『ONE PIECE』の主人公・ルフィの悪魔の実が「ゴムゴムの実」。このゴムゴムの実は四皇の赤髪のシャンクスがCP9から奪取したものだったことが発覚したばかりですが、この必殺技にはギア2(ギアセカンド)やギア3(ギアサード)などがありました。
特にギア4(ギアフォース)は武装色の覇気を全身にまとって、さまざまな形態にカッコよく変身できた。ただこれまで王下七武海のドフラミンゴやビッグマム海賊団のシャーロット・カタクリを倒してきたものの、さすがにワンピース終盤だとギア4では力不足感は否めない。
そこで今回ドル漫では「ギア5(ギアフィフス)の能力」を徹底的に考察してみたいと思います。どうやらルフィのギア5が完全に顕現した模様。ちなみに読み方はやはりギアフィフス(Gear fifth)でした。
ギア5とは覚醒ニカモードのこと
ということでギア5のヤバい正体を早速解説します。
ギア5とは「ヒトヒトの実(モデル・太陽の神ニカ)を食べたモード」のことでした。正確にはニカの悪魔の実が覚醒した状態のことを指します。さながらギア5は【ニカモード】と表現しても良さそうか。
一応改めておさらいしておくと、ルフィの悪魔の実は超人パラミシア系(ゴムゴムの実)ではなく、動物ゾオン系(ヒトヒトの実)でした。更に厳密に言うと、ニカの実は幻獣種の一種でした。
つまり、【ギア5≒ヒトヒトの実(モデル・ニカ)】と実質同じと考えて良さそう。
事実、「ニ」「カ」を合体させると、漢数字の【五】になる。5656(ゴムゴムの実)のままだと、6という半端な数字が入ってくる。これを除外するためにも、ヒトヒトの実(モデル・ニカ)に強引に変更したんだと思います。
尾田さんぐらいの天才であれば、もし最初からゴムゴムの実の正体≒ヒトヒトの実(モデル・ニカ)というアイデアや構想があったのであれば、もっと早い段階で太陽の神・ニカの存在は描かれているはずですから。
ギア5の伏線が隠されていた?
それでもギア5に関する伏線は以前から描写されていた可能性も高いです。
例えば直近を振り返ると、ギア5の伏線はワンピース1028話の扉絵(2021年10月前後)でしれっと描かれていた模様。この扉絵は格闘ゲームがテーマのイラストだったんですが、そこには炎を髪の毛や手にまとったルフィの姿が描かれておりました。
この扉絵ではニコ・ロビンは『ヴァンパイア』のモリガン・アーンスランド風のコスプレを着用。でも、この直前に飛び六胞のブラック・マリア戦で「悪魔咲き(デモニオフルール)」という悪魔化した分身を発現させる必殺技を披露してた。
だからルフィも同様に、【炎をまとったキャラ】に覚醒するという伏線だった可能性が高い。それこそがギア5。太陽の神・ニカの名前が初めて登場したのが2021年7月頃だったため、タイミング的にはギア5の能力とセットで考えられていたことは間違いない。
更に遡るとコミックス65巻のあとがきには「5番アイアン」というゴルフ用具の名前が突如登場していました。ただ尾田さん自身はゴルフを嗜んだことがないそう。しかもゴルフ界隈で5番アイアンは、基本的に誰も使わない微妙な用具っぽい。あまりに唐突。
そして更に注目は画像の人物の【ぐるぐる眉毛】にあります。
さながら血統因子をいじられたヴィンスモークファミリーを彷彿とさせますが、これはギア5を発動したニカモードのルフィの眉毛もぐるぐるデザインだったりします。これが描かれたコミックス巻数は【65巻】。反転させて逆さまから読むと、ゴム(56)になる。
つまり、「ゴムからニカ(五)に反転する」という伏線だった可能性もあります。
ギア5は超サイヤ人や仙人モードのパクリ?
