ワンピース最新1059話ネタバレ感想を画像付きでレビューします。前回のワンピース1058話のネタバレ感想は興味があれば別途ご参照ください。
ちなみに2022年8月6日に公開された『ONE PIECE FILM RED』が、未だに破竹の快進撃を続けています。公開から30日間で129億円を突破したそう。
だから頑張れば200億円に手が届きそうな予感もします
とワンピース1057話で予想していましたが、マジで興行収入が200億に到達しそうな勢い。我ながら慧眼やなぁと思っちゃいますが、『もののけ姫』の201億円あたりを抜くのもそう遠くはないか。間違いなく2022年で一番ヒットした映画になるはずです。
漫画やアニメは一切観ない人なんdねすが、自分の65歳の母親も「ワンピースって最近流行ってるもんなぁ」とか言ってました。「いや、前から流行ってるねんけどなぁ…」と心の中で思いつつ、それだけ『FILM RED』が色んなメディアで話題になっている裏返し。
だから、『ONE PIECE』が名実共に国民的なアニメに昇華する年になりそうです。
ちなみに既にワンピース最新1060話のネタバレ感想はレビュー済みです。
マルコも実は赤髪海賊団に乗船していた
前回は革命軍のサボから電話がかかってきた場面で終わっていましたが、話は変わって白ひげ(エドワード・ニューゲート)の故郷・スフィンクスに舞台が移ります。そこには赤髪海賊団とマルコの姿があった。
「送ってくれてありがとよい」とはマルコの言葉。正直、マルコはトリトリの実の能力者だから別に送ってもらわんでもええやろ、と思っちゃいますが、さすがに百獣海賊団との歴戦の疲れが残っていたのかも。もしくは飛行距離や飛行時間も意外と短い?
それに対して、赤髪のシャンクスは「何だウチの仲間になるんじゃねェのか?」と少し冗談気味に残念がると、マルコは「もう大海賊の子守はコリゴリだよい」と軽くあしらう。
それに対して、シャンクスは「バーカ、おれは手ェかからねェよ」と少しおどけて怒って見せるものの、ベン・ベックマンを筆頭に他の仲間は爆笑する。
ちなみにシャンクスは39歳に対して、マルコは45歳でした。そこまで年齢差はないため、さながら両者は兄弟に近い感覚か。白ひげ海賊団はロジャー海賊団とかつてライバル関係にあったため、そこら辺の過去の上下関係(見習い船員と1番隊隊長)も未だに引きずっている感じか。
やっぱりヤマトは仲間になるっぽい?
そして少し時間は遡って、シャンクスが覇王色の覇気で海軍大将の緑牛アラマキを追い返した場面には続きがあった。
対岸からシャンクスの覇気で追い返される場面を見ていたルフィですが、その後、緑牛と戦っていたヤマトがそこに合流していた。ルフィはそこで「海賊をやろうぜ」とヤマトを誘っていたものの、緑牛(森男)が再びワノ国に襲来する可能性も高いため断っていた。
ただ「仲間ではいたいんだ!仲間って呼んでよ」とはヤマト。
そのため麦わらの10人目の仲間はやはりヤマトで確定している感じです。おそらくジンベエ方式で後から加入するパターンでしょう。ヤマトは光月モモの助を守る番犬(大口真神)としてワノ国に今後も引き続き残るため、古代兵器プルトンを入手する際に合流する感じか。
そこに「おい麦わら」と現れたのが空中を飛行するマルコ。
「いい乗り合い船が近くに来てるんで一足先にワノ国を出るよい」とルフィに最後の挨拶をすると、マルコの頭にはマリンフォード頂上戦争など過去の出来事よぎる。「お前の成長をエースも喜んでるだろうよい」とマルコが語ると、思わずルフィは満面の笑みを浮かべる。
そして、マルコは「この先はお前たちの時代だ!」と言い残してその場を後にする。だから、この直後に赤髪海賊団の船(レッドフォース号)に合流していた模様です。
黒ひげと新型パシフィスタが女ヶ島に襲来
一方、更に時間が遡ること数週間前。
