ワンピース最新1099話ネタバレ感想!平和主義者!一人革命!運命の風の赴くままに!ワンピース1100話予想

ワンピース最新1099話のネタバレ感想を画像付きでレビューします。タイトルは「平和主義者」。前回のワンピース1098話のネタバレ感想は興味があれば別途ご参照ください。

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ワンピース最新1100話ネタバレ感想!ありがとうボニー!くまがサイボーグ化した経緯?黄猿のニカダンス!1101話予想
ワンピース最新1100話のネタバレ感想を画像付きでレビュー!ありがとうボニー!黄猿のニカダンス!ありがとうボニー!くまがサイボーグ化した経緯とは?1101話予想

ちなみに次のワンピース最新1100話のネタバレ感想は既にレビュー済みです。

一人革命で国王に就任

場所は6年前のソルベ王国。

かつてグレイターミナルを焼き払って天竜人から絶賛された東の海・ゴア王国を真似して、ソルベ国王のベコリが街を焼き払って、足手まといの貧民たちを虐殺しようと動く。牧師としてひっそり暮らしていたバーソロミュー・くまが立ち上がるも、燃え盛る街を前に救える命は限られた。

ソルベの国民たちも王の虐殺に蜂起するも、ベコリ王は「王の決定に背く者は前に出ろ!」と反抗する国民たちを次々と射殺していく。ここに鬼の形相をしたバーソロミュー・くまが乗り込んでくると、ベコリ王たちを容赦なく叩きのめして事なきを得る。

これは後に「一人革命」と呼ばれる政変だった。教会では6歳のボニーが「お父さん…ビビリなのに…大丈夫かな」と心配していたが、一躍ヒーローとなったくまは国民からの要請を断りきれずに、ソルベ国王に就任することとなった。

これがくまが国王に選ばれた経緯だった。

ボニー、トシトシの実を食う

聖地マリージョアではソルベ王国の王がいきなり代わったことに、不信感を抱いた五老星のサターン聖は裏で暗躍を始める。こんなこともつゆ知らずのバーソロミュー・くまだったが、ソルベ王国の政治を実際に動かしていたのは、先々代の国王・ブルドッグだった。

何故、ベコリがソルベの国王に選ばれていた理由は不明ですが、ブルドッグ政権時代は経済的には貧しかったものの、国民の心は穏やかでいられたは老人たちの述懐。ソルベ王国は南部こそ貧しいままでしたが、北部は栄えていたらしいので、べコリは経済を発展させた功績はあり?

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(ONE PIECE1099話 ©尾田栄一郎/集英社)

一方、ボニーは体力作りのために教会内をいつものように走り回っていたが、その姿は完全に妙齢の女性だった。今は亡きジニーと瓜二つだったため、父親代わりのくまも思わず驚くが、ボニーは悪魔の実(トシトシの実)をいつの間にか食べてしまっていた。

確かに10歳で死亡すると言われる難病に罹っていたボニーだからこそ、年齢を操る悪魔の実を食べたことには何か因縁めいたものも感じさせます。この際に「悪魔の実図鑑」がチラッと地味に確認できたりします?いずれリアル世界でも発売してくれるでしょう。

ブルドッグ王が現在もソルベ王国を統治?

そこに先々代国王でもあったブルドッグたちが教会に訪れる。

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(ONE PIECE1099話 ©尾田栄一郎/集英社)

ここにブルドッグの母親でもあった王太后のコニーの姿もあった。

ちなみに、ボニーの実母はソルベ王家とは無関係のジニーだったため、ボニーとコニーの姿と似通っていた理由が破綻していたりします。マリージョアで何故兵士は見間違えたのか?ただその後の描写を見ると、「BBAはみんな同じ顔やんね?」という理屈で押し通す感じっぽい。

だからジニー・コニー・ボニーと名前が似ていた理由も、単なる偶然に過ぎなかった模様。そのため後付け的に変更されている設定は結構多そうですが、6年前というタイミングを考えると、現在もソルベ王国はブルドッグが統治している可能性が高そうです。

ブルドッグ王がくまの教会にやって来た理由は、国外逃亡を図った先王ベコリが「悪の支配者」「村を燃やして暴力で王位を奪った」とくまを名指しでマスコミに批判させて、ソルベ王国に今まさに戻ろうとしていることを伝えるためだった。

