『ONE PIECE』の最強キャラクターが「海軍大将」の一味たち。最強クラスの自然ロギア系悪魔の実の持ち主ばかりというだけでお察し。
そこで今回ドル漫では「黄猿・ボルサリーノ」の正体や能力強さについて徹底的に考察してみたいと思います。
黄猿・ボルサリーノは未だに現役バリバリの海軍大将のため、今後ONE PIECEで再登場する可能性は高い。これまでのおさらいも兼ねて、黄猿の底知れぬ強さをチェックしてみてください。
【解説】黄猿・ボルサリーノは「海軍大将」の最古参メンバー
まずは現在判明してる情報をおさらい。
ボルサリーノは3名いる海軍大将の一人。海軍本部では「元帥」に次ぐ地位にあり、まさに海軍が誇る最高戦力。
例えば、天竜人など限られた者しか使えない全てを焼き尽くすための「バスターコール」を使用すると、この黄猿たちが駆けつける仕組みになっている。そのため黄猿に限らず、海軍大将たちの強さは一人だけで国家レベル。
ちなみに「ボルサリーノ」が本名で、あくまで「黄猿(きざる)」は愛称になります。現在の海軍大将は法則性が崩れてるものの、赤犬・青雉・黄猿という具合に童謡の「桃太郎」をモチーフにしていると考察されます。
ボルサリーノの年齢は58歳。出身海域は「北の海」らしい。身長は302cmと意外とデカい。血液型はXF型とのこと。ワンピースの世界地理まとめもご参照。
黄猿・ボルサリーノの特徴はやはり「間延びした喋り方」。語尾をとりわけ「○○だねェ~」などと伸ばす傾向がある。だから三枚目キャラの見た目と相まって、黄猿は性格もおっとりしてるのかと思いきや、答えはNO。
黄猿・ボルサリーノの性格は至って残忍。マリンフォード頂上戦争においては元帥・センゴクに対して、「ありゃあ全部死刑でいいんでしょ?センゴクさん」と不敵な笑顔を浮かべながら殺意のオーラをみなぎらせる。
まさに黄猿は海軍大将だけあって、海賊たちに対しては容赦がない。
【マブダチ説】黄猿ボルサリーノと赤犬サカズキは同期
他にも特徴的な部分が「一人称」。
黄猿は自分自身のことを「わっし」と呼んでる。おそらく「儂(わし)」と「あっし(私)」を混在させた一人称と考察されます。だから見た目も含めて、黄猿はワノ国と関連がありそうな匂いも…。
また画像を見ても分かるように、黄猿・ボルサリーノと赤犬・サカズキはお互いのことをどうやら「本名」で呼び合ってる。既に『ワンピース』内で明らかにされたかは覚えてませんが、黄猿と赤犬は32年前に同じタイミングで海軍に入った同期らしい。
黄猿の性格はひょうひょうとしてることもあってか、海軍元帥に先駆けて昇進した赤犬のことを嫉妬してる雰囲気はなさそう。もはや二人の関係性は「マブダチ感」すら軽く読み取れるのはドル漫だけ?
ただ赤犬vs青キジの大戦で黄猿は「第三者の立場」を取っており、あくまで面倒事には首を突っ込みたがらない節も。
黄猿・ボルサリーノの愛用の服装は「ダブルのスーツ」
黄猿・ボルサリーノの見た目の特徴はやはり「ダブルのスーツ」。
しかも、全身の色が黄色とカラーだとインパクト大。全身真っピンク色だった四皇・ビッグマムに負けず劣らず。まァ、さすがに黄猿が金髪にしたらエラいことになるので髪の毛は黒いままですが(笑)
他の海軍大将のスーツの色もそうであるように、どうやらボルサリーノは「黄猿」という愛称に合わせるような真っ黄色のスーツを選択したと考察されます。でも昔からボルサリーノはダブルスーツそのものは大好きらしい。
実際、海軍中将時代からボルサリーノはダブルスーツを着用してる。
見た目が完全にイタリアマフィアにしか見えませんが、よほど黄猿はダブルスーツが好きなのでしょう。正直動きづらくないんかとも思っちゃいますが、きっとベガパンクお手製の伸縮自在の素材を使ってるに違いない。
画像は12年前の話ですが、当時からボルサリーノはめちゃくちゃ強くて、アーロンすらフルボッコ済み。そう考えると、海軍大将は10年おきぐらいの頻度で人が入れ替わっている可能性がありそう。
既に青雉・クザンが引退してることなども考えると、少なくとも黄猿は海軍大将では古株も古株。
黄猿ボルサリーノのモチーフは「田中邦衛」
ちなみにソックリすぎるるので誰でも分かると思いますが、黄猿・ボルサリーノのモチーフとなった有名俳優さんがおります。
結論から書くと、ボルサリーノのモチーフは「田中邦衛」。ちなみに最近田中邦衛はテレビなどではほとんど見ませんが、どうやら80代後半という年齢もあって、さすがに現在は俳優業から退いてる様子。
それにしても田中邦衛の垂れ下がった目尻、妙にすぼんだ口周りなどがまさにソックリ。黄猿のシワの深さなどを見ると、ボルサリーノのキャラデザには『北の国から』のもう少し年をとった田中邦衛も入ってるか。
厳密には『トラック野郎 爆走一番星』という映画に出演した田中邦衛がモチーフらしい。実際、この映画に出演したときの田中邦衛の役名がそのまんま「ボルサリーノ」とのこと。さすがに尾田栄一郎パクリすぎぃぃぃ。
この映画には菅原文太(赤犬のモチーフ)も登場しており、もはや旧海軍大将は『トラック野郎』で出来上がってると言っても過言ではないか。
【悪魔の実】ピカピカの実の強みは「光速=重さ」にあり!
