ワンピース最新1049話ネタバレ感想を画像付きでレビューします。前回のONE PIECE1048話のネタバレ感想は別途ご参照ください。
ちなみに次のワンピース最新1050話のネタバレ感想は既にレビュー済みです。
カイドウの出身地はウォッカ王国
ルフィ vs カイドウの最終局面。「よくここまで戦った。だが、お前に世界は変えられない」とドスを利かせるカイドウの脳裏によぎるは自らの過去。
カイドウの出身地は「ウォッカ王国」。お酒好きのカイドウから命名されているんだと思いますが、おそらく今回1049話で初めて明らかになった情報。ワンピースの地理的にはグランドライン(偉大なる航路)のどこかに位置しているっぽい。
ウォッカ王国は世界会議(レヴェリー)の参加券すら持たない貧しい国だった。戦争で天上金を日夜稼いでいる野蛮な国に生まれたカイドウは、生まれながらにして最強の兵士として名を馳せる。
しかし、あまりの傍若無人っぷりにウォッカ王国も手を余して、最終的に海軍に売り渡す。何故なら、カイドウという戦力を手放す代わりに、世界会議への参加券を得られたから。
ただ天竜人に世界が従う暗黙のルールに納得できないカイドウは、まさにルフィなどと同様に「自由」を追い求めて海に出ていた模様。カイドウは10代前半にして、クロコダイル級の7000万ベリーの懸賞金がかけられていたほどだった。
カイドウがロックス海賊団に入るまで
一方、海賊として活動を始めたカイドウはその後、海軍に幾度も捕まることとなる。
何故なら、当時のカイドウはちょっとオツムが足りなかったのか、お腹が減る度に海軍に捕まって食事を摂っていたから。今ではすっかり解説おじさんと化しているカイドウからは想像が付きませんが、海軍モブ兵士も「監獄船は食堂じゃねぇんだぞ」とツッコミ。
この話が尾ひれを付いて、カイドウの7度敗北説として世間に流れていた?
事実、カイドウがロックス海賊団に入った経緯は「ロックス直々のリクルート」にありました。謎多き船長のロックス・D・ジーベックはデービーバックファイトで海賊を次々と半ば強奪してきたようですが、カイドウは自らの意志で15歳の頃に入団していた模様。
その後、カイドウはゴッドバレー島に足を運ぶことになる。
でもロックス海賊団がゴッドバレー島で何かを事件を起こしたわけではなく、既に事件が起きていたゴッドバレー島に駆けつけた模様。そのため海軍中将ガープや海賊王ゴールド・ロジャーと同じく、基本的に事件そのものには直接関与しない立ち位置だったか。
カイドウがワノ国を支配するまで
ただ怪物揃いのロックス海賊団は連携が当然上手くはいかずに、最強の覇王色の覇気を持っていたゴールド・ロジャーたちを前に壊滅させられる。一応、表面上はガープのみが倒したカタチ?また正確には旗色が悪くなったと判断して、カイドウたちは散り散りに逃げた感じか。
それでもビッグマム(シャーロット・リンリン)は「カイドウどこ行った!フザケンナ」と激怒していたことから、一応、メンバーの一部は海軍たちと戦う気満々だったのかも知れない。
ロックス海賊団壊滅から10年、カイドウは百獣海賊団を結成していた。まさに武力の化身と恐れられるカイドウに近寄るのが、没落した黒炭家の黒炭ひぐらし。黒炭オロチの親戚。当時25歳のカイドウに「武器がモノを言う世界を提供してやる」とワノ国に呼び寄せていた。
そして、カイドウは「貴族として生まれただけの平和ボケした権力者共を戦場へ引きずり下ろせ」と、ワノ国をどん底の世界へと陥れる。貴族(天竜人)への憎しみが、光月家への剥き出しの対抗心に変わったのか。その割に黒炭家も貴族ですけど。
ただ、カイドウがいつのタイミングでパンクハザード島で人体実験されていたかは不明なまま。おそらくロックス海賊団を抜けて以降でしょうけど、その10年後にワノ国に来ていることからタイミング的にはいろいろ限られそうです。
パンクハザードで一緒に幽閉されていたキングはまだ子供でしたが、黒炭ひぐらしが声をかけたタイミングでは既に大人に成長している。ビッグマムが「どこに行った?」と激怒していましたが、このゴッドバレー事件時にカイドウは海軍に捕縛されていた?
もう少し説明が欲しい。
鬼ヶ島が落下?