くまは国を追われるように海賊となった

べコリは勝算もなく出戻りしたわけではなく、どうやら世界政府を味方につけていた。そのため五老星のサターン聖が裏で暗躍していたことは想像に難くないでしょう。大義名分は十分のベコリに対して、くまも「この国には一歩も入らせない。全て返り討ちにする」と戦闘態勢に入る。

しかし世界政府を味方につけていることからべコリを返り討ちにした場合、くまが国王として統治するソルベ王国に世界政府の敵意が向くことは目に見えていた。そこでくまはブルドッグ王に対して、「このまま王になってくれ。そしてボニーを匿ってくれ」と遺言代わりに告げるのであった。

その直後、無数の海軍船を引き連れて戻ってきたべコリに対して、「よくもヌケヌケと帰ってきたな」とバーソロミュー・くまは案の定それらを全て返り討ちにした。この際、ベコリは「悪政の限りを尽くす暴君だ」とくまを罵っているんですが、これが後のくまの異名に繋がっていた模様。

その後、くまはソルベ王国に火種が飛ばないように追われるように国を飛び出すも、結果的に海賊として手配される。詳細な金額こそ不明ですが、数々の悪名とその強さからバーソロミュー・くまは懸賞金額がどんどん上がっていったそう。

ベガパンクを間接的に紹介するドラゴン

ただし、実際に海賊として悪行を重ねていたわけではなく、バーソロミュー・くまはひたすら娘のボニーの難病を根治できる方法を世界中を回って探していた。この間にシッケアール王国に隠遁生活を送っていたジュラキュール・ミホークとも会っていたりした模様。意味深。

だからバーソロミュー・くまはミホークと同様、自ら海賊団を結成していた痕跡はなさそう。

いつぞやのタイミングで革命軍のメンバーと再会を果たすと、バーソロミュー・くまはドラゴンから革命軍の近況などを色々聞かされる。例えば、イワンコフとイナズマは海軍に捕縛されてインペルダウンに投獄されたことなど。詳細は不明ですが、二人が捕まった時期は6年以上前らしい。

他にもサボやコアラたちが会いたがっていること、ベロ・ベティがジニー亡き後、永久欠番だった東軍の軍隊長をやりたがっていることなど。そして、Dr.ベガパンクがパンクハザード島で事故を起こしたため、別の研究所(現エッグヘッド)に移ることをくまに伝える。

ちなみに、このパンクハザードの事故とは言うまでもなく、シーザー・クラウンが起こしたものになります。ベガパンクは非人道的な兵器を量産するシーザーをSSGから追放しようとしたため、それに逆ギレしたシーザーが研究施設ごと自爆させた経緯がありました。

運命の風の赴くままに

バーソロミュー・くまはドラゴンの助言に感謝を示し、ベガパンクに会いに行くことを決意する。そして、くまが「もしボニーの病気が治ったら、また一緒に戦いたい」と改めて本心を語ると、ドラゴンは「運命の風の赴くままにだ…友よ」と応じた。

このドラゴンの発言を聞くと、やはり悪魔の実は「風」の自然ロギア系っぽい雰囲気を匂わせている感じです。

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(ONE PIECE1099話 ©尾田栄一郎/集英社)

そしてバーソロミュー・くまはボニーを連れて、ベガパンクに会いに行くために現エッグヘッドに訪れる。くまの圧倒的な身体能力、ベガパンクの巨大すぎる頭脳に双方が思わず驚愕した。確かに当時はまだエッグヘッドはなかったため、ベガパンクのアタマはまだデカいままだった。

くまはボニーの症状を見せると丁重に扱われていたため、ベガパンクは青玉鱗に罹患したわりにほとんど進行してないことに驚く。そして、「治る」と断言してみせる。まだ世の中には流通していない技術だったが、ベガパンクは新しい幹細胞を作って移植すれば治る可能性が高いと見ていた。

平和主義者のくま

幹細胞を使った治療法はサイボーグを一体作るレベルの費用がかかったが、ベガパンクはバーソロミュー・くまがバッカニア族の生き残りと知ると目の色を変える。くまを素体としたクローン(複製人間)を作ることに協力すれば、ボニーの手術費用をチャラにすることを提案。

