ワンピース1061話ネタバレ感想を画像付きでレビューします。前回のワンピース1060話のネタバレ感想は別途でご参照ください。
2022年8月6日公開の『ONE PIECE FILM RED』が公開から46日間で興行収入150億円を突破したそう。そこで今回も映画について余談を語りたいと思います。既にジャンプ本誌で1061話を読んでる人が多いと思いますが、興味がなければ読み流し推奨。
ちなみに次のワンピース最新1062話のネタバレ感想は既にレビュー済みです。
FILM REDは250億円をいずれ突破しそう
結論から言うと、『ONE PIECE FILM RED』の最終的な興行収入は260~280億円程度に達すると予想し直してみます。
一ヶ月ほど前にワンピース1057話で頑張れば200億超えもあり得ると言ってましたが、ここまでの興行収入の推移を見ていると、どうやら250億円超えの『君の名は。』の勢いとあまり変わりません。
例えば、『FILM RED』は公開から30日で129億円、『君の名は。』は公開から30日間で111億円を突破していました。後者は夏休み終わり(8月27日)に公開されているので、実質的に両者の勢いは変わらないと言っていいと思います。
他にも『FILM RED』が1000万人を超えたのが38日目、『君の名は。』が990万人に達したのが38日目でした。『君の名は。』の上映期間は約一年だったようですが、『FILM RED』も来年春ぐらいまで公開されると仮定すると、やはり250億円ぐらいは超えそうな予感。
実際映画館に行ってみると、若者カップルや小さい女の子も多く、幅広い層に支持されていることが体感できると思います。今後も冬休みや春休みといった書き入れ時が待っているはずなので、おそらく『タイタニック』や『アナと雪の女王』も抜く可能性も大。
やはり『ワンピース』は集英社やフジテレビといった偉い大人たちが多く関与している人気コンテンツのため、今後も尾田さんはさらなるテコ入れしてくるだろうという判断から、最大で『君の名は。』の250億円からいくらかプラスと予想してみます。
ボニーを襲う謎の巨大ザメ
ということで本題。ワンピース1061話のネタバレ感想をレビューしたいと思います。
まず海面上に押し上げられた暖水塊から、最悪の世代のジュエリー・ボニーが現れた続きになります。ルフィは「誰だあいつ?海から飛び出してきた!」と驚くものの、思わず手を伸ばしてボニーの体を掴んで助けようとする。
ちなみにルフィと同じ最悪の世代なわけですが、ボニーがシャボンディ諸島で遭遇したのは麦わらの一味でもロロノア・ゾロだけでした。そのためワノ国でユースタス・キッドなどと再会しているので勘違いしやすいですが、以外にもボニーと麦わらの一味のほとんどは初対面。
例えば、ウルージにいたっては麦わらの一味と完全に面識がないはず。
しかし、ボニーは助かったのも束の間、「怪物は!?下見てー!」と叫ぶ。
そこで麦わらの一味が海面を確認すると、サウザンド・サニー号を軽く飲み込もうとばかりに大きく口を開けた巨大なサメの姿があった。思わず「逃げろ逃げろ」の大合唱。ちなみに「水面下」という表現より、素直に「海中」で良かったのでは?
