別冊少年マガジンで一番人気の漫画が『進撃の巨人』。2009年の連載開始以来、創刊されたばかりの別冊少年マガジンと共に歩んできたと言ってもいい。
この『進撃の巨人』のコミックス累計発行部数は、連載開始からわずか4年で2000万部を突破。2019年12月時点で全世界での累計発行部数は1億部を突破。ただ連載開始から12年目にあたる2021年4月9日に、『進撃の巨人』がついに最終回を迎えました。
そこで今回ドル漫では「進撃の巨人の最終回・最終話のネタバレ感想」を画像付きでレビューします。進撃の巨人の最後はどんなオチだったのか?以前から噂されていた赤ちゃんのラフ画の正体は誰だったのか?エレンは結局ラスボスだったのか?
最終回までのあらすじ内容
まずは進撃の巨人の「最終回までのあらすじ内容」を解説します。エレンたちがパラディ島を脱出してマーレ編が始まるまでの展開を簡単におさらい。既に知ってて興味がないという方は、下にズバッとスクロール推奨。
獣の巨人のジーク、超大型巨人のベルトルト、鎧の巨人のライナーたちを撃破したエレンたちは「ウォール・マリア」の奪還を果たす。エルヴィンを筆頭に多大な犠牲を払ったが、超大型巨人の能力は最終的にアルミンに継承された。
そして向かった先は、ウォール・マリア内のエレンの生家。父親のグリシャ・イェーガーが厳格に管理していた地下室を目指す。そこにはグリシャが残した3冊の日記があった。このグリシャの日記には「グリシャの過去」と「世界の残酷な真実」が全て洗いざらい書き残されていた。
ここで「進撃の巨人の世界観」は全てガラッと一新されます。
地下室の日記に書かれた世界の真実とは?
グリシャは壁外(パラディ島外)の「マーレ」という国の出身だった。そして、グリシャはエルディア人でもあった。しかしエルディア人はマーレ国で迫害を受けていた。何故なら、エルディア人は「ユミルの民」の末裔だったから。
1820年前、ユミル・フリッツは巨人の力を得る。これに目をつけた王はエルディア帝国を建設。死亡後も九つの巨人に能力を分け与えて、エルディア帝国が世界を支配した。ただ100年前に大国マーレは巨人の能力を7つ手中に収めたことで状況は一変。
マーレ国との巨人大戦に敗北したエルディア帝国のフリッツ王はその後、一部のエルディア人を引き連れて「パラディ島」に逃げ込む。ただし実際には後述するタイバー家と結託し、エルディア人同士の内紛に嫌気がしたフリッツ王がマーレからパラディ島に移住。
そしてフリッツ王は始祖の巨人の能力を使って、巨大な三重の壁を築いた。これが後のウォール・マリア、ウォール・ローゼ、ウォール・シーナだった。そして、壁にされなかった一部のエルディアの民の末裔が後のエレンたちになります。
ちなみに、フリッツ王はパラディ島に移住する際に「不戦の契」という条件を新たに生み出した模様。逆に言うと、それ以前の始祖の巨人には不戦の契といった制約はありませんでした。
グリシャたちはパラディ島に島流しにあうが…
しかし、パラディ島に行けなかった(世界に取り残された)のエルディア人の一部は「悪魔の末裔」と今度は迫害を受け続ける。この中に後に、エレンの父親となるグリシャ・イェーガーがいた。この理不尽な現状を嘆くグリシャはエルディア帝国の再建を目指す。
一方、フリッツ王家の中でもパラディ島に行かなかった貴族がいた。グリシャはその王家の末裔の娘と結婚し、そこで生まれたのがジークだった。ただジークの裏切りでグリシャといったエルディア復権派は、パラディ島に島流しにあってしまう。
でもグリシャはパラディ島で「エレン・クルーガー」という進撃の巨人の継承者と出会う。そして、壁内に侵入して始祖の巨人の奪還を託される。進撃の巨人の能力を得たグリシャは壁内でカルラと出会い、その後、エレンが産まれる。
そのためエレンとジークは父親が同じ「異母兄弟」という関係性になります。
エレンが最後に取った選択肢とは?
その後、パラディ島はマーレ国から派兵されたライナー、アニたちに襲撃され、ウォール・マリアは崩壊。グリシャは自らの進撃の巨人の能力をエレンに託して現在に至ります。ここまでの展開は進撃の巨人序盤の展開に繋がります。
しかし、ライナーたちは敗北。パラディ島から全ての無垢の巨人が掃討された後、ウォール・マリア外に壁外調査に出るエレンたち。そこにはアルミンがかつて語っていた「海」が本当に存在した。壁の向こうには海があり、海の向こうには自由がある…はずだった。
しかし、海を初めてみたエレンの表情に笑顔はなし。「向こうにいる敵を全部殺せばオレ達、自由になれるのか?」と指を指す先にあるのはマーレ国であり、全世界。果たしてエレンが取るべき選択肢とは?エルディア人(ユミルの民)と世界の運命は?
以上が「マーレ編までのあらすじ」にもなります。進撃の巨人の終盤の展開は意外と長ったらしいので、Amazonのプライムビデオなどで流し見するのもおすすめです。
進撃の巨人終盤はマーレ編
だから進撃の巨人の終盤の展開はマーレ編で大半を占めます。コミックスに置き換えると23巻から34巻までになります。
パラディ島から逃げ帰ったジークやライナーは、マーレ国が直面する戦争に駆り出される。何故なら超大型巨人、女型の巨人を失ったことで、周囲に敵も多かったマーレ国を侵略しようと諸外国が攻め入ってくる。
それでも鎧の巨人、獣の巨人の戦力は凄まじく、マーレは未だに攻略されずにいた。しかし同時に巨人の脅威を改めて見せつけることとなり、「世界的なエルディア人への憎悪」に更に繋がった。
つまり、ジークたちはマーレ国に対して忠誠を取り続けてきたものの、結果的にエルディア人への差別感情を解消することには繋がらなかった。かつてのエルディア帝国もマーレ国も結局は同じ穴のムジナ。巨人という強力な戦力と権力に溺れただけだった。
一方、世界的な技術革新によって、九つの巨人の戦力に対抗できるまで通常兵器は進化した。マーレ国の相対的な弱体化は、エルディア民族存亡の危機を意味していた。
マーレに乗り込む裏切り者・エレン
そこで立ち上がったのがタイバー家。九つの巨人の一つ「戦鎚の巨人」を持つ元エルディア帝国の貴族。これまでマーレ国の庇護下でぬくぬくと暮らしてきたが、戦槌の巨人を戦争に駆り出さなかったことで諸外国からの信頼は厚かった。
タイバー家は「不戦の契」のおかげで始祖の巨人に脅威はないと知っていたが、エレンが始祖の巨人を取り込んだことで状況は一変。タイバー家も動かざるを得なくなる。そこでパラディ島を仮想敵ではなく、「本当の人類の敵」に位置づけて世界に説得も兼ねた宣戦布告をする。
ただ傷痍軍人としてマーレ国に潜入していたエレンは、タイバーが演説する最中に襲撃。まさに「言葉による宣戦布告」を「蹂躙という宣戦布告」で即座にやり返す。しかし奇しくも、タイバーの思惑通りにパラディ島に全世界の敵意が向く羽目にもなる。
ジークとパラディ島の勢力は結託していたが…