このギア5の姿を見て、やはり思い付くのはあの有名バトル漫画でありましょう。
それが『ドラゴンボール』の超サイヤ人。事実、尾田さんは同作品が大好きということを既に公言しており、ギア5は超サイヤ人を意識していないとは考えにくい。
他にも『NARUTO』の仙人モードも着想の一つとしてあったか。尾田さんは仲良しの岸本斉史を強烈に意識されていますから、ワンピースでも分かりやすい変身技が欲しかったのかも。
ただし、ギア5の見た目は「真っ白」とのこと。太陽のイメージから赤色や橙色、超サイヤ人の風貌から黄色も頭をよぎりましたが、【太陽が持つ純粋な明るさ】が落とし込まれている模様。音楽の歌詞でも「太陽が白く輝く」といった表現がよく用いられます。
しかも肉体だけではなく、ルフィが着用している「服」が白くなっているのも覚醒の波及効果を表していた模様。西インド諸島にいたとされるジョイボーイの伝承では、黒いマントは「人々の絶望」を表しているようなので、白とはまさに【希望の色】といったところか。
ギア5はワンピースでもっともふざけた能力
ルフィ曰く、「ギア5が最高地点」とのこと。五感や五体満足といった具合に、現実世界でも「5つで一対となる概念」が多い。そのため「これまでのギアシリーズの集大成」的な必殺技になることから、ギア6(ギアシックス)以降は登場しないはず。
そこで続いてはギア5の能力について考察していきます。
ギア5の能力は「ゴムの性質を持つ肉体」が覚醒することで【さらなる腕力と自由】が与えられ、まるで「空想や絵物語」のように自由自在に戦える。世界で最もふざけた悪魔の実という五老星の言葉を象徴するように、ギア5は「デタラメに強い能力」になります。
例えば「ゴムゴムの巨人(ギガント)」と呼ばれる必殺技では、ルフィが龍状態のカイドウすら凌ぐサイズ感まで巨大化できる。黒ひげ海賊団のサンファン・ウルフにすら匹敵する大きさ。当初尾田さんは勝たせ方に悩んでいたそうですが、これでカイドウに勝てないはずがない。
空気を体内や骨に外部から注入する必要などは一切なく、自分が思い描いただけで拳だけなど部分的に肉体を自在に巨大化させられるため、まさにギア3の骨風船の最強版といったところ。想像が現実を超える、まさに伝説の悪魔の実の覚醒技。
元ロジャー海賊団のダグラス・バレット戦を映画で観ていると、ルフィたちのサイズ感は小粒で心許なかった。人間とフィギュアが戦っているようでした。でももしギア5が開眼していれば、ルフィ一人でも倒せたはず。
○空すらも翔け抜ける覚醒能力
またギア5では「空を翔ける」ことも可能です。ルフィは足をグルグルと回転させることで、さながら六式の月歩を連続的に小刻みに使っているように見えます。
ただボンという効果音などから「炎の軌跡」が確認できることから、太陽の神ニカが放つ炎は龍のカイドウやモモの助が生み出した【焔雲(ほむらぐも)】に近い性質がありそう。
巨大な龍状態のカイドウを「縄跳び」にしてもて遊ぶことも可能。技名もそのまんま「ゴムゴムの縄跳び」。ギア5は能力が格段に強くなった分、能力のフリーダムさに反比例するようにネーミングセンスはシンプルになっています。
またエネルの雷攻撃が効かなかった理由も、ルフィが単なるゴム人間(ゴムゴムの実)だったからではなく、ニカという神の肉体(ゴムの性質)を与えられていたからと考えるのが自然でしょう。
ギア5は「生物」にも波及する覚醒技
一方、ギア5は端的に言うと「悪魔の実が覚醒した必殺技」になります。
そのためギア5は大地をゴムの状態に変化させることはもちろん可能。ルフィはカイドウが放ったボロブレスに対して、ゴム状態の大地をそのまま引っ剥がして【盾】のように使って、そっくりそのままボヨーンと弾き返すなんてこともできます。
だからギア5はあらゆる攻撃を弾き返せると考えて良さそう。
例えばカイドウに思いっきり混紡を振り下ろされたとしても、地面がゴム状態だとグニニとめり込んでしまうだけ。最終的にルフィもゴム人間なので、そのままボヨヨ~ンと弾き上がるものの、敵の攻撃はゴムの反発力で全て相殺されている感じか。
ただ普通は悪魔の実が覚醒しても【無機物】にしか能力が波及しないものの、ギア5(覚醒したヒトヒトの実・ニカ)では【人間のような生き物】にも波及するのが特徴です。
冷静に考えると、元王下七武海だったドフラミンゴは周囲を糸状に変化させていましたが、あくまでイトイトの実の系統は超人パラミシア系でした。でもヒトヒトの実(モデル・ニカ)は動物ゾオン系。それが超人パラミシア系に近い覚醒技が使えているという点で、既に異例中の異例。