その正体はサイボーグの鮫(メカシャーク)
ただ巨大ザメが噛み砕こうと水面に上がった瞬間、麦わらの一味は間一髪で逃れることに成功する。ゾロは「何だありゃ!サメ!?デカすぎな上に鉄!?」と驚愕する。
しかしサウザンド・サニー号が無事着水するものの、ルフィ・ボニー・チョッパーの3名は運悪く海に落ちてしまう。ジンベエは「フランキー!舵を頼む!」と言い残して、そのまま海に飛び込んでルフィたちを救出しに行く。
そして、フランキーは船底に設置した「脱兎(ラビット)スクリュー」という加速装置を使って、その場を離れようとサウザンド・サニー号のスピードを上げる。
しかし謎の巨大ザメはサウザンド・サニー号の動きを検知し、口から迎撃ミサイルのようなものを複数発射する。だから、この巨大ザメはロボットの類。通称「メカシャーク」。
しかも命中率が高いのか、サウザンド・サニー号の真下で爆破。そのまま吹っ飛んでしまう麦わらの一味。海中にいたジンベエはルフィやボニーたちを無事救出するものの、今度はメカシャークが狙いを定めて砲撃してくる。
そこでジンベエたちは海底に一旦逃げ伸びることに成功する。メカシャークは再び海中にサウザンド・サニー号に標的を変えるものの、そこで現れたのが謎の巨大ロボだった。
この巨大ロボは一撃でメカシャークを粉砕して事なきを得るものの、結果、麦わらの一味は二手に分断されてしまう。
SWORDの新メンバーも発覚
ボニーと麦わらの一味が襲われた海域の近くには海軍本部G-14の支部があった。
そこではパンクハザードで人体実験されていた子供たちも収容されていた。かつてシーザー・クラウンの魔の手から海軍大佐・たしぎたちが救い出していたが、その後も面倒を見続けていた。しかも、小さくなる薬をどうやら飲まされていて、以前より体のサイズが小さくなっている様子。
そこに現れたのがG-14の基地長であるドール中将。「ヘルメッポのクソガキさァ…何とかしてくんない?」と話しかけられると、たしぎは「ムリですよ。親友の安否が不明なんですから。私にとってもコビー大佐は後輩ですし」とやんわり否定。
一方、G-14の施設内の別の場所ではSWORDの新メンバーが新たに判明します。
まずは「ヘルメッポ」の隣の「ひばり」。ひばりは美少女風のルックスと反して「ウチからもお願いですけーのー」など訛りがキツすぎワロタ。
それに対するは「プリンス・グルス」という海軍少将。最近のワンピースは食べ物ネタが多い印象ですが、お菓子のプリングルスから。ただプリンス(王子)と付くだけあって、もしかすると実際に貴族の出身なのかも。
両者の会話を聞くと、どうやら「コビーはそのまま黒ひげに拉致されて海賊島ハチノスに監禁」されている様子。またSWORDのリーダーだったディエス・ドレークはワノ国でバジル・ホーキンスと最後の会話を交わして以降、全くの音信不通とのこと。
ホーキンスはそのまま死亡しているものの、ドレーク自体は生存しているのに何故?ワノ国でまだ潜入捜査している?
とりあえず機密特殊部隊を名乗っているのに、みんな割りと堂々としてるのは草。
500年後の未来と言われるエッグヘッド
続いては難破したルフィ側の状況。ずぶ濡れ状態になったルフィたちは服を脱いでバンバンと乾かす。えちえちの画像は怒られるので割愛しますが、ルフィ、ジンベエ、チョッパーは一切意識してないのが笑う。
そして、ボニーは最悪の世代であることを告げる。ルフィは「お前も最悪なのか?」と驚いた様子ですが、前述のようにシャボンディ諸島で二人は邂逅していません。
ボニーは「あたしはボニー!敵だ!覚えとけ!助けてくれたのはありがとう」と改めて自己紹介するもの、ルフィは「気にすんなボギー」とさっそく名前を間違える。
続いてボニーは思い出したように「あの手配書は何なんだ?髪白くなったのかと」と、ルフィのギア5状態は誰もが知っている公然の秘密の模様。ルフィは「あれはおれが自由になった姿だ!」と返答する。
黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ)がルナーリア族に露骨に反応していましたが、それ故にボニーとの違いが顕著に写ります。本来はボニーの反応が普通でしょうから、黒ひげはどこまで知っているのか?果たして黒ひげの目的とは?
ルフィは「腹が減った!メシ屋探そう」とうなだれると、ボニーは「ここは政府の島だ!メシ屋なんかねェぞ!」と一喝する。
そして、ここは「エッグヘッド」と呼ばれるDr.ベガパンクの研究所がある島だとボニーは告げる。影のシルエット姿から予想すると、名前通りに卵の殻が半分割れた形状をしているっぽい。
ベガパンクがついに登場!?
どうやらボニーの目的は父親のバーソロミュー・くまを再び人間に戻すように、ベガパンクに頼み込みにエッグヘッドまで来てたっぽいです。その結果、ベガパンクが開発したサメに追い回された。結局、聖地マリージョアでの出来事に関与してない?
