【旧日本軍】ゴールデンカムイで知る「軍隊階級」まとめ【第7師団メンバー】

現在ヤングジャンプで連載中の『ゴールデンカムイ』はアニメ化されるなど人気。2018年6月現在、『ゴールデンカムイ』の発行部数は550万部を超えたとか。どこで得た情報だったかは失念。

日露戦争語の激動の時代をテーマにしており、旧日本軍の軍人や元軍人などのキャラクターが登場。ただ当時の軍隊階級を使用しているため、現代の自衛隊の階級と異なる表現のため分かりづらいことも。

(ゴールデンカムイ1巻 野田サトル/集英社)

そこで今回ドル漫では『ゴールデンカムイ』に登場する軍隊の階級一覧をキャラクター付きで紹介してみました。要するに旧日本軍の軍隊階級を『ゴールデンカムイ』で知ろうじゃないかという記事です。

最近国会議員に「日本の敵」と罵った自衛官がいたそうですが、昔から旧日本軍は頭がおかしかったんでしょうか?

【最強】陸軍北鎮部隊第七師団とは?【ゴールデンカムイ】

まずは「陸軍北鎮部隊」について解説。旧日本陸軍の説明とは直接関係はないものの、あくまで『ゴールデンカムイ』の記事ということで漫画の世界観を簡単に解説してみようと思います。

陸軍北鎮部隊とは、当時の北海道・旭川を本部に置いていた師団のこと。北海道という日本の最北端を守っていた陸軍のため、道民から畏敬の念を込めて「北鎮部隊」と呼ばれていた。そのため、あくまで正式名称は「大日本帝国陸軍第七師団」。

陸軍北鎮部隊は元屯田兵たちで構成されている部隊。そのため兵士個々の戦闘力は高く、また統率力にも優れてる。日露戦争時は旅順攻略戦や奉天会戦の最前線で活躍し、スキー板を使って冬山でもゴリゴリと攻めることも。

そのためゴールデンカムイ内では「陸軍最強の師団」と評されている。4個の歩兵連隊、騎兵連隊と砲兵連隊の合計2万人で構成されている規模が大きい師団。『ゴールデンカムイ』は割と史実やリアルに基づいて描写されているため、実際にそうだったのかも。

新兵…兵長・上等兵・一等卒・二等卒

まず最初の軍隊の階級は「新兵」から。階級は二等兵→一等兵→上等兵→兵長の順番でランクが上がっていきます。

ちなみに『ゴールデンカムイ』の世界観当時では二等兵は二等卒、一等兵は一等卒と呼ばれております。日本軍が結成された当初は一等卒などと呼ばれていたのが、おそらく次第に一等兵と呼ばれるようになったっぽい。基本的にどっちで呼んでも大丈夫でしょう。

○二階堂浩平(にかいどう・こうへい)…一等卒

(ゴールデンカムイ9巻 野田サトル/集英社)

『ゴールデンカムイ』で一番階級が低いキャラクターが一等卒の二階堂浩平

双子の兵士なんですが、兄・洋平は主人公・杉元佐一に倒される。その後、生き残った方の弟・二階堂浩平は杉元に復讐を誓うものの、事あるごとに耳や足を切られたり悲惨な状態に陥る。

ゴールデンカムイ14巻ではついに右腕も消滅するなど、表現は悪いですが最終的にダルマになっちゃいそうな勢いの、もはや敵ながら同情心を誘ってくれる第7師団のみんな大好き愛されキャラクター。

他にも一等卒には「谷垣源次郎(たにがき・げんじろう)」という主人公・杉元佐一の仲間に入った元第7師団のメンバーもおります。元マタギ。正確には何やかんやがございまして、第7師団に戻れず同行しているカタチ。

○尾形百之助(おがた・ひゃくのすけ)…上等兵

(ゴールデンカムイ6巻 野田サトル/集英社)

続いては同じく新兵ではあるものの、少し階級があがって上等兵の「尾形百之助」。ゴールデンカムイ初期に登場した尾形は、主人公・杉元佐一に出会った時にフルボッコされ済み。そのためモブキャラ感もプンプンでした。

ただ尾形百之助は射撃の名手。半径300メートル以内の物体であれば余裕で撃ち抜くほどの精度の高さを誇る。ゴールデンカムイの中では「孤高の山猫スナイパー」という異名を持つ凄腕スナイパー。

尾形百之助は花沢中将という元第7師団の師団長の妾の子供。そのため後述する鶴見中将も目をかけるなど、軍人の血筋としては優秀。ただし、「腹の底が見えない」と評するなど、尾形の立ち回りは至って奇々怪々。

尾形百之助は鶴見中尉を裏切って土方歳三と徒党を組んでみたり、杉元佐一たちの仲間に入ったかと思ったら、キロランケというアイヌ民族と共に最終的に裏切るなど、まさにゴールデンカムイのストーリーを引っ掻き回すキャラクター。

そのため上等兵という階級の低さの割に、尾形百之助はゴールデンカムイでは活躍。他にも宇佐美というホクロ男も上等兵にあたります。鶴見中尉に対して非常に強い忠誠心を持つ兵士の一人。

