ワンピース最新1094話のネタバレ感想を画像付きでレビューします。タイトルは「”五老星”科学防衛隊武神ジェイガルシア・サターン聖」。前回のワンピース1093話のネタバレ感想は興味があればご参照ください。
次のワンピース最新1095話のネタバレ感想は既にレビュー済みです。
サンジの女好きはベガパンクもお墨付き
舞台はエッグヘッド。
裏切り者のヨークが設置したフロンティアドームの警戒システムを解除後、アトラスが50体のパシフィスタに向かって海兵の一掃を命令した続き。ベガパンクはサテライトであっても、黄猿が命じた威権チップを上回るため即座に命令を受け入れるパシフィスタ。
パシフィスタたちの強烈な攻撃に逃げ惑う海兵たちを尻目に、ベガパンク本体たちはジュエリー・ボニーの探索に動く。途中で合流した女好きのサンジの眼(レディーレーダー)はボニーを捕らえたかと思ったら、即座にベガパンク本体たちを置いてそこに向かう。
ベガパンク本体は「非科学的なレーダーだが信じる」と、もはやサンジのそれは天才科学者もお墨付きだった。
ボニー vs 海軍中将・ブルーグラス
一方、ジュエリー・ボニーは海兵の追及から逃げていた。
パシフィスタたちが味方についたことにホッと安堵したのも束の間、海兵たちが次々と攻撃を仕掛けてくる。ただ腐っても最悪の世代。ボニーは「臨死体験(エヌディーイー)」という技で海兵たちに反撃。この技を食らうと仮想的に一気に年を取り、三途の川が見えるというもの。
まさに究極の精神攻撃を食らった海兵は完全に戦意を喪失する。どうやら鉄砲にして遠距離攻撃もできるため、ボニーは手に触れる必要はないっぽい。おそらく覚醒は関係ないと思うので、ボニーの能力はノロノロの実のように「老化するエネルギー体」のようなものを操っている感じか。
ただ海軍は強力な中将を多数連れてきていた。
「ノリノリの実」を操るブルーグラスがパシフィスタを乗りこなし、ボニーに向けてレーザービームを発射する。威権順位すら凌駕する能力ですから、ルフィやゾロであっても自分の意志では反抗できないか。ホビホビの実の能力レベル?
しかし、ここで駆け付けたのがサンジだった。ボニーをすんでのところで救出し、そのまま遅れて駆け付けたベガパンクたちと合流する。
謎の魔法陣が現れる
そして、上層の研究層ではルフィと黄猿ボルサリーノが接戦を演じていた。どちらも大きな攻め手を欠けていたが、ベガパンク抹殺の任務を優先する黄猿がひとまず逃亡を図る。それだけルフィの実力が上がっている裏返しでもありますが、ここで戦場に立つ全員が異様な気配を感じる。
パシフィスタたちが一斉に動きを止めたかと思うと、いきなり五芒星がかたどられた魔法陣が現れる。自分たちを超える威権順位は五老星しかいない以上、嫌な予感しかしないベガパンクたちは急いで上層の研究層に戻る。
エッグヘッドの島内には「五老星・サターン聖がエッグヘッドに上陸なさる!准将以下はまみえることも許されぬ!」という海軍のアナウンスが流れると、海兵たちも慌ただしく動き出すが魔法陣から現れる謎の黒いバリバリ(覇王色の覇気)を食らって次々と倒れていく。
五老星・サターン聖、降臨
そして現れたのが五老星のジェイガルシア・サターン聖だった。
しかも悪魔の実の能力を発動しており、その姿カタチはまるで「蜘蛛」のよう。また角を生やすなど、日本の妖怪である「牛鬼(うしおに・ぎゅうき)」とも言われています。肩からドス黒い雲のようなものをまとうなど、当たり前のように能力を覚醒させている模様。
まさに禍々しい雰囲気を漂わせるサターン聖に誰もが度肝を抜かれるが、ベガパンクを殺しにやってきた黄猿が研究層に到着する。ルフィもほぼ同時に到着するが(そう考えるとルフィの移動速度も速い)、黄猿のレーザーに軽く返り討ちに合う。