つまり、いよいよ【アイツ】が登場する気配がプンプンしてきます。
一方、ゾロたちがいるサウザンド・サニー号サイドの状況。海中に放り出された麦わらの一味でしたが、前述のメカシャークを撃破した巨大ロボットがサウザンド・サニー号を持ち上げて救出してくれていた。思わずウソップやフランキーは「巨大ロボー」と目を輝かせる。
ちなみに巨大ロボの名前はベガフォース?
そして、この巨大ロボの体がパカッと開いたかと思うと、謎の人物が「また失敗か…なぜじゃ…生物の【欲】は制御できない」とぶつぶつ言いながら出てくる。
フランキーは感謝の念を述べるものの、それを無視して「メカシャークに命じたのは偵察報告砲撃まで…プログラムミスか…」と謎の人物のぶつぶつは止まらない。
そこでフランキーを見やったかと思うと、「誰が助けると言った?海賊共!わしァ政府に雇われたしがたない天才科学者!Dr.ベガパンクじゃ!!」と衝撃告白をして今回1061話は終わります。果たして、本当にベガパンクなのか?はたまた麦わらの一味の運命は?
ワンピース1061話ネタバレ感想まとめ
以上、ワンピース最新1061話のネタバレ感想でした。
先週号で予想したボニーの衝撃告白はなかったものの、今回1061話の注目点はやはり「ベガパンク」。少し前から科学特殊班SSGが開発したセラフィムなど、ベガパンクの登場を匂わせるアイテムがお披露目されていましたが、想像以上に早く登場したなという印象です。
でも、ベガパンクの本当の素顔は美少女ではないはず。
何故なら、胸に「PUNK02」という文字が表記されていたから。超巨大ロボには「12」という数字が表記されており、サメ型ロボットも「PUNK」という文字が表記されていたことから、今回登場した自称ベガパンクも「ロボットの一つ」と考えるのが自然でしょう。
実際、ベガパンクには「安原義人」という男性声優が充てられています。性別の違いが明白。もし声優を知っていたら、逆にベガパンクの性別≒女性説は最初から考察できていないでしょう。
そこでベガパンクの本当の姿は有名ゲーム『ソニックアドベンチャー』に登場するドクター・エッグマン風と個人的には予想してみる。やはりIQ300を超える天才科学者で、性格は身勝手でワガママなんだそう。そして、とにかく三度の飯よりメカが好きだとか。
また当該ゲームの主人公のソニック・ザ・ヘッジホッグは「ソニック・ヘッジホッグ」と呼ばれる遺伝子がモチーフになっている。ベガパンクは血統因子という名の遺伝子を最初に発見した人物でした。そして、現在ベガパンクが根城にしている場所が「エッグヘッド」でした
まさに全ての伏線が繋がる?
次のワンピース最新1062話予想
続いては次のワンピース1062話の内容を予想して終わります。
基本的には、このままベガパンクと麦わらの一味が絡む展開が描かれるはず。ボニーは父親のくまを再び人間化したがっているようなので、ストーリーの視点が革命軍に飛ぶ可能性もありそう。サボも結局死亡したのか不明なままですから。
そう考えるとベガパンクの片鱗が少し明らかになった勢いで、イム様の正体も1062話でついに明らかに?
だから聖地マリージョアという場所を起点に、これまで仕掛けてきた伏線が全てが繋がっていってる状態です。逆に言うと、それらの伏線が今後紐解かれていくはず。ワノ国編直前で「全伏線回収」と銘打たれていましたが、まさに今こそ生かされるフレーズでしょう。
少なくともベガパンクの正体が味方なのか敵なのか、1062話ではより判然とするか。今後、悪魔の実の正体や原初の悪魔の実の存在などもようやく明らかになるかも?とりあえずSWORD含めて、海軍の組織体制の輪郭がよりクッキリと見えてくるか。
ただ圧倒的な兵器を保有するベガパンクが敵だった場合、まさに絶体絶命に陥るたため味方寄りではあってほしいところ。
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