【ワンピース考察】フィガーランド家まとめ!ガーランドはシャンクスの父親か?役割は?【メンバー一覧】

『ONE PIECE(以下ワンピース)』の世界を牛耳る権力者が「天竜人」。

天竜人はまたの名を世界貴族とも呼ばれますが、かつて空白の100年の時代にDの一族に勝利した20の王家が世界政府を樹立して以来、現在に至るまで世界を支配し続けています(厳密にはネフェルタリ家を除く19王家)。

そこで今回ドル漫では20の王家の一つである「フィガーランド家」について考察していこうと思います。

フィガーランド・ガーリング(神の騎士団リーダー)

まずはフィガーランド家出身者と判明しているキャラクターを紹介します。

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(ONE PIECE1086話 ©尾田栄一郎/集英社)

「フィガーランド・ガーリング」は神の騎士団の最高司令官。いわゆる組織を統率するリーダー。登場したばかりとあって身長、声優CVなどは不明ですが、見た目などから年齢は60代70代と予想できます。

フィガーランド・ガーリングはかつて「ゴッドバレー島で活躍した王者」と紹介されています。ゴッドバレー島は38年前にロックス海賊団ロジャー海賊団と海軍中将のモンキー・D・ガープによって倒された場所でした。しかし、同時に世界政府が隠したかった謎の島でもあった。

世界政府が隠したかった理由は、まさにフィガーランド・ガーリングたちがゴッドバレー島で何かしら暗躍していたからだったと推察できます。ロックス海賊団たちがゴッドバレー島に襲来した理由も、このフィガーランド・ガーリングの存在が鍵を握るのでしょう。

ゴッドのゴッドは、まさに神の神だった?

○特徴的な「三日月」型の見た目

確かにDの一族だったロックス・D・ジーベックは種族的にも、天竜人(20の王家)たちとの因縁が深いはず。世界の王を目指すロックスにとって、フィガーランド家は最も邪魔な存在だったに違いない。事実、王者と表現されるガーリングの実力は四皇レベルに匹敵するか。

もしかするとロックスを倒したのも、実はフィガーランド・ガーリングだった?

またフィガーランド・ガーリングの見た目は、花王のマークのような「三日月型の髪型とヒゲ」が特徴です。五老星のキャラ名は太陽系の天体がもれなく入っていたことから、イム様と距離が近い天竜人ほど宇宙にまつわる設定が盛り込まれている様子。

ここからイム様や天竜人は宇宙(おそらく月)からやって来た種族だったと推察できるか。

フィガーランド・シャンクス(赤髪海賊団リーダー)

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(ONE PIECE90巻 ©尾田栄一郎/集英社)

続いて「フィガーランド・シャンクス」は赤髪海賊団の大頭。四皇の一人。

映画『ONE PIECE FILM RED』で既に判明していましたが、シャンクスの種族は天竜人で確定。かねてからネタ枠だった考察系さんの予想が結果的に当たっていたカタチ。だからこそ五老星マリージョアでシャンクスとの面会を許したに違いない。

しかし、フィガーランド・シャンクスは「西の海」の出身で確定しています。もし天竜人であればシャンクスは聖地マリージョアで生まれていなければおかしい。

ただ33年前にドフラミンゴの一家が下界に降りたように、大昔も遡ると下界に降りてきたフィガーランド家の天竜人がいた可能性が考えられます。その普通に暮らしを長らく続けてきた元天竜人の末裔が赤髪のシャンクスだったのではないか?

○シャンクスはフィガーランド家に恨みを抱く?

逆にシャンクスを身籠った母親が下界に捨てられて、後に西の海で出産したケースなども考えられます。改めてシャンクスとガーリングの親子関係は後述しますが、その場合はシャンクスは天竜人に恨みを抱いている可能性も高そうです。

だからこそ、シャンクスは世界政府に復讐するためにCP9から貴重なゴムゴムの実ヒトヒトの実モデル・ニカ)を奪ったのではないか。五老星と面会するためにフィガーランド家という血筋を都合よく利用するものの、シャンクスは自らの血筋を本気で誇っているのか?

つまり、実際にシャンクスが裏切り者の内通者かというと?五老星の手先としてルフィたちに牙を剥くのかと言うと?ラフテルから帰還したロジャーと会話した後、少なくともシャンクスが涙した理由はフィガーランド家の血筋が関係しているか。

それでもシャンクスが天竜人(フィガーランド家)の末裔と判明した今、黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ)との因縁は「対Dの一族」という血筋の意味合いが帯びてくる。そう考えると、やはりシャンクスはルフィたちの敵なのか。

○シャンクスが異様に強い理由はフィガーランド家だったから?

