ワンピース最新1100話ネタバレ感想!ありがとうボニー!くまがサイボーグ化した経緯?黄猿のニカダンス!1101話予想

ワンピース最新1100話のネタバレ感想を画像付きでレビューします。タイトルは「ありがとうボニー」。前回のワンピース1099話のネタバレ感想は良かったら後でご参照ください。

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ワンピース最新1101話ネタバレ感想!ボニー、ついに海賊へ!くまの愛ある手紙!次のワンピース1102話予想
ワンピース最新1101話のネタバレ感想を画像付きでレビュー!ボニー、ついに海賊へ!くまの愛ある手紙!次のワンピース1102話予想

ちなみに次のワンピース最新1101話のネタバレ感想はレビュー済みです。

黄猿、襲来

場所は5年前の海軍科学班第8研究所。後にエッグヘッドと呼ばれる島だった。

ここにやって来たのが既に海軍大将だった黄猿ボルサリーノ。何故か懇意の仲だったベガパンクに対して、「こっそり海賊と交渉はマズい」と警告する。ここに人類の未来を再現するつもりだったベガパンクは「だまれ!お前のそういう所が嫌いじゃ!」とボルサリーノをたしなめる。

ボルサリーノは「勘弁してよ…これが本職なんだ…」と子供のように拗ねると、エッグヘッドに訪れた海兵の中に最悪の世代でもあるディエス・ドレークの姿もあった。この時点でSWORDがあったのかは不明ですが、そこらへんの謎もいずれ説明されそう。

ベガパンクとの距離の近さも考慮すると、ボルサリーノもSWORDの設立に一枚噛んでいるか。

辞退したエースの後任だった?

このボルサリーノを裏で命令していたのが五老星のサターン聖だった。

ボルサリーノは直通の電伝虫をテーブルに置くと、サターン聖は「バーソロミュー・くまはクローン兵の素体として優れていても、懸賞金2億9000万ベリーの名の知れた海賊。そんな男のクローン兵を保有することは海軍の面目が立たん」と忠告する。

しかし、ベガパンクの実験を受けるための【3つの条件】が用意されていた。それこそが「王下七武海に入る」こと。海賊の世界が荒れ始めていたからこそ、世界政府側にとって懸賞金約3億ベリーのくまの存在は渡りに船だった。

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(ONE PIECE57巻 ©尾田栄一郎/集英社)

ちなみに、実はこの時点でポートガス・D・エースに七武海入りが断られています。エースがコルボ山から飛び出て海賊になったのが5年前だったので、バーソロミュー・くまがベガパンクに助けを求めに行った時期とちょうど重なっています。

ただエースは海賊王の子供だったため違和感が残りますが、五老星ですらロジャーの血を引いていることはまだ当時は知らなかったのか。考えてみると、くまも五老星が敵視するバッカニア族ですからね。そこらへんの描写は意外と曖昧ではあるか。

自我を完全に捨て去れ

だから王下七武海制度は6年以上前に設立されたものであり、バーソロミュー・くまのために設立されたものでもなく、またくまが初期メンバーだった訳でもなさそう。

それでもサターン聖は元革命軍でもあり、天竜人が忌避するバッカニア族でもあるバーソロミュー・くまに警戒心を緩めることはなかった。そこで2つ目の条件として用意したのが「くま自身も人間兵器として改造される」ことだった。くまの戦闘力が更に高まれば、他の海賊への脅威となった。

そして、3つ目は「一切の思考と自我を捨て去る」ことを受け入れること。そのためのサイボーグ化でもあった。世界政府側からすると、まさに一挙両得の提案だった。しかし、バーソロミュー・くまにとっては、すなわち「死そのもの」を意味した。

これに激昂したのがDr.ベガパンクだった。

ボニーの病気が治るならどんな運命も受け入れる

「他の七武海が意のままに動かんからか!?サイボーグから人の意志を取れば、ただのロボットじゃろう!私に人を殺せというのか!?」とサターン聖に噛みつくが、「貴様は軍の科学者だ。口答えできる立場ではない」と一笑に付すだけだった。

サターン聖は「この3つの条件が約束できなければ、巨大な手術費をかけてどこぞの小娘一人を助ける義理はない」と死の宣告を突きつけるが、くまは頭を抱えながらも「おれはてっきり無理難題でボニーの命を救えなくなると思っていた」とその要求を受け入れる。

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(ONE PIECE1100話 ©尾田栄一郎/集英社)

