ワンピース最新968話のネタバレ感想をレビュー。先週号のワンピースではラフテルの正体が発覚して話題になりましたが、果たして今週号の展開はどうなっているのか?
ちなみに来週号のワンピース最新969話のネタバレ感想は既にレビュー済みです。
ワンピース最新968話までのあらすじまとめ
まずはONE PIECE最新968話までのあらすじをおさらい。
ワノ国の過去編。
25年前に九里大名だった光月おでんはポーネグリフの古代文字を読める能力を買われ、ロジャー海賊団の一員としてラフテルを目指す旅に同行。赤髪のシャンクスとバギーの北極南極論争もこの旅の際で行われたことも判明するなど、『ワンピース』の現在と過去が点と点で結ばれ始める。
一方、グランドラインを一からやり直すロジャー海賊団は、かつて海賊船のオーロ・ジャクソン号を設計したトムと再会したり、魚人島やズニーシャに足を運んでロードポーネグリフを集めるなど、これまで麦わらの一味が辿ってきた道筋が間違ってなかったことを証明してくれる。
そして、船長のゴール・D・ロジャーたちはついにラフテルに到達し、まさに海賊王が「海賊王」と呼ばれる瞬間が来る。途中でシャンクスや光月トキなどは離脱したものの、ラフテルには「ひとつなぎの大秘宝」と呼ばれる莫大な宝が存在し、そこで空白の100年やDの一族の秘密を全て知った。
しかしながら、最後の島には実は名前がなかった。そこで海賊王ロジャーが「Laugh Tale(ラフテル)」と命名した。果たして、ラフテルには一体何が隠されていたのか?ちなみに、ラフテルの詳細は別考察記事を参照して下さい。
シャンクス涙の意味とは?
ということでワンピース最新968話を考察していこうと思います。
まずは赤髪のシャンクスが涙する場面が象徴的でした。
光月おでんの日記曰く、ラフテルから帰還したロジャーに「何か質問」をした後に、その口から「衝撃的な事実」を教えられたシャンクスは涙。ラフテルのことかひとつなぎの大秘宝のことか不明。ショックを受けたから涙したのか、もしくは感動したから涙したかも不明。
少なくとも、シャンクスがラフテルに到達できなかったから泣いたわけではありません。シャンクスはバギーの看病のために最後の旅には同行せず、最終的にラフテルには到達してない数少ないロジャー海賊団の元メンバーでしたが、ロジャーには「自分の力で到達する」と言ってのけていた。
そう考えると、そもそも「ネタバレ of ネタバレ」とも思えるラフテルやひとつなぎの大秘宝の謎を自分の口からロジャーに訊いたのか不思議。何も持ち帰らなかったロジャーを訝しがったのか?はたまたシャンクスには「別の目的」があったのか?
確かに考えてみるとシャンクスは「自分の力でラフテルを目指す」と言ってた割に、現在はラフテルに足を運ぼうとすらしてない。つまり、この涙の理由が同場面に隠されているはず。また五老星がシャンクスを信用に値する海賊と思わせる理由でもあるのでしょう。
ロジャー海賊団ついに解散
一方、ひとつなぎの大秘宝(ONE PIECE)は海軍や世間が勝手に名付けたものだったことが判明します。ロジャーが獲得したとされる金銀財宝など全てを総称して「ひとつなぎの大秘宝」と名付けたっぽい。ラフテルの経緯とは真逆。
でも、オーロ・ジャクソン号を見る限り、やはりロジャーは何も持ち帰ってない様子。またオーロ・ジャクソン号の謎の巨大卵も、ラフテル帰還後もまだ孵化してなかった様子。
このクダリでシャーリーの予言などを思い出すロジャー。「二人の王がまた出会う日」と海王類たちは語っており、光月おでんたちが語っていた20数年後というキーワードは海王類からの発言から来ていた模様。
そして、ロジャーは海賊団を解散させて、自らは船を降りる。どうやらひとつなぎの大秘宝を次の世代に託すため、ロジャーは意図的にポートガス・D・エースという息子をこさえたような雰囲気。過去編を見る限り、ロジャーの血を引いてる事実を考えると、エースはもっと激強で良かった気もしますが。
ただ考えてみるとロジャーは腐っても四皇でしたから、仮に海賊王となった所でいきなり挑戦してくるアホたちの心変わりはどこから来たのかは不思議。何故勝つると思ったのか。
その後、光月おでんは残ったロジャー海賊団にワノ国に送ってもらう。イゾウは「あいつはもう白ひげ海賊団に馴染んだ」と言って放置してて笑う。弟のお菊も「元気ならいいです」と冷たい態度。明らかに後付設定だった感があるので仕方ないですが、さすがに笑う。
ついにワノ国の内情を知る光月おでん
続いてワノ国に戻ってきたおでんは光月トキたちと再会します。トキはワノ国では献身的な働きで民衆から支持も厚かった。おでんの冒険譚も楽しそうに話すなど、ワノ国に戻ってきた際には既に人気者だった。これぞ内助の功というもの。