だからどこまで天竜人としての血が濃いのかは不明ですが、シャンクスが異様に強い理由もまさに元天竜人だったからか。事実、フィガーランド家は特別に強そうですが、サボが逃げ出すほどイム様や五老星が強いことから、天竜人全般が強いと考えるのが自然でしょう。

実際、チャルロス聖は身長が230cmに達するなど意外とフィジカルお化けだったりします。麦わら大船団のサイやレオにフルボッコされても死なない謎の耐久力を誇るなど、天竜人はミンク族やルナーリア族に近いポテンシャルを秘めているのかも知れない。

天竜人自身が種族的に強いと仮定したら、『ワンピース』終盤の状況や戦況はガラッと変わってくる。

ガーリングはシャンクスの父親か?

続いてはガーリングの正体がシャンクスの父親だった説を考察します。

ガーリングは38年前のゴッドバレー島での戦いで活躍していたということは、年齢的にゴールド・ロジャーモンキー・D・ガープカイドウビッグマムあたりと大差ないはず。つまり、フィガーランド・ガーリングの年齢は現在60代~70代と予想できます。

シャンクスは現在39歳だったので、年齢的にはガーリングがその父親だったとしても何の違和感もありません。またシャンクスはゴッドバレー島でロジャー海賊団に拾われたことが『ONE PIECE FILM RED』で確定しているため、ガーリングがシャンクスを宝箱に入れて逃したのやも知れません。

○ゴッドバレー島で白ひげとガーリングが衝突?

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(ONE PIECE45巻 ©尾田栄一郎/集英社)

他にもゴッドバレー島で壊滅したロックス海賊団には白ひげ(エドワード・ニューゲート)も在籍していました。この白ひげはシャンクスの顔を見て、「あの野郎から受けた傷が疼く」と言っていました。この白ひげに傷を付けた『あの野郎』とは、まさにフィガーランド・ガーリングのことだった?

ガーリングの顔はサングラスで隠れていますが、シャンクスと遺伝的な繋がりがあったとしたら白ひげの発言も合点がいきます。そう考えると、シャンクスの血筋が天竜人だったのは、一部の海賊の間では周知の事実(公然の秘密)だったのか?

ただ強いて言うと、ガーリングの髪の毛の色は「白髪」か「金髪」に見えます。現時点でモノクロでしか表現されていないものの、赤髪のシャンクスと比較すると明らかに髪色が異なります。老化による白髪化は考えられますが、ビッグマムは老いても真っピンクのままでした。

○ガーリングは何故シャンクスをゴッドバレー島に連れてきた?

一方、シャンクスの出身地は西の海と確定しています。シャンクスもまたフィガーランド家の血筋を引くのであれば天竜人のはずですが、一体どういうことか?何故、聖地マリージョアに育っていないのか?何故、グランドラインに位置するゴッドバレー島にいたのか?

これはフィガーランド・ガーリングが西の海で産まれたシャンクスをゴッドバレー島に連れてきたと考えるのが自然でしょう。ガーリングが西の海でこさえた子供だったかは不明ですが、結果的にゴッドバレー島で大規模な戦闘が勃発したためシャンクスだけを逃した。

しかし天竜人(正確には神の騎士団)がゴッドバレー島で行おうとしていた計画が不明なので、シャンクスを西の海からわざわざ連れてきた理由は正直分かりません。それでもガーリングの排他的な思想は天竜人剥き出しでした。

わざわざ遠く離れた西の海で産ませた理由も考えると、シャンクスを使い捨ての戦士に育てようと考えていたというのがオチか。だからシャンクスは何やかんやでフィガーランド家という血筋、天竜人という存在を憎んではいるのか。

フィガーランド家は暗殺一族だった?

以上、ガーリングの正体を掘り下げていくと、フィガーランド家が代々背負ってきた役割も何となく垣間見えます。

結論から言うと、フィガーランド家は「暗殺稼業」を代々生業にしていた王族と予想。ガーリングもシャンクスも無類の強さを誇る以上、フィガーランド家そのものが代々強かったと考えるのが自然でしょう。ガーリングの神の騎士団という今の役職も考えると、昔からそれに近い仕事を担っていたか。

空白の100年で高度な文明を誇るDの一族に勝利したわけですが、20の王家の中には「武闘派」の王族もいれば、穏健派の王族もいたに違いない。ネフェルタリ家を筆頭に、20の王国全てが必ずしも高い軍事力を誇ったとは考えにくい。

実際、ドレスローザ編で登場したプロデンス国王・エリザベローのパンチは、四皇の海賊すら吹き飛ばす威力を持っていました。それと同様かそれ以上に、フィガーランド家は800年以上前から武闘派の王族だったに違いない。この血筋故に、シャンクスは最強だった。

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