【ワンピース考察】20の王家まとめ!フィガーランド,ネロナ,ドンキホーテ,ネフェルタリ以外に誰がいる?【世界貴族全一族】

ONE PIECE(以下ワンピース)』の世界を牛耳るのが「世界政府」。この世界政府を800年前に樹立したのが「天竜人(世界貴族)」。彼らは世界の創造主とも崇められていますが、空白の100年の時代に巨大な王国を率いるDの一族を倒した貴族の末裔たち。

この天竜人は「20の王家」で構成されていました。

そこで今回ドル漫では世界政府を樹立した「20の王家」について徹底的にまとめてみたいと思います。現在判明している一族の数は?800年前に一体何が起きたのか?天竜人の中で一族間の格差やランクは存在するのか?

ネロナ一族

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(ONE PIECE1085話 ©尾田栄一郎/集英社)

まず最初の王家は「ネロナ家」になります。

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このネロナ家はワンピースのラスボスであるイム様の一族。ネロナの意味も「神」という漢字を分解したもの。仏をイムと読ませるノリと同じ。まさに、神 of 神がネロナ家。

だから天竜人の上下関係については改めて後述しますが、20の王家で最も権威がある一族の可能性が高そう。

実際、イム様はオペオペの実の不老不術を受けた不老不死とほぼ確定しています。現在の強欲な天竜人の性格を考えると、一人だけ不老不術を受けさせることは素直に看過しないはず。しかし、ネロナ一族が圧倒的な権威を誇っていれば別。

何故、20の王家の中でネロナ家だけがここまで大きな権力を得ているのかなどいずれ明らかになるでしょう。

イーザンバロン一族

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(ONE PIECE1086話 ©尾田栄一郎/集英社)

続いての王家は「イーザンバロン家」。

イーザンバロン家は五老星のイーザンバロン・V・ナス寿郎を輩出している一族。20の王家の中にワノ国は含まれていないはずですが、何故かナス寿郎という和名を名乗っている不思議。

天竜人は800年前から純粋な血統が維持されているかと思いきや、どこかで下界の民との接点も垣間見えます。だからイーザンバロン家は五老星を輩出しているだけあって由緒ある一族だと思いますが、20の王家でも異質な存在と言えそう。

ジェイガルシア一族

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(ONE PIECE1086話 ©尾田栄一郎/集英社)

続いての王家は「ジェイガルシア家」。

ジェイガルシア家は五老星のジェイガルシア・サターンを輩出している一族。

シェパード一族

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(ONE PIECE1086話 ©尾田栄一郎/集英社)

続いての王家は「シェパード家」。

シェパード家は五老星のシェパード・十・ピーターを輩出している一族。ミドルネームの十(数字の10)の意味は全く不明ですが、エリザベス3世やエドワード5世のように「10代目」という意味で使われているのかも。やはり20の王家の中では少し異質と言えます。

トップマン一族

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(ONE PIECE1086話 ©尾田栄一郎/集英社)

続いての王家は「トップマン家」。

トップマン家は五老星のトップマン・ウォーキュリーを輩出している一族。

マーカス一族

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(ONE PIECE1086話 ©尾田栄一郎/集英社)

続いての王家は「マーカス家」。

マーカス家は五老星のマーカス・マーズを輩出している一族です。だからネロナ家、イーザンバロン家、ジェイガルシア家、シェパード家、トップマン家、そして、このマーカス家が20の王家の中でも抜群に格式が高いことが想像できます。

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(かいじゅうたちのいるところ)

イム様と五老星の関係性は世界的に有名な絵本『かいじゅうたちのいるところ』をモチーフにしていると言われます。そのため空白の100年で20の王家を率いていたリーダーがネロナ家、その直属の5名の部下が五老星の一族だった可能性を個人的には予想してみる。

フィガーランド一族

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(ONE PIECE1086話 ©尾田栄一郎/集英社)

続いての王家は「フィガーランド家」。

フィガーランド家は神の騎士団の最高司令官であるフィガーランド・ガーリングを輩出している一族。また四皇赤髪のシャンクスもフィガーランド一族とされます。

フィガーランド・ガーリングは後述する同じく天竜人のドンキホーテ・ミョスガルドを処刑するなど、20の王家の中でも五老星に匹敵するほど地位が高い一族であることが読み取れます。そのため神の騎士団の他のメンバーも、おそらく地位が高い20の王家出身なのでしょう。

かつてガーリングはロックス・D・ジーベックが敗北したゴッドバレーで活躍するなど実力は折り紙付き。赤髪のシャンクスがムダに強い理由も、フィガーランド家という血筋を引くからか。

そう考えると、天竜人≒弱いという発想はワンピース読者の大いなる思い込みなのかも知れない。実際、後述するチャルロス聖も身長は230cmと意外と大きかったりします。

ロズワード一族

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(ONE PIECE90巻 ©尾田栄一郎/集英社)

続いての王家は「ロズワード家」。

ロズワード家は天竜人の中で一番最初に登場した一族になります。ロズワードとしか紹介されていませんが、いまいち信憑性がないビブルカードでは「名門ロズワード家」と表記されていることから、これはどうやら名字でした。下の名前も本来は用意されているはず。