王下七武海制度が撤廃された後、ボア・ハンコックが治める女ヶ島では海軍たちが襲来していた。SWORDのメンバーと判明したコビーが「女ヶ島に向かっています」と語っていましたが、時間軸的にはそのあたり。コミックス95巻以来ということでだいぶ間が空いた印象。
海軍中将ヤマカジを筆頭に、女ヶ島を攻め立てるは【謎の子供型のパシフィスタ】であった。圧倒的な火力を前に為す術もなし。しかも見た目がハンコックの幼少期に似ているだけあって、九蛇海賊団たちは応戦できずにいた。
しかも、更に女ヶ島には「ゼハハハ迎えに来たぜ海賊女帝」と黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ)も襲来してしまう。かつて「海軍に取られるぐらいならおれが貰っちまおう」と語っていましたが、黒ひげの標的はハンコックのメロメロの実だった模様です。
ただ黒ひげはグラグラの実で海軍たちを一蹴する。コビーは「海賊が元七武海を取り込むのは必然か」と思わず怯むものの、今度は「我々海軍は戦闘を望んでいません!あなたの身柄一つで撤退を約束します」とボア・ハンコックに提案する。
これに対して、ハンコックの妹は「英雄コビー調子に乗るな」と怒りがメラメラ。ハンコックも「バカバカしい誰の手にも入るものか」と一蹴する。確かにコビーも意外と空気が読めていないというか、お前もすっかり居丈高な海軍体質が板に付いちまったな(´;ω;`)
黒ひげ海賊団すら歯が立たない新型パシフィスタ
ただ黒ひげ海賊団もまた新型パシフィスタに苦戦を強いられる。一切の攻撃は効かずダメージを全く与えることができないため、思わず黒ひげに助けを求めるほど。ただ黒ひげは新型パシフィスタの姿を見て「おいウソだろ…白い髪…褐色の肌…黒い翼」と驚愕するのであった。
だから新型パシフィスタはルナーリア族の血統因子が使われた人間兵器っぽい。ルナーリア族といえば百獣海賊団のキングですが、かつてカイドウと共にパンクハザードで人体実験されていました。その際の研究成果が良くも悪くも実を結んでいる模様。
そのためバーソロミュー・くま版のパシフィスタより小型サイズではあるものの、ルナーリア族特有の圧倒的な防御力がさらに加わったことで、戦闘力が大幅に強化されているっぽい。背中からは炎が燃えていることから、キングと同様にゴムのように伸び縮みしたりするのかも。
キングの正体が周知の事実だったとは思えないので、黒ひげは単純にルナーリア族そのものに関する知識があったはず。ルナーリア族と太陽の神ニカは関連が深いため、黒ひげもシャンクスと同様にギア5状態のルフィの手配書を見て気付いているはず。
黒ひげと新型パシフィスタが相まみえるものの、純粋な肉弾戦では新型パシフィスタの実力がやや勝るのか、黒ひげは思わずヤミヤミの実を発動して対抗する。更にはハンコックがメロメロの実を発動し、その場に居た海軍や黒ひげ海賊団たちは石化してしまう。
まさにカオス状態。
黒ひげとハンコックの懸賞金が判明するも…
石化状態で壊れると二度と元に戻ることはないものの、新型パシフィスタは相変わらず暴走状態が続く。しかも黒ひげがハンコックの首をつかんで、メロメロの実の能力を闇の力で封じる。「手を離せ汚らわしい」とはハンコック。「女帝ってのは名ばかりじゃなかった様だな」とは黒ひげ。
この際に黒ひげとハンコックの新しい懸賞金額が判明します。黒ひげの懸賞金が「39億9600万ベリー」でした。96は黒の語呂合わせ。39はシャンクスの誕生日や年齢?赤髪のシャンクスと黒ひげ仲間説なども参照してください。
一方、ハンコックの懸賞金は「16億5900万ベリー」でした。59は(ハン)コックの語呂合わせ。16は色気のイロの語呂合わせ?例えば半(ハン)という漢字も十と六(反転)に分解できなくもないので…さすがに無理矢理過ぎる?
