【逮捕】甲塚誓ノ介という早バレ違法サイトについて【ワンピース摘発】【こうづかせいのすけ・ゴリライフ】

最近また『ONE PIECE』などの【漫画の早バレ】が社会問題化しています。TikTokやTwitterなどで違法な早バレ画像が転載されることもしばしば。ただブログやサイト、YouTubeで行われる早バレは【金銭目的】のそれが多いです。

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そこで今回は特に悪質な早バレサイト【甲塚誓ノ介のいい芝居してますね!】(https://gorilife.com/)を取り上げようと思います。早バレの常習犯・甲塚誓ノ介(こうづかせいのすけ)がどれだけ悪質なのか、一刻も早く逮捕・摘発すべき理由などを解説します。

甲塚誓ノ介が早バレしている証拠

まずは甲塚誓ノ介(https://gorilife.com/)が実際に早バレしている証拠を紹介します。

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例えば、2023年6月5日(月曜日)に発売された少年ジャンプに掲載された『ワンピース』1085話の場合、その早バレ情報が前週の2023年5月30日(火曜日)に掲載されています。

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「ネタバレ確定速報」というタイトルと共に、ご丁寧にも早バレ画像がデカデカと表示されています。

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また前週の段階で早バレ情報を掲載していることもあって複数の関連記事をいくつも違法にアップロードするなど、いかにも「こなれた犯行」という印象です。

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事実、過去の記事を軽く遡ってみると、一年前にも『キングダム』の早バレも掲載していることが判明しました。この早バレ記事が掲載された2022年6月28日は「火曜日」なんですが、ヤングジャンプの発売日はもちろん「木曜日」。

甲塚誓ノ介はワンピース以外の有名漫画の早バレを常習的に行っている違法サイトということが容易に想像できます。全ての記事をチェックするまでもなく、かなり以前から大胆な早バレ行為を【常習的】に行っている模様です。

アクセス数は少年マガジン・ヤングジャンプの公式サイト並

では甲塚誓ノ介が一体どれだけ「悪質な違法サイト」なのか?

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そこで甲塚誓ノ介の直近の「訪問者数」を見ると【月間1200万人】でした。「一日あたり40万人」に向けて違法な早バレ情報を提供している計算。また一人あたり2ページ見ている計算なので、月間アクセス数(PV)は約2400万PV以上と推察できます。

じゃあ甲塚誓ノ介はどういったサイトと同規模なのか?

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甲塚誓ノ介のサイト規模は「少年マガジン」「ヤングマガジン」「講談社」の公式サイトとほぼ同じでした。かつて問題視された漫画村といった違法サイトと比べても、甲塚誓ノ介が現在進行系で犯している被害度合いは大差ないレベルと推察できます。

かなり巨大な早バレ違法サイトであるかは一目瞭然。

日本国内のエックスサーバーで運営中

一方、甲塚誓ノ介とは一体何者なのか?

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そこでサイトの情報を調べると、サーバーは「シックスコア(現エックスサーバービジネス)」で運営されていました。

当ブログもエックスサーバー(https://business.xserver.ne.jp/)で運用しているんですが、この本社は大阪府(グランフロント大阪)にあるため、甲塚誓ノ介の正体は【日本在住の日本人】の可能性が高いはず。

また甲塚誓ノ介が公開しているメールアドレスは「ajizu1119@gmail.com」でした。

そこで「甲塚誓ノ介の正体」を探るに当たって重要な情報が【ドメイン】になります。

甲塚誓ノ介のサイトURLを改めてチェックすると、「https://gorilife.com/」になります。ありがちな甲塚誓ノ介や少年ジャンプ、ワンピースといった文言は一つも含まれていません。じゃあ、【ゴリライフ】という文字は一体どこから来ているのか?

元々は「ゴリライフ」というITガジェットブログ?

これはおそらく【ゴリライフ】という「同名のITガジェットブログ」で使われていたドメインになります。現在は甲塚誓ノ介という早バレ違法サイトに変わって影も形もありませんが、イケダハヤトあたりが全盛を誇った10年以上前に同名のIT系ブログが存在していたと記憶しています。

しかし逆に言うと、元ゴリライフの中の人はブログを【第三者(甲塚誓ノ介)】にドメインごと売却しただけで、今回の早バレ常習犯とは「別人」だと思います。おそらく。

だから甲塚誓ノ介はいわゆる中古ドメインを使うなどして、検索上位で表示されやすいように狡猾に動いている可能性が高い。でなきゃ、甲塚誓ノ介という自身の名前やワンピースといったワードとは全く無関係なドメイン名を使用するとは考えにくいですから。

そのため今後サイト名を変えてくる可能性はありますが、甲塚誓ノ介が現在のドメイン(gorilife.com)を変更するリスクは取ってはこないでしょう。どのみち発信者情報を開示させれば、日本国内にいる甲塚誓ノ介の正体はすぐ分かります。

YouTubeの早バレチャンネルも続々登場

自分もネタバレ記事やレビューを多く作っている手前、あまり偉そうなことは言えないものの、どうやらワンピースの早バレが実際に最近増えています。

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例えば、YouTubeで「ジャンプ情報局(https://www.youtube.com/@jumpsokuho)という違法なワンピース早バレチャンネルを最近発見しました。どうやら1ヶ月ほど前から早バレ動画をアップし始めて、一つの動画で再生回数は数十万ほど回っている模様です。