ということで本題。黄猿の正体をながながと解説してきましたが、悪魔の実などボルサリーノの強さを考察していこうと思います。
黄猿・ボルサリーノの悪魔の実は「ピカピカの実」。簡単に解説すると、自分の肉体をヒカリ(光)に変えることができる自然ロギア系の悪魔の実。光で相手を目くらます「天照(あまてらす)」といった能力も存在。
でも、黄猿の能力は「光の速さ並に高速移動」することができるのが最大の強み。画像はルフィがギア2を発動させるものの、黄猿・ボルサリーノは「遅ッいねェ~」と独特の口調で軽くあしらってる場面。
さすがに光速並というのはいささか大げさだと思いますが(何故なら光の速さは1秒間で地球7周するほど)、それでも黄猿は人間離れした高速移動ができるのは確実。おそらくワンピースキャラ一最速のため、いくら見聞色の覇気で先読みしても黄猿を捉えることは難しい。
そして、黄猿の言葉を借りるなら「速度=重さ」。アインシュタインの相対性理論(E=mc2)がそうであるように、物理の法則では「速度が速くなればなるほど物体は膨大なエネルギーを産む」らしい。
要するに高速で攻撃すればダメージがアップする。
だからピカピカの強みは「絶対不可避かつ最強クラスのダメージを与える殴りや蹴り」にありそう。
「光の速度で蹴られたことはあるかい?」という黄猿の口癖(?)からも分かるように、威力とスピードに絶対的な自負を持っていることが伺えます。ただシルバーズ・レイリーなどには既に防がれたりはしてますが…。
○【ピカピカの実】八尺瓊勾玉の攻撃範囲がヤバイwww
ただし、ピカピカの実は「レーザー光線」を肉体から発射できるのも強み。
足裏から光のレーザーを放つ「天岩戸(あまのいわと)」は巨大なヤルキマングローブをいとも簡単に破壊するなど、どうやら肉体の部位によって発射できるレーザービームの強さも変わりそう。
例えば、ベガパンクが開発した人間兵器パシフィスタの光速ビームも、この黄猿・ボルサリーノの能力がベースになっております。でもパシフィスタの攻撃はルフィに避けられているため、能力的には黄猿よりも劣るはず。
とりわけマリンフォード頂上戦争で黄猿が見せた「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」という必殺技が最大級にヤバすぎる。
黄猿の指から無数の強烈なレーザービームを何発も発射し、その一つ一つの威力は海賊船すら破壊できそうなレベル。しかも、レーザービームが届く範囲が非常に広範囲。確実に500メートル以上は超えてるはず。
だから、ピカピカの実は近距離戦から遠距離戦まで幅広く対応できるのが強みと評価できそう。
他にも光の剣を作り出す「天叢雲剣(あまのむらくも)」といったピカピカの実の必殺技もあったりして、どうやら光そのものは実体化できるらしい。ただし、黄猿・ボルサリーノと戦う場合は「武装色の覇気」が必須。
そのため高速移動できる黄猿・ボルサリーノに近付くことすら難しい上、仮に近接戦闘においても光の速度でカウンター攻撃を受け、更には避けられる。一方、黄猿から逃げようとしても八尺瓊勾玉で追い打ちをかけられる。
「どうしようもない」とは、まさに黄猿・ボルサリーノのためにある言葉。
【黄猿】ピカピカの実は意外と弱い説
だから、黄猿の「ピカピカの実」の能力は神・エネルの「ゴロゴロの実」とわりかし似ている部分があります。光と雷の性質は全く異なりますが、色味的に酷似しており、どっちも高速移動できる上、攻撃範囲も広範という点で同じ。
ただドル漫では考察済みですが、【ワンピース】悪魔の実強さランキングではゴロゴロの実を上位に設定しております。
何故なら、ピカピカの実(光)は痺れや熱量といった付加要素がないから。確かに光を実体化させて敵を攻撃することはできても、光そのものに触れてもダメージはない。光に速度を付けて物理攻撃を与えられるだけで、雷のように触れれば痺れるようなことはない。
またピカピカの実には「八咫鏡(やたのかがみ)」はガラスなどを反射させて光の道を作って、その中を移動できる必殺技を黄猿・ボルサリーノは持っており、さながらマゼランのヴェノムロード。
ただこれは逆に考察すると、光は直線移動しかできないという最大の弱点も持つ。あくまでピカピカの実は悪魔の実最速ではあるものの、例えば黄猿の目の前に建物などがあれば避けることができずにぶつかってしまう。
同じく高速移動できるゴロゴロの実は、障害物や対象物の有無に関係なくサクサクっと移動できることを考えると、ピカピカの実の使い勝手は意外と微妙。
○黄猿・ボルサリーノの弱点はなんぞや?