一方、パラディ島の勢力はジークとそれ以前から結託していた。
何故なら、始祖の巨人の「真の能力」を発動させるには、王家の血筋を持つ巨人との接触が必要だったから。不戦の契を無効化させることができれば、地鳴らしを発動させることが可能。つまり「全てのエルディア人の命を守れるはず」とお互いの目的は合致。
パラディ島はマーレが諸外国と戦争を繰り広げてる間、ジークが仲介したヒィズル国のアズマビト家の助けもあって島内のインフラ整備を進める。ミカサなどかつての調査兵団も銃で戦うようになり、最新兵器も手にして兵力がアップしていた。
そのためエレンがマーレを襲撃した理由も「ジークをパラディ島に連れてくる」という目的もあった。この戦いに乗じてジークの死を偽装することで、マーレ側にパラディ島侵略を遅らせる狙いもあった。
しかしミカサ、ハンジを筆頭に、エレンの無謀な行動に諸手を挙げて賛成する者は少なかった。やはり始祖の巨人を奪われたら一巻の終わり。これまでもエレンの無謀な行動にミカサたちは振り回されてきた。
そこで最終的にエレンは投獄されてしまう。アルミンたちも同様、現在の暴走するエレンの「真意」を測りかねて疑心暗鬼に陥っていた。果たしてエレンは敵なのか味方なのか。
ただ事実、エレンはアルミンたちを裏切っていた。イェーガー派なるものを秘密裏に結成し、後に脱獄。ジークと本当の意味で結託していたのはエレンだけだった。
マーレ襲撃で全世界の敵意がパラディ島に向かう中、一刻も早く始祖の巨人の真の能力を手に入れる必要があった。
ライナーたちマーレ軍がパラディ島に襲来
一方、マーレ軍。ジークの死亡は偽装と気付いたマガト隊長たちは、全世界の戦力が集結する前にパラディ島を叩くことを決意。何故なら始祖の巨人の地鳴らしが一度発動されてしまえば、世界が結託しても意味を成さないから。
このマーレ軍の奇襲にライナーが登場。いつか来た道。再びエレン(進撃の巨人)とライナー(鎧の巨人)の戦いが勃発。
エレンは戦槌の巨人の能力を既に得ていたものの、二人の戦いは拮抗。また顎の巨人・ガリアードや車力の巨人・ピークなどが次々と加勢し、エレンは不利な戦いを強いられる。
しかし、ここでジークがようやく登場。
「よく一人で耐えたな。エレン。後はお兄ちゃんに任せろ」。
車力の巨人・ピークとマガト元帥の騙し討ちに引っかかるジークたちでしたが、ジークは最終手段の「叫び」を使う。既にイェーガー派の手引でジークの脊髄液を飲んでいたファルコ、ピクシスなどが一斉に無垢の巨人化して死亡する。
始祖の巨人の真の能力が発動
一方、顎の巨人・ガリアードはファルコを助けるために自ら犠牲となって死亡。その間にエレンはライナーの元から逃亡を図る。しかし、ここで待ち構えていたのがガビ・ブラウンだった。サシャを殺したライナーの従姉妹の少女であり、ライナーの従姉妹。
逃げ惑うエレンの首を撃ち落として一矢報いる。
ただジークは絶命寸前のエレンの生首を寸出でギリギリ捕まえた。前述のように、この始祖の能力を発動させるには「王家の血を引く巨人との接触」が必須。始祖の巨人を継承するエレン、王家の血筋を引くジークが最後の最後で交わった瞬間だった。
つまり、「始祖の巨人の真の能力」がここで引き出されることとなる。正確には「始祖の座標(始祖が引きこもる世界)」に到達する。
エレンが物語の裏で暗躍していた
つまり、これはエレンとジークの願いが成就した瞬間でもあった。
ジークの願いとは「全てのエルディア人から生殖機能を奪う」こと。巨人化できてしまうエルディア人をこの世から間接的に抹殺することで、この世から「紛争や差別の火種」を消すことができると考えた。
ただし、自由を求めるエレンの願いは別にあった。エレンは「こんなふざけた計画オレは到底受け入れられない。オレがこの世に生まれたからだ」とジークを突き放す。エレンは始祖ユミルに命令を出すが、ユミルは王家の血筋を引くジークの命令には逆らえない。
そしてジークは父親グリシャの記憶に遡って、エレンの思想を改心させようと試みる。でもエレンには何事も支配されない進撃の巨人の特徴があった。そこで今まで明らかにされなかった「進撃の巨人の真の能力」が発揮される。
進撃の巨人の「真の能力」は未来の継承者の記憶も見れること。すなわちエレンの記憶を過去の父親グリシャに投影させることができる。さながら「過去を改変する能力」とでも言えば正しいのか。
つまりは父親グリシャが取ってきた過去の行動は全て「エレンの支配下」にあった。そのため進撃の巨人のストーリー根幹には「常にエレンの意思」が介在していた形になります。まさにエレンは「裏ボス」としてずっと暗躍してた。
始祖ユミルの心の呪縛を解くエレン
一方、始祖のユミルはもともと2000年前にエルディア族の奴隷の一人に過ぎなかった。しかしながら、とある大木の根っこに落ちたことをキッカケに巨人化の能力を手に入れる。大地の悪魔と契約した過去はないっぽい。
巨人の能力を手に入れたユミルは、その後も奴隷としてエルディアの王にこき使われる。それでも「他人に求められること」に充足感を得ていたが、とあることをキッカケに絶望して自死する。
ユミルの巨人の能力は、マリア、ローゼ、シーナといった娘たちに能力は継承される。その後、2000年以上に至る現在までユミルの力は継承される。その間、ユミルは始祖の世界でひたすらエルディア民族のために一人孤独な作業(巨人を作る)を続けてきた。
これを知ったエレンは「オレがこの世を終わらせてやる!オレに力を貸せ!決めるのはお前だ!」とユミルを抱きしめる。
「待っていたんだろ?ずっと二千年間も誰かを」とエレンが優しく語りかけると、ユミルの眼からは思わず涙がこぼれる。この眼や口元の表情からは、奴隷ユミルの「2000年分の悔しさや怒り」も垣間見えます。
全世界の人間を一匹残らず駆逐する
そして、ユミルが最後に選んだ選択はエレンの夢。
エレンの夢とは「生まれ育ったパラディ島の人々を守ること。しかし世界はパラディ島の人々が死滅することを望む。すべてのユミルの民が殺され尽くすまで止まらない。この島の外にある生命をこの世から駆逐する」。
つまり、世界中の人々を皆殺しにすること。エレンの本心は「壁の外で人類が生きてると知ってガッカリした」でした。そのため思春期特有の破滅願望が体現されてるだけとも言えるのか。
まさに始祖の巨人の能力を得たエレンが「地鳴らし」を発動した瞬間だった。
壁に閉じ込められていた超大型巨人は全て覚醒し、パラディ島外に歩みを進める。一歩ずつ着実に命は根絶やしにされていった。
世界連合艦隊が一挙に集結するものの、いくら砲台をぶっ放そうとも無数の超大型巨人を前に為すすべなし。超大型巨人はスイスイと海中を華麗に泳ぐことも可能。まさに世界崩壊までカウントダウンが始まった。
一方、アルミンは破壊に突き進むエレンの姿を見て、「君のどこが自由なのか」と一言。果たして進撃の巨人の最終回はどんな結末を迎えるのか?