ボニーの一矢
ただ攻撃を食らったルフィの体はグルグルと回転すると、その反動を活かして新技の「白星銃(スターガン)」を黄猿の脳天に食らわせる。さすがの光人間の黄猿であっても、覇王色の覇気を脳天に食らうとダメージが大きかったのか、思わず「いかん」と気を失いそうになる。
ちなみに、白星(しらほし)と聞いて思い出されるのは、古代兵器ポセイドンことしらほし姫。確かに、漢字に置き換えると白星になるため、しらほし姫も宇宙に関連するキャラ名だったのも非常に今となっては意味深です。
しかし、限界を迎えていたルフィも同時にしぼんでいく。ルフィの落下していく姿をサターン聖は「ニカ…」と意味深に見つめるが、目下の目的はベガパンクだった。二人が相見えると壮絶な空気が流れる。ただ、この空気を更に一変させたのがジュエリー・ボニーだった。
ボニーがその間隙を縫って、サターン聖の胸元を突き刺す。果たして勝敗の結末は?…という場面でワンピース1094話は終わります。
ワンピース最新1094話ネタバレ感想まとめ
以上、ワンピース最新1094話のネタバレ感想でした。
今回の目玉はやはりサターン聖の能力でしょう。思ったより禍々しいというか、想像以上に五老星たちは強そうな予感。牛鬼という妖怪は海岸に現れるとされるため、イム様の能力は「海坊主」などとも予想されています。他の五老星の能力も海に現れる妖怪やバケモノなのか?
また気になる描写が「魔法陣」でしょう。正確には「五芒星(ごぼうせい)」と表現した方が良さそうですが、五老星の名前の由来は我ながら予想通りでした。とはいえ、まさか能力に五芒星を直接絡ませてくるとは思わなかった。
ただ五芒星(魔法陣)を使って移動する能力が、サターン聖の能力に含まれているかというと微妙か。五老星(五芒星)の五が描かれていたため、単独の能力ではない気もする。魔法陣はイム様の能力?ベガパンクが開発した発明品の一種だった?
考えてみると、サターン聖がボニーごときの攻撃を避けられなかったのも不思議な話です。だから魔法陣から出てきたサターン聖は実態ではなく、もしかすると幻だった可能性もあるか。「地上か…久しぶりだ…」というセリフとは矛盾しそうですが、外部から遠隔操作してるだけ?
次のワンピース1095話予想
最後は次のワンピース1095話の内容を簡単に予想します。
基本的には今回1094話の流れがそのまま踏襲されるはず。だから一矢報いたと思われるジュエリー・ボニーですが、やはり天下の五老星を倒せるはずがないため、いわゆる死亡フラグがピンピンといったところ。サターン聖が簡単に返り討ちにする展開が容易に想像されます。
しかし、ボニーはパシフィスタ…もといバーソロミュー・くまの娘でした。五老星がボニーを返り討ちにした場合、パシフィスタたちはどう動くのか?威権順位に従ってそのままサターン聖の命を素直に守り続けるのか?やはり「くまの血」「父親としての愛」で反旗を翻すか?
そもそも、くま本体はマリージョアで赤犬に敗走し、ニキュニキュの実で逃げ延びたものの現在は行方不明でした。もしかするとエッグヘッドまで飛び立っていた可能性も?
またルフィがニカ状態から解除されてしまったため、麦わらサイド・ベガパンクサイドは圧倒的にピンチに陥っています。でもだからこそ、ギア5発動時に目覚めた900年前の巨大ロボット兵器がいよいよ参戦してくる?ストーリー的にも空白の100年の真相に迫る展開か。
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