ワンピース最新1033話ネタバレ感想を画像付きでレビューしたいと思います。前回のONE PIECE1032話のネタバレ感想も別途ご参照ください。
ちなみに次のワンピース最新1034話のネタバレ感想は既にレビュー済みです。
ルナーリア族は何故絶滅したのか?
ドクロドームでは麦わらの一味のゾロと百獣海賊団のキングが戦っていた。ただキングが優勢に戦いを進め、ゾロはやや劣勢を強いられる。また光月日和からもらった「閻魔」に覇気を吸い取られる(正確には力の強制開放)など、ゾロの体力は更に消耗していく。
ゾロは苦し紛れにキングの体を突き刺すものの、キングは「当たりだ」とほくそ笑むと何故かドーンと体が爆発する。ゾロはとっさに武装色の覇気でガードするものの、キングは何事もなかったかのように立ったまま。キングの肉体は「可燃性ガス」でできている?
相棒とも呼べるクイーン曰く、「キングはルナーリア族の生き残り。自然界のあらゆる環境下で生存できる怪物」とのこと。そのことがどうガス性の肉体と直接結びつくかは不明ですが、ルナーリア族はかつてレッドラインにいた時代は「神」と呼ばれていたそう。
サンジは「そんな奴らが何故絶滅するんだ?」と思わず疑問を投げかけるものの、確かにルナーリア族の正体も気になりますが【絶滅した理由】も何気に重要。すっかり抜け落ちていた視点でしたが史実と合わせて考えると、空白の100年で天竜人が戦った相手こそがルナーリア族だった?
そうするとDの一族はそこにどう絡んでくるのか?神を超える神であるイム様もルナーリア族だったりしないのか?同じく発火してそうな太陽の神・ニカはルナーリア族の王だった?など考察は膨らみます。
追い込まれるゾロが思い出すは故郷のシモツキ村
その後もゾロは「死・獅子歌歌」といった大技を繰り出すものの、キングはノーダメージ。逆にテンブラウドン(天麩羅うどん)といった技で反撃され、ゾロは【三代鬼徹】【和道一文字】の愛刀を守るだけで精一杯。キングも「刀に足を引っ張られる剣士なんて初めて見たぜ」とせせら笑う。
この息も絶え絶えのゾロが思い出すは、故郷の東の海・シモツキ村。結局、くいなも生き延びてるのかどうか分かりませんが、そのくいなに負けっぱなしだった幼少期のゾロは「世界一の大剣豪になるから」とお葬式の日に言ってのけた名シーンもありました。
その後、ワノ国に到着したゾロは天狗山飛徹から「和道一文字」と「閻魔」を作ったのは【霜月コウ三郎】というワノ国を違法出国した刀鍛冶だったことを知らされる。何故、シモツキ村という名前だったのか?また名工の刀が何故辺鄙な東の海にあったのか?
キングとの戦いの中で、ゾロの頭の中で全て繋がります。
霜月コウ三郎とゾロの過去
これまで考察されてきた謎が今回ワンピース最新1033話でようやく明らかになります。
結論から言うと、霜月コウ三郎がようやく初登場します。
霜月コウシロウの父親にして、くいなの祖父。また霜月道場を設立した創設者にして、捨名知という掛け声を広めた本人。ハッキリと明言されていませんが、村名を考えるとシモツキ村を開梱したのも霜月コウ三郎たちなのでしょう。
ただコウシロウのスマートな雰囲気と違って、霜月コウ三郎の見た目は完全な三枚目キャラですが、「自分の正体がバレると海軍が押し寄せてくる」と語るなど、ワノ国の侍が置かれている状況やその過去がいろいろ読み取れます。
幼少期とのゾロのエピソードが掘り下げられるわけですが、この際に霜月コウ三郎は「若い頃に手にしただけで寒気がする名刀を作った。その名刀に【地獄の大王】の名を付けた」と幼少期のゾロに語っていたことを思い出して、そこで完全に全てが繋がる。
そして、霜月コウ三郎は「刀は人斬り包丁。人を殺すために生まれる。刀にも性格があり、それを服従させるのが剣士だ。名刀は人間を見てる。己に見合った剣士を選ぶ」とかつてゾロに諭していた。まさに閻魔がゾロを選択し、ゾロが閻魔を握るのも運命だった。
親友ルフィとの約束
再び現代のワノ国。
ゾロは閻魔に武装色の覇気を強制的に開放させられ続けるものの、そこに【悪意】がなかったことを悟る。あくまで、刀は人を殺すためにあがいているだけ。あくまで、閻魔の性格はひたすらにじゃじゃ馬なだけ。ゾロに力がひたすら足りなかっただけ。
ゾロは「この量の覇気を放出し続けるのは命取り」と考えるが、かつて光月おでんが楽々と戦っていたことを想像すると【それでいい】と思い直して、更に覇気を放出してみせる。しかし、その瞬間に周囲の敵は軒並み気絶する。
まさにゾロが覇王色の覇気に完全に芽生えた瞬間でもあった。キングはその姿を見て、「王にでもなる気か?」とどこか余裕そうに挑発する。カタクリも覇王色の覇気が使えたことから、キングもまた覇王色の体得者に違いない。
この挑発に対して、ゾロは「そうだな。船長と…親友との約束があるんだ」と笑顔を浮かべる。ゾロの頭の中には【海賊王の仲間なら世界一の剣豪になってもらわないとおれが困る】というルフィのかつての言葉がリフレインしていた。
まさに「友情努力勝利」の伏線がピンピコピン。
ONE PIECE最新1034話予想
以上、ワンピース最新1033話のネタバレ感想でした。
やはり今週のワンピースは「霜月コウ三郎」の存在。おおかたの予想通りだったと思いますが、今回ゾロの成長と上手にリンクさせられておりました。ワノ国編でいつ描かれるんやと言われてましたが、ゾロの「過去編」は今回で回収されたと解釈して良さそう。
ただゾロは霜月牛マルとの関連も強く匂わせているため、この牛マルの一族(さらにはリューマの家系?)も一緒にシモツキ村に来ていたのかも知れない。そのためゾロの過去編はもう少し掘り下げられる可能性は十分考えられます。
あとは地味にキングのルナーリア族の正体も徐々に明らかにされているのも気になります。「あらゆる環境下で生存できる」という触れ込みを考えると、ルナーリア族は【月に生息していた過去】も何となく読み取れてしまうのは自分だけか?
来週のワンピース最新1034話を予想しておくと、ここまで次々といろんな謎が明らかにされていることを踏まえると、次はCP0の新メンバーがいよいよ開陳されるか。またサンジとクイーンの対決もそろそろ決着してもおかしくはなさそう。サンジの肉体の秘密も明言はされていない。
もしくは覇王色繋がりでビッグマムとロー&キッドの対決が決着する?
コメント
ゾロ アニメで覇王色使ってた
親友はルフィでなくくいなの事では?
どっちでも夢は、大剣豪だから
別にどっちでもいいと思う
既出だけど『船長と…親友との〜』ってのは言い直したわけじゃなくて船長プラス誰かって意味だと思う。
あとくいなは死んでるんじゃないの?
生きてたらそりゃ嬉しいけどコウシロウが死んだって言わなかったっけ?