○対象に触れずして影響を与えることも可能
それ故に、伝説の悪魔の実・ニカが覚醒すると、やはりとんでもなくふざけていた件。
例えばルフィがカイドウの腹の中で「ゴムゴムの風船」を発動すると、カイドウの腹部も膨らんでプカプカと浮かんでしまう。これはカイドウの肉体がゴム化してる証拠。もしゴム化していなかったら、ここまで膨らむとカイドウでもお腹が破裂する。
ギア4のバウンドマンではルフィ自身が動きづらい点がデメリットでしたが、その身動きが取れない副作用を敵に押し付けることが可能。カイドウですら戦闘中に肉体が勝手に膨らめば動きが鈍る。普通の敵であれば、その効果は言うまでもないか。
またギア5では「奇想天外なリアクション」も周囲の人間に与えるのも特徴。画像はさながら『スポンジボブ』ですが、単なる漫画的な表現ではなく、これもギア5の能力の一種。攻撃する側のルフィも攻撃される側の敵もリアクションがぶっ飛んでる。
ただ画像のシーンを見ても分かるように、ルフィそのものはキッドやロー、ナミには一切触れていない。そのためギア5は「対象を触れずに影響を与える能力」も併せ持つ模様。この部分はゴム化とは関係ないので、人々を笑顔にするニカの神の能力が関係していそう。
太陽の神ニカは、人々を笑顔にもたらす救世主として信じられていました。空気を読むという言葉も日本には存在しますが、まさに笑いは空気感染していく。
ギア5はギャグテイストが強いせいで賛否両論?
だからギア5は同時に「ギャグテイスト」が強い必殺技になっています。
『トムとジェリー』やジム・キャリーの『マスク』をオマージュした描写も数多い。ルフィは「おれのやりたかった事全部できる」とも語っているものの、良くも悪くもフリーダムすぎる。そのためギア5は現時点だと賛否両論も巻き起こりがち。
例えばポパイのように上半身を巨大化させると、龍のカイドウをそのままブン回すシーンでは「カイドウの表情」が完全にギャグテイストに仕上がっています。
逆にカイドウに攻撃を食らった場面では、ルフィの顔が「混紡の跡」がそのまんま残ってしまう。
ホゲーという叫び声は、完全に『こち亀』の両津勘吉。正確にはアニメ版のラサール石井ですが、ルフィはウソップよろしく鼻は伸びて、まるで好戦的なピノキオといった表情でもはや恐怖感を覚えます。ヤマトも思わずギョッとするのも納得。
ただ物体の形状が変わるということは、そこでエネルギーを吸収して相殺できている裏返し。自動車のボンネットも歩行者にダメージを与えないように、敢えて凹みやすいように設計されてる。だからダメージを軽減する上で、意外と理にかなってる。
考えてみると、そもそもゴム人間(ゴムゴムの実)は打撃が効かないという触れ込みでした。覚醒したニカの実はその比ではないでしょうから、ギア5の最大の強みはむしろ防御面にあるのかも知れない。
だから今後ギア5は実質ギャグ漫画の領域に入っている。さすがに『Dr.スランプ』のアラレちゃんよろしく地球を真っ二つに割ることはできないにしても、ギア5はいずれレッドラインを木っ端微塵に破壊するなんていうふざけた展開も有り得そう。
ギア5は雷(カミナリ)を操ることも可能
他にもギア5にはヤバい必殺技があります。
それが「雷(カミナリ)」を武器のように扱えること。カイドウ戦に最後をとどめを刺す際に用いられるなど、その威力が容易に推し量ることができます。エネルの雷の攻撃が一切効かなかった理由もゴムゴムの実ではなく、ニカの実の効果が大きかった模様。
今後ギア5の大技として何度も登場しそうですが、カミナリ系の必殺技とは親和性が高い模様。何故なら、太陽の神ニカのモデルはインド神話のハヌマーンとされているんですが、ハヌマーンは「落雷」を武器に扱うことができたから。
またアイヌ文化では【雷】も【龍】も同一視されているそう。だから雷神様も龍神様も一部の文化では同じ存在とされている。だからルフィが「龍」のカイドウを倒すために「雷」系の必殺技を持ってきた理由には、そういった文化的な背景が関係しているっぽい。
だから今後ギア5ではそこらへんの設定を応用した必殺技が登場しそう。ルフィの父親であるモンキー・D・ドラゴンの能力は風神(やはりヒトヒトの実?)とも言われているので、そこらへんとの対比も考えているのかも。
ギア5は今後どんな必殺技が登場しそう?