鳥と化したファルコが登場
始祖の巨人と一体化したエレンの巨大な背骨に乗り込むアルミンたち。ただエレンの本体は巨大な骨の中に隠されて発見できない。そのためアルミンは超大型巨人の能力で爆破しようと試みるものの、ユミルが具現化した九つの巨人に食われてしまう。
エレンは始祖の巨人の能力を継承したものの、あくまで指揮系統はユミルの意志に委ねられたままな模様。過去の九つの巨人の継承者たちを次々と具現化。ミカサやライナー、リヴァイたちに次々と襲いかかる。その中にはベルトルト・フーバーの姿もあった
旧九つの巨人のあまりの数の多さに雷槍も尽きかけそうになった中、現れたのがファルコとアニ。車力の巨人の能力を得たファルコですが、鳥に変身する。かつて回想シーンに鳥視点のものがありましたが、その伏線でした。
そしてリヴァイは「エレンのうなじを爆破」と「アルミンの救出」の二班に分かれて動くものの、ユミルが無尽蔵に量産する九つの巨人を前に苦戦を強いられる。
ユミルの道でアルミンとジークが出会う
一方、アルミン。
アルミンは「ユミルの世界」でジークと出会う。ジークは生命とは何か?という根源的な疑問をアルミンに解説する。あらゆる生物にとって生きる目的は子孫を増やすこと。それ故に種の絶滅は恐怖そのもの。それ故に、ユミルは「不死の世界」にひとり閉じこもった。
ただユミルの目的はジークには理解できなかった。何故初代フリッツ王の命令を2000年以上もの間、ユミルは守り続けたのか?でもエレンだけがユミルの考えを知ることができたからこそ、ユミルはフリッツ王の血筋ではなくエレンの抱擁を選択した。
ユミルの未練とは「初代フリッツ王(カール・フリッツ)に対する恋心」。前述のような憎しみはない。あまりに陳腐で考えたくなかったですが、確かにそれ以外の理由はなさそう。ネットではDVされてるホス狂いとユミルが表現されてて笑いました。
この「愛の苦しみ」から逃れるため、また不死の世界で独りいる寂しさから、始祖ユミルは全てのエルディア人と「道」という繋がりを強制した。
この道でジークはアルミンと会話する中で、かつてクサヴァーとの何気ないキャッチボールを楽しんでいた記憶をふと思い出す。「俺はずっとキャッチボールしてるだけでよかった」。懸命に戦うアルミンに最初は否定的だったジークの考えも変わる。
ミカサの「最後の選択」とは?
そしてジークがふと自分の背後を見ると、クサヴァーや父親のグリシャ、ベルトルトの姿があった。全てのエルディア人は過去も未来も含めて繋がってるからこそ、かつての仲間に力を借りて現実世界に一時的に蘇らせる。結果的に地鳴らしがストップ。
その間にエレンのうなじを爆破することに成功するも、エレンは簡単には死なず。超大型巨人並みのサイズで復活したエレンに対して、アルミンは「地獄が本当に好きなんだな!?エレン!?いいよ最後までとことん付き合ってやるよ!」と応戦する。
一方、ユミルの原型と思しき謎の光る虫が辺り一帯のエルディア人を全て無垢の巨人に変えてしまう。その中にはジャンやガビ、コニー、アニの父親の姿があった。久しぶりの再会に喜んだのも束の間、アニの絶望はひとしおだった。
この絶望的な状況にミカサは「私達の家に帰りたい」と頭痛が起きる。でも気付くと、ミカサはエレンと山小屋で過ごしていた。エレン曰く、全てを放り出して逃げ出した状況とのこと。いわゆるパラレルワールドっぽい雰囲気ですが、ミカサは最後に「いってらっしゃい」とエレンを送り出す。
この場面はまさに『進撃の巨人』1話目のそれ。エレンが最初に見た光景は「最終回のそれ」だった。
だから本来はこのままミカサが平穏無事な世界を選択していれば、再び『進撃の巨人』1話目にループしてる可能性もあった気もしますが、最終回で選んだミカサの選択は「エレンの死」。巨人の口の中に潜むエレンの首にめがけて、ミカサは最後に刀を…。
画像では写ってませんが、背後に微笑むユミルの姿が描かれてます。
エレンの「最終目的」とは一体何?正体は善人?
そして、ここからが『進撃の巨人』の真の最終話の内容になります。果たしてエレンがここまで暴走した理由は一体何だったのか?
結論から言うと、エレンの目的は「全世界の敵意を自分に向ける」ことにありました。自らを「全人類の共通の敵」に仕立て上げることで、結果的に全世界の融和を間接的に目論む。エレンがスケープゴートとなれば、パラディ島もマーレ国もエルディア人も一切関係なくなる。
戦後ドイツで例えるならアドルフ・ヒトラーに全て責任を押し付けて…というもの。エルディア人(ユミルの民)とマーレの関係性は、さながらユダヤ民族とドイツとの関係に近い。ここにヒィズル国という日本がモチーフの国も絡んでくるのも意味深でした。
さらに言えば、アルミンを筆頭にパラディ島の住民をエレンを倒した英雄に仕上げること。つまり、エレンの正体は「良い者(善人)」だった。良くも悪くも、二重三重で仲間を裏切りを続けていた。
ライナーたちによる一度目の襲撃の際にダイナ・フリッツがベルトルトを食べなかった理由も、実はエレンの操作による判断だった。もしあの場面でダイナ・フリッツがベルトルトを捕食していたら、アルミンに超大型巨人の能力は継承されなかった。
直後にダイナ・フリッツはエレンの母親・カルラを捕食してるわけですが、エレンは人類を守るために「自分の母親」を進んで犠牲にしていた。つまり、エレンの母親・カルラが死亡したシーンは偶然ではなく【必然】だったということ。
○ユミルも最後はフリッツ王の未練を断ち切った?
だからエレンはミカサに対して「お前なんか大嫌いだ」とほざいてましたが、実はめちゃんこ大好き。両者はまさに相思相愛の仲だった。
エレンも最後は「ミカサに男ができるなんてそんなの嫌だ。一生オレだけを想っててほしい!オレが死んだ後も10年以上は引きずっててほしい」と気色の悪い駄々をこねる。アルミンも思わずドン引き。ネットだと永遠にネタにされそうな場面。
でもミカサがエレンを殺すという選択をしたことで、エルディア人から「巨人化の能力」が全て消えてしまう。全世界から巨人が消え失せたということは「ユミルの消滅」も意味していた。何故ユミルは死亡したのか?
ユミルはフリッツ王を【愛する】からこそ止められなかったのに対して、ミカサはエレンを【愛する】からこそ止める道を選んだ。恋する乙女のユミルは「愛する男の遺志」に逆らえなかったものの、ミカサは「愛する男の意志」に逆らうことに成功した。
遠回しにミカサが「エレンの本当の遺志」を汲み取ったことが大きそうですが、ミカサの「力強い女性像」を見たユミルは最後呪縛から開放される。フリッツ王に対する未練もようやく断ち切れたからこそ、ユミルは最後の場面で微笑んだ。結果、全ての巨人も消滅した。
だから、【ミカサ】と「エレン」は【ユミル】と「初代フリッツ王」と対比してそれぞれ描かれていた模様。
エレンはずっと「対話」を続けていた
実はエレンはユミルの道を通してアルミン以外にも、他のメンバーの記憶にずっと干渉していた。そのため巨人化の能力が消えた今、それらの記憶が全て思い出される。そのためライナーやコニーは「お前ってヤツは」とエレンの自己犠牲に思わず涙を流してる。
アルミンはエレンに対して「対話しよう」とずっと主張していたましたが、実はエレンはそれまでユミルの道を通してみんなと対話し続けていたということ。あくまで「目的」の完遂のために悪役を演じたいエレンは、それらの記憶を封印していた。
ただ「余計なお世話なんだよ死に急ぎ野郎」とはアニ。死に急ぎ野郎というフレーズは『進撃の巨人』では有名なフレーズですが、ストーリー序盤から最終回の結末(エレンの最期)は考えてあったのでしょう。
一方、エレンはリヴァイとは対話してなかった様子ですが、この「呆れるほどおめでたい理想の世界」が訪れた結末にリヴァイも思わず涙する。
最終回付近でリヴァイは「エルヴィンといった元仲間が捧げた心臓は他の心臓を踏み潰すためにあったのか?」と自問自答し続けていた。でもハンジやエルヴィンといった魂(幻影)が目の前に最終的に現れて、「これで仲間の命が報われた」とリヴァイは柄にもなく涙を流す。
そしてこのリヴァイたちが命を賭して戦った戦争は、後に「天と地の戦い」と呼ばれます。
【最終回】天と地の戦いから3年後の世界は?