足元をしっかり見てくるベガパンクでしたが、くまにその提案を拒否する権限はなかった。それでもくまは「バッカニア族のクローン兵を何に使うか?」という点は訊かざるを得なかった。ただベガパンクはクローン兵がヒーローのように活躍する未来を子供のように無邪気に語った。

くまは「欲求に正直で信頼できる」とドラゴンの言葉を引用して、「正直…ボニーが助かるならお前が悪魔でも構わなかった」とベガパンクの提案を改めて快諾する。「おれに似たクローン兵が誰かの人生を救ったら、おれが生まれた意味もあるのかもな」と嬉しそうにつぶやいた。

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(ONE PIECE1099話 ©尾田栄一郎/集英社)

ベガパンクは「聖人じゃな」と語ると、くまは「聖人?おれはただの気弱なパシフィスタ(平和主義者)だ」と嬉しそうに応じた。ベガパンクは「ペペペペ!気に入った!未来の戦士たちをそう呼ぼう」と閃く。まさに人間兵器・パシフィスタの原型が生まれた瞬間だった。

ただマリージョアでは「クローン兵とは兵器。兵器の価値とは人を何人殺せるかだ…」と五老星のサターン聖が不敵に微笑んだところで、ワンピース1099話は終わります。それぞれの思惑がすれ違う中、くまの運命はどう流転していくのか?

ワンピース最新1099話ネタバレ感想まとめ

以上、ワンピース最新1099話のネタバレ感想でした。

今回はバーソロミュー・くまが「ソルベ王から海賊に至るまでの経緯」がざっくり描かれていました。バトル描写もなかったので特に感想もないんですが、ベコリ王のしぶとさがなんとなく黒炭オロチを彷彿とさせました。お前、まだ生きてんのかーい、という。

他にもくまが暴君と呼ばれた理由など、今まで抜け落ちていた情報もいろいろ判明しました。ボニーの悪魔の実もトシトシの実でやはり確定。他の最悪の世代の悪魔の実もシンプルな名前が多かったので、ボニーのそれも大方の予想通りだったか。

ただトシトシの実を食べたクダリ、イワンコフとイナズマは海軍に捕縛されたクダリなど省略部分も多い。ワノ国編もそうでしたけど淡々と情報を消化しているだけって感じがするので、もう少しドラマや物語をじっくり掘り下げて描いてほしかったところ。

ソルベ王国の立ち位置もいまいち分からない。バッカニア族のくまの出身地ということは分かってるんだから、何故五老星もずっと放置していたのかという疑問も残ります。べコリ王は後付けキャラっぽい気もするため、当初の構想とは少し変えた結果、話を強引にまとめている印象も。

ワンピース1100話予想

最後は次のワンピース1100話の内容をざっくり予想します。

今度はボニーがソルベ王国を出て海賊となる経緯が素直に描かれそう。シャボンディ諸島に向かった経緯、赤犬サカズキに捕縛されるに至った経緯なども見られそうです。徐々に現代に時間軸が近づいているため、くまの過去編も終わりが近いはずです。

だから、いよいよ2年前以降の展開も描かれ出すため、マリンフォード頂上戦争でボニーが泣いた付近の描写も描かれるはず。王下七武海制度が作られるに至った経緯も副次的に描かれたり、くまとミホークやその他とのキャラとの絡みも描かれるかも知れない。

くま亡き現在のソルベ王国の情勢なども描かれるか。前述の通り、やはりブルドッグが未だに統治しているか。

○くまがいつのタイミングで完全に闇落ちしたのか?

他にもパシフィスタが戦争で利用されて闇落ちするくまが描かれそう。4年前までは普通の心優しき平和主義者だったがくまが、何のタイミングで完全に心を閉ざすようになったのか?ベガパンクの思考も海軍側でしたが、五老星に裏切られてどう心変わりしていくのかも描かれるか。

くまとは「お互いまた一緒に戦おう」と誓い合っていた仲のドラゴンの心情もどう描かれるのか。五老星の口からバッカニア族の正体がさらに明らかにされるとしたら、800年前の過去に触れる描写もあるかも知れない。

ちなみに、ワンピース1000話の内容が案外そうでもなかったように、少し大きな節目となる1100話ですが、だからといって何か大きな展開が待っていたり、何か大きな伏線が回収されるかというと微妙か。

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