まさにギャグ漫画こそ最強を地で行くギア5ですが、今後はカイドウ以外にもポートガス・D・エースの命を奪った海軍元帥・赤犬(サカズキ)との因縁も残されている。またルフィがギア5が最高地点と語っているため、ギア6以上の必殺技はは出てこないはず。
そのためギア5の「さらなる進化」があると考えるのが自然。そこでギア5で今後登場しそうな必殺技を簡単に予想してみたいと思います。ギャグメインの必殺技と言っても、今後またカッコいい技がメインで登場することもあるでしょう。
『ドラゴンボール』では超サイヤ人には身勝手の極意といったモードが新作以降で追加されてる。超サイヤ人は激しい怒りで覚醒しましたが、ニカは笑いの神。逆に、お笑いに関する用語(ボケやツッコミ・天丼・ガヤ・鉄板etc)の覚醒モードが見られるか。
現時点だと巨大化するルフィが目立っていますが、ギア5では逆に「ミクロなサイズに縮こまる」ことも可能なはず。ゴムは「伸び縮み」するからゴム。ここまでデタラメに強い状態のまま小さくなれば、敵の攻撃を回避しやすいメリットだけ享受できそう。
他にも、これまでギア2は【血管】、ギア3は【骨】、ギア4は【筋肉】とそれぞれ肉体の一部を強化させてきた。そのためギア5では【髪の毛】をウネウネと動かして攻撃しそう。CP0のロブ・ルッチも体得していた生命帰還のよう。
いや、そもそも生命帰還自体がギア5を先取りした技だったとは言えるのか。
ギア5には「獣型モード」が隠されている?
そこでもう少し確度が高そうな考察をさらに掘り下げようと思います。
改めて確認しておくと、ギア5とは「ヒトヒトの実(モデル・ニカ)」が覚醒した状態のことでした。言うまでもなく動物ゾオン系に該当します。自然ロギア系などと大きく異なる点は「3つの変形モード」が用意されていること。
具体的には【人型】【人獣型】【獣型】の3パターンが用意されている。人型は通常の状態、獣型はモデルの動物が完全顕現した状態。人獣型はその混合タイプといった具合。じゃあギア5の状態はというと、おそらく「人獣型(ニカとルフィの混合)」に該当しそう。
つまり、ギア5では未だに【獣型】が披露されていないはず。要は「太陽の神ニカの本来の姿」はまだ分かっていないはず。結果的に人獣型か獣型かどちらに該当するにせよ、少なくともギア5にはまだ残りのモードが披露される可能性が高い。
○ルフィに「黒い翼」が生えてルシファーに?
じゃあギア5における【獣型】とは一体何なのかというと、【本来の太陽の神ニカの姿】が該当するはず。
例えば、太陽の神ニカの種族がルナーリア族だったと仮定すると、キングのように本来の肌色は褐色だったはず。またキングの最大の特徴としてはゴムのように伸びる体質以外に、背中に生えている「真っ黒の羽」でありましょう。
太陽の神ニカのシルエットに翼のようなものは確認できていませんが、今後ルフィに黒い翼が生えたとしても不自然ではありません。褐色のルフィもあまり想像できませんが、ワンピース考察界隈ではルフィのモデルは堕天使のルシファーとも言われてきました。
だからもしギア5の獣型モードで黒い翼が新たに生えてきたとしたら、まさに「堕天使のルフィ」が爆誕することになります。新四皇の手配書に象徴されるように、黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ)と戦う展開も今後予想すると「白 vs 黒」ではなく、【黒 vs 黒】という構図になるのか。
ギア5とランブルボールが組み合わさる?七福神に進化?
