内部では意外にも歓喜が満ち溢れていた。
何故なら、「麦わらの人がカイドウを討ち倒せば、おれ達は落下して死ぬ！おれ達が生きのびるってことはカイドウが勝つってことだ！」とはヒョウ五郎の親分。これに呼応してワノ国の親文衆たちも「麦わらさーん！カイドウを存分にブチのめしてくれー」と盛り上がる。
敵の百獣海賊団は「イカれてんのか！ここにいる全員が死ぬんだぞ！」と激怒するものの、これに反論するものは侍にはいなかった。何故なら、自分たちの死≒カイドウの死≒ワノ国に明るい未来が訪れるという意味にみんな気付いていたから。
一方、ドクロドームの地下ではウソップが雷ぞうが出した大量の水に溺れかけていた。
また宝物殿では黒炭オロチが起死回生。偶然に光月日和に打ち込まれた海楼石の釘が取れてしまったため、再びヤマタノオロチの能力を発動して一命を取り止める。それでも瀕死のオロチは「くそったれ！せめて道連れだ！」と光月日和に襲いかかる。
果たして日和の運命は？
ゴムゴムの雷！
そしてドクロドームの上空ではルフィとカイドウが戦っていた。
（ONE PIECE1047話 ©尾田栄一郎／集英社）
雷を掴んだルフィはカイドウに思いっきり投げつける。
その名も「ゴムゴムの雷（かみなり）」。太陽の神・ニカだけに、我神なり。
ヒトヒトの実（モデル・ニカ）を新たに覚醒させたルフィですが、やはりネーミングセンスはいたってシンプル。正直やっつけ感すらありますが、それ故にギア5では今後ゴムゴム以外の技が登場する余地も感じさせます。
ただし、カイドウはあっさりと雷を避けてしまう。そして、立て続けにカウンター金棒をルフィに食らわせると、解説おじさんことカイドウが衝撃的な事実を語る。
（ONE PIECE1047話 ©尾田栄一郎／集英社）
「能力が世界を制することはない！世の中はうまくできている！ゴールド・ロジャーが能力者じゃなかったように、覇気だけが全てを凌駕する！」とのこと。伝説の悪魔の実が判明した直後に、「覇気>>>悪魔の実」という設定がいまさら追加されたのには少し笑った。
だからこれまでいろいろ考察されてきましたが、ロジャーの悪魔の実は存在しません。当初はゴムゴムの実の前所有者説も流れていましたが、結果的には誤りになります。いろいろ考察できたネタがあったんですが、これで全ておじゃん。
カイドウがロジャーの能力を完全に把握してなかったパターンはありますが、シルバーズ・レイリーも海中を泳ぎ回っていることから、二人揃って最強クラスの覇気の持ち主 and 非能力者だった模様です。ただロジャー海賊団が全員非能力者だった可能性は低いはず。
それでもレイリーの懸賞金額は40億ベリー台は間違いないか。ロジャーとの実力差は少ないでしょうから。
空船を飛ばせ
その後も二人の戦いは続く。
カイドウは「大威徳雷鳴八卦」でルフィを吹き飛ばすと、ルフィはすかさずカイドウの胸ぐらをゴム化させてギュッと強く掴んで離さない。ちなみに、大威徳明王という同名のインド神話の神が技名のモデルのはず。
カイドウは「ゴムの弱点の斬撃は変わってへんよなぁ！」と龍巻懐風を繰り出して、雷雲の中に隠れたルフィをちまちまと攻め立てる。一方、その下ではワノ国・花の都の市民たちが祭りを楽しんでいた。つまり鬼ヶ島はほぼワノ国本土に到達していた。
ワノ国の市民は「また明日から奴隷仕事、また一年生きてたいなぁ」と【空船】を飛ばす。そこには天狗山飛徹の姿もあり、隣には「アハハ！よーそろー！お父ちゃんにとどけー」とおトコが喜んでいた。このプカプカと浮かぶ空船が向かう先がまさにルフィがいる雲だった。
（ONE PIECE1047話 ©尾田栄一郎／集英社）
そして、雷雲の中のルフィは「雷で満ちた巨大な拳」を振り上げていた。雷雲にずっと隠れていた理由は雷が溜まるのを待っていた模様。
「おい！モモ！全部終わらせるぞ！鬼ヶ島が邪魔だ！どけろ！ももお前を信じてる！」というルフィの言葉と共にワンピース最新1047話は終わります。果たしてカイドウを倒すことができるのか？モモの助は焔雲を出すことができるのか？
ONE PIECE最新1048話予想
以上、ワンピース最新1047話のネタバレ感想でした。
今回1047話でしれっと発表された情報としては、やはりロジャーの悪魔の実でしょう。まさかの非能力者だったというオチでした。このせいで考察の幅が一気に狭まってしまった感は否めない。
ただロジャーが最強の覇気の持ち主だったことを踏まえると、赤髪のシャンクスも同様に悪魔の実の能力を所有していない可能性も高まったか。赤髪海賊団は四皇の中で最も懸賞金の平均額が高いとされているため、「覇気=強い」であれば全員非能力者説も俄然高まった印象。
一方、これだと五老星が「伝説の悪魔の実」と恐れた理由が分からなくなってしまう。覇気が最強というカイドウの説明があった後にニカの実が覚醒していれば、まだ「ニカの実>>覇気」と印象付けられますが結果的には真逆。説明する流れが悪い印象。
強いて言えば、敢えて非能力者と設定したことで、覇気の最強キャラクターがロジャー、悪魔の実の最強キャラクターがルフィという位置付けにしたいのか？
とはいえカイドウ自身はジョイボーイの存在は知っているわけなので、ニカの実の存在を知らないなんてことがあるのか？何故ここまで物知り博士なのかという点も含めて、結局、最後の最後までカイドウのキャラクターが分からなかった印象です。
○空島編の最後とリンクさせている？
続いて次のワンピース1048話の予想をしてくと、やはり神エネルを倒して黄金の鐘を鳴らした、空島編の最後と意図的にリンクさせている予感。空島編ではルフィが雷のエネルを克服したカタチですが、今回ワノ国編ではルフィが雷をまとってカイドウを克服するカタチ。
ただワノ国の市民は状況を全く理解していないので、空島の民が「この国を守って神様」といった祈りの描写は描かれないでしょう。また最後にルフィが鳴らした黄金の鐘も、ワノ国編で代用できるものはないので描かれないか。強いて言えば、光月日和の演奏？
（ONE PIECE32巻 ©尾田栄一郎／集英社）
それでも最後にルフィが「巨大なシルエット姿」が描かれることで空島編は大団円を迎えました。これと似たシルエット姿が、まさに太陽の神ニカでした。
そのためどういうカタチになるか不明ですが、最後はギア5でカイドウを倒して、同じシルエット姿を見たワノ国の民が歓喜の声を上げて終わる？
「空船を飛ばせ」というワノ国の民の発言も、最終的にエネルが月に飛び立ったマクシムも彷彿とさせます。だからワノ国編が終わると、早くも月編が始まるのか？
コメント
予想全然当たらないなwww