一方、鬼ヶ島は落下の危機にあった。
ルフィとの戦いで消耗するカイドウが出す焔雲は徐々に消滅しつつあったが、光月モモの助は未だに巨大な焔雲を出せないでいた。ONE PIECE1043話でカイドウに木端微塵に潰されたヤツもいましたが、最後のCP0も鬼ヶ島から六式の月歩で逃げ去る。
それでも黒炭カン十郎の炎で燃え盛るドクロドーム城内には、雷ぞうがひっそり溜め込んでいたズニーシャの水が駆け巡る。ニコ・ロビンといった悪魔の実の能力者は為す術もなく呑み込まれていくが、城内の炎はしっかり鎮火できつつあった。
宝物殿ではオロチの生首が横たわるそばで、傳ジローが光月日和を抱きかかえながら「長い長い歳月をよくぞ耐え忍びましたね」とねぎらいの言葉をかける。ゾロと日和がくっつく説を自分は考察してましたが、どうやらこのまま傳ジローと付き合う流れか。
オロチはこれまで何度も首を切られていましたが、どうやら最後の首だった模様。つまり、完全にジ・エンド。
ただズニーシャの水はカイドウが出した焔雲を完全に消し去ってしまった。だから特別な炎であっても、普通に水で消えてしまう模様。確かの悪魔の実の能力者が出した炎ってことを考えると、むしろ普通の炎より水には弱そう。
友達が腹いっぱいメシを食える世界
まさに鬼ヶ島もジ・エンドかと思いきや、間一髪で光月モモの助が焔雲を出すことにようやく成功する。しかも一度落下しかけたことで、鬼ヶ島の位置も横にグイーンとずれる。その結果、ルフィが猿神銃(バジュラングガン)を放てる環境が整う。
カイドウが「お前が一体どんな世界を作れる?」とお膳立てしてくれると、ルフィは「おれは友達がいっぱいメシを食える世界」とついに殴り倒す。その威力は地面の奥深くまでズボズボとめり込むほどであった。
ヒトヒトの実モデル・ニカは覚醒し地面もゴム化できるように進化していたため、従来より地中奥深くまでカイドウを押しやることに成功する。ルフィの胸三寸で地中をすぐ固くできるはずなので、どうやらカイドウは地中奥深くに閉じ込められてしまった?
ちなみに、龍はもともと「地中に棲む生き物」とされているため、そういった逸話も踏襲されている結末だったのかも。
地中奥深くにめり込んでいくカイドウは走馬灯のように思い出すのは最側近であり、太陽の神ニカと同じくルナーリア族のキングとの会話。
「キング…おれはジョイボーイが誰だかわかった。この先おれを倒した男だ」と大胆不敵に語ると、「じゃあ現れそうにないな」と嬉しそうにほくそ笑むキングの姿だった。想像以上に二人の絆は深かった模様。
ついにルフィとカイドウの戦いが決着を迎える。そして、四皇の半分が倒された瞬間でもあった。果たして世界の均衡は一気にどこまで崩れてしまうのか?元王下七武海の面々は今頃何をしているのか?
ONE PIECE1050話予想
以上、ワンピース最新1049話のネタバレ感想でした。
ついにカイドウの戦いが決着。最後のルフィのトドメを見る限り、このままカイドウは復活しなさそうな雰囲気もします。さすがに無敵すぎるカイドウを殺すことはやはり不可能なのか、「地中に閉じ込める」という終わり方で締めくくる模様。
伝説の悪魔の実が覚醒してるにも関わらず、カイドウどんだけ強かってんという。ただそう考えると、何故ここまで強かったのか?という明確な答えは少なかったようにも思えます。ビッグマムやドフラミンゴの過去などと比べたら、カイドウの歴史は薄っぺらい印象も否めない。
今回1049話を読むと幼少期から角を生やしていたことが分かるものの、結局、カイドウの種族も不明なまま。パンクハザード島で人体実験されていたタイミングなど、小出しに後付けされているというのか、設定として最後まで煮詰まってない感がすごかった。
○大人に成長したモモの助の姿はおでんそっくり?
次のワンピース最新1050話の内容を予想すると、ワノ国の和平がようやく実現されて、市民たちが歓喜して「宴」が始まる感じか。ワンピースの最終回を除くと、今回のワノ国編の宴が最後になる?
そして、光月モモの助の【大人になった姿】も垣間見えるに違いない。トキトキの実で子供のままタイムスリップしてきたものの、ジュクジュクの実で強制的に成長した光月モモの助は素直にワノ国の民には受け入れられるに違いない。
何故なら、大人になったモモの助の姿は「光月おでん」と瓜二つだったから。
またひっそりと逃亡していたCP0はロブ・ルッチといよいよ合流しそう。ただ戦力はお互い消耗している中、ロブ・ルッチたちが戦いを仕掛けてくるのかどうか。ルフィたちは宴を行う準備があるのか?この鍵はズニーシャが握る?
そして、ズニーシャと麦わらの一味はどこに向かうのか?もしくは黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ)が突然の襲来なんてことも?最後のロードポーネグリフは一体誰が所有するのか?ようやくラフテルに到達することができるのか?
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