続いては「ランブルボールによる強化」を考察しようと思います。
ランブルボールとはチョッパーが開発した動物ゾオン系を強化する丸薬のこと。動物ゾオン系の能力の波長を狂わせることで、通常の人型・人獣型・獣型以外に新たに4つの変身モードを追加できる。世界一の科学者ベガパンクですら成し遂げられていない。
要するにランブルボールは「7段変形」を可能とするアイテムでした。
ルフィの悪魔の実が超人パラミシア系(ゴムゴムの実)ではなく、動物ゾオン系(ヒトヒトの実)と判明した今、ランブルボールとの組み合わせは当然にして考えられる。むしろ尾田さん的にはチョッパーを活躍させる狙いがあって、ルフィを動物ゾオン系に変更したのか。
例えば太陽の神ニカがモデルだったことから、ルフィは今後ギア5で「神様の一種」に変形することは想像に難くないでしょう。7人の神様といえば、そう七福神。恵比寿、大黒天、弁財天、毘沙門天、布袋、福禄寿、寿老人の合計7人の幸せをもたらす福徳の神様。
太陽の神・ニカは「人々に笑顔をもたらす神」でしたから、七福神とのイメージの親和性は高い。ニカのモデルはインド神話のハヌマーンとされているそうですが、七福神のモデルもインド神話にベースだったりします。実に意味深。
ただし、ランブルボールで新たに追加できる変身形態は、あくまで「4形態のみ」でした。ルフィの通常モードの人型やニカとの人獣型なども含んだ上での7段変形だったため、おそらく七福神の可能性は低そうです。
一方、ヒトヒトの実(モデル・ニカ)と判明した後も、ルフィの必殺技は引き続き「ゴムゴムの○○」という技を使用していました。もちろんニカの実が覚醒した時点で自分の悪魔の実の本当の正体を知らないので当然ですが、やはり不自然さは残ります。
そのためニカの本当の姿(獣型)がいずれ披露されることも加味すると、「ニカニカの天照(あまてらす)」といった新技もギア5では披露されそう。天照大神は日本神話の太陽神。まさに太陽繋がりで、ニカともしっくり来やすい。
例えばニカのモデルのハヌマーンというインド神は「4つの猿の顔」を持っていたとされる。考えてみると、ルフィはこれまでモンキーの要素をほとんど見せてなかった。まさにモンキーというキャラ名を彷彿とさせる猿型のモードも披露されるか。
ギア5の副作用やデメリットは?
一方、ここまでデタラメに強いふざけた技のオンパレードでしたが、ギア5に欠点や副作用はなかったのか?
どうやらギア5にも「副作用」は伴う模様です。伝説的なニカの実が覚醒したとしても無敵というわけではなく、ルフィが消耗するエネルギーは甚大。ある程度の限界を迎えると、黒髪のルフィに徐々にシュンと戻ってしまう模様。反動でヨボヨボのお爺ちゃんに退化。
それでもルフィは直後に心臓を高鳴らせて、【解放のドラム】を脈打たせると再びギア5の状態に戻ります。逆に言うと、心臓への負担が大きいはずなので、ギア2よろしく寿命の先取りという副作用を伴うと考えるのが自然なのか。
ちなみに、心臓(しんぞう)が止まるという副作用から一番劣化する状態だと「安倍晋三(しんぞう)」風に描写されているっぽい。とはいえ、これまでのギアシリーズの副作用はあってないようなもの。伝説のギア5であっても変わらずか。
それでも動物ゾオン系は意思が宿るため、ギア5を発動し続けると「ルフィの自我」が消滅して、ニカやジョイボーイの精神に取り込まれる副作用はありそう。
そのため『NARUTO』でいうところの九尾、『BLEACH』でいうところの斬月、『呪術廻戦』でいうところの両面宿儺のように、ルフィにも「ジョイボーイなる相棒」が体内に生まれる?
ギア5は自然ロギア系の能力も開花する?
だからギア5が覚醒したことで、ルフィは次期海賊王に確実に一歩近づいた形と言えそう。
ただ同じくDの一族であり、同じく最悪の世代でもある黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ)が最大の敵として立ちはだかる日も近い。そこで思い返すと、黒ひげは黒ひげ海賊団を立ち上げた当初、真っ先にドラム王国に向かった。
ニカモードに覚醒したルフィは「解放のドラム」という独特の心臓の鼓動音に変わります。ビンクスの酒の歌詞にも登場しますが、黒ひげは最初からニカの実を狙っていた可能性が高い。ドラム王国で暮らしていたチョッパーも、ニカと同じヒトヒトの実だったことも強い因縁を感じさせます。
そのためルフィと黒ひげの衝突は必至。
ただ黒ひげは自然ロギア系のヤミヤミの実以外に、白ひげが所有していた超人パラミシア系のグラグラの実も使用できる。この複数の悪魔の実を使えるベースに、動物ゾオン系の悪魔の実(ケルベロス説やタコ説など)の能力や性質が関係しているとされます。
だから、黒ひげは【超人】【動物】【自然】の3つの悪魔の実が使える可能性が高そう。一方、今回ギア5が覚醒したことでルフィは【超人】【動物】の2つの性質が既に使用できることは判明してる。つまり、ニカの実は残る自然ロギア系に近い能力が使えるのではないか?
