ワンピース最新1031話ネタバレ感想を画像付きでレビュー。前回のワンピース最新1030話のネタバレ感想は別途ご参照下さい。
次のONE PIECE最新1032話のネタバレ感想は既にレビュー済みです。
ビッグマムは思いのほかダメージを負うが…
前回はユースタス・キッドとトラファルガー・ローの悪魔の実が覚醒した続き。ローの能力はいまいち不明ですが、キッドのジキジキの実は相手に磁気を付与させる能力と改めて判明。磁気を付与させられたビッグマムは、大量の巨大な鉄骨に挟まれて下敷きになったままだった。
しかし、その下から聞こえてきた声はビッグマムの「ライフオアおしるこ」というソウルボーカス。ライフオアトリートはお菓子全般を指し示していましたが、今回はおしるこ限定。当然周囲の人間は誰も持ってこれなかったため、魂（寿命）をビッグマムに奪われる。
その魂を使って、ビッグマムは大量の鉄骨に命を与える。「こんなに痛い思いしたのは何十年振りだろうねぇ」とキッドの能力は効果は見られたはずですが、鉄骨は自発的な行動を取るためキッドの能力は今後意味をなさないはず。
（ONE PIECE1031話 尾田栄一郎／集英社）
それだけ二人に脅威を感じたビッグマムは、自らの寿命の一年分を取り込むことで巨大化する。バトル漫画的に解釈すると、【命の前借り】みたいなものか。ビッグマムの年齢は68歳。余命は短いはずですから、それだけ切羽詰まっていたと解釈することもできそう。
「奪ってみろ四皇の座を」とはビッグマム。「こんな怪物を倒さないと歴史の勉強もできないとは」とはトラファルガー・ロー。「命の限り、力は出し惜しむなよ。刺し違えてもコイツを引きずり下ろす」とはキッド。果たして誰が生き残るのか？
アプーは誰と手を繋ぐ？
続いては岩戸の間。幼い頃のヤマトと霜月牛マルたちがカイドウに閉じ込められていた謎の場所。同名の洞窟が神話の中に登場する場所のため、今後大きな意味は隠されていそうな気もします。
そこにはスクラッチメン・アプーとディエス・ドレークの姿があった。アプーはドレークに密約を持ちかけていたものの、この交渉は無事決裂。アプーのオトオトの実による攻撃も、ドレークは「攻撃の軌道はちゃんとある。聴力が発動条件」などお見通し。
そして地下に向かおうと近道してきたヤマトが遭遇。関係性は意外と複雑。どちらも百獣海賊団としてカイドウの手下だったため、ヤマトとは顔見知り。
ただカイドウを裏切ったヤマトは、「僕を止められると思うな」とドレークに攻撃を仕掛けるものの、ドレークの裏切りは知らず。カイドウを倒したいアプーは、ヤマトの裏切りを知っていたため「耳寄りな話がある」と交渉を持ちかける。
でもあくまで武器庫の爆発を防ぐヤマトは、二人を無視して地下に最優先に向かう。この後を追うのが、何故かナンバーズの二牙（ふーが）。まさかの発情？ヤマト、アプー、ナンバーズ、ドレークがそれぞれ地下に向かう。それぞれの思惑はどう重なる？
CP0（サイファーポール・イージスゼロ）も既にバトルに参戦しているため、SWORDの隊長であるドレークの動きもやはり鍵を握るのか？現状だと双方の戦力がここまで疲弊していると、最後はロブ・ルッチが全部持っていきそうな予感も。
サンジ、ついに女性を殴る？
続いてはドクロドーム内の遊郭。
そこには何故か、麦わらの一味のサンジの姿。でも、どうやら様子がおかしい。遊郭で働いていた女性たちが一斉にサンジを批判。そこにはボロボロに殴られた女性の姿。どうやらサンジがボコボコに殴ったというのが女性たちの証言。
（ONE PIECE1031話 尾田栄一郎／集英社）