この天と地の戦いから3年後。
妊娠中だったヒストリアは既に子供を産んでいた。『進撃の巨人』最終回のラフ画が数年前から話題になっていましたが、その親子の正体はヒストリアだった。背後にいる男が旦那。詳細は判明してませんが、昔ヒストリアをイジメていた男の子とか。
パラディ島は地鳴らしが発動されてしまったため、ウォール・マリアといった巨人で作られた巨大な壁は既になく、誰もが望んだ「平らな世界」が実現されていたが、エルディアの歴史を知った人たちは「エルディア国」を新たに結成する。
そして、マーレ国を筆頭とした諸外国の猛威に立ち向かうため軍国化をおし進める。スローガンは「戦わなければ勝てない」。でもヒストリアはエルディア国の女王として、マーレ国の代表として遣わされたアルミンと和平交渉を行う。
アルミンたちは「進撃の巨人であるエレンを殺した者」として、マーレ国の英雄となっていたから。ジャン、ライナー、アニといった元調査兵団の仲間と共に、再びパラディ島に戻って「地道に対話」する。エレンがそうしたように。
鳥となったエレンが最後にミカサに会いに来て完結
一方、ミカサはパラディ島にいた。
何故なら、最悪の殺戮者・エレンの亡骸を埋葬する場所はパラディ島しかなかったから。そして、進撃の巨人1話目で登場した例の木にエレンを埋葬する。「もうすぐアルミンたちが会いに来るよ」とエレンの墓前に語りかけるものの、ミカサは孤独感にさいなまれるばかり。
涙するミカサの前に、そこに突如【謎の鳥】が現れる。そして、ミカサのマフラーを巻き直してあげる。『進撃の巨人』の本誌上の最終回はミカサが鳥となったエレンを見上げる場面で完結します。
この謎の鳥の正体は、実はエレンの生まれ変わりとされます。確かに翼は自由の象徴でした。また画像の鳥は「トウゾクカモメ」と呼ばれる渡り鳥。英語名は「Pomarine jaeger(ポマリン・イェーガー)」。『進撃の巨人』でずっと登場していた鳥もエレンだったっぽい。
エレンは謎のパラレルワールドで「オレが死んだらこのマフラーを捨ててくれ」とミカサに言っていましたが、本音ではミカサに忘れてほしくない。つまり「2000年後の君へ」という1話目のタイトルはミカサにあてたものだった可能性が高い?
「お前が始めた物語だろ」というフレーズが終盤ではしきりに使われていましたが、まさに進撃の巨人の物語は【エレン自身の物語】だった。アニメ版最終シリーズのOP曲「僕の戦争」というタイトルも「エレンの戦争」という意味合いが込められていた。
この最終回の原稿が書き上がったのも、エレンの誕生日と同じ3月30日とのこと。
【加筆】進撃の巨人 最終34巻 描き下ろしの内容は?
一方、コミックス最終34巻の最後には加筆された部分がありました。最近は『鬼滅の刃』の最終回を筆頭に最後はいろいろ加筆されることも多いんですが、『進撃の巨人』もご多分に漏れず。他にもミカサやユミルの描写も改変されていたりします。
ミカサが謎の鳥と出会った後のエピソードとして、「その後のパラディ島」が描かれています。立派な町並みから経済発展が進んでいる様子。エルディアの残党とマーレ国の融和が達成されたことは間違いなく、アルミンたちの努力が実を結んだのでしょう。
ここで面白いのが「ミカサのその後」も描かれていること。表情こそ写っていませんが、エレンの墓標に花を供えてることからも間違いないはず。
そのためミカサはエレン以外の誰かと結婚し、一児の母親になっていたことも判明します。年齢的に10年はエレンを引きずっていた可能性はありますが、左にいる旦那の後ろ姿を見る限り、どうやらミカサはジャンと結婚したっぽい。
まさに究極の寝取り。「よりによってジャンかよ」っていう気もしますが、進撃の巨人32巻の初めにジャンの妄想シーンが描かれているんですが、その時に写っている奥さんがミカサだった説なんてのもあります。
それでも死後、エレンのマフラーをした棺桶に入ってるミカサの亡骸も描写されています。既に50年60年は経過しているものと思われますが、マフラーはめっちゃキレイなまま。それだけ大事に扱っていた裏返し。ミカサのエレンに対する想いは死ぬまで消えなかった。
ちなみに、最後のオマケページでは「ちゃらついてるミカサ」も描かれています。清楚に見えるけど、中身は意外とイケイケギャルな感じの女の子とか作者はきっと好きなんでしょうか。エレンが寝取られるという発想も作者の歪んだ好みから?
エレンは「次の始祖の巨人」の始祖となる?
ただコミックス最終34巻では、パラディ島の更にその後の歴史も描写されます。
エレンの墓が立てられていた木の周辺は、高層ビル群が林立するなど現代文明レベルの近代化まで進む。その反面、戦闘機や移動式のミサイル発射装置といった近代兵器が高層ビル群を次々と破壊している光景も描かれています。
一体どこの国の兵器なのか、一体何が原因で戦争が起きているのかなどは不明。それでも近代兵器の破壊力は九つの巨人の比ではない。その結果、かつてのパラディ島に築かれていた華やかな文明も破壊され尽くして、高層ビル群の残骸が残るのみとなる。
巨人の脅威が消え去った後も、「人類の戦い」は終わらなかった。
1話目の木が「始祖の巨木」だった
そして、『進撃の巨人』の真のラストは謎の少年(杖をついてるから盲目?)が、エレンの亡骸が眠る巨木を見上げる場面で終わります。木の成長っぷりから果てしない月日の経過が読み取れますが、エレンの墓があった場所には「巨大な空洞」が確認できます。
つまり、ユミルが巨人の能力を手に入れた木は「エレンが進撃の巨人1話目で目が覚めた木」だったことが最後に判明します。隣に生えてる木の位置や構図も一緒。光る虫の正体も「かつて始祖の巨人の能力者の亡骸」だったとしたら、始祖の巨人もまたループする存在だった。
ミカサが最後消えゆくユミルに「おやすみなさい」と語りかけていましたが、始祖の巨人の能力はただ眠っているだけ。いつか再び起きる余地を残していた発言だった。
さながら「始祖の木」は何故大きくなったり小さくなったり変化している理由は不明ですが、もしかすると誰かに一度始祖の能力を継承する際に、エネルギーを奪われて小さくなる?逆に言うと、始祖の木は人々の悲しみや怨念を吸収して成長していた?
もしエレンは数千年の時を経て光る虫に変態すると仮定したら、今後エレンは「次の始祖の巨人」の始祖になるはず。ただ少年が引き連れている愛犬は、かつてユミルを追い詰めた獰猛な犬との対比。自ら世界平和のために犠牲となった始祖エレンがもたらす未来は明るい?