そして、現在黒炭オロチが「将軍代理」としてワノ国を支配してることを知る。黒炭オロチが付き続けた嘘や過去を、現在は武器工場で民衆に低賃金労働を強いていることを。さながらワノ国では過去の日本で行われた強制労働がまかり通っていた。
しかも、既にオロチは百獣カイドウとつるんでいた模様。カイドウの武力を背景にオロチのワノ国支配は更に進められており、赤鞘九人男ですら歯が立たず。また息子である光月モモの助や光月トキの命が狙われたことを知る。
激昂した光月おでんは花の都のオロチ城に即座に乗り込んで、黒炭オロチをたたっ斬る…という場面でワンピース最新968話は終了します。やはり予想通り、今週号のワンピースはワノ国に舞台が再び移りました。未だに正体不明のお庭番衆もようやく活躍するか。
ワンピース最新969話の展開予想まとめ
以上、ワンピース最新968話のネタバレ感想でした。
まず赤髪のシャンクスの涙ですが、最初読んだ時は正直意外でした。でもロジャーも爆笑しながら涙を流してることを踏まえると、実は「同じ涙(気持ち)」だった可能性が高そう。ロジャーは大人だったから敢えて笑い飛ばした。でも子供のシャンクスにとっては悲しみで耐えられなかっただけ。
何故、人造悪魔の実は「SMILE」と呼ばれるのか、その理由も実は関係してくる話なのかも知れない。
またジョイボーイの正体も特定の個人名ではなく、どうやら「海賊王」といった異名や肩書、称号のような名前っぽい。つくづく色んな謎と伏線をぶっこんでくれます。ちなみに、シャンクスのモデルが垢太郎と分かったので、改めて再考察しました。良かったら読んでみて下さい。
一方、ワノ国では思いの外早くにオロチとカイドウが接近していた模様。おそらく裏ではマネマネの実の老婆が手引してるはず。当初はロックス海賊団の残党などと予想しましたが、ここまで順調にワノ国を支配してることを踏まえると百獣海賊団の一人だった説もあるか。
とりあえずワンピース最新969話の展開予想としては、おでんとカイドウがいよいよ邂逅するはず。若かりし頃のカイドウの風貌は?どこまでおでんが強いのかなども判明するはず。ロジャーに瞬殺されてる時点でやや期待薄ですが。
ただ25年前にラフテルに到達し、20年前にトキトキの実を使って現代にタイムスリップするまで「謎の5年間」がある以上、いきなり大戦争が勃発する可能性は低いか。それでもマネマネの実の老婆の正体も想像以上に早く明らかになるか。
コメント
シャンクスが泣いた理由は全てを知ったロジャーから
自分のルーツに関する話を聞いたからでは?
と思ったりしました。
それによってシャンクスは自分のやるべきことを知った
みたいなことかなと。
またジョイボーイが個人名ではないということは
もしかしたら「冒険を楽しむ少年」的な称号なのではないか?
つまりワンピースを手に入れた人の称号。
ロジャーは最後の島には到着したけど宝は置いてきたので
その称号は継承されなかった…みたいな。
ロジャーもジョイボーイがとんでもねェ宝を残したと
はっきり言ってますし。
そうなると次のジョイボーイはルフィしかいないですね!
まぁ今のところ全予想がハズレてる私の思いつきですが 笑
もしシャンクスが「自身のルーツ」をラフテルで知ったんだとしたら、
Dの一族の可能性などが考えられそうですね。
天竜人説はシャンクスの出身地から否定されそうですが、
もしかするとDと天竜人のハーフ説なんてことも?
それなら立場が曖昧なシャンクスの言動とも符合する?
でもDの一族の特徴は「笑う」こと。
シャンクスがDの一族だったら泣くのかな?という疑問も。
ローもコラソン死亡時に泣いてたんで一概には言えませんが。
「ワンピースを手に入れた人の称号」は確かに一番しっくり来そう。
ただ気になるのはワンピースを入手した人物にも関わらず、
なぜ800年前に人魚姫との約束を守れなかったのか?
また称号を名乗ってポーネグリフに名前を残す?という疑問も。
うーん謎は深まるばかり(笑)
なるほどDと天竜人のハーフか、それは葛藤して泣くかもしれませんね。
ポーネグリフの名前は確かに引っかかったんですが
個人名でない時点で称号だろうが何だろうがポーネグリフに記すのは
おかしいかなと。
ということは逆に称号(寧ろ海賊の通り名的なもの?)を記すことは
世界観的にアリということでは?と思った次第です。
人魚姫との約束のくだりはちょっと難しすぎて考慮できていませんw
ちなみに全予想ハズレと書きましたが、
969話で判明したマネマネの実の老婆が黒炭家だった件は
初めて当たってめっちゃ嬉しかったですw
Dの一族は死ぬときに泣くんだよ