サンジには「一切の記憶」が飛んでいたが、少なくとも意識が戻った時には「怯える女性」の姿が目の前にあった。「今までの敵が女なら手も足も出ない頼りない生身の俺と、冷酷で無感情だがバケモノでもブチのめす科学の戦士と」とサンジは悩む。
どうやら【ジェルマの科学技術】がジェルマのスーツを着用することで芽生えたのは確実っぽい？でもサンジはジェルマにはならないと頑なに拒否し、そのスーツを踏み潰す。変身が見られないクイーンは残念がるものの、サンジは果たして本当にDV男になったのか？
ただ今は百獣海賊団を倒すこと。そこでサンジは電伝虫を使って、ゾロに何かを伝えようと試みる。ゾロは「アホコック、邪魔すんな」と起こるものの、「これからおれたちは百獣海賊団に勝利する。だが決着の後、もし俺が正気じゃなかったらおれを殺せ」とお願いする。
（ONE PIECE1031話 尾田栄一郎／集英社）
なんのこっちゃか分からないゾロでしたが、「決着後の楽しみが増えた。だったらてめぇ、それまで死ぬなよ」とドン。このゾロの言葉を聞いたサンジは吹っ切れたように、クイーンに対して「ヘルメモリーズ（地獄の思い出）」をお見舞い。
この場面でワンピース1031話は終わります。
ONE PIECE1032話予想
以上、ワンピース最新1031話のネタバレ感想でした。
ビッグマムが思いのほか覚醒。自分の魂を取り込むことで（実質的には寿命と引き換えに）強くなるものの、最終的には老衰か何かで死亡しそう。少なくとも直接倒すことは不可能でもじわじわ追い込めば、ルフィが戦っているカイドウよりも死亡フラグが強めになった印象です。
そして、やはりサンジの伏線。果たして女性を殴ったのか？更に言うと、ジェルマの科学の力が本当に発現したのか？その最大の根拠が「グルグル眉毛」にあります。
（ONE PIECE1031話 尾田栄一郎／集英社）
今回1031話のサンジの眉毛を見ると、グルグルの部分は右の【眉尻】にかけて描かれてることが分かります。
（ONE PIECE84巻 尾田栄一郎／集英社）
ただ以前のサンジの眉毛を見ると、グルグルの部分は左の【眉頭】にあったことが思い出されます。
（ONE PIECE100巻 尾田栄一郎／集英社）
ワノ国編終盤のサンジの眉毛を見ても、やはりグルグル部分は眉頭でした。直近でもワンピース1028話やワンピース1029話の段階でサンジの眉に変化は見られていません。これが一体何を意味するのか？
（ONE PIECE82巻 尾田栄一郎／集英社）
それはヴィンスモークファミリーの眉毛を見ると一目瞭然。例えば画像の両眉が見える【ヨンジ】が一番分かりやすい。端的に言うと、ジェルマ66の科学力を継承していると眉毛は「数字の66」を模したカタチになっているから。
だから右眉のグルグルは眉尻にあるんですが、左眉のグルグルは眉頭の方にあったりします。サンジの右目は新世界以降は隠れているものの、そちらの眉毛のグルグルはヨンジたちと同様に逆に眉頭の方に移動しているに違いない。
今回1031話でサンジは「もう体はウズかない。変化は終わりか」と語っているため、ジェルマの科学力が完全に覚醒し終わったからこそ、眉毛のグルグルも最終的に変化したと考えるのが自然でしょう。カタカナの【ウズ】も眉毛のグルグルを暗に匂わせてる気もします。
ワンピースは割と誤植も多いですが、今週1031話では一貫して「同じ眉毛」が描かれていることから、さすがに間違いとは考えにくいと思います。
一応、次のワンピース1032話の内容を予想しておくと、このままサンジとゾロがキングたちを倒す流れに入るのではないか？キングの血統も今後のストーリー上、何か大きな意味が隠されているのかも知れない。
コメント
DVの略す前、ドメスティック・バイオレンスってすごい必殺技っぽい名前ですよね、、