ワンピース最新972話ネタバレ感想をレビューするにャ。
そういえば『ワンピース』の実写ドラマがNetflixで放映されることが決定してるそう。内容がオリジナルストーリーなのか、はたまた『鬼滅の刃』の煉獄杏寿郎編のようにそのまま内容を移植するかにもよって評価は分かれそうですが、兎にも角にもネットの時代だなと改めて痛感します。
ちなみに次週のワンピース最新973話のネタバレ感想もご参照ください。
最新972話までのあらすじまとめ
まずはワンピース最新972話までのあらすじをおさらい。
百獣のカイドウとの一戦で敗北した光月おでん。いよいよ公開処刑される日が訪れる。しかし、「釜茹での刑に一時間耐え抜いたら解放してくれ」とおでんは提案。しかし、本来は油でグラグラと高温に煮えたぎった釜の中で数秒耐えることすら至難の業。
黒炭オロチやカイドウは爆笑するものの、あまりの無謀すぎる提案が故に快諾。それが無様な命乞いに見えた野次馬たちは「往生際が悪い」と蔑んだ目で見つめるものの、おでんは板の上に乗せた赤鞘九人男全員を担いだまま釜茹でに必死に耐える。
この壮絶な姿に固唾を飲む市民がいる中、それでも「バカ殿」と揶揄する声。それに耐えきれなかったくノ一・しのぶは「おでんとオロチの秘密の会話」を暴露する。
少年時代のオロチは黒炭家の汚名を着せられたことで迫害にあったそう。そして、その復讐を果たすために、ワノ国将軍の座についたことを暴露。しのぶ曰く、オロチは「この国に興味もない復讐者」と表現。まさに自暴自棄で通り魔を起こすような「無敵の人」。
ただオロチに同情心も抱いたのか、おでんは黒炭家に対する罪滅ぼしのための裸踊りを5年以上も続けた。それでも嘲笑う野次馬を前に、「おでん様はずっとこの国を守り続けてたんだ!」としのぶは涙の咆哮。果たして、おでんや赤鞘九人男の運命は?
真実を知ったワノ国の民衆の反応は?
ということでワンピース最新972話のレビュー。
おでんが隠していた真実を知ったワノ国の民衆たちは戸惑いを見せるものの、必死に耐える姿を見て心を入れ替える。おでんの処刑を取りやめてくれと懇願するものも現れたが、既に周囲を取り囲んでいたオロチの部下や百獣海賊団のメンバーが有無を言わさずに黙らせる。
それでも処刑場所に次々とワノ国の民衆たちは集まりだし、「我々を守ってくれてありがとう」や「おでん様生きてください」といった声援が飛び交うようになる。オロチの過去を含めて、世間というものは得てして無責任極まりないもの。
一方、さすがに700度の高温の油に何十分も浸かってるおでんは自らの死期を確信していた。そこでラフテルに到達して知った空白の100年の秘密やワノ国の過去を赤鞘九人男たちに語り出す。
ワノ国の鎖国を行ったのは800年前の光月家。理由は「ある巨大な力から守るため。そして、ある人物を待つため」とのこと。ある巨大な力とは世界政府(天竜人)であり、またある人物とはジョイボーイのこと。時を超えて云々とあるため、やはりジョイボーイは特定の人物を指してるのか。
海軍政府がワノ国を恐れていたように、ワノ国もまた世界政府を恐れていた。
煮えてなんぼのおでんに候
そして、おでんは赤鞘九人男たちにある夢を託す。それこそがワノ国の開国。傳ジローは「それならおでん様も一緒に」と言いかけるが、雷ぞうがそれを阻んで「あんたの夢なら拙者達の夢でござる」と応じるとおでんは喜ぶ。最終的におでんは死刑を耐え抜く。
しかしながら、オロチは銃殺刑に急遽変えたと発表するものの、赤鞘九人男はおでんを置いて一目散に逃げ出す。おでんは既に肉体はまともな生体反応を失っており、カイドウ曰く、「もう死んでる筈だ」とのこと。
走馬灯のようにおでんとの過去が思い出されるが、赤鞘九人男にできることはワノ国の開国だけ。この場面を見る限り、赤鞘九人男たちのメンバーから裏切り者はいないようにも思えます。もしここに裏切り者がいたら非難轟々でしょう。オロチどころじゃないほどのクズ。
赤鞘九人男たちが逃げ延びた姿を見て、光月おでんは「一献の酒の御伽になればよし!煮えてなんぼの…」と言い掛けた瞬間にカイドウに殺される。しかし、真実を知ったワノ国の民衆は「おでんに候!」と光月おでんを送り出すように叫ぶ。おでんという伝説がついに幕を下ろす。