進撃の巨人の最終テーマは「ループする人間の愚かさ」
そのため作者・諫山創が最終的に言いたかったことは、「人類は何度でも過ちを繰り返す」という主張だった模様。確かに『進撃の巨人』0巻などを読むと、その際の初期設定は「地球環境(環境破壊)」などが大きなテーマでした。
人類が文明を発展させていけば、自然と軍事力も増していく。九つの巨人も結局軍事力の一つに過ぎない。天と地の戦いのあとパラディ島にいっときの平和は訪れたものの、凄惨な戦いも時間が経てば忘れ去られる。悲惨な歴史も一時的な教訓にしかならない。
『進撃の巨人』は北欧神話と関連付けた設定が多かったですが、巨人とは神が人類にもたらす「ラグナロク(終末の日)」のような存在と解釈するのが自然か。
だから、進撃の巨人の最終的なテーマは「人類は過ちを何度も繰り返す」という点に落ち着いたっぽい。パラディ島がマダガスカル島と瓜二つだった理由も、かつて今の人類も大きく遡るとエレンたちが生きていた可能性を匂わす演出だった?
マダガスカル島は【アフリカ大陸】に存在する。人類の始まりは【アフリカ大陸】からと言われています。まさにアフリカ大陸以外に人類がいなかった理由は【始祖の巨人がかつて人類を一度地鳴らして殲滅させた】からだった?
地球の歴史は40億年以上。その間に近代的な文明は一度も築かれてなかったと誰が証明できるのか?今の人類は「何度目かの高度な文明」を勃興させているだけなのではないか?人間の愚かさは何度でも実はループしていたとしても不自然ではない。
そう考えると、『進撃の巨人』の最終回は結局の所バッドエンドではあるのでしょう。
最低と評判の実写映画版『進撃の巨人』は実は最高だった?
そこで実写映画版『進撃の巨人』と最終回の類似点を考察しようと思います。
2015年公開の実写映画版『進撃の巨人』がかなり不評だったことは有名な話です。この映画版の内容は原作の設定と変えるなどツッコミどころは多いんですが、特に「恋愛要素」が妙に盛り込まれてた点に寒気を覚えた進撃ファンも多いと思います。
だから今回の進撃の最終回を読んでアレが頭に正直よぎった人も多そう。
でも逆に考えてみると、実写映画版の内容は一部の映画制作陣の暴走によるものではなく、むしろ最初から映画の制作陣には【進撃の巨人の結末】が伝えられていた可能性が高そう。三浦春馬の発狂した謎の演技も、エレンの唐突の駄々っ子姿と妙に重なります。
ただ実写映画版『進撃の巨人』が公開された当時は原作でもストーリーが進んでいなかったので酷評の嵐でしたが、最終回までの展開を読むと「ユミルを倒すために恋愛要素は必要だった」とは解釈できます。そのため何回か読めば納得できた進撃読者も多そう。
思い返してみると、エレンのミカサLOVEの伏線は「マフラー」を通して一貫して描かれていました。ミカサは「女の顔」を要所要所で見せており、その場面では常にマフラーが描かれていた。ミカサが可愛く見えた理由も、エレンの強い恋心を表していた。
ミカサのバトル描写がマーレ編以降の終盤で減っていた理由も、ミカサを「より女の子」として描きたい狙いがあったからなのかも知れない。それでも終盤はミカサの存在感が薄くなっていたからこそ、最終回で唐突に恋愛要素がブチ込まれた感が強いわけですが。
進撃の巨人アニメの歌詞は「結末」をネタバレしていた?
だから映画関係者以外にも、『進撃の巨人』のラスト結末があらかじめ伝えられていた可能性が高そう。その最たる例が「アニメのテーマ曲」。進撃の巨人アニメのテーマ曲や歌詞を読み解くと、どうやら最終回を予期するネタバレが多く含まれていた模様。
例えば、実写映画版『進撃の巨人』のテーマ曲はSEKAI NO OWARIの「ANTI-HERO(アンタイヒーロー)」でした。題名を日本語訳すると「反英雄」。つまり、エレンの終盤での最悪かつ最高の振る舞いを指し示してる曲名だった。
この曲は全編英語歌詞だったようなんですが、一部を日本語訳すると「俺は反英雄でいたい。君を自由にするためなら、みんなに愛されなくたっていい」とミカサのために自己犠牲を払ったエレンの行動がまんま描かれていたカタチ。
そもそも歌手の名前が「世界の終わり」だったのも非常に意味深。あえてアンタイヒーローと読ませていた理由も、歌詞の内容がエレンの終盤での行動に直接的に繋がっていたからか。
○紅蓮の弓矢で「捨てたモノ」はミカサへの恋心?
他にもアニメ曲で一番有名な「紅蓮の弓矢」の歌詞も『進撃の巨人』の結末を予言した内容でした。
例えば、【地に堕ちた鳥】という歌詞は、最後に鳥となったエレンを意味していたはず。【城壁の其の彼方獲物を屠る狩人(イェーガー)】も、壁の外にいる世界中の人々を屠ってきたエレンの終盤での行動をまんま予言してる。
【屍踏み越えて進む意志を嗤う豚よ】も最後の結末を読んだ後だと、エレンが「世界中の人々を殺してまでミカサたちを助けるために突き進んできた意志」と解釈できそう。
他にも【何かを変える事が出来るのは、何かを捨てる事が出来るもの】という有名な歌詞も最初はアルミンの言葉が頭によぎると想いますが、最後の最終回を読み終えた後では「エレンがミカサへの恋心を捨てることで得た世界平和」だったことが分かります。
その他諸々、進撃アニメの歌詞には盛大に結末(エレンの一連の行動)がネタバレされている模様。
【完結】進撃の巨人 最終回最終話 評価評判口コミまとめ
以上、『進撃の巨人』最終回・最終話のネタバレ感想でした。
『進撃の巨人』のラストの結末は、まさに「大団円」。作者はずっと『マブラヴ オルタネイティヴ』のような作り手の悪意を表現したいと言っていたため、「人類は何度でも過ちを繰り返す」といった人間の愚かさを描くと思ってただけに真逆の終わり方。
一応、描き下ろしの加筆された内容がそれに該当しますが、別になくても良かったかなって感じもします。「エレン個人の物語」と「人類全体の愚かさ」はテーマ設定が両極端。最後の加筆部分を読むと、結局どっちを本当に伝えたかったのか分かりづらい。
マーレ編以降は説明くさい内容が増えたので、そのまんま迎えた最終回を更に補強しちゃった感じもします。スッキリ度合いだったら、エレンとミカサの2人の恋物語のまま完結してたほうが良かったかも。その後の退廃的な終末を描いちゃったらエレンが死んだ意味もない。
それでも最後の加筆部分で、光る謎の虫の正体やループ説に対する解がふわっと提示されていたため、進撃の巨人の考察界隈にとっては「一定の区切り」があった最終巻ではあったか。0巻のテーマに戻るという意味でも、進撃のストーリーそのものもループしていたのでしょう。
だからネット上の評判はわりと荒れた最終回でしたが、個人的にはそこまで悪くはない最終回でした。『進撃の巨人』序盤の怒涛の面白さや問答無用にキャラが死んでいく理不尽な展開を考えると、拍子抜けするような最終回でもありますが。
コメント
エルディア族って元々巨人化する体質だったんですかね。
ユミルでなくとも、エルディア族が大木に落ちれば巨人化できた、ってことでしょうか。
いずれ最終回で明らかにされるのかも知れませんが、
謎の大木の正体、ユミルが選ばれた理由は定かになってません。
巨人化するメカニズムも地味に不明なままです。
確かに現状はエルディア人以外は巨人化できないので、
エルディア人のみが巨人化できる体質だった可能性はありそう。
これを理由にユミルが偶然選ばれた?
