ワンピース最新1029話ネタバレ感想を画像付きでレビュー。前回のワンピース1028話のネタバレ感想は別途ご参照下さい。
ちなみに次のONE PIECE最新1030話のネタバレ感想はレビュー済みです。
サンジ、ヴィンスモークの血が覚醒して最強も間近?
クイーンが巨大な青龍刀をサンジの首にめがけて振り下ろすものの、逆に青龍刀が折れてしまう。クイーンの部下たちは「今首にヒットしたよな」と驚愕。クイーンも「武装色の覇気だったとしてもあり得ない。昔ジャッジは言ってた」とジェルマの科学力を回想。
人間に外骨格を、異常な回復力を、腕力を、そして何も感じない氷の心を。
チョッパーは「彼方を首を折るなんてすごいのう」と目をランランと輝かせるものの、当のサンジは「あんな血も涙もない怪物になりたくねぇ」とどこか浮かない表情。しかし関係ないですけど、チョッパーの喋り方ってこんなジジイ臭かったでしたっけ?
サンジは「振り返れ。俺は何をした?このまま心を失うのか?」と青ざめる。ワンピース1023話で「2度目のレイドスーツを着たあたりから」と語っていたので、やはりヴィンスモークファミリー(ジェルマ66)の科学力がサンジの潜在能力を素直に引き出したのでしょう。
とりあえず素のフィジカルでここまで強いことを考えると、サンジが武装色の覇気が極めるとビッグマムすら倒せるほど強くなりそうな予感も。クイーンはジェルマの戦闘スーツ着用を煽っていることから、更にサンジの実力は開花するに違いない?
一方、サンジの性格がどうなるかは不明。さすがに氷のように冷たい性格になるとは思いませんが、サンジの声優さんはギャグキャラ扱いに不満を感じてると言われて久しいため、ワンピース終盤のキャラはイケメン路線に全振りする?
キラー vs バジル・ホーキンス
ドクロドーム城内2階では四皇のビッグマムと最悪の世代のトラファルガー・ローとユースタス・キッドの戦い。キッドは動きに精彩を欠いていた。何も攻撃を受けていないのに倒れるキッドを見て、ビッグマムも「お前放っておいても死ぬんじゃねぇか?」と高笑い。
この理由はバジル・ホーキンスの悪魔の実の能力によるもの。キッドを模した【わら人形】を体内に仕込んでおいたホーキンスは、柱に自分の頭をひたすら打ち付ける。この程度のダメージで倒れるキッドもどうかと思いますが、ホーキンスは自らのダメージをキッドに転嫁していた。
このホーキンスと戦っていたのが、キッドの右腕であるキラー。またの名を人斬り鎌ぞう。
キラーは「やめてくれホーキンス。キッドを解放してくれ。おれの命ならやる」と泣きながら説得するものの、SMILEの副作用のせいで謎の笑いが城内には虚しく響いていた。もちろん応諾する気がないホーキンスは「おれが邪魔なら、その鎌で切り倒せ」と足蹴にして、キラーをせせら笑う。
ただキラーは「お前は悔いているんだろう?あの時の選択を…お前が死ぬと恐れた未来を、おれ達が生きてんだからな」と逆に挑発し返す。生物の本能が働いてカイドウに完全に屈服したホーキンスにとって、カイドウに果敢に挑んだキラーとキッドはすぐ死ぬはずだった。
キラーが一か八かの妙案
そこでキラーは一か八かの妙案を思いつく。
キラーは「もしお前が行き場のないダメージを受けたら、それはどこへ行く?」と尋ねると、ホーキンスはその質問の真意をいまいち理解できないのかそれまで通りの説明を繰り返すだけ。あらゆるダメージはそのまま全てキッドに転嫁させるため、ホーキンスは無傷のまま…のはずだった。
でもキラーが狙った部分はホーキンスの「左腕」。何故なら、キッドには左腕がなかったから。キッドの左腕にダメージが転嫁できなかったため、ホーキンスの元に戻ってきた的なアレでそのままキラーは自身の攻撃を与えることに成功する。
キッドの左腕は赤髪のシャンクスとの関連が常に考察されがちですが、ホーキンスを倒すための伏線でもあった模様。そして、キラーはホーキンスの体内から「キッドのわら人形」を同時に奪い取る。この取り方がやはりバトルでは鍵を握ったものの、自分の考察はハズレでした。
「おめでとう。そのワラ人形が最後だ」と強がるホーキンスですが、顔には大量の冷や汗。
「ならば真っ当に消すまでだ」とホーキンスはストローマンを発動させるものの、キラーは斬首爪や刃音撃といった必殺技で圧倒する。ホーキンスが敗北直前に出したタロットカードは「塔」。その意味は【古きものの崩壊】と【新しい道】。
つまりは、キッドの反撃の狼煙。不敵な笑みを浮かべるキッドに対して、キラーは「行け相棒」と以心伝心。果たしてキッドはビッグマムに勝利することは可能なのか?
次回ONE PIECE1030話予想
以上、ワンピース最新1029話のネタバレ感想でした。
今週の見所はやはり【キラーとホーキンス】の対決でしょう。どうやって倒すのかと思ってましたが、確かにキッドの奪われた左腕部分を狙えば、行き場を失ったダメージがホーキンスに返ってくる可能性は高い。ホーキンスのワラ人形は腕から出していたため、一応理屈としては通ります。
ただ右腕からもワラ人形を出していたため「左腕部分に偶然あって良かったねw」とは思いますが、最後にホーキンスを倒して終わる展開は読後感も爽快で面白かった気がします。次のキッドが活躍しそうな展開もワクワクさせられる。アニメでも期待できそう。
しかし未だに生存してる黒炭オロチほどではないにしろ、ホーキンスは見た目通りに「嫌な奴」で終わってしまったなと。能力的に他人の命を代用しているキャラクターなので、良い奴で描くのも土台無理はあったのかも知れませんが…。
この能力が終始厄介だっただけで、キャラの強さ的にもタイマンで戦えば最悪の世代では下位だったか。
次のONE PIECE最新1030話の内容を予想すると、話の流れ的にキッドが覇王色の覇気を覚醒させてビッグマムと対等に戦いそうな雰囲気もありますが、キャラクターの視点がまんべんなく移るため次は【ゾロの活躍】が期待できそうか。
キングの素顔もいよいよ明らかになりそう?リューマといったゾロの過去も更に明らかに?
あとは地味に雷ぞうの勝負も付いてないので、福ロクジュを倒す展開が1030話では描かれる?マキマキの実もストーリーで重要な役割を果たしそうな予感もするので期待しましょう。
コメント
>ただ右腕からもワラ人形を出していたため「左腕部分に偶然あって良かったねw」とは思います
まあ尾田は冨樫と違って意外性を突く戦闘は昔から描くの苦手だからな
クロコダイル戦も読者の予想通り「血」が「水」の代わりになって砂も
殴れますという見え見えの展開だった