ワンピース最新973話の展開予想まとめ
一方、光月おでんは処刑直前に光月トキに手紙を託していた。それが赤鞘九人男たちにも語った真実。20年後の未来に「巨大な戦」が勃発すること。そこに現れる主役たちだけがカイドウを倒せること。
そして、光月トキも「見てておでんさん。20年後の未来」と覚悟の表情を浮かべて最新972話は終わる。だから、次の最新973話は燃え盛るおでん城での経緯やその後や、カイドウとアシュラ童子、傳ジローとの戦闘シーンが描かれそう。
何故、モモの助など一部だけが20年後の未来に飛ばされ、アシュラ童子や傳ジローたちだけが残ったのか。またイヌアラシとネコマムシの喧嘩の原因とは。両者の喧嘩の発端は既にワンピース最新972話でも描かれていたような気もしますが。
ただし、「物語は現代へと走り始める」と煽り文に書かれてるので最新973話ではそこまで詳細に描かれない可能性もありますが、それでもいよいよ現代のワノ国に戻ってくる模様。
ワノ国過去編を振り返ると、おでんvsカイドウ戦を筆頭に相変わらずもっとページ数を割いて濃密に描けばよかったのにと思ったりしますが、果たして、裏切り者は一体誰なのか?本当に20年後の現在カイドウに打ち勝つことができるキャラはいるのか?
ワンピース最新972話で気になった部分
ちなみに、ワンピース最新972話で気になった重要ポイントを挙げておくと、光月おでんの死に際。この記事で画像は貼りませんが、「笑顔」で死亡してる。そのためドル漫で予想していた「光月家≒Dの一族説」は当たっている可能性が高そう。
あとジョイボーイに関しても、時を超えて云々という表現を見ると「特定の人物」を意味してる可能性も再び浮上した気がします。既に光月トキがトキトキの実を所有してるため現実問題として微妙な線ですが、ここらへんまた明らかになる部分もあるか。
また仰々しく登場したマネマネの実の黒炭ひぐらしは、まさかのカイドウによって既に殺されてるそう。卑怯な手段を使って結果的におでんの隙きを作ったから…というのが理由。キャラ名的に蝉≒早死を予感してた人も多そうですが、一体なんだったのか(笑)
カタクリを彷彿を彷彿とさせる意外と良い男風の一面を見せるなど、いずれワンピースの伏線まとめでも触れたいと思いますが、今後カイドウたちは麦わらの一味の仲間に入る兆しもあるやなしや。
ただ最強の防御力を誇るバリバリの実の能力者・黒炭せみ丸とセット(夫婦?)だったことを踏まえると、どうやって黒炭ひぐらしを殺したのか気になるところですが。
コメント
カイドウ仲間入りは流石にあり得ないと思いますけどね
というか単にひぐらしを言い訳みたいな感じで殺しただけでおでんの処刑はノリノリでやってたしおでんとの約束を守る気も無いしで全然いい男でもカタクリみたいな武人でも無いし
今さらですが、972話シビれました。
おでんさまの死に様がカッコよすぎましたね。
見得を切って放った「煮えてなんぼのおでんに候」は
私の中でワンピース名言ベスト3には確実に入ります。
(最後言わずに民衆が言うというのも泣けました)
それと最後笑って消えてゆく姿も震えましたが
これで光月家はDで確定ですね。
おでんの一連は後付けのサブストーリーだとは思いますが
少なくとも「おでん」という名前が初登場した時から
このラストを思い描いていたのでしょうね、きっと。
尾田先生、天才すぎです!
そう言えばドルジさんの考察に倣うと尾田も「おでん」
と読めますねw
だからこそ思い入れのあるキャラクターだったのかもw
ちなみに黒炭ひぐらしが殺されたのは
カ「ババアの件は悪かったな」 お「真面目だな」
というやりとりがあるのでカイドウ的には
「男の戦いにしゃしゃり出てくんな!俺を舐めてるのか!」
みたいなニュアンスだったと解釈しました。
あとジョイボーイの件は確かにまた謎が深まりましたね。
ジョイボーイが個人名だとすると、それこそトキと一緒に
800年前から来たとかなんですかね?