ただ進撃の巨人122話でユミルの過去編に入る前に
幼少期のクリスタ(ヒストリア)と姉?母親?が
「ユミルはいつも他の人を思いやってる優しい子」と会話してるんですよね。
ユミルは巨人化後も扱いはほぼ奴隷に近かったものの、
初代フリッツ王の「助けになりたい」という願望は強かったはず。
初代王の狙いとは「巨人の力を使ってエルディア人が世界を支配する」こと。
だから145代目エルディア王が「不戦の契」を100年前に作ったように、
ユミルも「エルディア族しか巨人化できない」という制約を
一番最初の段階で設けた可能性は考えられます。
エレンは敵か味方なのかまだ疑問ですね
エレンの最後も本当どうなるんでしょうね。
主人公ラスボス説が現実化するのかどうか。
アルミンが「君のどこが自由なのか?」と問うてましたが、
エレンが最後まで悪者として描かれるのかというと微妙な気も。
どちらかというと始祖のユミル・フリッツも含めて
「残酷な世界の被害者」といった雰囲気は強そうです。
エレンが悪になり世界に恨まれ、これを倒すために団結することでエルディア人が世界に受け入れられるという「エレン自己犠牲説」が自分の中で浮上してきたんですけど、そうするとループ説と繋がりにくいかなと思うし、最後どうなるんでしょうね…
まず、ありがとうございます。
アニメseason3から観始めたので、ついていくのやっとです。
一気にアニメを観ていても複雑すぎて???
ただでさえ登場人物や世界観が難しいのに
公開してない情報や伏線で頭グチャグチャしてました。
ものすごく解りやすい解説ありがとうございました。
そんな状態でアニメ観てても、新しい内容が入ってこなかったのですが
だいぶ頭がスッキリしたので、これからは集中して観ることができることでしょう。
ユミルは自死じゃなくて国王が暗殺されかけたのを庇って深傷を負って亡くなったんじゃなかったかな
記憶違いでしたらすみません
確かにユミルはマーレ兵の槍が刺さったあとに死亡してるんですが、
初代フリッツ王は「お前は槍ごときで死なぬことはわかっておる」
「何をしてる起きよ。起きて働け」などと語ってることからも、
ユミルは【あの程度】では死亡しないと思います。
ただマリア、ローゼ、シーナといった娘を孕んだ父親・フリッツの言葉に
ショックを受けて自ら消滅する道を選んだのではないでしょうか。
だからユミルに最終的にとどめを刺したのは「フリッツ王の言葉」。
フリッツの言葉のあとのページも「ユミルの血の涙」が
花びらに落ちてるようにも見えます。
いわば「精神的な死」ってところでしょうか。
ジーク死亡で地ならしが停止、しかしヒストリアの子をエレンが抱きしめる事で地ならし再開、ヒストリアの子に「 (壁外人類が絶滅する事で) お前は自由だ」かな?と予想。
ヒストリアの子が巨人化してないからダメか(⌒-⌒;
エレンというか進撃のキャラはみんな、善人悪人というデフォルメされたキャラというより善悪両方の面がある人間らしいキャラとして描かれてたから「エレンは善人だった」という書き方には疑問があるな
「壁の外で人類が生きてると知ってガッカリした」というのも、善悪でなくシンプルに壁の外への期待が裏切られてガッカリしてしまったという単純で人間的な理由なだけだろうし
荒れた?妄想かな?w
「…最終回ラフ画が数年前に話題になりましたが、その親子の正体はヒストリアだった模様」
これは、アルミンと地鳴らしの跡を見た後、グリシャが赤ちゃんエレンを抱いて「エレン、お前は自由だ…」の場面じゃないでしょうか?
荒れた?タイトルで釣るな
気持ち悪らすぎる脳みそ無垢の巨人ですか?管理人さん
エレンの優先順位は、
①巨人を駆逐する=巨人の力からの解放=自由
②ミカサ>アルミン>仲間>パラディ島の住民>自分の命=家族>>>世界の人達
→エレンは始祖と進撃と知性巨人の力で、過去と未来を観ることができ改変もできる
→巨人の力から解放する手段を発見する。理由はエレンにもわからないが、どうやらミカサ
が始祖ユミルを愛の苦しみを解放してくれる存在だと知る。
→エレンは、ミカサが何をするかわからないが、ミカサの選択がもたらす結果が、①②
につながるので、エレンは結果に行きつくために進み続けた。ってことか
で、巨人の力から解放される手段は、進撃の巨人の力は、未来の継承者の記憶を観ることができるが、エレンは、始祖の力で実験する中で、未来の継承者の記憶を観れなくなることに気づく。
巨人からの解放=継承者の記憶を観れない=自分の死 エレンは覚悟はできてたということだ。
その結果、優先順位の低い世界の人々は8割が踏みつぶされたし、優先順位の高い仲間であるサシャや調査兵団の死は、過去のエレン自身に必要なので妥協した。こんな感じでいいんか?
批判覚悟の上、この最終回はいただけない内容です。
1、進撃の巨人の使用者は記憶の共有ができるため、当初覚醒したエレンは調査兵団に潜伏しているライナー一味を知ることになります。この潜伏によってエルディアは甚大な被害を受け、エルビンやピクセスなど有能な指揮官がほとんど戦死したのです。エレンが将来の記憶(未来の歴史?)を変えたくないとしても不自然です。巨人化方法の究明に演技で手間を取らせたのかと。
2、地鳴らしで世界人口の8割も惨殺された以上、エレン一人で死んだって憎しみが終わるはずはありません。死んだ親子供の仇はエルディア人であることに変わりません。そもそも終末の戦いを目撃した人間はそんなに多くないですよ。せいぜい一部のマーレ人だから(そもそもトップはそんなに階級の高い人でもないし)、長年敵対したマーレは立場を変えてエルディア人の宣伝機関になるとは考えられませんね。普通に考えて、合縦軍です。そもそも戦犯エレンの首は?それがなければ終戦処理はスムーズにできるはずはありません。悪く言えば、WW2では夥しい血が流れ、両陣営とも気が済むまで殺し殺されたから戦争終結できたのですよ。進巨世界の残りの2割の人たち、まだ気が済んでいないから納得するはずはありません。
現実のリアルさと残酷さをストーリの背骨としてきた進撃の巨人の最終回としては、残念としか言いようがありません。
面白い
感動的❗️
バッドエンドじゃないのか。残念。
信者には悪いけど、正直言って期待外れ
期待値が高すぎたのは認める
138話までは楽しめたけど残りの伏線回収大丈夫か?と不安になったが結局これか…
良かったと言った人は一方的に信者扱いされ評価にカウントされないので、
結果無理やり評判悪いことにされてる気がする。
「人類は何度でも過ちを繰り返す」という人間の愚かさを描く完結シーンになると思ってただけに真逆の終わり方。
→どこを見てそう感じたのですか?
残りの2割の人々とエルディアの人々で将来的に再び争いが起きるであろうと予想される描写がありましたよ。
確かに全ての伏線が確実に回収された訳ではありませんでしたが考察の余地があると思いました。
多くの考察者さんの記事で納得した部分もありました。
荒れに荒れまくった最悪の最終回?
