ワンピース最新1110話のネタバレ感想を画像付きでレビューします。
タイトルは「降星」。
前回のワンピース1109話のネタバレ感想は別途でご参照ください。
次のワンピース最新1111話のネタバレ感想は既にレビュー済みですので良かったらどうぞ。
五老星ダヨ!全員集合!
エッグヘッド編もいよいよ佳境。
ベガパンクは死後に世界の真実を語る映像を流そうと目論んでいたが、これに待ったをかけたのがサターン聖。
他の五老星たちを呼び出そうとすると、周囲には4つの黒い稲妻がほとばしる。
何も知らされていない海兵たちは、海軍中将ですら思わず色めき立つほどだった。
そして現れたのが残りの五老星。
まさにタイトルの降星とは、地上に降り立った五老星のこと。
既にエッグヘッドに到着した時点で異形のカタチをまとっていた。こいつらからよく逃亡したサボが改めてヤバい。
妖怪バケモノ軍団
そのため五老星の能力もこの時点で全員判明します。牛鬼のサターン聖を覗くと、マーズ聖は以津真天(いつまで)、ウォーキュリー聖は封豨(ほうき)、ナス寿郎聖は馬骨、ピーター聖はサンドワームでした。
いかにも創作オリジナルっぽい名前にも聞こえますが、それぞれ全部は実際に存在する妖怪や怪物になります。
実在すると表現すると少し変ですけど、まさにバケモノ集団。
ルフィも思わず度肝を抜かれて目玉が飛び出そうになる。
エッグヘッドに到着するや否や、馬骨の能力を持つナス寿郎聖は高速でどこかに駆け抜ける。
その先にはボニーの支配下に置かれてたばかりのパシフィスタがいた。次々とレーザー砲で海軍船を破壊している最中、ナス寿郎は人獣型の姿で鮮やかに切り捨てる。
がくんと膝をついて倒れるパシフィスタは何故か凍っていた。
ゾロ vs ルッチ決着
五老星たちの異様な覇気はエッグヘッド全体に伝わっていた。それはゾロとロブ・ルッチもご多分に漏れずだった。
ルッチが「他所見したいくらい気になる覇気を感じるよな」と語ると、「島中にな…」と応じるのはゾロ。二人の戦いは膠着状態が続いていた。
そこにゾロを連れ戻そうとしていたジンベエがやってくる。
ジンベエはサンジと電伝虫で通話していたが、「あのマリモ野郎…一味を危険に晒しやがって…足手まといが…」というサンジの悪態がゾロの地獄耳に入る。
するとブチギレて覚醒したのか、ゾロは三刀流・虎虎婆 彪狩りという新技でルッチをようやく撃破する。
そういえばワノ国編で登場した謎の死神の正体はいつ判明する?
五老星、無双
その間にもナス寿郎聖の無双は続いていた。
巨大な早馬が辺り一帯を駆け抜けると、パシフィスタは一瞬で半数が戦闘不能状態に陥る。
ただ脅威は馬骨のナス寿郎聖だけではなかった。
巨大な怪鳥(以津真天)と化したマーズ聖が天空に飛び立つ。
この姿を遠くで見ていたサンジは「今、下で何が起きてるのか説明は難しいが、何とかそこを離れろ!明らかにやべェ怪物が上に行った!今すぐ脱出を!」と研究層にいるナミとロビンに電伝虫を通して警告する。
研究層はフロンティアドームの防衛システムで守られているものの、お構いなしに攻撃を始めるマーズ聖だった。
下の工場層では相変わらずナス寿郎聖の攻撃が続き、次々と無効化されていくパシフィスタたち。まさに五老星無双。
ドリーとブロギーが加勢
そこに更にサンドワーム(巨大な土ミミズ)の能力を持つピーター聖がルフィのもとに現れる。
しかし、ルフィに攻撃した流れでそのまま地中に潜る。
一瞬度肝を抜かれるルフィに対して、そのまま真下から飛び出たピーター聖がルフィをそのまま飲み込む。
この光景を見ていたのが巨人族のドリーとブロギーだった。
「暗い場所は似合わぬ男!!行くぞ!!」と【太陽鋸(たいようのこ)】というコンボ技で、ピーター聖の体を真っ二つに切り裂いてルフィを救出する。
さながらリトルガーデンで見せたそれ(巨大金魚にメリー号が飲み込まれる)とダブる光景だった。
久しぶりの再会に「あれー?巨人のおっさん達」と嬉しそうにルフィが声を掛けると、「久しぶりだな麦わら!」「たまらず会いに来た!」とドリーとブロギーも応じる。
果たして五老星の魔の手から逃れることはできるのか?という場面でワンピース1110話は終わります。
ワンピース最新1110話ネタバレ感想まとめ
以上、ワンピース最新1110話のネタバレ感想でした。
ついに五老星全員の能力が判明。
大方の予想通り、実在する妖怪がモデルでした。
とはいえサンドワームといった例外はあるものの、考察できそうでできないラインが突かれた感じ。馬系の能力だと麒麟を考察してた人も多かった気がしますが、以津真天とか誰が分かるねんという。
ただあまりにマイナーすぎてピンと来ないというか、脅威感や恐怖感という点で弱い側面もあるか。
それでも五老星の能力そのものは強そう。サターン聖は見掛け倒しっぽいところもありましたが、ナス寿郎聖の馬骨などはケンタウロスっぽくてカッコ良かった。付加能力も期待。
またドリーとブロギーも「太陽鋸(太陽の子)」という意味深な技名も披露していました。明らかに巨人族(エルバフ)とニカとの関連性を伺わせる名前。いよいよストーリー根幹部分に近付いている雰囲気がプンプン。
五老星との戦いにも本格的に絡んでくるでしょうから、懸賞金1億ベリー止まりだったドリーとブロギー(エルバフ)の真価も今後見れるに違いない。
次のワンピース1111話予想
最後は次のワンピース1111話の内容を予想します。
このままドリー・ブロギーと五老星の戦いに突入しそう。5名全員の能力が判明したばかりなので、次の1111話では各々の本領が更に発揮されるか。
目下の目的はあくまでエッグヘッド島からの脱出ですが、だからこそワンピース15巻のセルフオマージュになっている、ルフィを逃がすためには少なくともドリーとブロギーが犠牲にならないと厳しそう。
巨人族はニカとの関連が深そうなので、五老星の口から空白の100年の秘密が飛び出る?
五老星が次々とパシフィスタを殲滅する勢いなので、戦力差だけで見ると麦わら側が不利になりつつあるため、エッグヘッドで最終決戦めいた戦いが勃発することはないでしょう。
黒ひげ海賊団も様子見する中、やはり赤髪海賊団の動向も気になるところ。
五老星が全員エッグヘッドに集結しているということは、マリージョアのパンゲア城にはイム様しかいないことになります。
正確には神の騎士団は残っているため、こいつらの素性も新たに判明する可能性もありそう。