ただハンコックの能力は死亡後も解除ができないそう。仮に次の能力者に継承されたとしても、過去石化された人間を解除することもできないそう。そのためメロメロの実の厄介さを目の当たりにして、「やっぱり想像を超える手強さだった」とハンコックに脅威を感じるのはコビー。
ロッキーポート事件に黒ひげも関与?
そして黒ひげは【衝撃的な事実】を語る。
「ロッキーポート事件じゃ世話になったな。お前のお陰でおれァ王直(おうちょく)を倒し、海賊島のボスになれた!」とのこと。ロッキーポート事件はコビーが英雄視されるに至った事件であり、その首謀者が最悪の世代であり王下七武海だったトラファルガー・ローでした。
だからローとコビーが対峙したのかと思いきや、どうやら事件の概要はもう少し複雑なようです。表向きはローが犯人とされているものの、実際にはコビー&ローが手を組み、王直と黒ひげの三つ巴だった?その結果、王直だけが死亡した?
考えてみると黒ひげもローも同じDの一族ですから、ここらへんも実に意味深。
また王直(おうちょく)はロックス海賊団の元メンバーでした。だから金獅子のシキなども含めてロックスの残党は、他にも生き残っているメンバーが多数いるのやも。ロックス・D・ジーベック亡き今、王直が海賊島をずっと占拠していたことも読み取れます。
ロックス(王)直属の部下だから、王直という異名で呼ばれていた?
ここに来てロッキーポート事件が絡んでくるとは衝撃すぎますが、現状だとここまでしか新たな情報は判明していません。
シルバーズ・レイリーが駆けつける
ただ事態は膠着状態だった。
黒ひげがヤミヤミの実でハンコックの能力を無効化するものの、ハンコック自身が石化を解かない限りはそのまま。ハンコックは「お前達が大人しく帰るなら元通りにする」と提案するものの、黒ひげは「いいやウソだ!手を離したらお前はおれ達を石にする!困った…やはり殺すか」と思案する。
その矢先に元ロジャー海賊団の副船長だったシルバーズ・レイリーが参戦してくる。
「おい!白ひげの見習い小僧!大人気ないが私はお前がキライでね!」と黒ひげと交戦する気マンマンでしたが、ハンコックに対しても「石化を解いてあげなさい。私が見届ける。誰も余計なマネをせず島を出たまえ」とマリンフォード頂上戦争のシャンクスばりに強引に停戦を図る。
ちなみに聖地マリージョアで天竜人の奴隷だったハンコック姉妹は、15年前にフィッシャー・タイガーが起こした暴動に乗じて逃亡を図ってる。その後、レイリーとシャクヤクに助けられるカタチで女ヶ島に戻り、13年前に九蛇海賊団の船長(+即座に七武海)となった経緯がありました。
コビーは黒ひげに拉致された?
だからハンコックにとって未だにレイリーは命の恩人であり、頼れるおジイちゃん的な存在でした。
その後、ハンコックはレイリーたちに現在囲われている模様ですが、シャクヤク(通称シャッキー)が九蛇海賊団の元船長(先々代アマゾン・リリーの皇帝)だったことも新たに判明しています。先々々代皇帝のグロリオーサと同じく、レイリーに惚れ込んで国を出た?