下士官…曹長・軍曹・伍長

続いての階級は下士官。具体的には伍長→軍曹→曹長の順番でランクが上がっていきます。ただ『ゴールデンカムイ』の中で登場するキャラクターに下士官に属する兵士は少なめ。

○月島基(つきしま・はじめ)…軍曹

(ゴールデンカムイ11巻 野田サトル/集英社)

ゴールデンカムイで登場するのは軍曹の月島基のみ。非常に鼻が低い兵士で、もはやガイコツの鼻の穴レベルと言えるぐらいに凹凸感がない。いかにもモブキャラ臭だけが漂う兵士。

ただロシア語に堪能であったり、月島は第7師団の中では「良心」と呼ばれるほど幅広く優秀。鯉登と呼ばれる新米少将を補佐する役目を担わされるなど、何でもこなせる雑務能力に長けており周囲からの信頼は地味に厚い。

尉官(将校)…大尉・中尉・少尉・准尉

続いての旧日本軍の階級は将校。具体的には准尉→少尉→中尉→大尉の順番でランクが上がっていきます。ここらへんの階級になってくると、ゴールデンカムイで登場する第7師団のメンバーも増えてきます。

○鯉登音之進(こいと・おとのしん)…少尉

(ゴールデンカムイ10巻 野田サトル/集英社)

まずは少尉の鯉登音之進。年齢が若い割に階級は上位。いわゆる士官学校を卒業したエリート軍人。海軍少将・鯉戸の息子であることなどから、周囲からの期待も厚くエリート街道を歩む軍人。

ただし、それゆえに鯉戸の性格はボンボン体質。どこか生意気でプライドが高い。一方、いつもプロマイドを忍ばせるほど鶴見中尉に対する憧れは人一倍のため、鯉戸は恥ずかしさから一対一でまともに話せないほど。

また鯉戸は鹿児島県の薩摩出身。これぞ日本男児と呼べるほど身体能力は高く、意外と洞察力にも長ける。しかし興奮すると早口の薩摩弁を喋ってしまい、もはや誰も聞き取ることができない。

優秀そうに見えて意外とポンコツの軍人。

○鶴見(つるみ)…中尉

(ゴールデンカムイ1巻 野田サトル/集英社)

続いては中尉の鶴見。まさに『ゴールデンカムイ』の中で最も重要なキャラクターの一人。歩兵第27連隊の情報将校。そのため頭はかなり切れる男であり、アイヌ民族の金塊を探し当てようと画策する首謀者。中尉は一般的に数百名程度の部下を率いていたことが多かったそう。

奉天会戦で砲弾をかすめてしまって、前頭部の頭蓋骨が一部損傷している状態。そこで鶴見中尉はNARUTOのように額当てで覆っている。何故なら、変な汁がちょくちょく頭から漏れ出るから。

そのため感情を抑える前頭葉も一部損傷しており、鶴見の言動はいつもぶっ飛んでいる。和田大尉の指を歯で引きちぎったことも。しかし、それゆえに常に冷静沈着かつ大胆不敵。ゴールデンカムイ最新14巻では網走監獄に軍艦で攻め入ったことも。

この鶴見のカリスマ性の元に集まった兵士たちを使って、アイヌの埋蔵金を軍資金に「北海道に軍事政権」を樹立させようと動く。まさに『ゴールデンカムイ』の中でキーマンとなる兵士キャラ。

佐官…大佐・中佐・少佐

続いての日本軍の階級が佐官。具体的には少佐→中佐→大佐の順番で階級らが上がっていきます。

『ゴールデンカムイ』では鶴見が敵キャラの主役であることから、ここから上の階級の軍人は基本的に少なめ。

一応、中佐には淀川輝前という軍人がいるものの、自らが日露戦争(旅順攻略)において第7師団を率いたものの大失敗。その負い目から現在は階級は劣るものの鶴見の意向に従っているカタチ。いわゆる典型的なモブキャラ。

将官…大将・中将・少将

最後の日本軍の階級は将官。少将→中将→大将の順番にランクが上がっていきます。陸軍ではないですが、前述の鯉戸パパは海軍の少将にあたります。少将以上から「閣下」と呼ばれ、中将がいわゆる「師団長」にあたる。

ただ、やはりこのクラスの階級の軍人が登場する頃には、さすがに北海道で箱館戦争並の内戦が起きることでありましょう。実際、土方歳三といったキャラがゴールデンカムイに登場しているので可能性としてはゼロではないか。

【ゴールデンカムイ】第7師団メンバーの軍隊階級まとめ

以上、ゴールデンカムイの第7師団メンバーの軍隊階級まとめでした。似たような階級名が多いので我ながら混乱しました。鶴見中尉だったかな鶴見中将だったかな…と何度か間違えたのは内緒。

だから鶴見は非常に悪役軍人としてゴールデンカムイで立ち回っているものの、旧日本軍の階級としてはそこまででもないことが分かります。それ故に軍隊や日本に対する「反逆感(クーデター感)」が演出されているのかも知れない。

ちなみに、これより上の階級には「元帥(げんすい)」という階級も存在しました。そこらへんの詳細については『ワンピース』の「海軍大将強さランキングまとめ」なども参照してください。