何故なら、ジニーの忘れ形見でもあるボニーの病気が治れば他に何も要らなかったから。このくまの覚悟を見たベガパンクはそれ以上何も言い返すことはできなかった。黄猿ボルサリーノをしても黙るほかなかった。

ボニーが逃げ回っていた理由など

これに対して、サターン聖は「くまの改造完了と、娘の病気完治までの期間は?」とベガパンクに無機質に尋ねて話を進める。くまの覚悟を受け入れたベガパンクは「青玉麟の手術に半年。その後一年もすれば外出できる。くまの改造は最低2年」と淡々と答える。

ボニーの余命5年までは余裕で間に合うことに安堵するくまだったが、五老星は「お前の娘は人質のようなもの。元気になればお前は我々の言うことを聞く必要がなくなる。そこで念のため、手術後の娘の身柄は世界政府が預かる」と半ば恫喝する。

これがボニーが赤犬サカズキから逃げ回っていた理由だった模様。

「くまには改造手術を受けながら七武海として海に君臨してもらい、娘との接触も禁ずる。もし破ったら娘を奴隷に落とすぞ。そして、お前が自我を失った時に本当の自由を与えよう」とサターン聖はやはり無理難題を要求する。

だからシャボンディ諸島でルフィたちと出会ったタイミングが、まさに改造の最終段階だった模様。

治療後のボニーはソルベ王国に返される

これではくまが元気になったボニーに会えないことに再び激昂するベガパンクだったが、くまは「ボニーには本人の病気のことも、人質であることも何も知られたくない。だから術後のボニーは無骨な政府施設じゃなく、育ったソルベ王国の教会で養生させてほしい」と強く要求した。

くまの迫真の懇願に対して、サターン聖も「よかろう」と仕方なく頷いた。実際、監視がいればどこにいても同じだった。ちなみに面白い2年間になりそうだとサターン聖が語っていることから、このエピソードは5年前ではなく4年前の話だったのかも知れない。

その後、のちにエッグヘッドと呼ばれる第8研究所でボニーの治療が行われた。自身も病気が見つかったと嘘をついて、くまも一緒に寝泊まりした。この際、戦桃丸はボニーたちのお守り役としてずっと常駐していたため、思った以上にボニーとの関係性は深かった模様。

この間、ベガパンクも第8研究所で夢のような戦闘兵器など研究に没頭するが、猫の手も借りたいほどアイデアが溢れ出た。暴れたい程に忙しいベガパンクが、後に自分の脳みそを分割して5体のサテライト(猫)を作ったことは言うまでもないか。

ボルサリーノとも仲良しだったボニー

ボニーの青玉麟の治療と同時進行で、バーソロミュー・くまのサイボーグ化も進んでいった。

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(ONE PIECE1100話 ©尾田栄一郎/集英社)

それでも戦桃丸とボニーの仲も深まる中、ここにはボルサリーノの姿もあった。しかもバーソロミュー・くま直伝の太陽のニカダンスも踊るなど、五老星が監視していたら激怒するに違いない。ボルサリーノの立ち位置は本当に敵なのか?という描写はちらほら。

この半年後、ボニーの青玉麟の治療が無事終了する。バーソロミュー・くまは心から感謝を述べるのであった。ボニーは「ありがとう。完全に治ったらまた来ていい?」と尋ねると、ベガパンクは「勿論じゃ」と快諾した。

そして、ボニーはソルベ王国に久しぶりに帰国すると、かつての仲間たちが笑顔で迎え入れてくれた。「あと一年で病気が治って、あたし外に出られるんだ」というボニーの言葉に、王太后のコニーも喜んで預かると笑顔で応じると、くまは申し訳無さそうにお願いした。

CP8・アルファに監視されるボニーたち

しかしバーソロミュー・くまは王下七武海の海賊として悪名が轟いていたため、「国に迷惑がかかるから、おそらく一年以上は帰れない」とボニーに告げると思わず不満の表情を浮かべる。ただくまが手紙をたくさん書くよと告げると、ボニーは一転して喜んだ。

くまが「今度会うときは海の上で一緒に水平線を見ような」と約束すると、ボニーは「旅行にもいっぱい行きたい」と笑顔で応じると、くまは「ああどこへでも連れて行きたい」と答えた。しかし、正確には「行きたかった」と過去形で答えるべきだったが、それはしなかった。

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(ONE PIECE1100話 ©尾田栄一郎/集英社)

そこに現れたのがCP8の「アルファ」と名乗る諜報部員だった。ベガパンクに依頼されてボニーの病状が完治するまで看護する役割を担っていた。4年前ほどの話なので、CP0のカリファの姉か妹と考えるのが自然か。実際、カリファとアルファで名前も酷似させているのが意味深。

ただ笑顔とは裏腹に、アルファはくまに対して小声で「子供の首なんて造作もないからね」と恫喝していた。それでも波風を立てたくないくまは「わかってる…戻らない」とアルファに小声で告げると、「ありがとうボニー…生まれてきてくれて」と頭を優しく撫でると、ソルベ王国を去った。

東の海に向かうくまの狙いは?