一部の批判だけを見てこのような事を、しかもタイトルにするのは他の方も言っている通り印象操作です。
気に入らなかったのかは知りませんが誤った情報の拡散はお辞めください…
パラレルとかループとか、勝手に考察していた事が正しいと思い込んでいて、それを前提という誤った解釈をしているように見える。ループとかパラレルなど、作中でもそんな話は出ていない。誤った解釈で批判するのはやめよう。
まんが何だからあれでいんじゃね~?って思う
大作の完結後には批判をする奴がいるが、ならお前のストーリー書いてみろよといつも思う。フィクションを完結するのは並大抵の思考回路ではチープなものになる。今回のストーリーは漫画史に残る大作ですよ。良い漫画を読めたことに御礼を。
フロックがあの時、一人だけ生き残ったのもエレンの仕業かな。
進撃の巨人終盤の流れが意味不明でしたけど
わかりやすくまとまってて勉強になりました
タイトルで釣るのはいかがなものかと思うけど、
ありがとうございました感謝感謝です
全てを捨ててミカサを1人残して死にゆく事を悔やんだエレンが死ぬ前に過去を改変した物語にスポットを当てられてたってことだね。本筋かと思ってた方がパラレルワールド。
逃げた物語のエレンが逃げなかった結末を作るために過去へポイント的に改変させ過去の自分をコントロールし仕向けていった。
ミカサが(違う対応をしてれば違った結果になったのだろうか)みたいな感じの思いがあった時の違う結果は恐らく逃げた未来。
逃げた未来のエレンが考えた計画を成し遂げたのが本編の物語
コミックス最終巻に描き下ろしはあるんかな
正直クソみたいな結末だった
実写映画版進撃の巨人と大差ない
進撃の巨人は序盤のほうは素直に面白かったんだけどなあ
ストーリー終盤は何回か読み直しても分からんことも増えた
こういう丁寧なサイトを読んでようやく理解できるかんじ
進撃の巨人は間違いなく名作マンガだけど
最初の怒涛の勢いが続いてればコミック2億部は固かったろうね
とりあえずアニメ版進撃に期待
作者自身「結末は考えてあるけど世間の反応を見ていると、考え直した方が良い気もする(意訳」と言っていたので
作者が当初考えていた結末と実際描かれた結末は少し違うものなのかもしれませんね
(連載作品が途中で方向転換すること自体は特に珍しくもないので批判の意図はない)
おもろかった
結局虫の正体がわからなかった、みたいな人いるけど、フィクションなんだからファンタジー的なことが解明されないのは当たり前じゃんね
物語中の大半の物事が説明されたせいで、一部がわからないと不機嫌になってるだけなんじゃないかい?
このサイトの最後の言葉でもう1話分云々ってやつだけど漫画ってだいたいこういうもんだろ 曖昧にするから考察のしがいがあって面白い
このサイトを書いた人さてはエアプだな?))
無難な最終回で拍子抜け とか言うなら自分でストーリー作ってみては?こんな完成度の高い漫画これから先そうそう出るもんじゃないですよ。
単行本読んでからこの記事書いてますか?加筆ページが諫山先生らしい終わり方で魅力的だと感じたのですが。
コミックス最終34巻の描き下ろし部分も追記しておきました。
ミカサは結婚してない説。ミカサが最後覚悟決めて、マフラー締めた時にミカサの中で愛が揺るぎのないものになったのではないのでしょうか?それがユミルからの呪縛の解放であり、エレンへの愛こそがミカサ自身が手に入れた自由であると思います。それがエレンのお墓での花言葉の意味に繋がると思います。ジャンの気持ちを受け入れたならば、マフラーと気持ちは大切に死ぬまでしまっていると思います。今まで観てきたミカサらしくないと思います。エレンが、ジャンに託したとかはミカサの気持ちを無視した、男目線だと思います。結婚が、幸せだと決めつける必要はないと思います。おばあちゃんミカサが一輪薔薇の花言葉は(あなただけ)ですよ。棺にユリらしき物があるので、花言葉は(純潔)です。答えが出ていると思います。子供はヒストリアの孤児院あるし、養子の可能性もあります。自分も養子なので。ミカサは決して孤独でもなく天寿を全うしたのであれば、エレンの望みも叶ったと思います。何回も見直して、自分がたどり着いた自分なりの考察です。
>通りすがりよりさん
僕にはその発想なかったです。なかなか面白いですね。
ジャンがエレンとの対話を思い出した時の、「・・・律儀なクソバカ野郎め」という言葉の解釈によりますかね。
調査兵団時代などのことについて素直な言葉を伝えたことに対してのセリフという解釈なら通る気がしますが。
めちゃくちゃ良い訳でもないけど叩かれるほど悪くない終わり方だったから、進撃の巨人関係でググるとこのタイトルの記事が検索トップに来るのは悲しいわ
物語として普通に楽しめた。叩くほどひどいとも思わない。
絶対ないだろうけど、やっぱり、ミカサとエレンが幸せに生きて終わるのが良かったなあ。
個人的にはMONSTERに近い読後感だった。
風呂敷は畳みきらず詳細はフワッとぼかし、その後の可能性を残り香として添える。そんな締め方でした。
コミック見て、うちの母も見たら、ジャンと結婚ないわ〜との事でした。子供出来て旦那がいるのに、花言葉が、4本で、一生愛し続けるです。1本だとあなたが運命の人だそうです。薔薇だと少し変わります。母いわく、そんな事出来ないって事です。できるとしたら、夫婦関係が、破綻しるそうです。ジャンすっごい、可哀想だし、子供も可哀想ですしね。
ハッピーエンドが見たかったな
自分も結婚せずに養子を育ててる描写なのかなって思ったけど…。マフラー巻いてる眠ってるコマもあるし。ジャン以外もいるので同期で来ているのでは。
エレンはマザコン、ミカサは姉的で母的
典型的プエルで草
最後のエレンはキリストだしプエルの世界まんまじゃん
どうりで自称ナンバーワンの政治系youtuberがどはまりするわけだ
日本の男の作者は本当にもうマザコンでダメみたいだな
34巻でミカサがエレンの首を刎ねてからキスで、巨人が消滅。先にキスしていればエレンがミカサ以外を全て殺して、二人だけの世界になっていたんじゃないかと思いました。ただエレンの寿命が短いから切ない…
自分達の子孫は繁栄出来たかもしれないけど、ミカサが選んだのはエレンが居ない世界。色々意見ありますが、私はこの結末好きです。
4本の花言葉が一生愛し続ける。1本の花言葉が運命の人はあなたです。薔薇なら少し変わります。セリフがないからこそ、ミカサの気持を表していると思う。大切なのは、ミカサの気持ちだと思う。最後までエレンへの愛でした。包帯もそのままだとすると、子孫に引き継いでいないのかもしれない。子供が手を添えてる描写ある。養子ならば、理解できる。ここまで、細かい描写見ると、ジャンの入る余地、ありますか?心はエレンで、体は、ジャンって、悲しいね。ただの種馬ジャン。
お世話になります。本日Amazon配信のアニメを最後まで見て、ファイナルじゃないじゃん!と悶々としていましたが、こちらのサイトを読解して肚落ちすることができました。ありがとうございました。深謝申し上げます。
あまりにも文章力が低い。
この駄文は読むに値しない。
もっと文章を書くお勉強をしましょうね。
愛する者との別れ、それを乗り越えようとする人間の強い意志!