ただし情報源が情報源のため、今後変更される余地はあるか。

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(ONE PIECE90巻 ©尾田栄一郎/集英社)

ロズワード家にはおなじみのチャルロス聖がいました。これでもチャルロス聖の年齢が24歳という事実に思わず笑っちゃいますが、そのため本名はロズワード・チャルロスでした。他にもその妹のロズワード・シャルリアなどもいます。

特徴的な語尾(ごび)やねっちょりした喋り方など、見た目も中身もブサイクだった典型的な天竜人でした。

ドンキホーテ一族

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(ONE PIECE90巻 ©尾田栄一郎/集英社)

続いての王家は「ドンキホーテ家」。

ドンキホーテ一族にはオトヒメ王妃によって改心させられたミョスガルド聖がいました。人間的に成長するに連れて、「だえ」だった語尾もまともな喋り方に変わっていました。しかし、魚人族をかばった罪で前述のフィガーランド・ガーリングに既に処刑されています。

○下界に降りた数少ない天竜人

一方、ドンキホーテと聞いて思い出されるのは、やはり元王下七武海のドンキホーテ・ドフラミンゴでしょう。

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(ONE PIECE76巻 ©尾田栄一郎/集英社)

このドフラミンゴの父親・ホーミングは33年前に下界に降りています。その後、下界の民から壮絶な嫌がらせを受けるものの、あくまでドフラミンゴたちはドンキホーテ一族の一部に過ぎません。確かに王家の数が18に減っているわけではないので、天竜人の人数は想像以上に多そうです。

ただドンキホーテ一族は空白の100年以前はドレスローザ王国を支配していました。結果的にその末裔のドフラミンゴが800年後に再び支配し直すわけですが、必ずしもドンキホーテ一族の本家というわけでもなかったのか。

不明

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(ONE PIECE60巻 ©尾田栄一郎/集英社)

続いては20の王家に該当するか不明ですが、革命軍サボを攻撃した天竜人に「ジャルマック聖」がいました。詳細は不明ですが、もしかすると20の王家の一つに該当するかも知れない。

ただ五老星の名字が全て判明した今、20の王家(天竜人)の存在感が増しているため、ジャルマック聖のようなモブ天竜人は既存の王家の一人と考えるのが妥当か。

ネフェルタリ一族

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(ONE PIECE1085話 ©尾田栄一郎/集英社)

続いての王家は「ネフェルタリ家」。

ネフェルタリ家はアラバスタ王国を800年以上前から統治している一族。空白の100年が終わった直後、当時アラバスタを率いていたネフェルタリ・リリィは天竜人(世界の創造主)になる道を捨てて現在に至ります。

これはネフェルタリ家がDの一族だったことも関係しています。空白の100年の戦いは20の王家 vs Dの一族という構図だったので、ネフェルタリ家が置かれていた立場がいまいち解せないものの、リリィ女王はポーネグリフを結果的に世界中にバラ撒いたりしています。

20の王家でもネフェルタリ家はストーリーで大きな鍵を握る存在と言えるでしょう。

考えてみると現在でこそ19の王家は聖地マリージョアにまとめて暮らしているわけですが、800年以上前は各々に統治していた国があったはず。そのためネフェルタリ家以外の王族がかつてそれぞれ支配していた国の名前もいずれ明らかにされるかも。

20の王家にも階級や格差が存在?

以上、2023年6月時点で20の王家の内、ちょうど半分の合計10個の名前が判明しています。だから残り10の一族がいずれ遅かれ早かれ判明するでしょう。特に神の騎士団のリーダーが天竜人と判明した今、残る8人のメンバーは未登場の10の一族から選ばれているに違いない。

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(ONE PIECE1086話 ©尾田栄一郎/集英社)

一方、ミョスガルド聖(ドンキホーテ家)は神の騎士団のガーリング(フィガーランド家)によって処刑されていました。どちらも同じ世界の創造主である天竜人でした。いくら殺害犯が同じ天竜人であっても、何故天竜人殺しが不問にされてしまうのか?

これは20の王家の中にも「絶対的な上下関係」がおそらく存在するから。王国と一言で言っても、経済規模や軍事力の違いは存在します。これは現実世界もワンピースの世界でも同じはず。国力の差が王族同士の階級やランクに繋がっていたとしても不自然ではないはず。

○天竜人の「特徴的な格好」は下位の一族の裏返し?

実際、イム様は20の王家の一つ(ネロナ家)だったことから、王族同士にチカラの差がなければイム様が別格扱いされる理由がない。

例えば、チャルロス聖やミョスガルド聖を見ると、「奇天烈な髪型や服装」が目を引きますが、これこそが「下位の王族」の象徴だったのかも知れない。画一的な見た目は、まさに不自由の証。強制的にあの変な格好をさせられていると考えたら、王族としての格落ち感が一気に出てきます。

あの特徴的な喋り方も、上位の王族と下位の王族で受ける教育レベルが違っている裏返しか。ミョスガルド聖も徐々に人間的に成長するに連れて、「だえ」といった特徴的な語尾も消えてまともな喋り方に変わっていきました。

だから20の王家を大まかに順位付けすると、①イム様②五老星③神の騎士団④その他の天竜人といった感じになりそう。

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