既に黄猿・ボルサリーノ自身は、『FILM Z』に登場した元海軍元帥のゼファーに「能力に頼りすぎぃぃぃ」と批判されてる。
これまでのワンピースを振り返ると、自然ロギア系という悪魔の実に甘んじてたキャラクターは少なくない。例えば、ミンク族 and ビッグマム海賊団のペコムズに倒された濡れ髪のカリブーなどが好例でありましょう。
そう考えると、黄猿・ボルサリーノの強さは海軍大将の中では最強クラスとまでは評価できなさそう。確かに好戦的で功名心も強い赤犬・サカズキが、海軍元帥にまで上り詰めたのにはワケがしっかりありそう。
他にも黄猿に気になる点が「ベン・ベックマン」との一戦。
赤髪海賊団メンバーの正体も不明なキャラクターは多いですが、ベン・ベックマンに銃口を突きつけられただけで黄猿・ボルサリーノはお手上げ状態。でも普通に考察すれば、黄猿はピカピカの実を使って光速移動で逃げるなり、ベン・ベックマンに反撃すればいいやんって話。
だからベン・ベックマンには対抗できないには理由が存在し、黄猿・ボルサリーノには「意外と致命的な弱点」もありそう。
既に、ドル漫で現時点で予想してるのは「重力」。光は重力で曲げることができるため、黄猿の動きを封じ込めることはできそう。ちなみに重力の能力を持つのが、黄猿と同じ海軍大将の藤虎。いかにも内紛的な展開も予想できそう。
【予想】黄猿は「ワノ国」でルフィたちと相まみえる!
ただ新世界に突入後、黄猿・ボルサリーノは目立った活躍は見せておりません。
一方、現在聖地マリージョアでは革命軍と海軍大将の藤虎や緑牛たちが戦っている最中。黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ)曰く、バーソロミュー・くまの奪還のために革命軍がとうとう一線を越えたらしい。
緑牛の正体など未だ不明な点は多いものの、おそらく聖地マリージョアに関しては海軍大将の藤虎たちがいれば十分。一方、赤犬・サカズキはワノ国の侍を警戒してる側面もありますが、カイドウとビッグマムの四皇同士が手を組む危険性も見過ごせない。
消去法的に考察すれば、おそらく黄猿・ボルサリーノたちはワノ国にやって来る展開になりそう。黄猿たちは前述のように「桃太郎」をモチーフにしてる。ワノ国には鬼ヶ島などの場所が存在する。
つまりワノ国編で既に考察してますが、最終的には「ルフィ(最悪の世代)vs カイドウやビッグマム(四皇)vs 黄猿や赤犬(海軍大将)」という構図が予想できる。
赤犬・サカズキはエースを殺したルフィにとって最大の仇敵。他の誰かに倒される可能性は低いと考察され、既にシャボンディ諸島では黄猿に無様に遁走した過去もある。ここに黒ひげたちも絡んでくるとすれば、まさにマリンフォード頂上戦争超えの展開が待っている。
まァ、今後ルフィたちがラフテルを目指すことも考えりャァ、いっちょ~ここらへんで黄猿・ボルサリーノたちに一矢報いとかんといかんでしょ~?オダッチさん…って話ですわ。
ちなみに【強さ】青雉・クザンの正体能力まとめ、【強さ】海軍大将最強ランキング、【ワンピース】懸賞金高額ランキングなども併せてご参照ください。
コメント
普通に、サカズキ好き。
黄猿・ボルサリーノ
赤犬・サカズキ
青雉・クザン
クザンの漢字合ってる??
てか、クザン、ティーチと関係がありそうだよなぁ…………