シャクヤクが元ロックス海賊団だった説も考察してきましたが、この可能性はやや減ったか。ただレイリーとの出会いも考えると、ロックス海賊団に無理やり入団させられたシャクヤクを救ったパターンなどいろいろ考えることはできます。
とりあえずシャクヤクはレイリーと共に里帰り中。
ただ新型パシフィスタには子供時代のハンコック以外にも、ジュラキュール・ミホークと酷似したタイプもいることから、どうやら王下七武海の血統因子も組み合わされている雰囲気も漂う。
そして、女ヶ島に乗り込んでいたコビーは黒ひげに拉致られてしまって、現在は行方不明。…などなど怒涛のような衝撃事実が明かされる中、ワンピース1059話は終わります。
ワンピース1059話ネタバレ感想まとめ
以上、ワンピース最新1059話のネタバレ感想でした。
やはり今回1059話の目玉は「ボア・ハンコック VS 黒ひげ」でありましょう。黒ひげのヤミヤミの実の優位性が証明された一方、ハンコックのメロメロの実の優位性も証明された印象。黒ひげが能力を封じたことからも、ハンコックの美貌をもってすれば誰でも石化できるはず。
脅威度という点では、シャンクスの覇王色の覇気並か。メロメロの実はあくまでハンコックに限定された悪魔の実ではあるため、そこも懸賞金の低さに反映されてるのかも知れませんが、それでも黒ひげが欲しがった理由は、海軍の戦力が強化されることを一ミリでも嫌ったからでしょう。
また懸賞金もそれぞれ明らかにされましたが、黒ひげは悪魔の実の能力者狩りが脅威と判定されたのか増額。ハンコックの懸賞金も15~25億ベリー前後と個人的に予想していましたが、これは世界に脅威は与えない度合いも考慮された感じか。
○新型パシフィスタがヤバすぎる問題
あとは海軍特殊部隊SSGのベガパンクが製造したと思われる新型パシフィスタの存在も注目。
【パシフィスタ×ルナーリア族×王下七武海】と設定がモリモリだけあって、とにかくめちゃくちゃ強い。そもそもゾロが苦戦したキングの懸賞金が13億ベリーですから、そのレベルが7体以上もいると考えただけでもヤバい。ましてやキングがルナーリア族の中で最上位に強いとも限らない。
また何故か「子供の姿」のままでした。
パンクハザードでシーザーは子供をそのまま巨大化(巨人化)させていたものの、ベガパンクも同じく見た目が子供のパシフィスタも製造していたことに関連性はないのか?これまでは「実は味方なんじゃないか説」もあったものの、ベガパンクもやはりマッドサイエンティストだった?
少なくとも四皇など層が扱った海賊に対して、海軍は勢力という点で不利だった。いくら海軍大将が強いと言っても、わずか3名止まりですから。でも今後は規模感という点で両者は拮抗するのでしょう。頭脳ひとつで勢力図を一変させるベガパンクがヤバすぎワロタ。
ワンピース1060話予想
最後は次のワンピース最新1060話の内容を予想します。
このままの流れが続くのであれば、ロッキーポート事件のさらなる詳細が新たに判明するかも知れない。コビーを拉致った犯人は黒ひげだったので、両者を繋げるエピソードであるロッキーポート事件の詳細が明らかにされないはずがない。
レイリーが「今の黒ひげに正面から戦って勝てやしない」とぼやいていたことから、ハンコックらを助けるだけで手一杯だったのでしょう。ルフィに修行を付けたレイリーを弱気にさせるなど、黒ひげの本気の強さもワクテカさせられます。
一方、ここに来て王下七武海のキャラクターが立て続けに登場している中、それをモデルとした新型パシフィスタが現れたことを考えると、未だに登場していない白ひげの息子のエドワード・ウィーブルの再登場も考えられそうです。
もしくはバギーのクロスギルドの動向が再び描かれるか。
また元七武海で思い出されるのが、前回登場した革命軍の動向も気になるところ。サイボーグ化したくまも何を語るのか?サボの目的とは?サボの声はカタリーナ・デボンが装ってる説もありましたが、今回新型パシフィスタによって大きなダメージを負っている点から排除されそうです。
話が更に飛ぶことも加味すると、ワンピース1060話ではビビやアラバスタ王国の現状も描かれるかも知れない。
コメント
黒ひげもバギーも懸賞金が上がってたからもしかするとシャンクスも上がってるのかな?
その可能性は十分ありそう。シャンクスはこれまで五老星に大人しく従ってましたけど、海軍大将の緑牛に牙を剥いたばかり。映画でも黄猿や藤虎と一触触発状態でした。
結局敵なのか分かりませんが、ひとつなぎの大秘宝の入手に動いた時点で世界政府にとっては脅威。
シャンクスは実力的にロジャーと肩を並べると思うので、遠からず50億ベリーは超えそう。