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過去の動画を見ると普通のワンピースの考察動画をアップしていたため、この短期間で何があったのか。ただ穿った見方をすると最初は正当な考察動画で収益化し、その後は違法な早バレで一攫千金を最初から狙っていたパターンもあるか。

少なくとも日本語で一から十まで早バレ情報を解説していることから、やはり当該YouTubeチャンネルの中の犯人もおそらく【日本人】でしょう。さすがに一線を越える犯罪者も増えてきている印象です。

早バレが違法である2つの理由

そこで甲塚誓ノ介にも理解できるように、いまさら早バレが違法な理由を2点だけ解説しておきます。

まずは1つ目の理由は「買っていない」ということ。

少年ジャンプそのものが発売されていない上、甲塚誓ノ介はお金を支払ってワンピースといった漫画を読んでない。その上で考察や評論を公開している時点で、【著作者人格権】や【著作者の利益】などを侵害しています。

月間1000万人以上が閲覧しているブログですから、その人数だけ少年ジャンプを購入する人が減ったと仮定した場合、甲塚誓ノ介はそれだけの【経済的損失】をワンピースの作者・尾田栄一郎や集英社、その他の出版社に今後も与え続ける計算になります。

2つ目の理由は「引用の要件」を満たしていないということ。

引用や転載は著作権法第32条で認められた合法的な行為なんですが、あくまで【公表された著作物】に限られています。当たり前の話ですが、発売前の著作物は誰も読むことができないので、それを引用する権利は誰にもありません。

だから甲塚誓ノ介は「早バレという大罪」を二重三重で犯している凶悪犯ということになります。

日本国内の早バレであればすぐ摘発できるはず

自分は少し前に「早バレは仕方ない」と言っていましたが、これはあくまで【海外のワンピースファン】が承認欲求を満たすためだけにやっていると思い込んでいたから。彼らの動機は金銭目的ではない上、国境を超えた捜査は時間がかかるからムダと思っていました。

ただ【日本国内】で早バレが常習的に行っている日本人がいるとなれば話は別でしょう。実際、甲塚誓ノ介の早バレサイトは日本国内のサーバーで運営しているため、警察が摘発しようと思えばすぐ摘発できるはず。

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(コミックナタリー・ヤフーニュース)

最近、【13DL】という違法なリーチサイトが閉鎖されたそう。

まだ逮捕や摘発はされていないようですが、ニュース記事によると海外のCloudflareと呼ばれるクラウドサービスを利用していたから捜査に時間がかかったとのこと。発信者情報が開示されることが近々決まったため、13DLのサイト運営者はトンズラした模様。

逆に言うと日本国内のサーバーであれば、発信者情報が開示されるのに時間はかからないということ。

○甲塚誓ノ介と似たような早バレサイトがつぎつぎ登場しそう

しかもニュース記事では「最大のアクセスを集めていた」と解説されていますが、それでも13DLの月間訪問者数を調べると2500万人程度でした。その半分の規模を誇る甲塚誓ノ介が与える被害の深刻度がいかにヤバいかが分かるはず。

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著作権侵害に関する相談・通報フォーム

集英社は【著作権侵害に関する通報フォーム】なども用意していますが、甲塚誓ノ介を早く摘発しないとワンピースのみならず出版社側の被害はどんどん増えそう。

さすがに甲塚誓ノ介の規模になれば警察が既に動いている可能性もありますが、過去を振り返ってもここまで大胆に常習的に早バレを行っているサイトは見たことがない。このまま放置してると似たような早バレサイト・早バレブログは甲塚誓ノ介以外にも現れるでしょう。

コメント

  1. 匿名 より:

    画像の転載や文字だけでもセリフを1字1句書き出すとかは著作権侵害ですけど、あらすじを文字で書くのは何かの罪に問えるんでしょうか?
    もちろん倫理的には大問題ですけど。
    あらすじに著作権は認められないというのが定説だったと思います。
    不正競争防止法とか威力業務妨害とかそういう方向でしょうか?

  2. 自分のようなブログもブーメランになるから偉そうなことは言えませんが、
    要約の量が多いといわゆる翻案権侵害に当たると思います。
    また改変した場合でも同一性保持権に今度は抵触するはずです。

    発売前の漫画「ネタバレ」サイト、運営者ら5名を逮捕
    https://www2.accsjp.or.jp/criminal/2017/1202.php

    2017年に摘発された早バレサイトの逮捕容疑を見ると、
    あらすじ部分も入っているのでそこらへんは深く考えなくていいのかなと。
    でも確かに不正競争防止法も合わせて立件するのも有りかも知れません。
    企業が持つ秘密情報を不正に公開しているわけですから。

  3. ごり より:

    つまり同業者の足を引っ張って自分のサイトの集客に繋げようって事ね

  4. 名無し より:

    5chとか掲示板の方こそ摘発しろよ…

  5. 匿名 より:

    すまんけどマジでどうでもいい
    ほっとけよ暇かよ

ドル漫@YouTubeチャンネルも運営してるので是非チェックしてね◀

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