ニカは「太陽の神」と称されていることから、ギア5では太陽を具現化できれば、まさにふざけた悪魔の実。ニカはインド神話のハヌマーンという神猿がモデルとされており、この父親はヴァーユという風神。ルフィの父親のモンキー・D・ドラゴンの能力も彷彿とさせる。
そのためギア5(ヒトヒトの実 モデル・ニカ)は自然ロギア系に近い能力が使えたとしても違和感はない。黒ひげは「3つの悪魔の実」を食べることができる一方、ルフィのニカの実は「一つの実で3種類の能力」を扱えることができる。
5という数字はイム様を倒す技を暗示?
そこで新たな視点からギア5の存在を予想してみたいと思います。
これまで『ワンピース』では言葉遊びが多く見られました。例えばワンピースの懸賞金ランキングでも四皇の金額の端数はキャラをモチーフになっていました(ビッグマムは8800といった具合)。事実、ニカという言葉は漢数字の「五」を指し示しているっぽい。
そのため【5】という数字は想像以上の伏線が隠されているのではないか?
例えば、古代種・サーベルタイガーの能力者だった飛び六胞のフーズ・フーがいましたが、実は【虎】は中国語で「フー」と読むそう。そのためフーズ・フーというキャラ名から、虎の悪魔の実を生み出したものと考えられます。
○5は中国読みで「無(ウー)」
そこで5という数字を中国語の発音に置き換えると、読み方は「ウー」となります。同じ読み方の中国語を他にも探してみると、【無】という言葉もウーと読むそう。そのため中国では5は不吉な数字とされるんだそう。
【無(む)】というニュアンスで思い出されるキャラクターが、おそらくワンピースのラスボスとなりそうなイム様の存在。イムを数字に置き換えると「1と無(0)」になるのに対して、ヒトヒトも数字に置き換えると「110」という数字が導き出される。
そのためギア5はイム様を最終的に倒す技でもあった?
事実、ギア5でニカモードに入ったルフィの「瞳の形状」を見ると、イム様に近いそれを感じさせます。
ルフィの悪魔の実がヒトヒトの実(モデル・ニカ)だったことから、それと同じ目をしたイム様も「ヒトヒトの実」の能力者だった可能性も高そう。太陽の神だったルフィと相反する能力だとしたら、イム様の悪魔の実のモデルはさながら【月の神】だった?
イムという名前も、実は「ヒトヒトの実の幻獣種のモデル名」だった可能性も有り得るか。
とりあえずワンピースの最終バトルは「神(ニカ)vs 仏(イム)」の戦いが勃発する?そのルフィとは異夢(いむ)の志を持つイムをまさにギア5で倒して、みんなハッピーエンドで楽しい宴でワンピース最終回は終わりを迎える?
コメント
ギア4を生命帰還で人型に凝縮するとこでスピードもパワーも何もかも上がるという設定に期待しています。
ギア5が一周して天鎖斬月みたいな形態だったら尾田先生にファンレター送ります。
ギア5が来るとしたら覇王色関係という説はないのでしょうか、、、
血管、骨、筋肉……
ってなったら次『皮膚』じゃない?
もはやスーパーサイヤ人
もはやスーパーサイヤ人
4が全身武装なら
5は全身覇王化
なんでもかんでも言っとけばいい、っていうのを考察とは言いません。
考えすぎだろ こじつけに聞こえる部分が多い
ギア5でた時点でルフィの戦闘見る価値無くなった
ハイハイ強い能力貰って良かったね状態
都合のように後付して広げすぎた風呂敷を畳もうとしてるだけ
だが畳めないでまた広げてる感がと誰もが思ってるのでは
なんか日本語がチグハグで内容が全く入ってこなかったです
とりあえず強い敵出たらルフィに任せればいい感出てくる
この記事のようにいろいろ妄想するのが一番楽しい。
ベジータ
「このデタラメな強さは、おそらくギャグ漫画のキャラ。。。常識が全く通用せんぞ!ギャグで物理法則を無視するのは反則だぞ!二度とギャグ漫画の奴とは戦わん」
ルフィのギア5の強さはアラレちゃんが証明してるね
>またエネルの雷攻撃が効かなかった理由も、ルフィが単なるゴム人間(ゴムゴムの実)だったからではなく
いやゴムだからでしょ
何でゴムだけ現実世界基準考えるのww
原作者は尾田栄一郎であり
あーだこーだ妄想を書きなぐるのは考察とは言わねえよ
妄想は公衆便所の壁にでも書いてろ
だから〇〇とかもうちょっと文を整えてから投稿しようね
FIRM REDですでに覚醒していました。