孫が生まれたらミカサと名付けようと思いますw
テーマとしては、愚かさというより、漠然と人類の歴史の一幕、という感じを受け取ったけどね・・・。結局ループしそうなところが、また。
マブ◦ヴをパクったと作者本人が言ってたから、それ系だろうなとは思ってたけど・・・色々と想像できるようなことをほのめかすラストの作りを見るに、漫画ではルートを1本化しなきゃならんから、予想以上に最後は難儀したんだろうな。
正直、進撃の巨人のラストはイマイチやったな。
特にミカサぼっちエンドはしっくりこんわ。
完結してから全巻購入派だけど、購入対象から外れた。
単行本を購入してたのにラストが微妙なら
買わなきゃよかったと後悔しただろうし、
自分が完結購入派で良かったと思うね。
エレンがアルミンをかばって食べられた時に進撃の巨人が継承されてたら、
あんなに大勢死ななくても済んだかも…
アンタイじゃなくてアンチな
何で加筆で結末変えちゃったの?しかもntrって・・・・ないわ~。
今までのキャラやストーリーが台無しになった感が凄い
ミカサに関しては、キヨミもいるしヒィズル行くとかすればよかったのでは?
少なくても加筆でキャラ崩壊&死までの一生書かれるよりは全然マシだけど
想像の余地すらなくなってるじゃん
あ~あ、本誌エンドが好きだったのに・・・・。
エレンが故人ならそれはNTRとは言わないだろ
コードギアスのパクリ感が強い気がした、、、
簡潔にまとめると最後に入れたい情報を入れたって感じがありますね。
ミカサの話で終わったほうがシメはよかった気がします。
木の話、次世代の戦争の話は正直余計だったかも
ひとまずお疲れ様の一言です。
トラブルやらいろいろあったなか長年続けてきた完結させられたことがすごいと思います。
個人的にはあとづけだったとしてアイアムアヒーローのように何故か主人公をゾンビになりながらも守ろうとした最初の恋人さえ罵声を主人公に浴びせる意味不明な最終回よりはマシだったと思います。(何故人助けしてるのに気取り屋と罵倒するのか未だにわからない)
次回作あればまた頑張ってほしいです。
最後の最後でズッコケちゃったのが残念でしかない作品
加筆でキャラも物語も全てが茶番になる作品を見たことないです。
蛇足でしかないですね。ガッカリ感がパンパない。
(もっとも最終回の時から賛否や問題点はありましたが)
物語の締めって大事なんだと改めて思いました。
↑
追加
138話までは普通によかったし楽しませてもらいました。
エレンやミカサの死後、結局また戦争が起きてしまいエレンの眠る大樹に少年がやってきて振り出しに戻った…
私も最初はそう感じて虚しかったです
ところがよく見てください、少年は「犬を連れてやってきた」のであって始祖ユミルのように「犬に追われてきた」のではありません。
つまり不死の体を求める緊急性がなく、最後の少年は他の選択肢を取ることが可能なのです。たとえば排除ではなく共存のための力にするなど
始祖ユミルのころと比べると、何千年もかけてほんの少しずつ人類は進歩しているのだな〜と感じられて良かったです
正直エレンがミカサ達の敵側に回った時点でコードギアス落ちやろなとは思った
あとミカサがジャンと結婚した挙句子供までできてるのはちょっと引いた
島以外の人類を殲滅してしまった後どうなるのか?を見たかったのに
結局プロパガンダ的なオチに持って行くんだなぁ…と
加筆ページ私は神話っぽくて好きですけどね。ミカサが結婚するならジャン以外いないと思いましたし。エレンも本望だと思いますし。ていうかエレンとミカサ寝てないしNTRでもなんでもないんですが。
文章力てか日本語力低すぎ。
普通に大作。これが受け入れられないのは想像力や共感性、自分の人生経験に差があるから。この作品は紛れもない伝説。終わり方もこれがベスト。この終わり方に文句を言ってる奴は一体この作品の何を読んできたのか知りたい。
数十年たってもマフラーはめっちゃキレイなままって
たぶんジャンがあげた新マフラーに変わっちゃってるね
感動した!(T_T)
ANTI-HEROはアンチヒーローでは?
アンチが読めないレベルに学がないから、あんまり話も理解できなかったんだろうな。
理解出来ないからつまらないって頭悪すぎ。
進撃の巨人の継承者が王族に触れる事で未来が観れるって事でいいのかな。
グリシャはもともと王族のダイナと結婚してたし(ただ巨人化前の接触だったから断片的にしか視れなかった?)、エレンはヒストリアに触れた事で未来を視れたみたいだけど、それまでヒストリアに触れた事はなかったんかなという疑問はある。
あと、ミカサが視たパラレルワールドは、エレンがミカサに、お前は俺の何だと聞いた時に「家族」以外の別の言葉を出した時の世界なんかなと思った。
もしかして、王族へのキスが未来視の条件だったとか
触れるだけじゃなく
進撃キッズが細い腕で精いっぱいブーメラン投げに来てら^ ^
「壁の外で人類が生きてると知ってガッカリした」が良く分からん。
アニメの最終回が公開されないので良かった
よく「加筆のせいでエレンの死が無駄になった」とか「結局問題が丸投げ」とか言ってる奴いるけど、これを聞くだけで「あー、なんも理解してないんだなぁ」って軽蔑するわ。
まず、「エレンの死が無駄」とかゆう意味不明な非難に対して言いたいけど、エレンの目的ってなんだった?
エレンの目的は「人類から争いを無くしたい」なんてゆう王道主人公みたいな感じだったか?
全然違う。エレンの目的は「巨人(敵)を駆逐する事」と「仲間に幸せに生きてほしい」っていうシンプルなもの。
最終回を読むとこれがいずれも完遂された事がわかるはず。
ミカサはエレンの望み通り死ぬまで幸せだった。
この結末でなんで「エレンの死が無駄」なんてゆう言葉が出てくるのかねぇ。
次に「結局問題が丸投げ」とか言う視野狭窄を極めた寝言についてだけど、進撃の巨人において「人類の繰り返してきた過ち」ってのは「何度も繰り返す、決して終わらないもの」として描かれてきた。それはアルミン達が英雄になったからって一挙に解決される様な甘いもんじゃない。
そのレベルだったらタイバー家が英雄になった時点で解決されてたはず。
どんな結末を望んでた?
進撃の巨人において最終的に人類みんなで仲良しこよしでハッピーエンドなんて本気であると思ってたのかな?
最終回ではエレン達の物語のハッピーエンドと、進撃の巨人の巨人の世界としての(ある意味)バッドエンドが描かれた。
でもこれがベストでは?
エレンの目的は完遂されて仲間達はちゃんと報われる。でもそれが人類の争いを無くす事にはならない、「人類は過ちを繰り返す」っていう馬鹿にも分かるくらい丁寧に描かれたと思うんだけど。
最初から最後まで一本の筋を通して。
(なぜどちらかに絞らなきゃいけない?)
記事主は後者には該当しないかもしれないけど、前者にはガッツリ該当してるね。
エレンの死の意味も理解せずに上から目線で評論家を気取るのは不愉快極まりない。
まあこの記事に掛かればどんな作品の最終回も「〇〇の最終回がヒドイw」とかゆうどこぞの掲示板みたいなタイトルになっちゃうんだろうけど。
説明下手で草
記事主さんの記事を読みましたけど、批評家気取りで好きになれませんね。
いろいろな意見があるのは分かりますし、どんな感想を抱こうと個人の自由ですが、「自分は分かっている人間です」みたいな上から目線は受け入れがたいです(記事主さんが漫画やストーリー制作のプロならごめんなさい)。
ちなみに、私は進撃の巨人の最終回は好きです。
最後、少年は犬を連れてやって大樹にやってきますが、「人類は愚かな面もあるけれど、それでも少しずつ進歩していけるんだ」というメッセージに感じられて、希望を持てました。
うんち
ヒドいwのは閲覧数欲しさに釣りタイトル付けてるおめーだよクソ管理人