その後、バーソロミュー・くまの悪名は世界に更に轟くこととなる。

世界政府の指令に従順な「暴君」と名乗る海賊が王下七武海に加入したことに、同じ七武海のドフラミンゴは「また悪ィ奴が現れたな」と思わず不敵に微笑んだ。意に介さないクロコダイルとハンコック、無言のミホークなど反応はさまざまだった。

逆に言うと、王下七武海に入ったからと言って、それぞれ顔を合わせるセレモニーのようなものはないらしい。事後報告的に誰が入った、辞めたということをニュースなどで間接的に知らされるのが通常っぽい。だから他の七武海に誰がいるのかすら、意外とそれぞれ知らん可能性も。

ただ革命軍のサボたちは「政府直属の七武海に入った」こと驚愕した。ドラゴンは無言だったが、ベガパンクを紹介した張本人はもちろん全て知っていた。ボニーはソルベ王国にずっと閉じこもっていたため、サボはボニーの存在すら知らなかったか。だから知らなくても当然か。

その後もボニーに手紙を送り続けていたくまだったが、ある日、世界政府から命令されて向かった先が「東の海のフーシャ村」だった。そこにはまだ麦わらの一味を立ち上げる前のルフィの姿があった。果たして、くまの目的は?…という場面でワンピース1100話は終わります。

ワンピース最新1100話ネタバレ感想まとめ

以上、ワンピース最新1100話のネタバレ感想でした。

おおむね予想通りの展開でした。

五老星がボニーの命を人質に半ば脅迫して、バーソロミュー・くまをサイボーグ化させた。くまの深い父性愛が垣間見えましたが、結局、「バッカニア族だから…」という理由はなかったようにも思えます。ゴッドバレー島に閉じ込めて命を弄ぼうとしたサターン聖にしてはぬるい印象も。

やはり大きな伏線もそこまでなかった感じですが、黄猿ボルサリーノとドレークが海軍時代はかなり近い関係性だったことが分かります。シャボンディ諸島で衝突した二人ですが、SWORDという軸で繋がっていないのかどうかも気になります。

少なくとも、ドレークは3年半前の時点で海軍少将として普通に活動していた模様。この時点で既にSWORDが存在したのかも興味深い。ドレークを中心に結成された可能性が高いのか。ただ一介の少将が勝手に設立できる組織とも思えないので、やはり黄猿が鍵を握る?

実際、今回1100話ではくまのニカダンスを一緒に踊っていました。これこそ黄猿が今後海軍を裏切る伏線となっているのかも知れない。

次のワンピース1101話予想

最後は次のワンピース1101話の内容を予想します。

王下七武海として従順に動くバーソロミュー・くまが、東の海に向かった続きが素直に描かれるはず。くまが七武海に入ったのが3年半ぐらい前ですから、ルフィが航海に出る2年前よりも結構前の話。ルフィは既にバーソロミュー・くまと出会っていたのか?

もちろん実際に二人が会った描写はこれまで描かれていなかったものの、果たしてくまの目的とは?普通に考えると、赤髪のシャンクスが盗んだゴムゴムの実の奪取と考えられますが、既にルフィが口にしていたため諦めたと言った所でしょう。

とはいえ、それはそれでくまが何故諦めたのか?という疑問も残ります。世界政府に命令されている以上、ボニーの先行きを考えると特段の理由がない限りは拒否できない。それでも太陽の神ニカの実を食べたルフィに、バッカニア族だからこそ【未来】を何か感じ取った?

くまが心を閉ざす闇落ちしたシーンは描かれていなかったので、あくまで現時点では「表層的に演じていただけ」だった模様。とはいえ、あそこまで冷たい態度を頑なに取っていた以上、何か意味はありそう。東の海と言えば、ゴア王国でした。やはりいろいろ因縁も感じさせます。

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